SCAT/くちずさむねこ(2007)

 

トータル・リコール(2012)(2012年【米・カナダ】)

オリジナルのシナリオをほぼそのまま使って、プロダクトデザインは40年代パルプSFから21世紀SFへのイリュージョンを図ったのね。
おかげで話を追うのに汲々としてこぢんまりしちゃったんだけど、良しとします(地球のコアをいつ溶融させるのか楽しみにしてたのになあ)。

やはりこういう作品にコリン・ファレルは向かないと再認識。ディック映画はハリソン・フォードとかシュワとかベンとか、大柄で間抜けヅラできる俳優が似合うんだよなあ。今ならそう…ヒュー・ジャックマンとかクライヴ・オーウェンとか? 異論はおありでしょうが。

キャラのリストラ度の異常に高い映画でもありました。まさかのシャロン・ストーンとマイケル・アイアンサイドの合体なんていうキモいモノが観れるとは。他にも合体キャラ多数。
個人的には、前作のやや弱点気味だった「ホテル・リッツ前のトランクの男」にスポットライトを当てたシナリオにシビレました。ていうかホントにオリジナルからの無限の小ネタ拾いの映画なんだよなあ(セリフの微妙な違いもシビレるよ!)…世界に「トータル・リコール」通が何人いるか知りませんが、とりあえずオイラのために製作してくれてありがとう。
評価:7点
鑑賞環境:インターネット(字幕)
2013-07-18 00:38:20 | 実写作品 | コメント(0) | トラックバック(0)