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マチェーテ(2010年【米】)続編公開を機にiPad鑑賞。
見る前は何となく、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』のメキシコ版みたいなやつを想像してたんだけど。なんだこのロドリゲスならではの過剰な安定感(笑)! この手のグラインドハウス系バイオレンスって、個人的に『ザ・グラディエーターⅡ ローマ帝国への逆襲』が頂点だと思っている(だからこそいまだにティムール・ベクマンベトフ信者さ!)ので、点数はアレの半分ってとこで。あ、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』の半分でもあるね。 『デスペラード』の時のダニー・トレホのイメージが強くて、ムダのない動きの殺し屋がビシバシ仕事しまくって窮地を脱してく…みたいなのを想像してたんだよね。現実はマチェーテのワイルドっぷり/頭の悪さばかりが強調されてるのと、周囲の人間関係の整理に時間かけまくってるのでスカッとしない時間が長く続きます。 唯一、「人間の大腸は身長の10倍もあるんだよ~」っていう医者のくだらないウンチク話を、すぐ後で戦術に活かすシーンが良かったかなぁ。 あとマチェーテの絶対の安心感の影で、兄貴の決死のガンバリが泣かせますね! デ・ニーロ上院議員の悪運の強さは笑っちゃいますね! セガールの太りっぷりには愕然としましたね! …てなとこで。続編は数年後にiPadで観ようっと(苦笑)。 |
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