12.内容が現代にも通じるものだけに、たそがれよりは共感できます。でもそれだけかなあ。 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-12-29 00:55:58) |
11.《ネタバレ》 ちっちゃいな。スケールも。漢も。おっきいのは妻の愛だけ。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-15 00:33:03) |
10.今回も最初から最後まで波乱一切ナシ、非常に分かりやすい(逆に言えば単純過ぎる)映画でした。ただ作品自体は、どうしても『たそがれ~』『隠し剣~』よりさらにこぢんまりした印象です。主役のインパクトもどんどん小さくなってるし、最後に戦う相手がどんどん小物になっていくのも問題。今回のなんて『たそがれ~』の大杉漣と同格だし。あとあまりに狙い過ぎなあのラスト、僕もどうかと思います。『隠し剣~』のラストも個人的にはヒドいと思ったが、これはそれ以上。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-04-21 21:40:56) |
9.キムタク主演の時代映画ということで、どのような味を出してくれるのか興味を持って観た。盲目になってからの木村の演技は思っていた以上に良いものだった。が、ストーリーは至ってシンプルなゆえに、にじみ出るような奥深さの表現や人間味の表現が重要なのは言うまでもない。木村は残念ながら表現でききれていないというのが率直な感想。主人公が若い武士という設定だが、萩原聖人や浅野忠信あたりのほうが、奥深さや味を表現できたのではないか、、、とさえ思えた。この映画での見どころは笹野高史の渾身の演技に尽きる。 【ぱたぱた】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-02-12 23:28:11) |
8.キムタクは悪くありません。立ち回りとか、東北弁とか、憔悴した姿とか、しばしばキムタクであることを忘れさせてくれるほど熱演していたと思います。ただ、どうしても「ジャニーズのキムタク」という色眼鏡で見られるので、正当な評価は受けにくいかもしれません。これがキムタクの最大の武器であると同時に、一生背負わされた十字架なんでしょう。映画の中身は地味&予定調和ですが、まあこんなものか。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-20 15:44:15) |
7.《ネタバレ》 別に悪いところはない。しかし”衝撃のラスト”であったり、”大どんでん返し”といったコピーの作品に慣らされている最近の映画の中では、全てが完全に予定調和の中で終わってしまうので観終わった後の物足りなさが相当残ります。また悪役がもっとドロドロとした薄汚い悪役らしさが出ていればよかったのですが、そこも「武士」らしい最後を用意してあげたせいで、単なる情実絡みの決闘っぽくなってしまっているのが勿体無いですね。 【TINTIN】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-01 20:48:01) |
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6.ストーリーとしての起伏がなく最後の30分まで退屈。話自体よくある話で・・;;笹野氏と桃井氏(かな?)の役が面白かったけど、、それだけ。キムタクはTVドラマほど大根じゃなかった。 【Mari】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-12-31 10:44:38) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 アイドル出身(現役)は若さ・カッコよさが命なのか、キムタクも悲しいかな年相応の大人の風情がただよわず最初の頃は夫婦より姉弟に見えてしまった。「姉上・・」って感じ。 少年っぽい表情が時々出るのよね。プライドを傷つけられた怒りの目はまあ頑張っていたと思うけど下級武士の生活の侘しさとか想いはどうかなあ・・。 加世と徳平はよかったけど。 【木村家の娘】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-10-26 20:51:54) |
4.《ネタバレ》 キムタク、頑張ったと思うけど時代劇が似合わない・・・。しゃべり方もやはり現代風に感じる。話も悪くないけど、良くもない。もっと説明減らしても良かったかなぁと思う。毒見薬の同僚(?)なんてしゃべりすぎだし。トクヘイも、もうちょっと無口で良いと思う。妻はなかなか良かった。 【にゃ~】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-06-23 00:40:18) |
《改行表示》3.山田監督の藤沢シリーズも早くも「男はつらいよ」の領域にきたような・・・ 見慣れた風景、観ていて安心、観賞後爽快、美しきマドンナ。ここまできたら、「めざせ、水戸黄門!」 でも、監督には山田一家を離れて、たまには意欲作を作って欲しいような・・・ 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-03-31 03:03:26) |
2.《ネタバレ》 いろいろと細かな不満はあるんですけど、なにが一番気に入らないかって、敵役の島田藤弥のキャラクター設定が、私が時代劇のヒーローとして愛してやまない柳生十兵衛のその祖父、石舟斎を祖とする「柳生新陰流」の「免許皆伝」ってとこなんですよね。これって原作がどういう設定なのかはちょっと解らないんですけど(近々読もうとは思ってるのですが・・・)、はっきり言って「新陰流」とは、失明した人の奥さんを騙して手篭めにしてしまうような、鬼畜にも劣る人間に皆伝されるほど生半可な流派じゃないのでは??って思うんですよね(あくまでイメージ的な物ではありますが、そのイメージが時代劇には重要なんじゃないかと・・・)。それにあんな非道なことをする人間が、たった一人で決闘の場に挑んでみたり(自分だったら金に物言わせて、浪人雇って斬らせる)、あるいは屋根の上から奇襲するような姑息な手段を使ってみたり(仮にも免許皆伝なんですよね??)、かと思えば腕を切られたぐらいであっさりと切腹してみたりと(そもそも潔く切腹するようなキャラとしてなんか描かれていないだろ)、なんだか人物像がメチャクチャなんですよね。そう考えると、これってただ単にキャラクターに「箔」を付けるためだけに「新陰流」の名を安易に用いたのでは??なんて邪推してしまって、時代劇ファンとしてはいささか憤りを感じてしまいます(そもそも坂東三津五郎さんにこの役を演じさせたのも、キャスティングの失敗だったんじゃないかと・・・)。いずれにせよ「たそがれ清兵衛」で時代劇に目覚め、その後何十本もの時代劇をむさぼるように観まくった自分にとっては、山田監督の藤沢周平三部作のラストを飾る作品としては、いささか残念な出来だったように思います。 ※追記:原作を読みましたが、やはり新陰流の表記は無いようです。例え主人公が盲目の剣士であったとしても、製作側の人間にまで盲目にはなって欲しくない物です。 【ぶらき】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-04 00:39:34) (良:2票) |
1.「隠し剣鬼の爪」は「たそがれ清兵衛」の二番煎じでしかなかったので、キムタクを迎え、これまでと多少路線を変えた本作こそが真価を問う作品になると思いますが、今回は山田洋次の目指してる(らしい)「リアリティ」を感じられない仕上がりになってます。美術や下級武士の生活・所作等はこれまでの水準にありますが、キムタクは三村新之丞ではなく完全にキムタクのまま。そして、盲目の剣士が果し合いに臨むという設定以上にリアルさを感じられないのが、脚本から「めくら」という言葉がスッポリと抜け落ちている点。これは「リアリズム」よりも「地上波放送」を優先した為に他ならない。山田監督レベルの「巨匠」でも、こんな大人の事情に抗えない邦画界が情けない。やはり「たそがれ~」は奇跡的な作品でした、5点献上。 【sayzin】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-04 00:05:15) (良:1票) |