34.ユナイテッド93を先に見ていたので、どうしても比較してしまう所はあった。このストーリーは実在のものであり、下手に脚色をできないデリケートなものだともわかる。でも、最後にハッピーエンドを迎える作りには嫌悪感を覚えるほど、瓦礫の下での見ているのも辛くなるようなシーンだけが胸に訴えてきた。もう一度言う。デリケートな題材ではあっただろうが、作る意味は何だったのだろうか?テロに屈しないアメリカを表現していることは理解しつつも、国籍の違う人間には多少退屈ではあった。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-15 01:15:40) |
33.映像がリアルでした。人間の生命力はスゴイなぁ~。 9・11の映画としてはユナイテッド93の方が良いと思います。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-02 16:33:18) |
32.あの日流れてきた映像にショックを受けて、はじめリアルな出来事と思えなかったので、こりゃ見なきゃいけないなと思ってみてみたけど・・・インパクト小。静かな映画ですね。大けがしたときは寝ちゃいけないのね。あと、命が危険にさらされても、愛想とユーモアは忘れちゃいけないね。 【●えすかるご●】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-02-12 00:19:19) |
31.やわなイメージがあったニコラス・ケージがよく警官に化けたことにまず感心。その他で感心したのは、ビルが崩れかけた時にニコラス・ケージが扮する偉いおまわりさんが「エレベーターのところに避難しよう。あそこがビルの中で一番頑丈だ!」と叫んで助かったという顛末くらいでした。あの事件で亡くなった三千人前後の人のそれぞれにあの日、その場所に行かなければならなかった必然があり、九死に一生を得た人のそれぞれに教訓になるような知恵を含んでいたり感動を呼ぶ物語があったはずなのですが、すごい知恵や勇気の証だとも思えない(失礼)警官が助かったこの話だけをクローズアップするのはフェアではないです。あるいは世界貿易センターの事件とは関係なく、壮絶な生命への執着の物語として捕らえてもよかったはずなのに、それにしても描写不足といった感じがします。個人的には、世界貿易センターに関して、社員が一人一本ずつミネラルウォーターのペットボトルを持参して避難した会社があり、そのボトルのリレーのおかげで大やけどをしながらビルの高層階から、警官か消防士に背負われて生還した人がいるという話が、知恵プラス人情物語として特筆されるべきだと思うのですが、こんな話は映画にはなりませんよね。助かった二人の警官の奥さんが二人とも美人すぎて嘘っぽいです。平均点に変更がないような点数を献上。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-08 13:36:00) |
30.この映画で何を伝えたかったのか、いまいち良くわからない。 リアルな映像で飛行機がビルに突っ込む様子や崩落する状況、人々が転落し屋根にたたきつけられる音が残っているのに・・・。 このレベルでは、あえて映画化することはなかったのでは?と思う。 体験談を提供した方たちには素直に敬意を表するが、映画化を決めたハリウッドは「話題性の高いネタに飛びついたハイエナ」としか思えない。 【カナ】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-09-15 00:34:20) |
29.愛かぁ。私もあんなに想ってくれる旦那が欲しい |
28.なんでことあと他国にミサイルをぶっ放す気になるのか、疑問でならない。 【PPOSSTU】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-09 01:55:37) |
27.作品自体はシンプルかつコンパクト。べつに「911」が素材ではなくてもいいんじゃないかと思えるほど、ありふれた“感動物語”です。そこで思うのは、およそO・ストーンの作品らしからぬということ。従来の彼なら、もっと政治的なドロドロや現場のグログロを大胆に描いていたはず。鬼才も歳をとって巨匠になっちゃったということか、それとも撮影の舞台裏にこそ政治的なドロドロが働いたのか。米国の将来なんかどうでもいいが、彼の今後の活動はいささか気になります。 【眉山】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-26 00:38:59) |
26.助けに行ったのに助けられてどうするんだよ~と観終わって誰もがそう思ったと思います。感動する所は感動するが全く毒気がなく、丸くなりすぎたオリバー・ストーンにただただ失望した。 |
25.まあまあ良かったけど、その後の戦争や、そこで消えていった多くの命を考えると複雑な心境に...。 【さや】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-08 00:48:34) |
|
24.思っていたのとは少し違うストーリーだったけれど、実話だしこれはこれで良かったのかも。 【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-25 15:43:35) |
23.盛り上がりに欠けるけど、やはり感動するところは感動する。 【miso】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-07 22:03:32) |
22.オリバー・ストーン監督..カメラワーク、撮影に関しては、さすがに一級品でしたね~ すばらしい! ストーリー構成も、欲張り過ぎになるところを “ピンポイント” で、押さえるところは押さえて、良くまとまっていました..まったく予想していなかった内容でしたが.. 元海兵隊だったあの若者の行動は、実話なんでしょうね~ 感動しました(涙)、美談として最高です..ユナイテッド93とは、また違った切り口で、なかなか良かったのではないでしょうか..この手の作品を創るのは、とても難しいことだと思います..ましてや、起きてまだ日が浅いし、アメリカにとって “歴史的大事件” ですから... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-08 16:48:41) |
21.驚くべきほど視野が狭く凡庸なドキュメンタリーフィルム。この事件全体で報告書がつくられたとしたらそのなかの1%も描かれていないと思われる。 【俵星現場】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-05-06 23:10:35) |
20.イスラムとアメリカの話をまったく横に置いといての話は物足りない。 悲惨な事故の現場ドキュメントでは、見ていて飽きてしまったのが本音。 内容も起承転結で言えば映画の7割が「承」で起と転結があまりにも短く さらには事故のドキュメントからいつの間にかヒューマンドラマになってたって感じ。 誰に何を伝えるつもりなのか? 「家族がいるから生きられる」というには 題材が邪魔。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-06 10:10:58) |
19.不謹慎かもしれませんが、これだけの大事件を扱った映画にしては、描かれたテーマはただの夫婦愛もしくは家族愛ってのは、何ともスケールが小さい。まあ確かに人間1人1人の人生にスポットを当てて行けば、世界がどうなろうとも、行く着くところは最愛の人との絆ってことになるんでしょうか。それにしても、2700名以上が亡くなったあの日、奇跡的に2名の命は助かったって事実を手放しで喜んでよいものかどうか。2人が病院で妻との再会を果たした陰では、残り大多数の家族は絶望の淵にいたってことを考えると。 |
18.ビルが崩壊するまでは見ごたえありましたが、瓦礫に埋もれてからはお安い人間ドラマといったところですかね。この映画を製作するには少し早いと思います。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-04-12 01:12:21) |
17.実在するポリスマンを主人公に描いた作品ですが、かなりリアルでした。2749人の犠牲者のうち、343人がNYの消防士、37人のポリスマン、23人が今回主人公として描かれたNYのポリスマンだったということでした…。 犠牲者の総数を見ると、たった20人の救出された命は奇跡に近い。正義感と使命感を持ってワールドトレードセンターに立ち向かっていった一人一人には、大切な家族、大切な人がいた。 この映画を見ていると、言い争ったり、疑ったり、他人なんてどうでもいい的な考えは馬鹿らしく思えてくる。こんなに人のために真剣に働く仕事してる人って世の中にはそうそういないよなぁ…。 【jiji】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-19 00:25:43) |
16.毎回クセのある映画ばかり作ってるオリバー・ストーンですけど、今回のは一切の主義主張も無く、ととにかく淡々と実際に起こった出来事をリアルに見せてくれています。全体的にちょっとひいき目の物静かなタッチで進むので、なんとなく物足りないかなと感じる方も多いと思います。同じ9.11関連の「ユナイテッド93」の方が、映画としては面白く見れるでしょう。こういうタイプの作品は評価が難しいです。どういうやり方で撮ろうが必ず批判される。余談ですが、あの9.11の事件当時、あの映像をリアルタイムで見ていた時は、現実のこととは思えない、そう、まるで映画でも見ているような気分でした。事実は小説より奇なりと言いますけど、私はそれまで「現実はつまらない。だから人間の想像力で面白い世界を作るんだ」と勝手に思っていたわけです。だけどあの9.11以来、考え方が変わってしまいました。月日が経ってこうやって映画としてあの事件を振り返ると、なおさらのこと「虚構と現実」について想いを巡らせてしまいます。。。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-12 00:41:27) |
15.この事件があった当時、俺はまだ中学1年生でした。あの時丁度テレビ番組のニュースステーションで一部始終を見ていましたが、ワールド・トレード・センターの崩壊をリアルタイムで見て、当時のまだまだ世間知らずだった頃の俺にもあの大惨事の衝撃が大きく伝わってきました。その中でこういったドラマがあった。瓦礫の中で身動きも殆ど出来ないまま互いを励まし合いながら助けを待つ2人。何度も瓦礫の崩落が起こり、地上がどんな状況かも全く分からない。もし自分がこんな状況になったらと思うだけで恐ろしく感じます。でもそんな絶望的な状況でも希望を捨てずに助けを待ち続けた2人の姿にとても心打たれました。突然の出来事で愛する人が行方不明になり胸が張り裂けそうな思いで待つ家族の姿にもその心情がかなり伝わってきます。そして2人が助かった時は俺も感動を覚えましたが、その反面助からなかった人の家族も数多くいる事実もエレベーターホールで働いていた息子を病院で待つ黒人女性の描写で痛切に感じ取りました。確かに別にオリバー・ストーンじゃなくてもよかった映画かもしれない。映画にする時期も早すぎたかもしれない。けれでもあの日ほどアメリカにいる人々が一致団結し、人と人のつながりの大切さが表れた日を俺は知りません。ドラマ映画としては王道に沿った感じではありましたが、個人的には高く評価したい映画になりました。 |