雪崩(1970)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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雪崩(1970)

[ナダレ]
Figures in a Landscape
1970年上映時間:110分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アクションサスペンス小説の映画化
新規登録(2003-12-18)【鱗歌】さん
タイトル情報更新(2016-10-09)【S&S】さん
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監督ジョセフ・ロージー
演出ヴィク・アームストロング(スタント・コーディネーター)
キャストロバート・ショウ(男優)マック
マルコム・マクドウェル(男優)アンセル
脚本ロバート・ショウ
音楽リチャード・ロドニー・ベネット
撮影アンリ・アルカン
ピーター・サシツキー
製作ジョン・コーン〔製作〕
編集レジナルド・ベック
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1.シュールリアリズム・アクション映画とでもいいますかね。不条理感溢れるアクション映画で、くそーその手があったか、という気分7割、やっぱ無理があるんじゃないの、という気分3割、てなところでしょうか。まずタイトルのバックに流れる音楽、強烈バリバリのハード現代音楽風。映画音楽ということを忘れてるんでないの、と思えてくる程、実に気持ちよく作曲してます(このリチャード・ロドニー・ベネットという作曲家は知りませんでした。よし、憶えたゾ)。丘陵地帯を後ろ手に縛られたまま走っていく2人の男(何故か足音がデカ過ぎ)。彼らをヘリが追ってくる。で・・・それだけ! 2人が何故逃げているのか、ヘリは何故追ってくるのか、全然判らないまま映画は進み、結局最後まで何の説明もないんだナこれが。この不条理感覚の裏側には、人間存在の不安みたいなものが寓話として折り込まれてる訳なんでしょう、不安を煽る種々のイメージが、カフカや安部公房の世界のように、なかなか味のある幻想味を醸し出しております。が、悲しいかな、この映画、ヘリのアクションが実に気合い入ってて見ごたえ十分なもんで、逆に不釣り合いで「浮いてる」感じが無きにしもあらず。ヘリのアクションが好きな私としては歓迎したいところなのですが、ちょい微妙です。ところで脚色はロバート・ショウ自身、ということで、何となくいつもに増してノリノリの演技に見えなくも無く。
鱗歌さん 7点(2003-12-19 21:00:41)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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