Menu
 > レビュワー
 > 目隠シスト さんの口コミ一覧
目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2253
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  チャイルド・プレイ(2019) 《ネタバレ》 
1988年制作のオリジナルは鑑賞済み。とはいえ随分昔のことですから詳細は忘れました。そこで本サイトの自身の投稿を見返したのですが、絶賛していて驚きました。そんなに面白かったかな?そんな印象ないのですが(苦笑)。で、今回のリメイクの感想ですが「そこそこ良く出来ていてリメイクの意義も感じるが・・・」であります。 以前別作品の感想で述べた気がしますが、そもそも傑作・名作をリメイクする必要などありません。これが大前提。ただし、古典SFを最新の映像技術を駆使して撮り直してみるという試みは理解できます。本作はこのパターンかと。さらに最新のテクノロジー「IOT」を活用することでチャッキーの殺人能力の爆上げにも成功しました。ただ、現代風にチャッキーを「最適化」したせいでオカルトホラーとしての「味わい」や「深み」は無くなってしまった気がします。でもこれは仕方のないこと。仕様が変われば特長も変わる。これもリメイクの意義と考えます。 チャッキーの風貌について。ツッコミたくなる衝動が沸き上がりますが、こんなデザイン無い話でもありません。日本だってキモカワイイとか、エロかっこいいとか、肯定する気になればどうとでもなります。ジャスティンなんちゃらとか、フワ何某とか、インフルエンサー様が「これアリなんじゃねえ」と言えば確実に流行る世の中なんでしょうし。これもまたホラーな気がしますが。 コメディやジュブナイルの風味を利かせ、全体印象は「IT」を彷彿とさせる出来栄え。これはこれで悪くありませんが、オリジナル超えは叶わなかったようです。
[インターネット(吹替)] 6点(2023-08-13 19:24:03)
2.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
日本でも放送されたTV版はうっすら(ほぼ知識として)、2000年・2003年製作の劇場版は鑑賞済です。本作はてっきり劇場版旧作リメイクだと思っていたら、懐かしのエンジェルたちが写真で登場して来てびっくり。続編だったのですね。個人的にこのシリーズに思い入れがある訳ではありませんが、それでもリメイクより続編の方が作品の歴史を尊重しているので好きです。さて、今回のエンジェルについて。ビジュアルはかなり整っている印象です。誤解を恐れずにいえば、前作が48グループなら今回は坂道シリーズ。個性重視から平均品質重視へ。これが世界的にもトレンドなんですかね。とはいえ、ポスター等のビジュアルイメージだけだと『みな似たタイプの美人』に見えますが、動く彼女たちに触れると充分に個性的であることが分かります。また本作は、キャラクターに愛着を持ってもらうには持ってこいのチーム結成エピソード。シリーズ化を狙えますね。007、MIP、キングスマンとスパイ映画は高品質揃いの激戦区でありますが、美人さんのアクションは大好物ですので是非とも頑張って頂きたいと思います。個人的には、もっと、はっきり、コメディ寄りで良い気がしますが、旧作との差別化を図る意味でカッコイイ系なんですかね。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-15 01:55:40)(良:1票)
3.  沈黙の脱獄<OV> 《ネタバレ》 
目隠シスト久々の沈黙修行シリーズ第3弾(かな?)。今回はBS日テレで日曜夜に放送していた『沈黙の脱獄』です。“脱獄もの”は個人的には大好物なのですが、さすがセガールもの。常識では測れません。というか“脱獄もの”ではないですね。普通に脱出です。そもそも沈黙どころか大騒ぎですし。細かいコトは言いっこ無し。火薬の量だけは半端ない王道のVシネマという認識で間違いありません。いつもの如く、セガールの無敵感とオチャメな親父ぶりをゆったりと楽しむ趣でございます。クロエ・グレース・モレッツ嬢がチョッピリ出演していて妙なお得感あり。採点は5点。これ以上でも以下でもない見事な“セガールもの”を堪能いたしました。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2016-01-30 21:55:57)
4.  チアリーダー・マサカー ~戦慄の山小屋~(OV) 《ネタバレ》 
「メリッサって誰やねん!」と、とりあえず突っ込ませていただきたい。横溝正史も真っ青の、そんな昔話知らんがなという筋書きにア然としました。980円セルAVクラスのブロンドヌードを頂戴したい人のみどうぞ。ちなみにチアリーダーのコスチュームなんて着ていません。
[DVD(字幕)] 3点(2012-12-28 18:57:06)
5.  沈黙の復讐 《ネタバレ》 
目隠シストのセガール修行シリーズ第2弾。今回はWOWOWで日曜午後に放送していた『沈黙の復讐』です。前半戦は正直ピンと来ない展開で睡魔に襲われましたが(何せ日曜の午後ですから)、セガールの格闘アクションに救われ何とか持ち堪えました。力任せに殴る蹴るアクションよりセガール拳法の方が見応えがあります。お話の方は、敵であるマフィアと共闘して復讐を果たすという展開が面白かったです。でも復讐の主役はセガールではなくマフィアの方。嫁さんを殺された割には復讐の仕方が甘いと感じるのは、闇家業ゆえ自身にも多少の負い目があったという事でしょうか。邦題の“沈黙”は単なる枕詞ではなく、マフィアの復讐に目を瞑るという意味に取れたのは、多分偶然でしょう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-28 19:43:54)
6.  沈黙の奪還 《ネタバレ》 
私は今年で四十歳になります。中年ど真ん中。今まで自己紹介の折には「映画鑑賞が趣味です」といい続けてきた訳ですが、漠然としているし、ちょっと味気ない気がしてきました。具体的かつ中年らしい、渋い言い回しはないものかと考えた結果、こんな自己紹介に辿り着きました。「セガールを少々嗜んでおります」どうです?コレ。ちょっと良くないですか?!B級をあえて楽しむ大人の余裕というか、ただの馬鹿というか。いずれにしても憧れます。ところが私はセガール童貞。この歳になって初体験というのもお恥ずかしい限りですが、意を決してレンタルDVD屋に足を運んだのでございます。初めてのヒトが『暴走特急』では少々アブノーマルな感じがするし、沈黙シリーズ第1作目かとも思ったのですが、セガールが妙に若々しいのが引っかかりました。最初は年上にリードしてもらいたいのが男心。そこで手に取ったのが本作でした。つい最近観たばかりの『96時間』と同じく、誘拐された娘を奪い返すお話。自分の大好きな設定です。これなら間違いないはず。感動の涙を拭うためのハンカチーフを用意して、セガールの逞しい肉体に身も心も委ねたのですが…まあ何といいますか、“こんなはずじゃなかった”。セガールは盛んに「娘を返せ」とは言うものの、切羽詰った様子が微塵も伝わってこないのです。せっかく誘拐犯の女を確保したというのに、まさかの休憩タイム突入。憎いはずの女と乳繰り合うなんて、娘の安全よりも自分の息子のお世話が優先ですかそうですか。お下劣失礼。脚本もアレでしたが、セガールの演技自体もかなりアレな感じがしました。流石にキングオブB級アクションと呼ばれるだけの事はあります。まだまだセガールの懐は深そうです。素敵な初体験とはなりませんでしたが、私は諦めませんよ。映画ファンとして一皮剥けるために、これからどんどんセガールものを見ていくぞ!
[DVD(吹替)] 3点(2012-01-19 19:53:32)(良:1票)
7.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
一般論として人の命は平等です。でも主観においては違う。見ず知らずの他人より友人の命の方が重い。あるいは親類縁者の方が。より家族の命の方が大事。そして何より自分の命が一番。自分は30年あまりこの価値観で生きてきました。でも今は違います。自分の命より大切な命が存在します。その命がもし奪われたら、自分はどうしたらいいのか。想像がつきません。いや想像したくないというのが本音。母が問い掛ける「私の息子を殺したの?」はこの世で最も口に出したくない言葉です。ただ、現実に悲劇は存在する。これまでも、これからも。事故で、病気で、犯罪で、小さな命が失われる。その時、残された家族はどうしたらいいのか。加害者と被害者の対面。男は母親に真実を伝える事が出来る唯一の人間でした。彼の言葉で、母親は地獄の底に突き落とされるはずだった。しかし区切りをつけることで、救われたとも思う。でも男は真実を語ることを拒んだ。彼女を傷つけるのが怖かったからじゃない。自分の罪を再認識するのが怖かったから。この後に及んで神に赦されて死のうなんて虫がいい。男は最期にコリンズ婦人を生殺しにした。ラストシーケンス。主人公の目には確かな希望の光がありました。僅かでも息子が生きている可能性があるなら、その希望を糧に生きていけるのが親というもの。母親はかくも強い。でもその強さを新たな人生へ踏み出す力へ変えて欲しかったとも思います。彼女の境遇は身につまされる。明日の自分で無いと言い切れない。だから強くあって欲しいと願います。子を想う親の強さ。現実と向き合う強さ。強さとは一体何なのか考えさせられました。希望が在るが故に前に踏み出せないことが、本当の地獄かもしれません。
[映画館(字幕)] 9点(2009-03-13 20:08:08)(良:2票)
8.  地球最後の男 オメガマン 《ネタバレ》 
(『アイ・アム・レジェンド』のネタバレを含みます。一応ご注意ください。)リメイクの『アイ・アム・レジェンド』と同じ世界観かと思いきや、全然違いました。『アイ・アム~』の“奴ら”はもはや人間とは思えません。凶暴な野生動物。アスファルトジャングルでのサバイバルといった趣です。一方本作の敵は人間。会話が成り立つ。生活様式や倫理観が違うだけです。それなのに相容れない事の不思議。少年はそれが理解できません。治療で光を取り戻す道は見つかった訳だし、それを拒むなら共生の道を探せばいい話。それが正論です。でも残念ながら現実は違う。それぞれの利益・主義主張を通すために、殺し合いも辞さないのが人という生き物。重火器を忌み嫌う彼らも、先の戦争から肝心なことを学んでいません。間違いなく人間。そして愚かなままです。主人公のラストの死に様は、まるでキリストのよう。旧世代の贖罪は叶ったのでしょうか。どうせなら、アルファの出現までを匂わせてくれたら、味わい深いものになったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-10 22:52:39)
9.  地球の静止する日 《ネタバレ》 
キアヌ主演のリメイクの前に、オリジナルをと思い鑑賞。名作古典という予備知識はありましたが、正直そんなに期待していませんでした。視覚効果が大きなウェイトを占めるSF作では、近年の作品に分があるのでは?という先入観があったためです。でも本作を観終えて、それが思い違いだった事に気づきました。自転車と自動車で、どちらが速いか比べるなんてナンセンス。比較すべきはスピードではなく乗り心地でした。先の例えを使うなら、本作は一級品のバイスクル。丁寧で品のある脚本。心地よくスイスイと進む。クラトゥ射殺後の流れ。本来であればロボット停止までの展開で盛り上げたいところ。でも『キングコング』の輸送の如くバッサリと省略。でも全体のテンポから、手抜きとは感じません。病院と飛行機の電力を止めなかった事も、ちゃんとツボを心得ている証拠。演出もお見事です。“タラップは出るのにつなぎ目が無い”というUFOの特性。これを再現するために、必ずそのシーン直後にカメラを切り替える。念の入った仕事ぶりに感心します。観客を楽しませるために必要な心配りのある映画を観ると嬉しくなります。さて話題のリメイクの出来は如何ほどか。
[DVD(字幕)] 8点(2008-12-21 18:18:44)(良:2票)
10.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
エンジェルたちの破天荒なアクションに楽しいコスプレ、それに豊かな表情。全て前作よりもパワーアップしています。まさしくフルスロットル。お色気も大サービスで、大満足でした。潜入捜査中にお色直しがあったって、物理の法則を無視したって構わない。いやむしろそこを楽しむべきだと思う。おバカエンターテイメントはこうでなくてはいけません。見事に吹っ切れていました。大味な演出が幅を利かせている反面、シリーズファンへの心遣いが感じられるのが嬉しい。わずか一枚の写真でも、ビル・マーレーを登場させたことに拍手を送りたいです。シリーズの長所をちゃんと理解している良い続編だと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-29 19:21:17)
11.  チェンジング・レーン 《ネタバレ》 
些細なイザコザから2人の男の運命が狂っていく。その過程がとてもリアルで、恐ろしく思えました。アルコール中毒の黒人男性側に感情移入したら、もう胸が痛くて苦しくて。相手の弁護士に強い憤りを覚えました。ただ客観的にみれば、黒人男性にも相当非がある。感情のままに暴力を振るう場面が何度もありましたし、タイヤを外すのは完全にヤリ過ぎ。アルコール中毒云々よりも、堪え性の無い性格に難ありと言わざるを得ません。しかし希望はあります。あの状況でアルコールに口を付けなかった気概は買いたい。それに金に目が眩まなかったことも。根は善人。そして家族とやり直したい気持ちは本物だと思う。そしてもう一人の主人公。彼はやり手の弁護士です。仕事は出来るのでしょう。でもどこか抜けている。サミュエルを追い込む遣り方は下手糞だし、女房に不倫がバレていることに気付いていなかった。彼と街で再会した時、ウソでも土下座するくらいのしたたかさがあれば、問題は簡単に解決したはず。ベンは彼自身が考えている以上に、脆い人間だと思います。でも、だからこそ見込みがある。非情になれないのは、良心が死んでいない証拠。誰だって誘惑に負ける時はある。過ぎた時間は決して戻らない。でもこれからを変えるのに遅すぎることはない。アンラッキーをラッキーに変えるのは自分次第。多少甘くはありますが、いいお話だと思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-25 19:28:26)
12.  チャイルド・プレイ(1988) 《ネタバレ》 
大柄な肉体、恐ろしい凶器、醜悪な顔、常軌を逸脱した狂気。観客が殺人鬼を怖れるのは、彼らには“とても適わない”と思ってしまうから。ジェイソン、フレディ、レザーフェイス等、スター殺人鬼はみんなそう。太刀打ち出来ないことを直感します。そういう意味で、本作のチャッキーでは“物足りないかも?”という先入観がありました。所詮人形は人形。しかも子供サイズ。戦って負ける気がしないから。でも予想は覆りました。結構本気で怖かった!最初に抱いたのは“他人に信じてもらえない”恐怖。助力を請えない状況がどんなに心細いか。チャッキーの罪の責任を負わされるのも心配。そして“大切なものを奪われる”恐怖。子供の命を狙われるのは、自分の命を狙われるより遥かに恐ろしい。チャッキーの体格的ハンデを埋めるシチュエーション作りも光ります。身動きの取れない車の中、あるいはVS子供。体格差は関係なくなる。チャッキーは立派な殺人鬼だと思いました。さすが、シリーズ化された作品の1作目だけのことはある。設定、脚本、共に秀逸だと思います。ただ、ラストの畳み掛けはややクドイ。それよりも、続編の可能性を残すため、チャッキーを生かす算段をしたほうがいいと思いました。何かに憑依させるとか、止めを刺さずに逃がすとか。あんなにシッカリ抹殺したら、続編が作り難いんじゃないかと気がかりで。でも心配ご無用。どんな荒業を使っても続編を作るのが映画界でした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-30 19:01:44)
13.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
先に『デッドオアアライブ(DOA)』を鑑賞したのですが、印象としてはそんなに変わりません。こちらもおバカ丸出し。能天気。格闘アクションのレベルもそんなに上とは思いません。でもキャストは豪華。キュートさNO.1キャメロン・ディアスに、波乱万丈ドリュー・バリモア、あとルーシー・リュー。3人のバランスが素晴らしいです。キャスティングだけでかなり得をしている印象です。毒にも薬にもならない感じがむしろいいですね。奥行きを感じるカメラアングルが何気に良かったりもします。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-03 17:43:06)
14.  チキン・リトル 《ネタバレ》 
主人公のルックスはアメリカ映画の典型メガネ君キャラ。まるでダメ男です。父親の期待値も信頼度も低い。そんな彼の望みは、父親に自分を誇りに思ってもらいたいということ。子がそう願うのは当然です。そこで彼は野球部に入部した。かつて名選手として学校のヒーローだった父と同じ分野で活躍すれば、自分も認めてもらえると思ったのでしょう。でも身体能力は伴っておらず、どう考えても活躍は無理みたい。ところが、彼は大一番でMVP級の大活躍を見せます。まさに奇跡。さあみなさん感動してくださいという仕掛けです。でもピントがずれていると思う。主人公の活躍は万馬券が当たったようなもの。しかも全財産をはたいて買った馬券で。それでは誰も凄いなんて思わない。むしろリスク管理の甘さに呆れると思う。彼の場合は、フォアボールを狙うという選択があった。自分の特徴を活かした立派な作戦です。でもそれでは物足りなかった。良く言えば上昇思考。しかしその自信がどこから来るのか分からない。空手形を振りかざしているだけに見える。そんな主人公が魅力的だとは、自分には思えません。それに奇跡は必要だったのでしょうか。「やりたいこと」と「やれること」は違う。厳しいですが、それが現実です。子供向けアニメで、現実を突きつける必要は無いのかもしれません。でも中身の無い夢の安売りより、本物の夢を見せて欲しいと思います。野球で活躍することだけが全てじゃないという夢を。広い視野を提示して欲しいと感じました。本作はこのエピソードに限らず視界が狭い。決められたフォーマットに沿った展開しかありません。クライマックス、宇宙人の迷子を親御さんに届ける件なんかまさにそう。無理やりなドラマで感動を望むのは厳しいと思います。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2007-11-27 18:27:16)(良:1票)
15.  チアリーダー忍者
①ドラえもんより忍者ハットリくん派だ。②チアリーダー目当てでスポーツ観戦に行ったことがある。③フェイバリット“加藤”は、加藤あいではなくミスターカトーだ。④モデルの水着より企画女優のヌードのほうが有難い。⑤日本刀は鞘が無くても安全だと思う。⑥“キャットファイト”という言葉の意味を知っている。⑦女装癖がある(あるいは憧れる)。⑧仮面ライダーの変身ベルトのぐるぐるに、うっとり見とれたことがある。⑨自暴自棄になって、目の前に横たわる等身大ビニール人形を投げたくなった(あるいは投げた)ことがある。⑩騙されてもわりと平気だ。…以上の設問のマルの数を数えてください。 ○の数が0の方。標準的な日本人です。ご安心ください。 ○の数が2~9の方。あなたの中のチア忍スピリットは眠っていますよ。安心していいでしょう。 全てに○が付いた方。あなたは立派なチア忍です。少し心配した方がいいかも。
[DVD(字幕)] 3点(2007-08-14 18:27:22)
16.  チアガール VS テキサスコップ
オヤジ刑事と女子大生チアガールのジェネレーションギャップをコミカルに、かつハートウォーミングに描く。そのコンセプトに惹かれました。ただし、トミー・リー・ジョーンズが渋くてカッコ良すぎるのは難点です。小うるさくても、小汚くはない。結局その辺にいる(自分を含めた)オヤジとは根本的に違います。主人公と女子大生たちが打ち解けても、「だって、彼カッコイイもん」と思ってしまいます。(すいません単なる僻みです。)チアガールという設定はさりげなく上手い。イヤイヤお色気部分ではなく。モチそれもありますけど(笑)。何だかんだ言ってもみんなしっかりしている。“チアの精神”が彼女たちを大人にしています。オジサンとの会話が成り立っているから、言い争いも微笑ましい。事件解決にあたっても、チアガールの特技を活かしているのがニクイ。サプライズはありませんが、安心して楽しめます。  なんか無駄にカタカナ多いなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-23 18:27:47)(良:1票)
17.  チャップリンの黄金狂時代 《ネタバレ》 
苦心の跡が感じられたのは、オチの付け方です。後味良く終わることに注意が払われていました。大金持ちになった主人公が、そのままヒロインを迎えにいったのでは、彼女が金目当てで“なびいた”と取られかねません。(彼女は“純真”キャラではありませんから。)そこであえて主人公の成功をカモフラージュする展開にして、今までどおり素寒貧として、彼女と向き合わせます。何も持たぬ彼に対して、彼女はどう接するのか。物語の要所をきちんと押さえていて、好感が持てました。(ちなみに主人公が彼女を迎えに行かなかったはずがありません。彼女の写真をずっと大事にしている様子からもそれは伺えます。)ナレーションは入るものの、作品の作り方としてはサイレント映画そのもの。コミカルな動きによる“笑い”あり、恋愛物語としての“切なさ”もありで、手堅くチャップリンワールドが楽しめます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-18 18:15:15)(良:1票)
18.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
「家族の大切さ」をテーマとした、ティム・バートン流の毒入りファンタジー。「悪い子はお仕置きをされ、良い子は幸せを手に入れる」という物語は、典型的な寓話の形式です。でも、主人公は拾ったお金を躊躇無く使い、周りの子供たちが酷い目にあっていても助けに行く素振りさえ見せません。ここに違和感があります。普通なら、主人公はお金を警察に届けたり、あるいは困窮している家族に渡したりするはずです。それに子供たちが困っていたら、何とかして助けようとするのでは。それが世間一般でいうところの“良い子”のはずです。でも主人公はしません。例えば、10円拾って警察に届ける。子供がすると褒められますが、大人はそんなことしません。「困っている人を助けなさい」と言いますが、大人は自分の身を顧みず、他人を助けたりしません。何故なら大人は分かっているから。小銭は落とし主に戻らないことを。他人を助けようとして、自分が災いに巻き込まれたら元も子もないことを。それが世間の常識。大人は自分がしないことを子供に要求するのです。でも本作の大人(=監督)は要求しません。悪い子たちへのお仕置き以上に、この部分が“毒”なのだと思いました。自分も一応大人。自分がしない(出来ない)ことでも子供に要求しています。でも後ろめたい気持ちも少しはある。だからこそ、この毒を心地よいと感じるのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-08 19:00:04)(良:1票)
19.  チーム★アメリカ ワールドポリス
「風刺」とは、社会や公人の欠陥をユーモアに包んで、それとなく批判することだと思います。大喜利で歌丸師匠が時折見せる政治批判。針先で突っつくような、ちょっとチクリとするアレです。本作の風刺のレベルは間違いなく針ではありません。大鉈、いやミサイルでぶっ飛ばすような強烈かつ直接的なものです。よくもまあこれだけ、面と向かってアメリカの政治や文化をはじめ、ちょっと茶化すのが躊躇われるような“あの人”を批判できたものだと感心します。下品で低俗で明らかにやり過ぎです。でも面白い!腹を抱えて笑えます(特にオリジナル挿入歌の歌詞は最低、いや最高!)。確実に観る人を選ぶ作品です。こういう作品を楽しめる自分が大嫌いです(笑)。もっと高い点数でもいいくらい笑えるのですが、自分の中の良識がストップをかけるので、抑え目の点数で。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-27 00:43:57)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS