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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
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ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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241.  スニーカーズ
90年代という時代に「神」となる方法を端的に教えてくれた社会派映画。現実世界でも、数学の天才達って要人扱いだそうです(理由はこの映画見てればイヤでもわかるよね!)。見ててめちゃめちゃドキドキしましたよ。この映画のすぐ後に、巨数を一瞬で因数分解する『ショアーのアルゴリズム』が発表されてます(まだソレを動かす量子コンピュータ自体はできてないみたいですが)。だから実は「超」のつくホットなサイエンスストーリーだったんですね。でもまあ、監督はあんなシナリオでもドラマ重視なんだよなあ…「ベテラン外して、その金でアクションとセットを充実させれば?」と、当時は思いましたが。あの地味なムードも捨てがたいんだけど。
6点(2004-03-12 03:04:05)
242.  スーパー・マグナム 《ネタバレ》 
もうこうなると笑うしかない、という典型例。前2作は70年代の香りを引きずってたのに、この話だけは(ジェイソンやフレディやランボーやターミネーターの跋扈する)80年代に目覚めてますな。目覚めてはいるが主役を張るのはいつものブロンソン。ミスマッチです。強烈にヘンな味わいをかもし出してます。ひったくりは射殺、車泥棒は銃殺。ヤングギャングがまとめて襲ってきたら機関銃で皆殺し。最後の大ボスはバズーカ砲で爆殺。だから、笑うしかない。ここはプラスに評価しときます。もちろん前2作を忘れた上で。 (補足:…とか書いてから調べたら、これの後にもまだ続編があったの…? 奥が深すぎるな死の洗濯シリーズ…)
6点(2004-03-08 06:19:09)
243.  悪魔スヴェンガリ
トーキー初期の作品です。「手塚治虫はきっと、若い頃この映画に惚れ込んだに違いない!」。そう確信できるくらいに手塚的な味を持ったホラー&ロマンス映画。時代を反映してか、背景セットには『カリガリ博士』の影響がアリアリ。ただし表現主義じゃなく普通のエンタメなんで、奇怪な町並み(模型)を舐めような美しいカメラワークで見せてくれます。ヒロインのトリルビーは猫系で可愛いモデルさん。ちゅうかそれより何よりドリュー・バリモアを輩出したバリモア一族の中興の祖、ジョン・バリモア主演の映画なんすけど…なぜに人物データベースに載ってない…ここに登録した時に愕然としたんですが。筋の粗い部分もあり、点数はこんな感じで(でも隠れた名作だと思うっすよ)。
6点(2004-03-04 23:41:29)
244.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
ここの諸レビューを久々に読んで、やはり変だと実感したので、ちょっと追記。 何でこの映画でみんな笑えない…?  (詳細はブログにて)
[映画館(字幕)] 6点(2004-02-27 01:45:24)(笑:1票) (良:1票)
245.  エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア 《ネタバレ》 
ギャラクシー・クエストのレビューで、この作品を引き合いに出した流れで。前半の撮り方が静かで大人しいのが、凄く新味を感じた部分なんですよね。イベントに出てきたアトラクのフレディを逆光で写す醒めた構図とか。素顔のロバート・イングランド自身も、いかにも英国俳優って感じで、フレディとは別世界のヒト。でも後半、本物のフレディ(ややこしー!)が現れ始めると途端にいつもの悪夢風になっちゃう (^^;。いやそれが悪いとは言わないけど、オイラはいつもと一味違うフレディを期待してたんだいっ! ちょっとばかし前半で期待させすぎたんじゃないの~?
6点(2004-02-23 03:05:17)
246.  花嫁はエイリアン
オープニングの歌はプリンスの曲をトム・ジョーンズがカバーしたんですかね。初めて見た時、あのパワーとグルーヴィーな声に圧倒された記憶があります。内容的にはベタベタな話でしたけど、それ言うのは野暮ってモンですよね。テンポのいい科白が気持ちよかった。こういうのは字幕もいいけど吹き替えでも見たかったなあ…。
6点(2004-02-22 17:53:43)(良:1票)
247.  ワイルドシングス
一度目のどんでん返しの後、「誰がワルか」ってよりも「何人生き残るか」に注目して見たので、ラストの加速の度合いには非常に満足でした。ベーコンは生き残ると思ってたんだけどなあ…。ただ、ヨットのシーンはもっとアングルを凝ってもよかったと思う。美しいばっかで海の怖さが出てませんね。あのシーンは怖さもあった方がいいよー。
6点(2002-09-04 20:30:55)
248.  キング・コング(1933)
手を抜かないでコングの表情をちゃんと作ってる所が、名画と言われるポイントなんでしょうね。これのせいで、怪獣の物語だけど、見てて恥ずかしいくらいに「アメリカ男性の競争社会」の話になった。中盤まではこの路線でひたすら突っ走り、太古の野蛮な実力主義への憧憬・崇拝を南島奇談の薄衣に隠して提供。そしてラストでそれを覆す科学万能主義に倒される…乱暴に言えば、米民話ランバージャックのスペクタクル版語り変えですね。この展開が、ラストシーンを「科学の勝利の物語」ではなく「野性の敗北の物語」という色づけをして、堕ちゆく獣への涙を誘うんでしょう。満点に届かないのは、その恥ずかしいほどのアメリカ的な甘さ故。
6点(2002-09-01 23:18:48)
249.  スペースボール
"ローン・スター"役のビル・プルマンは後に『インディペンデンス・デイ』で大統領役に大抜擢。いま見比べると、な~んも演技が変わってないのが笑えすぎる(どっちを見ても!)。このいかにもアメリカンな風格のなさは大好き。これにリック・モラニス&ジョン・キャンディをアレンジするあたりが、メル・ブルックスの面目躍如ってとこだろうか。ヨーグルトの神殿で『オズの魔法使い』をやってしまう場面が、一番笑えた。次がメガメイドかな?
6点(2002-08-31 20:35:21)(良:1票)
250.  マチェーテ 《ネタバレ》 
続編公開を機にiPad鑑賞。 見る前は何となく、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』のメキシコ版みたいなやつを想像してたんだけど。なんだこのロドリゲスならではの過剰な安定感(笑)!  (詳細はブログにて)
[インターネット(字幕)] 5点(2014-03-09 19:08:09)
251.  ピンクパンサー
サッカーネタってとこに相当無理があるよなあ。それより何より、オープニングが最低ですよ。ドレフュスのモノローグでイロイロ解説しちまうなんてのは『ピンクパンサー3/フンブールガー大作戦(2010)』あたりでやってくれ。 オリジナルを意識した各所のネタは面白いんだけど、密度が薄い。飽きる寸前までやり続ける繰り返しの魅力ってやつがないんだな(自転車ネタくらいか)。オリジナルのクルーゾーの、意味なくカラテチョップを食らわせて部屋を目茶目茶にするような突っ走り感にも欠けてました。 思うにクルーゾーが致命的に善人なんだな。彼は善でも悪でもなく、それを超越した何かでなきゃ面白くないのですよ。ただ、悪評高き大統領官邸への侵入シーン&ジャン・レノのダンスシーンは笑わせてもらいました。それまでの不満が吹っ飛ぶくらい素晴らしかった。  個人的には(予想してたけど)またケビン・クラインの残念作になってしまったのが悲しいなあ。スティーブ・マーティン=ドレフュス、ケビン・クライン=クルーゾーの方が、よほど原点のテイストを引き出せたと確信してるだけに。そして21世紀版ケイト(ポントン)役には反則覚悟でトニー・ジャー! オイラ的には、これ以上笑わせてくれるキャスティングはなかろうと思う。
[映画館(字幕)] 5点(2008-01-17 23:30:40)
252.  カンバセーション・・・盗聴・・・ 《ネタバレ》 
残念。自分の中で、どうにも面白さがサスペンスへと深化していかなかった。後半はすっかりパラノイア的ギャグ。バスタブの栓の裏側をチェックする慎重さにはニヤニヤし、マリア像を壊した勢いでリミッターが解除されるラストには笑ってしまった。 多分、テーマに宗教を持ち込んだのと、ジーン・ハックマンの役作りが完璧すぎるのと、物語にぜい肉がないのが原因だと思う。ちょっと出来のいい中篇小説という感じ。 演技もさりながら、映像的にも素晴らしいシーンは多い(特にバスルームのシーンは多分『シャイニング』の元ネタっすよね?)。 この映画が味わえないのが、つくづく残念だなあ…『わらの犬』『タクシードライバー』にも無感動だったオイラなので、多分70年代のこの系列はダメなんだろうな…。
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-06 23:36:09)
253.  スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい 《ネタバレ》 
同じく、ベン・アフレックの退場ぶりが泣ける。QTっぽく錯綜するシナリオの混乱度と緻密さは、類似作品の中で群を抜く(思わずレイ・リオッタを悪役と勘違い (^^;)。が、それが面白さに転化しきれていないのが痛いとこです。50ミリ(修正・なんでミリやねん50口径)の機銃でFBI捜査官を殺しまくるシーンはチト凄いモノがあるけど、全体的に見せ場は少ない方かな。個人的には殺した相手のデスマスクを作るシーンが良かった。ルパンやトム・クルーズのお約束「どこでそんなマスク準備してんだよ!」ってな初歩的な突っ込みどころにマジメな顔で応えてくれるのが嬉しい。 ●11/18追記:ラストシーンを思い返していて、ふと気付きました。あのラストに重みが感じられないのは主人公が若すぎるからなんだ。少なくともアンディ・ガルシアやレイ・リオッタより若いのはいただけない。例えば(予算の関係はあるだろうが)ハーヴェイ・カイテル。または(理想を言ってますが)ロバート・デュバル。あのラストに「若造がナマ言ってんじゃねェ」的な、老捜査官の意地みたいなモノが加味できれば、この映画はグッと完成度を増すだろう。
[映画館(字幕)] 5点(2007-05-14 15:23:55)
254.  シン・シティ
うーむ。 デヴォン青木は、この時点で既に《デヴォン青木》というキャラなのか。  ●追記:いや、やっぱちゃんと書く(笑)。 あれれ…? いろいろレビュー読んでみたけど、そんなストレートな話じゃないっしょ? 「愛」も「バイオレンス」もテーマじゃなくて、そういうモノで駆動する「男らしさ」が生む危険な狂気を描こうとしているんだけど、作り手側も既にその狂気に呑まれているんで公平にジャッジできる場所へ脱出できない、その身近な狂気とのナレアイ振りを正直に告白した「自分美学」なんじゃないの? そうであればこそ3人の主人公が全員、自分の正気を疑うシーンが出て来るわけでしょ(薬の切れたマーヴ、死体と会話するドワイト、メフィストフェレスもどきのイエロー・バスタードに出会うハーディガン)。これが3度繰り返されると、さすがに表面的には解釈できなくなります。もう、『深夜プラス1』のラストみたいな「若者に教訓を垂れる」という逃げ場もないので、泣きたくなるほどの惨めさですよ。 そして、最終話の(一番現実的な)決着のつけ方によって、「男らしさ」の美学が完成すると同時に、その「狂気」はどう扱われるべきかも描かれているんじゃないすかね。そういう、世間に対してへりくだる態度までが、現実には男らしい狂気の一部なんで救いようないと言えばないんですが。 きっと、中年になったらわかるよ。その頃にはある意味で、もう遅いんだけどね。『男』という社会的鋳型の内にある狂気は、『男』が完成してからでないとわからないモンですわ。  余談ながら、このテーマを「内側から」スタイリッシュに拡張したのがキューブリックの諸作(特に『博士の異常な愛情』)、「外側から」ジャッジできる地点まで引いて撮ったのがヤン・シュワンクマイエルの『男のゲーム』(まあ他の諸作もそうだ)。本作と観比べてごらんあれい。
[インターネット(字幕)] 5点(2007-03-23 20:49:24)(良:1票)
255.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 
気に入らなかったとはいえ、やはりこの作品を公開直後にあからさまにネタバレするのはよろしくないと反省。ネタが一般に認知されてから改めて書くか…書いたぞ。 (詳細はブログにて)
[映画館(字幕)] 5点(2007-03-22 20:55:50)
256.  ナショナル・トレジャー
お約束は絶対守るディズニー・ブランド&ホントあったま悪いなあ印のブラッカイマー映画。 テンプル騎士団、フリーメイソン…この中学生レベルのコテコテさが素敵でした。邦題もね、なんか『ナショナル・トレジャー』と聞くだけで「古代遺跡の中で山積みになった乾電池」を想像しちゃうんですわ。ブラッカイマー映画だから(理由になってねー)。 さてとりあえず、観たという記念に突っ込んでおくか〜! 二百年前のアメリカでは照明に鯨油を使っていたので、遺跡の中ではすっかり揮発してるはず。沈澱した蝋がワックス状になってたと解釈する事も可能だけど、あそこまで豪快に火はともらないでしょー。あれは絶対、乾燥した木材自身が燃えてるってば! それから、メルシャム・パイプを素手で触ると指紋が残るので厳禁ですゾ。血を吸わせるなんてのはもってのほかです。タバコの煙が染み込むほどの、微細な穿孔のあいた石なんだから。 他にもあるけど、ネタバレすると面白くない映画だからこのへんで。
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-06 04:32:56)
257.  大列車強盗(1903)
過去のエジソン社のフィルムを漁ってみると、本作の「最初の劇作品」という評価が間違いなのがわかる。コレ以前に戦争映画もあったし、チャップリンの原型みたいな作品もある。処刑シーンを再現した残酷映画もあり、トリック映像もあり、1891~1901 という時代はアメリカ映画にとって百花繚乱、要するに何でもアリだった。 全ては過激な競争の結果である。ハードメーカーであるエジソン、リュミエール、ミュートスコープの三つ巴の戦いがあった。ソフトメーカーはこの三者以外にメリエス、パテ、ゴーモンらが加わった。加えてハードを販売したいエジソンは、安い興行料金でキネトスコープ上映を普及させたい興行主とも衝突した(一作25セントで覗かせたらしい…ニッケル=5セント)。 この泥沼の戦いの中から様々なビジネスモデルが立ち上がっては倒れ、それに沿った作品が生まれては廃れていく。どれほど熾烈な争いだったかは、百年後(1991~2001)のパソコン戦争を思い出せば理解できなくもない。ジョブズが敗退しビル・ジョイが下野しリーナスが理想主義に走る中で、全てをビル・ゲイツが握る結果になったのは、リュミエールと同じ視野だったからだろう。  全ての戦いが決着し、リュミエールのキネマトグラフが勝利を確定していた 1903 年。『映画』は安いお金で、誰もが楽しめるという姿になった。ニッケルオデオン時代の到来だ。ソフト側のあらゆる試みもここに決着を見る。客寄せのための、個人志向の強いケバケバな人体切断も映像奇術も役目を終え(ポルノは結局役目を終えないが)、エジソン社は新たな時代の幕開けとするために「観客」のための作品を作った。ハード競争での敗北を認め、「これからは上映の内容で勝負しよう」と宣言した。それが『大列車強盗』という作品の持つ、歴史的な意味だと思う。  この一連の流れは考察に値する。映画史は同じ事を繰り返していないだろうか。後のVHS対ベータの時代がスプラッタ映画ブームに重なる事。いまネット配信の熾烈な争いの中で、見るからにヤバいCG映画ばかりが出回り始めている事(いや『アンデッド』は評価してるよオイラは)。 『大列車強盗』を懐古趣味に走らずじっくりと鑑賞すれば、ブームに流されざる一本の竿とする事ができる。そうして欲しいと切に願う。10分だしね。 ●追記:いや、いつか改定します…本作の歴史的位置付けはそんなに甘いモンじゃないな…。
[インターネット(字幕)] 5点(2006-09-23 11:05:24)
258.  バッドサンタ
どうやら昨日は飲みすぎたらしい。確か、仕事仲間と居酒屋でジョッキ3杯&焼酎3本くらい空けたはずだ。激しい頭痛と共に目を覚ましたけれど、どうやって帰ってきたのか全く記憶にない。そして枕元にはGEOのレンタル袋に入った『バッド・サンタ』が転がっていたのでした。酔っ払って借りてきたらしいんだけど、もちろん憶えてなんかいるもんか。 「しがない中年男」が「二日酔いの土曜日の午前中」に見る映画として、これほど情けないチョイスはまずないだろう。冒頭、リアルにゲロる主人公の姿に、自分のイメージがかぶるかぶる。うあっ、い、いまオレ小便漏らしてないか…と思わず股間を確認したくなるくらいに、今の自分の内面が映像にさらけ出されて超シオシオなムードで鑑賞しました。ソーントンが酒を煽るたび、史上最強の梅干を食べてしまったようなしょっぱい顔になってしまって、やりきれない気持ちが湧き上がってくる。ああ、あんなに飲むんじゃなかった。SUNがボトル一本1240円ってのに調子に乗りすぎたなあ。あんなに飲み食いして一人4000円は安かったけど、安い焼酎は絶対次の日に残っちゃうんだよなあ…。 この時、オイラの延長線上にあった「こんな人間にだけはなりたくない」という最悪のサンタ像は、もはや悪趣味を越えてリアルに胸に(いや胸焼けに)迫ってきたのれす。クリスマス・ストーリーだからラストがハッピーエンドになるのはわかってましたが、どう考えても好転しそうにないどん底の状況から、よくまああんな展開に持っていったもんです。てゆーかあの終わり方で本当によかった。アレでなきゃ、コンビニに安酒買いに行っちゃってたかも(笑)。  こんな映画をプレゼントしくさった泥酔中の自分に幸アレ。
[DVD(吹替)] 5点(2006-06-10 22:39:51)
259.  ウディ・アレンのバナナ
面白かった~。最近、観客としてのヒネクレ度がさらにUPしてしまったオイラですが、ここまで観客を置いてけぼりにしてくれれば文句なし。ナンセンスのレベルが、今のオイラに一番合ってるのかもしれないっす。どこにストーリーが流れて行くか全く読めない上に、序盤で出てきたテーマがブーメランのように帰ってくるあたりが、ナカナカにマイ・フェイバリット。問題は『スリーパー』と内容がほとんど同じだった事かな…面白さを取れば『スリーパー』、全体構成の巧みさを取れば『バナナ』っすかねー。それにしてもスタローンはこんな無名の端役時代からキャラが立ってたんだねえ。まるでカメオ出演のようでした。本作一番のサプライズかな。
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-27 01:38:47)
260.  地球の静止する日
ああ~、プロフィールで「DVD買ってきて観てみま~す」と約束してから、はや1年半。やっと買ってきました(980円に落ちるまで待ってたという話も…)。さて、草木も眠る丑三つ時に、DVDをプレーヤーに突っ込んで…うぁははは~! 宇宙服がバブルマンだよ~^^こうなると判ってて何でアメリカに着陸すんだよ~^^部屋ちゃんと片付けろよ~^^ワシントンが昼ならヨーロッパは夕方じゃないのかよ~^^『キャプテン・スーパーマーケット』の呪文の元ネタはコレかよ~^^!! …むぉほんッ、た、大変楽しい時間を過ごさせて戴きましたありがとうワイズ監督。 SF映画史に足跡を残す、大変貴重な作品だとは思います。そして、終戦直後のアメリカとソビエトと中国が陥った全体主義を批判するのにUFOを使うというアイデアは、当時画期的だったとも思います。そして、以後量産される宇宙人侵略SF(『プラン9・フロム・アウター・スペース』から『MARS NEEDS WOMEN』に至るまで…)の基本形の全てがここにありますな。『2001年宇宙の旅』が登場するまでの20年弱、SF映画のパラダイムを保ち続けたという意味では歴史に残る名作でしょう…その証拠というか、バートンとライミに思いっきり遊ばれちゃってますが…時代の流れは酷いのぉ…。 ●追記:いま気づきましたが、石井輝男監督・日本初の宇宙ヒーロー活劇スーパージャイアンツ第3~4話『怪星人の魔城』『地球滅亡寸前』は、本作の静止シーンが元ネタかぁ…あ、そもそも1話目からかぶってるシーンもあるし…つまり本作は、仮面ライダー系ヒーロー特撮の源流でもあるワケですなぁ。勉強になりますた。
[DVD(字幕)] 5点(2006-03-15 19:43:51)(笑:1票)
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