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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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241.  女と男の観覧車 《ネタバレ》 
アレンが好きな、そう遠くない過去のアメリカを舞台にした人間模様。 1950年代、寂れつつある夏の海辺の行楽地コニーアイランド。 こんな作品の舞台にアレン映画独特の色合いと、前作と同じくストラーロの撮影が絶妙にマッチしています。 登場する全ての人物が、それぞれの繋がりの中で何かしらの後ろめたさを感じながら日々を過ごす人間模様。 そんな中、気だるいようで、時に鬼気迫る熱演を見せるケイト・ウィンスレットの存在が最大の見どころです。 かつては女優だった華やかな日々と、今の空しい日々。 そんな日々を彼なら変えてくれるかもしれない。彼女にとっては救世主のように現れた彼もただの人間。 再婚した夫と、ギャングから命を狙われている再婚相手の娘と、放火癖のあるまだ幼い自分の息子と・・・。 何も解決していない、誰も幸せになっていない、彼女を突き放すようなエンディング。 出ていきたくても引越す金も無く出ていけない寂れゆく夏の行楽地という設定が虚しさに拍車をかけます。 それでも、人間は生きていかなければならないということか。 ご主人が気の毒な役回りですが、演じるコメディアン、ジム・ベルーシが十分にらしさを見せてくれます。 お話の方は既視感のあるソープオペラ的ストーリーではありますが、 アレンらしい色調と音楽を背景に描かれる、コメディと並んでアレンが好むほろ苦くシリアスな人間ドラマです。
[映画館(字幕)] 6点(2018-07-13 16:03:08)
242.  あぁ、結婚生活
どこか懐かしさを感じるような、1950年代頃のラブコメを思わせるようなタイトルバックから物語がスタート。 ウディ・アレンが得意とするような、それぞれの関係は複雑だけど小ぢんまりとした人間ドラマです。 男2人、女2人。4人の主要登場人物の相関図は結構ドロドロしていて どこかで見たことがあるようなそれぞれの関係性ではあるのですが、 誰も感情的に声を荒げることも険悪になることもなく、登場人物の誰もが大人で一貫して落ち着いた空気が流れていく作品。 終盤は1人の女をめぐる親友の関係に、妻を毒殺しようとしたことを後悔する男のちょっとしたサスペンスも。 「僕は親友の不幸の上に幸せを築いたのか?ーその判断はあなた次第。」 無念はあるだろうが結婚の付添人までつとめたその親友がこの問いかけの直後に、本作で彼が見せる一番の笑顔がその答えでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-09 21:16:20)
243.  サンダーボルト(1974) 《ネタバレ》 
マイケル・チミノの監督デビュー作。 本作から始まって、「ディア・ハンター」が絶賛され、「天国の門」で地獄を見て、 「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」でプチ復活もありましたが、その後はパッとしなかった。 今となると、この人のこういうスケールの映画をもっと見たかった気がしますね。 全体的にコメディタッチにまとめられながらも、ニューシネマ的な哀愁が漂う凸凹コンビの男2人が中西部を行くロードムービー。 年長者と勢いのいい若者、そんな2人のコンビぶりは、本作の前年製作の「スケアクロウ」と重なって見えた。 刹那的な生きザマのライツフットを魅力いっぱいに演じて見せたジェフ・ブリッジスですが、 それだけに彼に待ち受ける運命を思うと、どこかおどけたような作品の空気そのものが悲しさを誘います。 大らかな中西部の風景と大らかな作風の中に漂う、笑いと哀愁が入り混じったような空気感がたまらない一品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-06 22:16:31)
244.  ソードフィッシュ 《ネタバレ》 
豪華キャストを揃えたB級サスペンスアクションという感じですが、 1つ1つのシーンを見ればスタイリッシュかつ迫力もあり退屈せずに楽しめる作品ではあります。 それ程期待して見始めたたわけではなかったので、本作の冒頭にはやられました。 トラボルタの知能犯ぶりも、ハル・ベリーも良かったのですが、 ジャックマンはその筋には知れ渡った伝説のハッカーという感じではなかったですね。まあ、カッコいいんですけどね。 冒頭でトラボルタが言う通り、別に全ての映画にリアリティを求めても仕方が無いのですが、 この結末はあまりにも無理がありすぎでした。 ハッカーの男がロケットランチャーを手に取ることが分かり、しかもあんなに上手に扱えるのか? その後、あんなに簡単に鑑識を騙せるものなのか? これも冒頭にトラボルタが「もし映画が俺の筋書き通りになったら?」と言った、その通りになったと言えばそれまでですが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-06 22:09:17)
245.  ランボー3/怒りのアフガン 《ネタバレ》 
冒頭、世捨て人のようになっているランボーのもとにトラウトマン大佐が訪ねる。 一緒に行ってくれという要請を断るが、トラウトマン大佐が捕らえられたと聞くや、 即決でアフガン行きを決断。そしてアフガンに行くまでで映画が始まって20分程度だったかな。 前振りはさっさと終わらせて、ランボーの超人的活躍にたっぷり時間を使う。 第1作で戦争はもう終わったんだと投降を促した大佐が、君は戦うマシーンだと作戦への同行を求めたり、 ランボーを戦わせる理由がシリーズの継続につれて苦しくなってきている感はありますが、 細かいことを言わなければ、このシリーズは相変わらずアクション映画としては十分なのでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-25 21:30:37)
246.  ハッスル(1975)
アルドリッチ監督に主演バート・レイノルズ。これだけでも期待感が高まるのですが、 それだけにとどまらず、ベン・ジョンソンにエディ・アルバート、アーネスト・ボーグナインとこれでもかと 大物を脇に据え、フランスからカトリーヌ・ドヌーヴまでも呼び寄せる豪華キャスト。 しかし、まずは本題に入るまで(ある女性の死体が発見された事件の捜査)までが長い。 本題に入ってからも、本題と関係無い事件の捜査や顛末が挿入されたり、 レイノルズとドヌーヴのああでもない、こうでもないのロマンスが挿入されたり、 こういった要素が作品のテンポを悪くしています。 カトリーヌ・ドヌーヴは好きなのですが、本作に関してはどこか浮いた存在になってしまっています。 なぜアルドリッチがこういう作品の監督を担当することになってしまったのでしょうか・・・?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-17 21:22:31)
247.  2ガンズ 《ネタバレ》 
デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグ。 黒人と白人、典型的アメリカン・バディムービーにしてアメリカン・アクションコメディ。 よってどこかで見たことがあるような感じなのは仕方が無いのですが、 DEA、海軍、CIA、犯罪組織・・・が入り乱れ、4000万ドルものカネをめぐり テンポよく展開を二転三転させ、キャストも揃っておりそれなりに楽しめる作品に仕上がっています。 もう少しドタバタとした笑いドコロがあってもよかったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-15 22:37:52)
248.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 
冒頭のスウェーデンの雪原に、イタリアの静かな村。徹底的にヨーロッパの香り漂うアメリカ映画です。 雰囲気はとてもいい映画でした。寡黙なジョージ・クルーニーの佇まいも良かったのですが・・・。 なぜ彼は人里離れたスウェーデンの雪原で隠遁生活をしなけれなならないのか?なぜ彼は命を狙われているのか? そのあたりの事情の説明が無いわりには、登場人物が極めて限られる作品ということもあり、 誰が彼の命を狙う黒幕で、誰が実行犯になるのか、あまりにも分かりやすい。 しかも「人生は、最期が最も美しい」という見事なまでのネタバレ・キャッチコピーがつけられてしまっているので その結末も見る前から容易に想像がつくことになります。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-05 18:41:28)(良:1票)
249.  ポリス/サヴァイヴィング・ザ・ポリス 《ネタバレ》 
2007年にスチュワート・コープランドが「インサイド・アウト」を発表したのに続き、 2012年に発表された、アンディ・サマーズによるポリス回顧録である本作。 自身の生い立ち、音楽のルーツ、アニマルズをはじめとするポリス以前の話、ポリス結成秘話、そしてポリスでの日々。 ドキュメンタリーとしてオーソドックスな作りとなっていますが、 2007年に始まった再結成ワールドツアーの模様に、そのバックステージの様子も頻繁に挿入されます。 僕は2008年の冬、東京ドームでこの再結成ツアーに参加させてもらいましたが、その時の感動が蘇ってきました。 日本でファンと一緒にカラオケで”Every Breath You Take”を歌ってファンと交流する意外な一面も披露しています。 バンドのフロントマンであるスティングに対する複雑な思いも語られています。 「俺たちは大成功を収めた。しかし、そのもろい民主国家は独裁政権へと変わっていった。」 空前の大ヒットとなった”Synchronicity”。その全盛期にあっけなく解散したポリス。 解散へと至るメンバー間の複雑な関係、その心中が垣間見える一言も。 はっきり言ってポリスのファンのためだけの作品ですが、 こうなるとまだ未見のコープランドのポリス回顧録「インサイド・アウト」も見たくなってくる。 2007年、コープランド。2012年、サマーズ。そろそろスティングさんもいかがですか・・・?
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-05 18:39:31)
250.  ソルジャー・ボーイ 《ネタバレ》 
1978年の「帰郷」「ディア・ハンター」あたりがそのはしりかと思っていたのですが、 まだベトナム戦争が終結していない1972年の段階でベトナム帰還兵を取り上げた、こんな映画が既にあったとは・・・。 同時に除隊しアメリカに帰ってきた4人の戦友がカリフォルニアに行って農場を共同で経営しようと旅に出るロードムービー。 その出だしにはそんな希望もあり、カリフォルニアへ行くために中古車を値切って手に入れるくだりにはほのぼのした空気もある。 しかし途中で立ち寄った町では、朝鮮戦争従軍経験者たちからベトナム帰りであることは馬鹿にされるような描写もあったり、 その旅を通して少しずつアメリカ社会との間に溝を感じ始めていく。そして何とも悲しい結末が。 製作年度を考えると、本作もニューシネマにカテゴライズされる作品であると思いますが、 ベトナム戦争終結後に数多く出現することになるベトナム戦争の戦後を描いた作品の源流に位置する作品と言えるでしょう。 特に動員された州兵と市街戦のようになってしまう終盤の展開には「ランボー」を思い出さずにいられませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-02 23:12:54)
251.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 
久々にニコラス・ケイジの映画でも見るか、と思っての鑑賞でしたが・・・。 まいった。なかなか凄い映画に当たってしまいました。 最後の父と娘が協力しての着陸には少しは見どころがありましたけど、 終盤は大勢の人が神隠しにあったように消えてしまったことに何か意味がありましたかね? 「レフト・ビハインド」とは、置いていかれたとか、置いてけぼりとかという意味もあるようですが、 見ているこっちがレフト・ビハインドだぜ!と叫びたくなりましたよ。 ニコラスさん、もう少し作品を選びましょうよと言いたいところですが、 ケタ外れの浪費家として有名な人なので、選んでられないというご事情があるのかもしれませんけどね。 ただ、キャビンアテンダントのキレイなお姉さんを消さなかったことは評価しておきましょう。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-05-20 18:15:28)(笑:2票) (良:1票)
252.  ラン・オールナイト 《ネタバレ》 
その強さとは裏腹に、映画ごとに演じる男が背負う悲しき過去や、内面に抱える心の闇。 近年のリーアム・ニーソンの定番のキャラクター設定とストーリーに目新しさは無いですが、 もはや安心して見ていられる鉄板の安定感です。絵になる。渋い。アクションもまだまだいける。 本作は微妙な関係にある敵役のボスにも大物を配したことで、ドラマ的にも味のある作品になっています。 久しぶりにエド・ハリスを見たのでその老け具合に驚きましたが、作品を引き締めるさすがの存在感があります。 戦慄の一夜が明け、息子との和解と息子の家族との顔合わせイベントと、最後に穏やかな時間が訪れると思いきや、 最後にもう一波乱。映画的には最後のまさかの一波乱、これも分からなくはないけど、 それよりもようやく訪れた穏やかな時間の中で、ニーソンを追い続けた刑事との最後の絡みが見たかったですね。
[DVD(字幕)] 6点(2018-04-29 01:11:14)(良:1票)
253.  超高層プロフェッショナル
作品の時間の大半は高層ビルの建築現場。そこで働く男たちがユーモアたっぷりに描かれる。 男臭く汗臭く、今に見ると古臭くもある作品です。でも、それがいい映画もある。 無骨な男たちと鉄骨だらけ。あまりにも華の無い絵ヅラの作品にあって、紅一点のジェニファー・オニールが作品に潤いを与えています。 冒頭から登場する現場の人情親方、ジョージ・ケネディ。彼を中心にした作品かと思いきや、序盤から意外な展開。 完成の期限が迫っている。そこでスカウトされた2代目の男気親方、リー・メジャースがカッコいい。 時折カメラが下界をのぞき込むかのように地上の風景をとらえる。危険と隣り合わせの高層ビルの建築現場。それだけでサスペンス。 最強かと思われた男気親方の思わぬ弱点が露呈したり、作業員が大怪我をしたり、工事への妨害があったり。 様々な困難に直面しながらも、気が荒くケンカもするが力を合わせて働く気のいい連中の描き方が気持ちいい。 終盤の男たちが最上層でヘリと協力し作業を進めるシーンが最高にカッコよく、 ベタでストーリーに意外性はありませんが、見せ場もしっかり挿入されたなかなかの良作です。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-04-15 20:25:34)
254.  フットルース
いつ以来だろう?CSでやっていたので、本当に久々に見ました。これぞ80'sという挿入曲がたまりませんね。 あまり自分の好みの音楽ではないんだけど、何故かサントラも持っていた。 同時期の「フラッシュダンス」もそうですが、映画の中の青春の風景とその時代の挿入曲の一体感がいい。 いつの間にか風貌も含めてTHE悪役という感じになってしまいましたけど、 今でもケビン・ベーコンと言われて思い浮かぶ映画の1つですね。 冒頭のロックやダンスを有害なものと決めつける、小さな田舎町の有力者、ジョン・リスゴー神父の演説。 田舎町の閉塞感に若者、ロックvs権威。定番中の定番の構図ですが、今に見直すとジョン・リスゴーがいい。 そしてダイアン・ウィ―ストはやはり素晴らしい女優さんだなと改めて思わされます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-15 20:22:34)
255.  愛しのロクサーヌ
80年代のアメリカの田舎町を舞台にしたスティーヴ・マーティンのシラノ・ド・ベルジュラック。 80年代、マーティンの全盛期ですが、それゆえいつものマーティン芸は少々控えめなロマンティック・コメディとなっています。 それでも冒頭のケンカや、バーでお得意の作り笑顔を全開にジョークを連発するくだりではしっかり彼らしさも味わえます。 鼻が邪魔でワインが飲めない、キスができないといったシーンも可笑しく、 アメリカン・ラブコメの中に「シラノ~」の純情ラブストーリーをうまく重ね合わせています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-13 21:58:10)
256.  ミーン・ストリート
暴力的で退廃的でありながらも独特の生気がみなぎる。カネに女に、NYのイタリア系のどうしようもない青春群像。 オープニングの古めかしくも感じさせるフィルムにロネッツの若々しい歌声が重なる。 そしてデ・ニーロが登場する際のスローモーションと”jumpin' jack flash”!この音楽の使い方と演出。いかにもスコセッシ。 ストーリー自体は退屈する時間帯も多いのですがデ・ニーロもカイテルも、スコセッシもみんな若くギンギンに尖っている。 それがいい。それが本作の魅力なんでしょう。誰もが知っているヒット曲に加え、数多く挿入されるいかにもイタリアという歌と 時折挿入されるイタリア語の台詞とどこか澱んで見えるNYの街並み。スコセッシの出自を非常に色濃く感じる作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-03 21:19:25)
257.  イカサマ貴婦人とうぬぼれ詐欺師
ゴールディ・ホーン主演、序盤はゴールディがショーパブで歌い踊るミュージカル仕立てのコメディウエスタン。 ”私のメロンをまさぐって♪” ”私のメロンでイケナイことして♪”と歌ってる歌の歌詞がなかなか凄いのですが。 ストーリーの方は、詐欺師役のジョージ・シーガルとヤバいカネ4万ドルを持って逃避行を始める、 4万ドルをめぐって無法者から執拗に追われるといったサスペンス的要素やガンファイトも多少はありますが、 基本的にユルユル・グダグダの作品です。 しかしゴールディのファンとしてはこの時期のゴールディを見ているだけで十分でございます。 全く知らなかったゴールディの未公開作を紹介してくれた某CS局に感謝!です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-03 21:16:25)
258.  プロフェッショナル(1966)
なかなかの激シブ豪華キャストが揃った西部劇の快作です。 射撃、爆薬、弓矢、馬、それぞれが一芸に秀でたプロフェッショナル4人組が人質救出作戦に向かう。 4人組のリーダーのリー・マーヴィンがとにかく渋くてカッコいい。 朗らかで陽気なバート・ランカスターが意外でしたが、基本的にはこの両雄の映画。 ウディ・ストロードが得意の弓で敵を射抜く姿もいいのですが、 銃、爆薬、弓矢と闘う系の3人と比べ、馬が専門というロバート・ライアンの存在感がかなり薄いのが残念。 馬を豪快に走らせて操るといった見せ場が欲しかったですね。 そしてミスター悪役、ジャック・パランスに紅一点、CCまでもが顔を揃えます。 しかしなかなかCCを登場させてくれません。CC登場までは本当に男だけの映画ですが、 その前半がいい。とにかくシブい。カッコいい。 こいつら本当に大丈夫なのか?と思っていた矢先、山賊に囲まれるのですがそこでそれぞれの凄腕をまずは披露する。 以降もダイナミックな列車襲撃シーン、救出作戦決行などの見せ場も十分の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-29 22:13:53)
259.  ディバイナー 戦禍に光を求めて
本作で描かれるようにオーストラリアからも多数の兵士が参加しオスマン帝国と戦ったガリポリの戦い。 第一次世界大戦の激戦となり両軍に多数の戦死者が出たという、この戦いとその後のドラマを描いた実話をベースとした作品。 何よりも、ラッセル・クロウが主演と初監督を兼任した作品ということで見ました。 過去にはオーストラリア出身のピーター・ウィアーもこの戦いを基にした映画を撮っていますが、 オーストラリアだけでなく、クロウの母国ニュージーランドも参加し多くの犠牲が出たこの戦いのドラマを 初監督作に選んだことは彼にとっては大きな意味があったのでしょう。 この戦いの背景にある事情や、登場する各国の関係に分かりづらい部分があるのですが、 この戦いで息子を失い、それが元で妻も失ったオーストラリア人の男と、 同じくこの戦いで夫を失ったオスマン人の女との、控え目に挿入される互いの痛みが分かる2人のドラマなど、 映画としては分かりづらい面がそれ程気にならない作りとなっています。 美しい風景も、人が殺し合うシーンも、1つ1つのシーンが丁寧に作られていると感じます。 終始悲しみと苦悩の表情を浮かべるクロウに、美しく凛とした強さを感じさせるオルガ・キュリレンコもまた好演でした。 登場する誰もが心に傷を負っている作品にあって、宿屋の1人息子のまだあどけなさを感じさせる存在も良かった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-21 21:08:36)(良:1票)
260.  リベンジ・マッチ
お互い全盛期から月日は流れ、ロッキー・バルボアとジェイク・ラモッタを演じた2人が闘う。 最後の試合では2人ともさすがにしっかりと迫力のあるところをみせてくれますが、 それまでの間は、時にはおちゃらけるデ・ニーロと、笑顔すらほとんど見せないスタローン。 特に試合の宣伝の為に総合格闘技の試合会場に乗り込んだ際に、そこにいた選手が絡んでくる。 デ・ニーロは手を出さない。ここはハリウッドのアクション番長、スタローンの出番。絡んできた選手を一撃でノシてしまう。 2人の役割分担も良かったですね。 スタローンが卵を一気飲み。そうなれば次は吊り下げられた肉をどつきまくる姿も見たくなるのですが、 その寸前でトレーナーのアラン・アーキンに止められてしまう。拍子抜けと言うよりは笑ってしまいました。 「ロッキー」と「レイジング・ブル」の鑑賞が前提になっている感はありますが、 イタリアン・スタリオンvsレイジング・ブルのドリームマッチ。それだけでも十分楽しい映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-18 21:40:34)
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