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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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301.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
面白かった。 150人を乗せた国際線の機内で、乗客の命が危機にさらされるなか、孤立無援で捜査をしなければならない。 最初はイタズラとも思えるようなメールから少しずつ話を大きくしていく。 そして少しずつ、ニーソンを孤立化させていく。地上では自身がハイジャック犯と報じられる中、 再び乗客の信頼を勝ち得て最後の大きな賭けに。原題の通りまさしくノンストップでストーリーが展開していきます。 犯人は必ず機内の乗客の誰かなんだけど的を絞らせませんが、本作の場合はそこは大きな問題ではなかったと思う。 ニーソン航空保安官が抱える悲しい過去と現在。彼にはこういう背景を持つ役がよく似合うのですが、 心が折れそうな状況でタフなニーソンがどう危機を乗り越え立ち向かうのか。ひたすらリーアム・ニーソンを堪能できる作品です。 強さと渋さと、年齢を重ねた男の円熟味。リーアム・ニーソンという人は年を重ねるごとにいい俳優になっていますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-12 20:18:18)
302.  もうひとつのラブストーリー
タフガイ、ニック・ノルティも90年代に入り老けたなあ、と思うようになってきた頃の作品。 警察や検察から行政に至るまで不正と腐敗が蔓延る町で、それを包み隠すためにある殺人事件の罪を無実の青年いかぶせようとしている。 無実の青年を救うために立ち上がった1人の女と、彼女から捜査の依頼を受けた私立探偵がニック・ノルティ。 捜査の過程で徐々に腐りきった町の実情が明らかになり、町ぐるみの不正と闘うというストーリー自体には新鮮味はありません。 それでも、こういうテーマの熱く見応えがある映画は色々あるのですが、本作は残念ながらそうではありませんでした。 この男と女が恋に落ちるというのも定番でそれはいいのですが、2人の関係はもっとシンプルにして、サスペンスの方に重点を置くべき作品だったと思います。 アクションはありませんが腐敗しきった権力に立ち向かう私立探偵、これもタフガイ、ノルティらしい役どころなだけに、 青年が釈放されたのはいいのですが、対権力という面でこの中途半端な結末は無いと思います。2人の関係もパッとしないまま終わってしまうのも残念です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-10-06 21:17:28)
303.  黄金の指
邦題の通り、“黄金の指”を持つ、4人組のスリのチームのリーダー、ジェームズ・コバーン。 高そうなスーツをスマートに着こなすジェームズ・コバーンがクールでシブい。 でも、どこかユーモアを感じさせるこの人ならではの魅力が出まくっています。 そして金を持っていそうな人間を百発百中で見極める熟練の目を持つウォルター・ピジョン。 もっと昔の時代の人のイメージがある人ですが、ベテランスリ師を余裕しゃくしゃくの味で演じる。 ドジもやらかすまだまだ未熟なマイケル・サラザンに、こういう映画のお約束、紅一点にトリッシュ・ヴァン・ディーバー。 熟練の技を持つ2人に未熟な2人。この4人がいいバランスで、コバーンと他の3人にはならずに4人組のキャラをうまく立てていきます。 いざ仕事に取り掛かるまでが結構長くてスロースタートの作品ではありますが、結末がいかしている。最後はやはりコバーンがカッコいい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-06 21:15:29)
304.  地獄の女囚コマンド
アメリカ映画でありながら、本国アメリカでは未公開だという。もうそれでどの程度の作品かは分かろうというものです。 B級臭がプンプン漂う邦題がついていますが、女囚とか、こういう邦題の映画ってちょっとしたお色気の方にも期待しちゃうわけですが、 そっちを期待して見る映画ではないです。作品自体は真面目にやってる敵中突破ものですが、それにしては何か緊張感が無いですね。 某中東の国に潜入し、ある人物を救出に向かうのですが、色々訳があって女を中心に救出チームを組まなければならない。 という訳で候補者探しに各地の刑務所をめぐるのですが、アメリカの犯罪映画でしばしばその名が出てくる、悪名高きサンクエンティン刑務所に、 「ミッドナイト・エクスプレス」でもおなじみ、、麻薬密輸でトルコの刑務所に収監中のお方に、 皆さんなかなかの強者揃いです。しかし、何ですか?その後の緊張感のない訓練は・・・。 CSの吹替版で見たのですが、女囚軍団を率いる男が訳があって使うオネエ言葉が寒い・・・。 (中盤のこの辺りで見る気を無くす人も多いかもしれない) 脇を固める超ベテラン俳優の皆さん。この何気に豪華なベテラン勢が妙に切なさを誘います。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2017-09-19 22:06:45)
305.  幸せはパリで 《ネタバレ》 
相変わらずさえないサラリーマンをコミカルに演じれば天下一品のジャック・レモン。 一方こちらも相変わらず完璧に美しいカトリーヌ・ドヌーヴ。 それぞれの魅力を発揮すればするほど釣り合わない2人ですが、 今の生活に満たされていない2人が出会って、あっという間に恋に落ちて、パリに駆け落ちしてしまう。 90分程度の小品ですが、2人以外のキャストもなかなか豪華。そして音楽がハムリッシュとバカラックとは、なんという組み合わせ! 特にバカラック作の主題歌を歌うのは、これまで数多くのバカラックの曲を歌ってきたディオンヌ・ワーウィック。 2人の今の状況を原題の通り「エイプリル・フール」に例えた、ディオンヌが歌う主題歌に乗せて2人は飛び立っていく。 カエルが王子様になって、お姫様をさらっていく。大人のおとぎ話といったところ。 男の映画のイメージが強いローゼンバーグがほのぼの感たっぷりに描いてみせたロマンティック・コメディ。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-19 19:26:06)
306.  レイジング・ブル
自身の多くの作品で偏執的な登場人物を登場させてきたスコセッシと、 体重を増やし、前髪を抜き、偏執的なまでに演じる役になり切ったデ・ニーロ。 同時期にニューヨークで、同じくイタリアの血をひく家系に生まれ育った2人がコンビを組んだのは必然だったのか。 70代に入り近年はすっかり丸くなったデ・ニーロですが、スコセッシと共に見せる、若い頃の尖った演技、表情が作品にもたらす緊張感が凄い。 スコセッシとデ・ニーロのコンビの作品の幾つかでも、血の気の多い役で脇を固めてきたジョー・ペシもまた好演。 美しいモノクロ映像と挿入曲とは裏腹に迫力あるボクシングシーンは今に見ても迫力十分です。 ジェイク・ラモッタという男の栄光と挫折、人生の光と影を演じ切り2度目のオスカー受賞となったデ・ニーロの役者魂が全編にみなぎっています。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-09-17 23:57:23)
307.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 
抑揚があまりなく時間軸が頻繁に移動し、登場人物は少ないけど複雑な相関図が提示される前半が結構しんどい。 しかし中盤以降、相関図が整理されてからはエミリー・ブラント演じるアルコール依存の女を中心としたサスペンスが徐々に盛り上がりを見せる。 アルコール依存による記憶の曖昧さが1つのキーになっていて、やはりエミリーはこういうひと癖ある役を演じると抜群の存在感があります。 ミステリとして最大の難点は登場人物が限られるゆえ、中盤の段階で誰が犯人か特定できてしまうことでしょうか。 しかし限られた登場人物により狭い範囲で展開される、電車の車窓から見える一見何気ない日常に潜むサスペンスはなかなかの迫力がある作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-12 21:38:54)
308.  素敵な人生のはじめ方
本作のモーガン・フリーマン、有名な俳優というだけで役名がありません。でも、それで全然OK。 作品の中で彼と会う人たちは、みんな彼のことを知っている。 現実のモーガン・フリーマンは相変わらず途切れることなく映画に出続けていますが、 演じる男は現実の自分自身とは異なり、久々に俳優にカムバックしようとしているかつての名優。 復帰作の役作りのためにスーパーを訪れる序盤は「もしもモーガン・フリーマンがふらっと町中のスーパーに現れたら」みたいな感じで、 飾り気のない彼の魅力がとてもうまく引き出されています。 演じる男は役作りのためにスーパーを訪れたりしていますが、本作のフリーマンはありのままのフリーマンという感じです。 パス・ベガ演じる、現状から脱却しようともがくスーパーのレジ係の女性。フリーマンとのたった1日の交流が彼女の心に安らぎを与える。 そんなモーガン・フリーマンを見ているだけで何とも言えない安心感のようなものがある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-02 17:45:27)(良:1票)
309.  シノーラ 《ネタバレ》 
この頃のイーストウッドは西部のガンマンを演じてもサンフランシスコのアウトロー刑事を演じても 何をやってもカッコよく、それだけでも一定の満足度が得られます。 尺が短いので仕方がないのですがメキシコとの国境の町における 白人の悪徳地主と、彼らに土地を追われたメキシコ人達とのドラマが不十分なので イーストウッドのカッコよさが際立っている反面、ロバート・デュバル演じる悪役の存在感が今一つ。 中盤までは地味な展開が続きますが、スタージェスらしくアクションの見せ場はしっかりと挿入されています。 機関車で豪快に町に乗り込み、決着の時を迎える終盤の展開にはスカッとさせられます。 デュバルに弁護をする暇も与えず一発で息の根を止める。裁判所での寡黙な最終決着もイーストウッドらしかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-26 17:06:03)(良:1票)
310.  ミリオンダラー・アーム 《ネタバレ》 
メージャーリーグへの夢を追いかける実話をベースにしたディズニー映画。「オールド・ルーキー」が思い出される。 本作も同じく、MLBのスーパースターになり莫大な富を得たという訳ではないけど、野球に夢を見た男たちの実話。 本作の主人公は選手ではなく、エージェントであるJBバーンスタインという人物。スポーツイコールビジネスという男。 彼がインドで発掘した2人の金の卵との二人三脚の奮闘記と思いきや、うまくいかない。野球も、彼らとの人間関係も。 しかしいい実話モノには必ず、そんな彼らを支える素敵な人物の存在がある。 インドからやってきた純粋な2人の若者。彼らにとって母のような姉のような存在、ブレンダ。 2人の若者と一緒にインドからやって来たエージェント見習いの男のコミカルな存在も効いている。 そんな彼らの存在がJBの心を変えていく。 「私はビジネスを優先させすぎていた。野球はビジネスが全てじゃない。野球を楽しむんだ。」 2度目のトライアウトではこの言葉通り、2人と共に野球を楽しんでいるJBの姿があった。 野球というアメリカンドリームに挑む若者の物語であるとともに、いい出会いが人を変えていくドラマでもあると思う。 実話モノゆえにドラマチックな展開も無く、当然彼らがトントン拍子にメジャーのマウンドに上がれるということもなく、 (ピッツバーグ・パイレーツと契約したとあるが、マイナー契約であると思われる) 感動をあおるような演出も控え目にされていますが、本作もまたディズニーらしい良作です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-26 17:02:54)(良:1票)
311.  バッドボーイズ(1995)
W主演のマーティン・ローレンス&ウィル・スミスの凸凹コンビのコントのような軽妙なやりとりに マーティン・ローレンスのしゃべくりはなかなかの面白さです。 それまでの作品の空気を一変させての終盤のアクションはかなりの気合が入っています。 この手のお気楽アクションコメディにしてはド派手かつスタイリッシュにまとめられています。 このあたりはさすがマイケル・ベイ&ブラッカイマー、しっかりやりたいことやってるという感じです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-07 16:22:48)
312.  リピーテッド
夜、眠りにつき朝目覚めると記憶が無くなってしまう女と、自分は夫だと説明する男。 無表情で感情をあらわにすることも無い夫。何を考えているのか読めない。彼は本当に夫なのか?信用していいのか否か。 ミステリアスでサイコサスペンス的な序盤の展開。漂う雰囲気も悪くはないし 登場人物をかなり絞り、尺も短く無駄の少ない作品だとは思うのですが、 面白くなりそうだった作品が事情が明らかになるにつれ失速していきます。 こういうことになってしまった事情がもう少し何とかならなかったものか・・・。 作品に漂う雰囲気やコリン・ファース&ニコール・キッドマンは見応え十分なだけに勿体ない作品です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-22 17:45:52)
313.  結婚しない族
多くの素晴らしい映画を撮っているノーマン・ジュイソンですが、本作はそんな彼の数少ない失敗作だと思う。 ノーマン・ジュイソンは好きな監督だし、主演ゴールディ・ホーンも大好きなだけに残念な作品。 シリアスな要素を含んだ苦みのあるコメディを狙ったのだと思いますが、最後まで共感できず笑えず。 うまくいっていない時でも元気いっぱい、ゴールディだからこその魅力があるのだと思うのですが、 本作ではそんなゴールディの魅力も全く不発に終わってしまいました。 ただ、この頃(80年代前半)の作品なので、やはりゴールディは可愛かったですけどね。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2017-07-20 22:10:50)
314.  ガンシャイ
敏腕麻薬捜査官も、マフィアも、ストレスとストレスがもたらす体調不良を抱えていてそれなりにみんな大変なんです。 誰もがストレスを抱えながら生きている現代社会を皮肉って、というほどの作品でもないですが、 特に前半、ストレスでお腹の調子悪くて、セラピストのカウンセリングに通い、病院に通院して、と あのリーアム・ニーソンの、ストレス胃炎に悩むただのおっさんのような姿は結構笑えます。 しかし、せっかくのこの面白い設定があまり活かしきれていないのが勿体ないところ。 今このタイミングでお腹のトラブルが発症すれば面白いというところではこの設定が発動されず。 出番はそれ程多くは無いのですがサンドラ・ブロックが作品に華を添える。 ニーソンのキャラだけでなくマフィア側のキャラもそれなりに楽しいお気楽コメディ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-17 17:20:10)
315.  ニール・サイモンのロンドン・スイート
新婚カップル、中年夫婦、熟年の元夫婦、母と娘。 ロンドンのとあるホテルに集う、それぞれに事情を抱えた4組それぞれの悲喜こもごもを見せる群像コメディ。 それなりに面白いカップル、味わいのあるカップル、ただドタバタだけのカップルと色々ですが、 それぞれが好き勝手やっていてかなり散漫で浅く広くになってしまっているのが残念。 やはりニール・サイモンは主役の男女の心の機微をユーモアを交えじっくり描くコメディで真価を発揮する人なんだと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2017-07-10 21:55:37)
316.  ミルドレッド 《ネタバレ》 
監督カサヴェテス、主演ジーナ・ローランズとくれば、まず頭に浮かぶのは「グロリア」。 しかし本作の監督はジョン・カサヴェテスではなくニック・カサヴェテス。そう、ジーナ・ローランズの息子にあたります。 これがニックにとっての長編デビュー作とのこと。 ソフィア・ローレンがやはり息子の長編デビュー作で主演した作品を思い出しました。 息子がデビュー作で母の主演作を撮る。息子だからこその魅力的な母の姿をとらえていると思います。 最初はどこか陰のある、まだ幼い少年と大人が出会う。こういう場合、映画では男同士が圧倒的に多いのですが、 本作はその大人が女性ならではの柔らかさ、あたたかみを感じる。 この少年の母はいつもくわえタバコに酒。しかしジーナ演じるミルドレッドと接するうちに次第に母親らしくなっていく。 一方のミルドレッドも、この母と息子と接するうちに人生について改めて考えるきっかけとなっていく。 まだ幼い息子との微笑ましい交流を交えながら、2人の女性が互いに人生を見つめなおす優しさのあるドラマ。 ミルドレッドとは対照的な、この少年の母親役のマリサ・トメイも、こういう役を非常にうまく演じる人です。 最後ははこの母と幼い息子、そしてミルドレッド自身の息子、娘とも別れ、彼女はどこへ向かうのだろう? 一抹のさみしさを感じつつも彼女が旅立っていく、毅然としていて力強さを感じさせるその姿が印象的なラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-10 21:38:12)
317.  ヴィンセントが教えてくれたこと
昔からずっと楽しい変わり者を演じ続けてきたビル・マーレイ。年をとっても全く変わることのない安定感です。 偏屈で孤独な老人と、隣に引っ越してきたシングルマザーとその息子の少年の心の交流。 いつしか偏屈じいさんと少年の間に芽生える友情。少年が一般的に見れば良くも悪くも影響を受けていく。 いじめっ子を撃退する喧嘩術を教える。そしてそのいじめっ子との間にも芽生える友情。 ひねったりすることも無く気軽に笑って楽しめる。気持ちよくこの手の映画の王道を行ってくれます。 原題のは"st vincent"。このこのじいさんのどこが"聖"なんだ?と思いながら見ていたら・・・。 そういうことでしたか。最後はまさか感動させてもらえるとは思いもしませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-03 21:41:50)
318.  ガントレット 《ネタバレ》 
もうこの頃には「ダーティハリー」が何作も撮られています。 ふてぶてしい刑事ぶりから始まる冒頭はまさにハリー・キャラハンを思い起こさせます。 ガンを持たせたら誰よりも様になるイーストウッドですが、本作ではほとんど発砲すらしていない。 逆に中盤の家とクライマックスのバス。どれだけの銃弾を浴びせられたか分からないほどです。 そこからは「俺たちに明日はない」の壮絶なラストを思い出してしまいました。 また、2人が結婚後の幸せな生活を語り合う終盤のバスの中の会話からもニューシネマ的ラストを想像してしまいますが、 ラストは一瞬そう思わせておいて・・・。までで終わりました。 当時パートナーだったソンドラ・ロックとの絡みはどこかコメディタッチでほのぼのとしたものを感じさせます。 見る者の怒りの矛先を確実にあの悪徳上司に向けさせるためなんだろうけど、ジョセフィンは殺してほしくなかったなあ・・・。 ツッコミ所は多々ありますが、テンポの良さと勢いで一気に押し切ってしまったような感じですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-30 23:50:05)
319.  刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM>
このシリーズは作品ごとに監督や脚本家が異なることもあり、時には本作の様に他のシリーズ作とは全く異なった雰囲気を感じさせる作品があります。 トリックやオチは弱いし、警部vs犯人の仕掛けの応酬や息詰まる攻防戦も無い。 犯行以降はほとんど女たちのドラマがメインになっているという点でもシリーズの異色作です。 連行される際、「私の手を取ってくださる?」という犯人。 シリーズ中、女性が犯人の作品は幾つかありますが、ラストでは警部はいつも紳士ですね。 そんな作品の雰囲気にあってもやはり挿入される笑いドコロはなかなか面白かった。 花粉症に悩まされる警部のユーモラスな演技と、キレイに髪を整えているのに、それが全く似合っていない警部の姿は必見です。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-06-26 19:20:35)
320.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
やはりこういう巧妙なトリックを仕掛ける知能犯と警部の対決は面白い。 犯人の高いプライドを巧みに操り墓穴を掘らせる。心理戦の達人コロンボらしい決着も鮮やか。 そして決着がついた後、警部のIQの高さを認め、警部をテストする犯人。 その犯人の期待通りに警部はいとも簡単に正解を導き出す。 実に穏やかなラスト。鑑賞後はこのシリーズらしい味わいのある余韻を残してくれる佳作です。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-06-26 19:18:03)
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