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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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641.  星の王子ニューヨークへ行く 《ネタバレ》 
一番いい頃の色んな役の色んなエディ・マーフィがいっぱい!ジョン・ランディスの映画としては大人し目だけど、黒人中心の映画に見られるメッセージ性を出すよりも、ひたすら陽気なところはジョン・ランディスらしいです。  ランディス監督作「大逆転」でエディに大逆転されて、一文無しになってしまったデューク兄弟をキャストもそのままでチラッと登場させるといった遊び心も楽しく、ジェームズ・アール・ジョーンズの浮世離れした国王ぶりも見事にはまっていました。  ラストはどうせ結婚するのだったら、乗客に向かって「僕は王子だけど彼女のためなら地位もすべて捨てる!」ってなかなか素敵なプロポーズだっただけに、乗客の祝福を受けて地下鉄のプロポーズで決めてくれて、晴れて結婚式という流れでも良かったんじゃないかな?
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-02 22:02:57)
642.  ヤング≒アダルト
もっと軽いタッチのコメディだと思って見始めたのですが、思っていた以上にシリアスなドラマでした。  勿論いい思い出や懐かしい思い出もあるけど、多かれ少なかれ青春時代のトラウマのようなものってあるんじゃないのかな。それが後の人生に与える影響。僕もドがつくほどの田舎町の出身。そんな田舎が厭で都会に出てきた。若い頃は故郷に帰ると、故郷に残った友達に仕事のことや都会の暮らしを思いっきりカッコつけて着飾って話していたっけ…。  僕とシャーリーズ演じるメイビスは全然違うけど、分らなくもない。シャーリーズのかなりイタイ演技は素晴らしかった。本作は彼女にこれといった解決策を見出している訳じゃないけど、それでも生きていかなくちゃいけない。ジェイソン・ライトマンは「マイレージ・マイライフ」といい、本作といい、まだまだ人生これからだけど、もうそんなに若いわけじゃない。そんな人間ドラマを独特の切り口で見せる監督さんですね。ちょっと考えさせられるドラマでした。そんな僕もいまだに実年齢に精神年齢が追い付いていないと思う今日この頃です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-28 21:19:31)(良:2票)
643.  ミーン・マシーン 《ネタバレ》 
「ロンゲスト・ヤード」のアメフトをサッカーに変えてのリメイクです。アメリカ映画の「ロンゲスト・ヤード」がアメフトなら、イギリスの本作はサッカー。序盤から刑務所に入所後しばらくの流れは「ロンゲスト~」ほとんど同じですが、次第にうまくイギリスらしさを加味していきます。  主演のヴィニー・ジョーンズは、「ロンゲスト~」のバート・レイノルズと比較すると明るさは無い。その一方でバートよりも強面で凄味があってそれはそれでよかったです。でも、キャラとしてはジェイソン・ステイサムなどの囚人仲間の方が味があったように思います。  看守チームとの試合もアメフトと比較すると体のぶつかり合いなどの迫力に欠けるのはどうしようもないところですが、全体的に観客の声援なども静かなのであまり盛り上がらない。スポーツものにとって、観客の熱い声援というのも大きな要素の1つなんだなと改めて思わされました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-25 21:06:21)
644.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 
男臭い反骨の巨匠アルドリッチ+主演バート・レイノルズがタッグを組む。もうそれだけでもう熱くなってくるじゃありませんか。  刑務所映画のお約束ですが、ヒール役として登場する看守長と所長に、序盤から続く沼地作業、看守の囚人いじめ。これら全てが後半の試合での熱い意地と意地のぶつかり合いにつながっていく。  何度も何度も挿入される、囚人チームが円陣を組むシーン。互いに喝を入れ、励ましあい、作戦を練る。まるで見ている者もチームの一員になって円陣の中にいるかのような気持ちになってくる。試合に出ている者にとどまらず、ベンチで声を張り上げる者も、試合で傷つき病院送りになった者も一つ一つの顔が実にいい。  そしてこの映画、試合後がいいんですよ。試合後に銃を構える看守長、しかし…。彼のとった行動とその表情の挿入が見事!試合中は意地のぶつかり合いがラフプレーを生みますが、スポーツマンシップを感じさせる試合後の看守長の描写が効いています。これが鑑賞後に実に爽やかな余韻を与えてくれます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-23 21:27:06)
645.  ローマでアモーレ 《ネタバレ》 
嬉しい!何が嬉しいって、アレンさんが俳優として映画に帰ってきてくれたんだから!でも久々に見たアレンさん、さすがに年とったなあ…。バルセロナ、パリ、ロンドン…と続いてきたアレンさんのヨーロッパ巡り。本作はローマにやってきました。  アレン映画の特徴の1つである、豪華キャストの競演で見せる複数のドラマが同時進行する中に描く人生の悲喜こもごも。本作の共通点は、「人生色々、思わぬ出来事もありますが人生何が幸いするか分らない」というところでしょうか。  このキャストを見て一番楽しみだったのが、喋りまくりを得意とする芸風であるアレンとベニーニの共演。僕はアレンもベニーニも好きなので、この2人が絡んだらどんなことになるのか楽しみだったのですが、全く絡まないんですよね~。ちょっと残念…。相変わらずの濃いベニーニ芸は楽しかったですが、本作の俳優アレンは作中の存在感も演技もかなり控え目でしたね。  アレンの作品としては、マンネリというか新鮮味はありませんが、まだまだお元気そうなアレンさんが見ることが出来ただけでもアレンファンとしては嬉しい作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2013-06-18 18:21:17)(良:1票)
646.  Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
こういうサイコサスペンスにケビン・コスナーはどうなんだろう?という思いがあったのですが、表の顔は誰もが羨む成功者。裏の顔も知的で冷静沈着な殺人鬼というキャラクターとコスナーはなかなかはまっていたのではないかと思います。  もう1つの人格を別人(ウィリアム・ハート)が演じたのも良かったとは思うのですが、何かお友達のような感じで、2人の間にもう少し張り詰めた空気を感じたかったですね。もっとブルックス氏の二面性というか、この「2人」に焦点を絞った方が見ごたえのあるサイコサスペンスになったのではないでしょうか。  デミ・ムーア演じる刑事や、もう1つの重要な要素であるはずの娘に関しては雑な扱いで、映画ではよくある夢オチというラストは別に嫌いではないのですが、本作に関してはもう少し娘の使い方があったのではないかと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2013-06-15 23:00:03)(良:2票)
647.  ブルース・ブラザース2000
僕の大好きな映画の1つ、「ブルース・ブラザース」。その続編だけに、もうジェイクことジョン・ベルーシが居ないだけに、今まで見ていなかった作品です。  冒頭から「ジェイクは残念だったな…。」と、もう既にジェイクはいないことを惜しむ台詞が何度も挿入される。だからこそ冒頭だけじゃなく、生前のジェイクが残した事情に対する弔い合戦のような、もっとジェイクが感じられるストーリーが見たかったな…。ハチャメチャ度もパトカー消費量も前作と比べると控え目でした。  とは言え、前作と変わらぬ音楽愛は健在。ブルースやソウル、R&Bの危機がエルウッドより語られた直後に登場し、作品の大トリもつとめるゴッドファーザー・オブ・ソウルことJBをはじめ、本作も音楽界からの超豪華な顔ぶれが見せてくれるパフォーマンスはやはり楽しかった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-14 22:37:49)
648.  鬼ママを殺せ
作中の台詞にも実際に出てくる、ヒッチコックの「見知らぬ乗客」へのオマージュのようなパロディのような作品です。実際に「見知らぬ乗客」を元にした交換殺人が話の軸になり、終盤にはちょっとだけですが列車のシーンも出てきます。  ダニー・デヴィートとビリー・クリスタルのコンビなので当然コメディとなっていますが、それも結構ドタバタ系。話のテンポは悪くないのですが、そのドタバタの所で笑えるシーンが少ないのが痛い。サスペンスとしては、まあ、これは当然かもしれませんがかなりユルいです。鑑賞後に一番印象に残ってしまったのが、鬼ママ。この2人がかすむほどの鬼ママの濃い存在感は凄かったです。  2人とも同じようなことを考えていたようなラストの「ママとオーウェンと親友ラリー」は面白かったですけどね…。
[DVD(字幕)] 4点(2013-06-12 21:48:27)
649.  ターミネーター2 《ネタバレ》 
初見は公開時劇場で鑑賞。以降何度か見ていますが、何度見ても楽しめる映画です。第1作の成功によりシリーズ化された映画はいくらでもありますが、成功をおさめた第1作を遙かに凌駕する、これほどの続編はそうそう出現しないでしょう。そんなに前のことのような気がしないんですが、もう20年以上も前になるんですね。  1から格段にスケールアップし、映像技術の進化に当時は驚きましたが、それだけにとどまらず本作はストーリーも非常に良く出来ています。前作では最強の恐怖の敵だったシュワちゃんをまず最初に登場させ、そしてもう1体のT-1000が登場する序盤は、予備知識無く1→2と初めて見る全ての人を惑わすでしょう。そんな序盤からラストまで途切れることがほとんど無い緊張感の中に描かれる、いかにして近未来の人類のリーダーとなっていくのかというジョン・コナーのストーリーもいい。  T-1000との戦いが終わったあとのT-800とジョンの会話、そしてラストのT-800からジョンへの激励のメッセージの「グー」が泣ける。映画の世界にとどまらず、僕たちが生きる現代社会は物凄いスピードで様々な技術が日々進歩していく。それでも昔から今も変わらないのは、最後はT-800にも伝わった、人間が持つ感情や真心。そんなドラマとしても素晴らしい作品です。
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-08 15:31:56)(良:1票)
650.  史上最大の作戦
第2次世界大戦における最大規模の作戦を、その決行前夜からの各国の動きをドキュメンタリータッチで再現した作品。ビッグネームがズラリと顔を揃えたオールスターキャストで上映時間は3時間に迫る長尺。しかし意外なほど派手さは無い。  声高に反戦を訴える訳でもないし、派手な、あるいは感傷的な音楽や演出もありません。アメリカを中心にした連合国の作戦であり、アメリカ映画なので当然アメリカ軍の動きをとらえる時間が長くなっていますが、連合国側、独軍、フランスの市民(戦時中にフランスがその誇りを示した「天井桟敷の人々」の主要キャストが名前を連ねているのが感慨深い)の視点を交えながら、上陸作戦が時系列に沿って局面ごとに淡々と描かれていきます。  本作には特定の主人公や英雄は存在せず、主人公は時に皮肉やユーモアのある言動を交え描かれる人間臭さにあふれた全ての兵士たち。作品の大きなウェイトを占める戦闘シーンの中で、そんな一人一人が愛すべき人間である彼らの命が一発の砲弾や銃撃で次々と失われていく。人々の営みがあった街が破壊されていく。そこからは嫌になるほど戦争の悲惨さが伝わってきます。
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-02 00:27:50)
651.  トラブル・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
映画ファンなら誰もが憧れる映画の都ハリウッドの住人。そんな世界に生きるデ・ニーロ演じるハリウッドの大物プロデューサー、ベン。監督に振り回され、役者に振り回され、映画会社サイドに振り回され、観客の反応に振り回され、家族に振り回され・・・。という姿をシニカルに、コメディタッチに描いたハリウッド内幕モノです。  豪華キャストも、大物俳優の本人役での使い方も、いろんな意味でロバート・アルトマンの傑作「ザ・プレイヤー」と比較されてしまう作品です。  原作はこれまた大物プロデューサー、アート・リンソンの自伝で、自らが脚本を手掛けています。本作の主人公ベンはリンソンの分身ということだと思いますが、「プロデューサー稼業はつらいよ」というボヤキのような空気がラストまで作品を支配します。ラストも皮肉が効いた結末が用意されていた「ザ・プレイヤー」と比較するとやはり分が悪い。映画ファンにとってはそれなりに楽しめる作品ではありますが…。
[DVD(字幕)] 5点(2013-05-31 22:17:19)
652.  大逆転(1983) 《ネタバレ》 
地上波ロードショーでもよくやっていた作品なので、何度か見ていますが、やっぱり面白い映画ですね。簡潔にして分かりやすい邦題もお見事、何とも鮮やかな大逆転です。  ジョン・ランディス監督に主演のダン・エイクロイドとエディ・マーフィーにジェイミー・リーカーティス、更には俳優でご出演のフランク・オズまでが顔を揃えた陽気なアメリカン・コメディ。この辺の顔ぶれが大好きな僕にとっては、ついでにスティーブ・マーティンも加えてくれよ!と思ったりもする作品です。  金持ちのデューク兄弟、ちょっと悪ふざけが過ぎましたかね。人の人生をおもちゃにしてはいけません。最後はこの兄弟にしっかり天罰が下ります。こういう映画はこの部分がすごく大事だと思います。その為には少々展開に無理があっても全然OKです。最後は2人を元の鞘に納めるどころか、それ以上の爽快な結末。この頃から勢いが出てきたエディ・マーフィーの良さがとてもよく出ているコメディです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-27 21:25:10)
653.  恋のロンドン狂騒曲
複数の男女の人生の分岐点の悲喜こもごもが同時進行で描かれる群像劇。アレンお得意のパターンであり、挿入される音楽の使い方などもNY時代のアレンを思わせる作品です。  よって特にロンドンである必要性は無く、ホームグラウンドのNYを舞台にしたアレン映画がこれからも見たいなあ…。アレン映画のファンとしてはそんな思いも出てきたりします。  本作の登場人物は皆が自業自得というか、落ち着くべき落としドコロに普通に行き着く。「人生はなんて皮肉で素晴らしいんだろうね」という、アレンらしい人生観を感じさせる台詞もありましたが、本作に関してはそれも弱く感じられました。  近年の「ミッドナイト・イン・パリ」や「人生万歳!」と比較すると出来は今ひとつでしたが、やはりこの人の軽妙でテンポのいい語り口は健在。次回作はローマが舞台のようですが、次の作品も期待していますよ!
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-26 14:29:53)
654.  ハンター(1980)
スティーブ・マックイーン、1930-1980。1980年製作の本作が彼の遺作となりました。  結果的に遺作となった作品ではなく、マックイーンの場合はこの頃には余命半年を宣告され既に病魔に侵されていた状態であり、マックイーン自身が遺作の覚悟で撮影に臨んだのであろう作品です。  アクションは本当に辛かったと思いますが、最後までアクションスターであり続けるという彼の思いが伝わってくる。そんなマックイーンの姿を見ていると何とも言えない思いが込み上げてきて、マックイーンが大好きな僕にとっては見るのが辛い作品でもあるのです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-25 14:35:16)(良:1票)
655.  噂のモーガン夫妻 《ネタバレ》 
誰もが羨むNYのセレブ夫妻。でも、2人は別居中。久々に食事に出掛けた帰りに殺人事件を目撃したものだからさあ、大変!プロの殺し屋から狙われる羽目に…。  2人は警察による証人保護のためにワイオミングにやって来ますが、このワイオミングの牧歌的な人間模様が実にいい。別居中だった2人も仲直りしたかと思えばまた喧嘩、“3歩進んで2歩下がる”といったところですが、ワイオミングの人々と豊かな自然に囲まれ、2人の間にできた心の溝を少しずつ埋めていく。都会と田舎、よくある図式ですが、のんびりと心がなごむ作品です。ヒュー・グラントはこういう、ちょっぴり情けなさを見せる役がますます板についてきましたね。  その一方で巻き込まれサスペンスの要素もあるのですが、こちらの方は最終盤まで殺し屋サイドの動きがほとんどありません。2人をワイオミングに行かせるための設定くらいにしか感じられず、全く安心して見ていられます。  無事NYに戻って、赤ちゃんにつけた名前がレイ。いい名前をつけましたね~。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-09 22:30:20)(良:1票)
656.  リトル・ドラマー・ガール
ジョージ・ロイ・ヒルは大好きな監督の1人ですが、本作はずっと未見だった作品。 ドラマーの少女を主人公に、「リトル・ロマンス」のようにローティーンの少女の恋や悩みなんかを描いた映画のように見えるタイトルですが、原作はジョン・ル・カレ。勿論そんなお話であるはずはなく、暴力とその報復の連鎖が止まらない中東を舞台に諜報機関やテロ組織が暗躍する映画となっています。  パレスチナとイスラエルの両陣営の狭間で揺れるヒロインのチャーリー役にダイアン・キートン。話自体は分かりやすい。しかし…。こういうスパイ・サスペンスにしてはユルいんですよね。政治的信念は持っていながらも、こういう世界には素人のチャーリーはかなり危ない橋を幾度となく渡っているんですが、その辺の緊迫感も薄い。ダイアン・キートンは嫌いじゃないんですが、本作に関しては彼女からもそういった雰囲気が伝わってきませんでした。
[ビデオ(字幕)] 4点(2013-05-01 01:03:24)
657.  スティック・イット! 《ネタバレ》 
「チアーズ!」の脚本を担当したジェシカ・ベンディンガーの監督作だけあって、「チアーズ!」と共通点の多いハイスクールの女の子の青春スポコン映画です。  本作で描くのは女子体操選手たちの青春。彼女たちの練習風景や試合での演技をとらえる映像とその編集がなかなか面白く、テンポもいい作品です。  かつては世界選手権に出場したこともあるヒロインの挫折と、その復帰。復帰したチームの中になかなか溶け込めずコーチにも反発し、更にヒロインに敵意をあらわにするチームの中心選手がいて、でも最後は・・・。という展開は青春スポコン映画らしい流れ。挫折を知るコーチを演じるジェフ・ブリッジスの渋みのあるコミカルな演技も良かったです。  チームメイトは勿論ライバルだって素晴らしいパフォーマンスを見せた選手を讃える思いは当然。そんな思いはやはり「チアーズ!」と共通するものを感じます。それだけに作品の最後を飾る大会は、全員が最高のパフォーマンスを見せてくれて、スカッと爽やかなラストが見たかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-29 22:31:33)
658.  デート&ナイト
ニュージャージーからNYにやって来た善良なごく普通の夫婦が犯罪に巻き込まれながらも事情があって警察を頼れず、自分たちで解決するしかない。  定番の人違い・巻き込まれ系サスペンス・コメディですが、これを終始ドタバタ、軽いノリで全編突っ走ったのが良かったですね。  スティーブ・カレル&ティナ・フェイ夫妻の掛け合いも、チョロっとしか登場しない人も多いのですが、結構豪華な顔触れが揃ったキャストの贅沢な使い方も楽しいです。  笑えて、ユルいんですがそれなりにスリルも味わえる。テンポもよく90分足らずの作品なので、難しいことは一切ナシでサクッと楽しめる娯楽作です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-17 21:56:45)
659.  シャッター アイランド
公開前の触れ込みは「結末は誰にも話さないで・・・」というものでしたが、残念ながらミステリーとしては成功していません。ミステリよりも、どちらかというとサイコスリラー的要素の方が強かったでしょうか。  何か秘密が隠された、社会にとって危険性のある患者を隔離した孤島。映像も音楽もディカプリオの演技も、そんな陰鬱な世界観の雰囲気は非常によく出ていました。  チャックとの会話、そしてテディの最後の一言。このラストはどう解釈すべきでしょうか。戦争から続く自身の苦しい記憶から逃れるがために選んだ道があのラストだと考えるとあまりにも悲しいドラマでもありました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-17 21:51:15)
660.  ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
「ハイスクール・ミュージカル」のシリーズも「3」で遂に卒業の時を迎えます。卒業を間近に控えた、トロイを中心にしたイースト高の仲間たちの高校生活最後の1ページ。  全3作品に共通して言えることですが、たっぷりと挿入してくれるクオリティの高いミュージカルシーンがやはり本シリーズの魅力。トロイとガブリエラがロマンティックに。シャーペイとライアンがコミカルに、しかししっかりと歌って踊ってくれる。(目立ちたがり屋さんシャーペイが過去2作と比べるとあまり目立ってないのが残念ですが…。)そして男同士でパワフルに。  眩しいほどに明るい彼らの学園生活を見ているだけで楽しい。このシリーズはもうストーリーはどうだっていいんですが、本作は「卒業」という大きなテーマがあるので過去の2作にはあまり無い、しんみりとした空気もあります。  でも、ラストはイースト高のスクールカラーである赤と白の衣装も鮮やかに、みんな揃って明るく元気一杯に卒業していってくれました。  オルテガ監督には是非ともまた、こんな陽気なミュージカル映画を撮ってもらいたいと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-14 21:44:54)
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