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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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781.  ジーサンズ はじめての強盗 《ネタバレ》 
近年、この手の爺さんトリオものが増えてきたなあと思う。 モーガン・フリーマンとアラン・アーキンはすっかりこの手の映画の常連になってきた感がありますね。 もう1人、今回はここに名優マイケル・ケインが加わります。 本作の爺さんトリオもまた無茶をする訳ですが、その下地にあるテーマはシリアスです。 ちゃんとした説明も無いままに銀行から住宅ローンを売りつけられた挙句、家を銀行に奪われ、 長年働き尽くしてきた会社は合併により、年金は払えなくなるという。弱者は切り捨てられる一方で銀行も合併した会社も安泰。 この3人でシリアスなドラマにしても見応え十分の作品になったと思いますが、 「冗談じゃないぜ!奪われた俺たちの年金を取り返すぞ!」 3人の名優(プラス忘れてならないのがクリストファー・ロイド)の力量による部分が大きい作品ですが 軽い犯罪コメディにした、これはこれでよかったと思います。 銀行強盗の決行前夜に3人で見ていた映画が「狼たちの午後」。 イメージトレーニングにはあまりにも不向きな映画だったんじゃないでしょうか・・・?
[DVD(字幕)] 6点(2018-01-08 17:02:41)
782.  マラヴィータ
70歳を超え、最近はすっかり丸くなった感があるデ・ニーロですが、マフィア役になるとしっかりマフィア顔になりますね。 アメリカからノルマンディーの田舎町に正体を隠してやって来た元マフィア一家。 デ・ニーロは勿論ですが、嫁、娘、息子、家族全員がキレると何をしでかすか分からない。 特にいくつになってもお美しいミシェル・ファイファー&娘の美少女ぶりとキレた時のギャップや、 偶然が重なり対立するドンの元に彼らの居所のヒントが掲載されている新聞が届いてしまうくだりはなかなかの面白さ。 しかしヒットマンの一団がノルマンディーの田舎町に乗り込んできてからは、緊張感漂う全く別の映画のようになります。 この終盤のアクションも含め、デ・ニーロとスコセッシを迎えたベッソンの、2人へのリスペクトを随所に感じます。 特に「グッドフェローズ」と上映後に悪ノリしているデ・ニーロが可笑しかった。 いっそのこと敵対するマフィアのドンがジョー・ペシだったりしても良かったかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-27 21:23:53)(良:2票)
783.  オンディーヌ 海辺の恋人
うまくいかない人生、現実の厳しさをファンタジー的要素にうまく包み込む。 母国アイルランドを舞台に様々な人生を描いてきたニール・ジョーダンですが、これも彼の好きなパターンの作品です。 突如海から現れた美しい精霊と、アイルランドの田舎の海辺の町でさえない日々を過ごす漁師のロマンス。 彼女を精霊と信じる漁師の1人娘が可愛らしく、現代のおとぎ話的世界観に欠かせない重要なピースとなっています。 アコースティックギターを基調とした素朴な音楽も海辺の田舎町の日常に自然と溶け込む。 こういう世界観の作品は嫌いではないのですが、なぜ彼女は突如海から姿を現したのか? もちろん彼女が精霊であるはずがなく、訳アリであることは容易に想像がつくのですが、 その訳アリの事情がそれまでの世界観とかけ離れすぎているのが残念。 男のことでも何でもいいのですが、もう少し普通の事情の方が本作の世界観には似合っていたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-01 21:08:11)
784.  ドライヴ(2011)
表情ひとつ変えず夜の街にクルマのハンドルをきるクールな主人公。その冒頭は ウォルター・ヒル&ライアン・オニールの「ザ・ドライバー」を思わせる。 原作もそうなのか、恐らくは「ザ・ドライバー」に着想を得た冒頭なのかと思いますが、 まだ幼い1人息子と暮らす隣人の女が現れて以降は予想のつかない展開が待っていました。 人妻だと分かると決して一線は越えない奥ゆかしさ。幼い1人息子からも懐かれる。 裏稼業の時に見せるクールな表情の時とは全く異なり、この母子と過ごす時の人の好さを感じさせるゴズリングの表情も印象的。 よって中盤以降のバイオレンス描写とのバランスはあまり良くなかったとは思うのですが、 それにしても本作のゴズリング、かなりのカッコよさ。そしてキャリー・マリガンが好きになった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-29 20:17:27)(良:1票)
785.  最高の人生のつくり方 《ネタバレ》 
本国アメリカではシリーズものではないんだろうけど、 日本でシリーズ化された?ロブ・ライナーの邦題「最高の人生」シリーズの3作目。 マイケル・ダグラスが演じるのは結構なひねくれ者。 ある事情から預かることになった初対面の孫娘と隣人の女(ダイアン・キートン)との交流を通して、 そんなひねくれ者の心が少しずつ変わっていく。まあ、よくあるストーリーではあるのですが、 孫娘が文句なしに可愛いし、嫌味が全く無く明るく朗らか。ダイアン・キートンの良さがよく出ています。 彼女は地元のクラブで歌う歌手でもあるのですが、歌う姿が素敵です。特に最後の歌。 あれだけひねくれ者だったダグラスが最後は一緒にいてほしいと懇願する。 こうなることは分かっているのですが、こういう映画はそれがいい。 可愛い孫娘が絡む大人のラブコメ。安心・安定のロブ・ライナー映画です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-12 20:20:56)
786.  黄金の指
邦題の通り、“黄金の指”を持つ、4人組のスリのチームのリーダー、ジェームズ・コバーン。 高そうなスーツをスマートに着こなすジェームズ・コバーンがクールでシブい。 でも、どこかユーモアを感じさせるこの人ならではの魅力が出まくっています。 そして金を持っていそうな人間を百発百中で見極める熟練の目を持つウォルター・ピジョン。 もっと昔の時代の人のイメージがある人ですが、ベテランスリ師を余裕しゃくしゃくの味で演じる。 ドジもやらかすまだまだ未熟なマイケル・サラザンに、こういう映画のお約束、紅一点にトリッシュ・ヴァン・ディーバー。 熟練の技を持つ2人に未熟な2人。この4人がいいバランスで、コバーンと他の3人にはならずに4人組のキャラをうまく立てていきます。 いざ仕事に取り掛かるまでが結構長くてスロースタートの作品ではありますが、結末がいかしている。最後はやはりコバーンがカッコいい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-10-06 21:13:08)
787.  幸せはパリで 《ネタバレ》 
相変わらずさえないサラリーマンをコミカルに演じれば天下一品のジャック・レモン。 一方こちらも相変わらず完璧に美しいカトリーヌ・ドヌーヴ。 それぞれの魅力を発揮すればするほど釣り合わない2人ですが、 今の生活に満たされていない2人が出会って、あっという間に恋に落ちて、パリに駆け落ちしてしまう。 90分程度の小品ですが、2人以外のキャストもなかなか豪華。そして音楽がハムリッシュとバカラックとは、なんという組み合わせ! 特にバカラック作の主題歌を歌うのは、これまで数多くのバカラックの曲を歌ってきたディオンヌ・ワーウィック。 2人の今の状況を原題の通り「エイプリル・フール」に例えた、ディオンヌが歌う主題歌に乗せて2人は飛び立っていく。 カエルが王子様になって、お姫様をさらっていく。大人のおとぎ話といったところ。 男の映画のイメージが強いローゼンバーグがほのぼの感たっぷりに描いてみせたロマンティック・コメディ。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-19 19:26:06)
788.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 
抑揚があまりなく時間軸が頻繁に移動し、登場人物は少ないけど複雑な相関図が提示される前半が結構しんどい。 しかし中盤以降、相関図が整理されてからはエミリー・ブラント演じるアルコール依存の女を中心としたサスペンスが徐々に盛り上がりを見せる。 アルコール依存による記憶の曖昧さが1つのキーになっていて、やはりエミリーはこういうひと癖ある役を演じると抜群の存在感があります。 ミステリとして最大の難点は登場人物が限られるゆえ、中盤の段階で誰が犯人か特定できてしまうことでしょうか。 しかし限られた登場人物により狭い範囲で展開される、電車の車窓から見える一見何気ない日常に潜むサスペンスはなかなかの迫力がある作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2017-09-12 21:38:54)
789.  素敵な人生のはじめ方
本作のモーガン・フリーマン、有名な俳優というだけで役名がありません。でも、それで全然OK。 作品の中で彼と会う人たちは、みんな彼のことを知っている。 現実のモーガン・フリーマンは相変わらず途切れることなく映画に出続けていますが、 演じる男は現実の自分自身とは異なり、久々に俳優にカムバックしようとしているかつての名優。 復帰作の役作りのためにスーパーを訪れる序盤は「もしもモーガン・フリーマンがふらっと町中のスーパーに現れたら」みたいな感じで、 飾り気のない彼の魅力がとてもうまく引き出されています。 演じる男は役作りのためにスーパーを訪れたりしていますが、本作のフリーマンはありのままのフリーマンという感じです。 パス・ベガ演じる、現状から脱却しようともがくスーパーのレジ係の女性。フリーマンとのたった1日の交流が彼女の心に安らぎを与える。 そんなモーガン・フリーマンを見ているだけで何とも言えない安心感のようなものがある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-02 17:43:05)(良:1票)
790.  シノーラ 《ネタバレ》 
この頃のイーストウッドは西部のガンマンを演じてもサンフランシスコのアウトロー刑事を演じても 何をやってもカッコよく、それだけでも一定の満足度が得られます。 尺が短いので仕方がないのですがメキシコとの国境の町における 白人の悪徳地主と、彼らに土地を追われたメキシコ人達とのドラマが不十分なので イーストウッドのカッコよさが際立っている反面、ロバート・デュバル演じる悪役の存在感が今一つ。 中盤までは地味な展開が続きますが、スタージェスらしくアクションの見せ場はしっかりと挿入されています。 機関車で豪快に町に乗り込み、決着の時を迎える終盤の展開にはスカッとさせられます。 デュバルに弁護をする暇も与えず一発で息の根を止める。裁判所での寡黙な最終決着もイーストウッドらしかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-26 17:06:03)(良:1票)
791.  バッドボーイズ(1995)
W主演のマーティン・ローレンス&ウィル・スミスの凸凹コンビのコントのような軽妙なやりとりに マーティン・ローレンスのしゃべくりはなかなかの面白さです。 それまでの作品の空気を一変させての終盤のアクションはかなりの気合が入っています。 この手のお気楽アクションコメディにしてはド派手かつスタイリッシュにまとめられています。 このあたりはさすがマイケル・ベイ&ブラッカイマー、しっかりやりたいことやってるという感じです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-07 16:22:48)
792.  スパイ・レジェンド 《ネタバレ》 
CIAでかつてはコンビを組んだ指導係とその教え子の意地のぶつかり合いに 組織に翻弄される女たちに、巨大組織CIA、ロシア、そしてチェチェン紛争。 設定を広げすぎた感はありますが、様々な思惑が交錯する情報戦がスピーディに展開されるスパイアクション。 日本流に言えば、この時もう還暦を過ぎているピアース・ブロスナン。さすがは元ジェームズ・ボンド。 やはり彼にはスパイものがよく似合う。リーアム・ニーソンとは一味違うスマートな無双ぶりがカッコいい。 (最後には一人娘に危機が迫るあたりもニーソンの「96時間」シリーズと微妙にかぶる・・・) 寡黙な殺しのプロフェッショナルの女を筆頭に、ブロスナンと絡むことになる女たちもそれぞれにいい存在感がありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-11 19:36:27)
793.  16ブロック
ニューヨークの16ブロック先。クルマなら少々道が混んでいてもすぐに着きそうな距離。 裁判所まで囚人を護送する任務を与えられたのは、ブルース・ウィリス演じる覇気が全く感じられない飲んだくれ刑事。 パッと見ではブルースだと分からないような老け具合です。 たったの16ブロックの範囲で、行く手を阻む悪徳刑事の魔の手が次々に延び、彼と護送する黒人囚人に危機が訪れる。 悪徳刑事一派との追いつ追われつのテンポもいい黒人と白人のコンビが奮闘するバディムービー。 根っからのワルじゃなく、独特のしゃべくりでいい具合にユーモアのある小物感を醸し出す囚人役のモス・デフもいい味を出しています。 ニューヨークの極めて狭い範囲を舞台とした、ブルース演じる一見冴えない刑事を主人公としたアクションサスペンス。 地味で小ぢんまりとしたダイ・ハードといったところですが、作品の中の短い時間、狭い範囲に限定されているだけに間延び感も無い。 ラストの相棒のキャラの良さがよく出た内容の手紙がいい余韻を残してくれます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-03 16:38:56)
794.  キンダガートン・コップ
この頃のシュワちゃん、何本かこういうコメディに出ているんですけど、どれもいいんですよね。 多少ぎこちなさを感じたりもするのですが、それがまたコメディの中でいい味になっていたりします。 子どもたちとの絡みもうまくいっているのかどうか微妙なんですが、それもシュワちゃんのコメディならではのほのぼの感があります。 近年のシュワちゃんは「エクスペンダブルズ」や「大脱出」でスタローンと組んでまだまだ元気なところを見せてくれていますが、 今度は昔の仲間が集まって大いにワル乗りするアクションコメディなんていかがでしょうか・・・?
[CS・衛星(吹替)] 6点(2017-05-02 11:15:35)
795.  ビッグトレイル(1965)
あの名作「大脱走」から2年、巨匠スタージェスのコメディウエスタン。 コメディなのですが、コメディらしいキャラクターは「大脱走」でも存在感を発揮していたドナルド・プレザンス演じる預言者くらいですが 彼が演じる酒を飲まないと予言できない預言者というキャラクターが可笑しいんです。 主演は名優ランカスター。コメディにしては堅い演技なのですが、ランカスターの存在そのものが大佐という階級とその威厳を感じさせていていい。 コメディシーンでは、バーンスタインが「大脱走」のテーマ曲を思わせるコミカルで軽快な音楽でいい仕事をしています。 この内容で2時間をはるかに超える上映時間はさすがに長いのですが、 砂嵐が吹き荒れる中、ウイスキーを運ぶ幌馬車隊・護衛する騎兵隊・禁酒を訴える女性陣・先住民が入り乱れる、 アクションシーンはさすがスタージェスという本作一番の見どころとなっています。
[DVD(字幕)] 6点(2017-04-23 21:17:17)
796.  ランブルフィッシュ
恋や友情を描く青春映画と、どこか郷愁を誘うモノクロって相性がいいと思います。 本作もモノクロの青春映画ですが、そういう郷愁を誘う映画ではありません。 本作のモノクロの世界は、ミッキー・ローク演じる色盲の兄、モーターサイクルボーイの世界。 主役はマット・ディロン演じる弟なのですが、目線の定まらないような演技を見せるミッキー・ロークの存在感が凄い。 唯一、カラーになるのは狭い水槽の中で常に喧嘩をするランブルフィッシュ(闘魚)の姿。 それは小さな狭い町で敵対する不良グループと常に喧嘩している弟たちの姿と重なります。 狭い水槽の中で争ってばかりいる魚を川に放してやろう・・・。そして弟にはこの小さな町を出ろと言う兄。 マット・ディロンと一緒に「アウトサイダー」に続いてコッポラの青春映画に出演となった、 作品の華というべきダイアン・レインの存在もありますが、これは男2人の兄弟愛の映画でもある。 コッポラの青春映画としては「アウトサイダー」の方が好きなのですが、 本作は俳優ミッキー・ロークの出演作としては外すことができない作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-08 20:35:36)(良:1票)
797.  理由なき反抗
映画史の中でほんの短い間に強烈な個性、存在感を放ち、主演作を3本だけ残していなくなってしまったジェームズ・ディーン。 本策の中でも他を圧倒する存在感を見せるとともに、素晴らしい演技で見る者を魅了します。 特に序盤の警察署でのすねたような演技。 そしてラスト、「私を頼っていいんだぞ」と言う、日頃から頼りないと思っていた父の前で泣き崩れる演技が印象的です。 ナタリー・ウッドは本作でもやはり美しく、ディーンと同じく若くしてこの世を去ったサル・ミネオもまた全く違った存在感を見せます。 主演がジェームズ・ディーンでなかったら、既に忘れられた作品のようになっているかも知れないですが、 出ている俳優の魅力、それだけでも見る価値がある作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-17 22:17:33)
798.  ヤング・アダルト・ニューヨーク
ニューヨークに暮す40代と20代のカップル。共にクリエイティヴに、自由に、オシャレに生きている。 でも、そんな風に生きるのに、あるいはそんな風に生きているように見られるために、色々無理している様を滑稽に描く。 インテリぶった会話もそんなニューヨーカーの人間模様の描き方も、色んな意味でウディ・アレン風。 特に40代夫婦が若い夫婦に仕事のことなど色々影響を与えているつもりが、気が付けば若い彼らから色々影響を受けている様が可笑しい。 そんな痛いおっさんを情けなく演じるベン・スティラーが好演。 その他のキャストでは出番は少ないけど何ともお久しぶり、年取ったなあ・・・。と感じざるを得ませんが、 大好きだったチャールズ・グローディンの健在ぶりが見られたことも嬉しい作品でした。
[DVD(字幕)] 6点(2017-02-10 21:26:28)
799.  コラテラル
骨太なアクション・サスペンス職人、マイケル・マンと現代ハリウッドが誇るエンターテイナー、トム・クルーズ。 意外な組み合わせのアクションサスペンスですが、最後においしい所を持っていくのはジェイミー・フォックス。 美しく撮られた夜のLAの街並を背景に、この街の夜を流すタクシードライバーの長い長い戦慄の一夜。 トム・クルーズが演じるのは殺しのプロフェッショナル。彼のここまでの悪役も珍しい。 殺しのプロがタクシーの貸切で殺しの現場をハシゴするか?しかもド派手に暴れすぎ。とツッコミ所は多いのですが、 ジェイミーがトムの身代わりで殺しの親玉の元へ乗り込むシーンやラストの地下鉄の攻防戦など、見せ場も十分。 トム・クルーズを悪役に据えてのマイケル・マン流エンターテイメント、なかなか楽しませてくれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-04 23:53:11)
800.  ロングトレイル! 《ネタバレ》 
リース・ウィザースプーンが「わたしに会うまでの1600キロ」でパシフィック・クレスト・トレイルを歩いたのに続き、 この時79歳のレッドフォードと74歳のニック・ノルティがアメリカ東部を縦断するアパラチアン・トレイルを歩くロードムービー。 悪天候や滑落や熊との遭遇など危険な目に遭っても、難なく解決。徹底的にゆる~くまとめられた2人のじいさんのアドベンチャー。 ほとんど2人芝居の作品となっていますが、もっと若者との交流などがあっても良かったと思います。 2人がああでもない、こうでもないと語り合いながら、ひたすら森の中を歩く。そしてその合間に訪れる町で羽を休める。 美しく雄大な大自然に感動するといった場面もほとんど無く、ロードムービーとしての醍醐味は薄い。 2人の全盛期の映画をそれなりに見ているので、2人とも年をとったなあ・・・。と思うし、 若者達が軽い足取りで追い越していく描写は哀しくもあるけど、まだまだ元気なところを見せてくれる。 アラ探しをするまでもなく、アラだらけのようなじいさんを魅力いっぱいに見せてくれたニック・ノルティ。 年はとったと思うけど若い頃と同じく笑顔は素敵な、カッコいい79歳のレッドフォード。 若者の旅と違い今更自分探しも無いだろうし、2人の掛け合いを見ているだけでもほんわかした気分になる。 残念ながらアパラチアン・トレイルの全行程踏破はなりませんでしたが、本作に関してはそれも良しだと思えました。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-15 22:20:39)
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