821. ベートーベン
内容はベタだがこの手はベタでいい。役者の演技もベタだがこれもベタでいい。主役がドンとかまえているのでまわりのドタバタぶりが楽しい。私も犬を室内で飼っているが、ビチョビチョでブルブルはホントに恐ろしい。 6点(2004-01-09 17:20:58) |
822. ゴースト/ニューヨークの幻
この映画のパトリック・スウェイジのように死んでも彼女の為にあれこれ行動することは実際にはもちろん無理であって、現実ではあの初々しいデミ・ムーアは悪人にまんまと手篭にされてしまうんだあ..とひねくれた見かたをしてしまった。私はきっとネクラだ。 5点(2004-01-09 17:00:55) |
823. メジャーリーグ
これを見た当時、我が阪神タイガースも同じような弱小球団。’85年の優勝の記憶が蘇り、涙せずもそれなりに楽しめた。自分の好きな球団がどん底にある時に見れば楽しめるのでは?ただし、一回最下位になったくらいじゃどん底とは言いませんよ! 6点(2004-01-08 11:40:47)(笑:1票) |
824. 身代金
ハリウッドに来てからのメル・ギブソンはどれも同じに見えて好きになれない(特にこの頃は)。これもリッグス刑事が大邸宅に住んでいるようにしか見えない。懸賞金というのも実際にあれば驚きであるが、ハリウッドカラーで推し通した映画じゃ素通りしてしまう。ベースに家族愛があるとか、社会風刺があるとかだと面白いものになっただろうが..。 4点(2004-01-08 11:17:31) |
825. エレファント・マン
映画館を出ると、みんなハンカチで目頭を押さえていた。当時中学生の自分の目には一滴の涙も出なかった。複雑な思いで映画館を出た。当時、差別が悪いとか言う以前に差別をするという概念すら自分には無いと思っていた。でもこの映画を観に行こうと思った理由の一つは布袋を被った象男の顔である。見世物小屋の観客と同じだと気づきかなり自己嫌悪。泣いているどころではなかった。今Revewをするにあたり考えると、ポスター、新聞等の宣伝で明らかに見世物小屋の観客として映画を観させようとしていた。成功させる為なのかもしれないが、映画の中でもなかなか顔を見せない作りで、好奇心を盛り立てているように思う。もしかしてリンチは意図的に映画の観客を見世物小屋の観客に(差別をする側に)したのかも。(必死で自分をフォローしてます) 人間は皆、同情をしていても同時に差別もしているのだろう。映画の観客と見世物小屋の観客の違いは、映画では見世物小屋以外のメリックが見れることである。つまりメリックの一生を見ることで、自分が差別をしている事に気づかせてくれる。ようするに「あなたは自分の気づかないところで差別によって人を傷つけているかもしれませんよ」というメッセージを投げかけているのでは?と思う。そう考えるとこの作品はかなり他には見られない秀逸さがある。ただ人に薦めようとは思わない。なぜなら自己嫌悪に貶めるようにつくられた映画なんだから。(まだフォローしてる..) 7点(2004-01-07 18:47:09)(良:1票) |
826. デモリションマン
設定が無視されてる。ただのアクション映画、いやスタローン映画です。 3点(2004-01-06 18:57:58)(笑:1票) |
827. クリフハンガー
《ネタバレ》 出だしでいきなり女の人落っこちたのにはびっくり。そのシーンだけハラハラした。アクションものは一つでもハラハラするシーンがあれば十分という寛大な気持ちで見ましょう。 5点(2004-01-06 18:47:05) |
828. オーバー・ザ・トップ
主題歌を歌っていたサミー・ヘイガ-が懐かしい。デイブ・リー・ロスの後釜としてヴァン・ヘイレンに加入した頃だ..。音楽ははっきり覚えてるのに映画の内容がいまいちうる覚えだ。誰と見に行ったのかも思い出せない。内容は...帽子かぶってたなあ。あっ、確か雄叫びあげてたなあ。そうそう、腕へし折ってた。痛そうだったなあ。...内容無かったかも。 4点(2004-01-06 18:37:43) |
829. 2001年宇宙の旅
納得のいく絵が撮れるまで一切の妥協をしない映画監督はクロサワとキューブリックだけである、と以前スピルバーグ監督が言っていた。この作品の映像の迫力はそんな監督だからこそ撮れた映像なのだろう。冒頭の猿のシーンから圧倒される。内容はやはり難解である。特に子供の時に見た時は結構考え込んだ。それでも自分なりの解釈を持っている。人類が初めて道具を使うシーンがある。水飲み場の取り合いに武器として使う。それから数百万年後、人類は進化し、道具もその人類によって進化する。しかし人間の中身(本性)は冒頭の猿と同じである。それを猿のシーンとHALとの殺し合いを対比して見せている。人類を含む生物はすべて母なる大地(地球)から生まれた。そして地球はその母(宇宙)から生まれた。あの黒石版は宇宙そのものであり宇宙の意思のもと全てが成り立っている。宇宙の意思に触れたときを映像化したものがラストの異次元の世界である。そしてあの赤ちゃんはまさしく新たな星(生命の起源)の誕生を意味しているのでは?と、本も読んでない私はこんな自分勝手な解釈をしていたのだが、ココの皆さんのレビューを読んでると色々な見解があってホントに面白い。勉強になります。私の解釈はanemoneさんのお母様の解釈に遠からずかもしれませんね。最近、映画を見るという楽しみに加え「みんなのシネマレビュー」を見るという楽しみが増えた今日この頃です。 9点(2004-01-05 18:46:40)(良:2票) |
830. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 残酷な虐殺を見せて非人道性をうたった戦争映画や戦場での死に対する恐怖を追求した戦争映画ではない。殺されることに対する恐怖ではなく、人を殺すことに対する恐怖を描いている。戦争はただの人殺しだとこの映画は語っている。そして人殺しはもはや人間ではない。ラスト、ミッキーマウス・マーチの歌声が響く中での主人公ジョーカーの最後のセリフ「もう恐れはしない」。戦争は終わってはいないのに何故「もう恐れはしない」なのか。人を殺すことに対する恐怖、人間でなくなってしまうという恐怖が、人を殺し人間でなくなったことで消えたということだろう。前半の海兵隊の地獄の訓練は敵を殺す訓練ではなく、人間でなくなっても平常を保つための訓練なのだと最後にわかった。 8点(2004-01-05 17:27:01)(良:3票) |
831. ダイ・ハード3
監督を「1」のジョン・マクティアナンに戻してやる気まんまんなのはいいが、どかーん!どばーん!ばしゃーん!ばっかり。大体、奥さんと別れてるって..それだけで楽しみをひとつ減らされた気分だ。 4点(2003-12-26 19:20:37) |
832. ダイ・ハード2
一機目の飛行機を落とした時ははっきり言って意表を突かれましたよ。こいつら、本気だ!って。(完全に映画の中に入っている自分がいる。)でもそのことを誰もが無視してるラストのあー良かった良かったってオチはいくらアクションものでも受け入れ難い。でもまあ面白いほうかな? キャッチコピーの「また戦場に来てしまった運の悪い奴」って、本当に運が悪いのは二度も人質にされた奥さんです。 6点(2003-12-26 19:14:16) |
833. ダイ・ハード
いかにもハリウッドアクションなスタッフ陣がスタローンやシュワルツェネッガーは飽きられてると思ったのか、それにしても何故にブルース・ウィリス? 公開当時は私の中では歌手としての知名度しかなかったおっさんのアクション映画という認識で大して期待もせずに見に行った。ところが面白い。ブルース・ウィリスがはまりすぎ!一見その場しのぎのビルの中での戦いは、まさにその場にあるものを有効に使うサバイバル戦術で次はどうする?その次は?と楽しませてくれる。でもこれ、原作本があるんですね。(もちろん映画の後書かれたものじゃなくて。)原作だと主人公は軍隊経験者。なるほど~。でもこの映画が面白いのはストーリーもさることながら、やっぱりブルース・ウィリスの起用が大きいでしょう。 7点(2003-12-26 19:03:08) |
834. キングコング(1976)
キングコングはコレしか見てません。ジェシカ・ラングを手のひらにのせて水にうたせるシーンは子供心にドキドキした。コング、エロいよ~!ポロリがあったような気がしたので家に帰ってすぐにパンフを舐めるように見たがポロリはなかった。 5点(2003-12-26 10:57:00) |
835. ハリーとヘンダスン一家
子供向けと思えば十分見れます。一番印象に残るシーンは体を洗ってもらってドライヤーで乾かしてもらってるハリーの気持ちよさそうな表情。うちの犬だと暴れまくるは、唸るは、吼えるは、噛むは、おしっこちびるはで大変なもんで羨ましい。 5点(2003-12-26 10:32:29) |
836. わんわん物語(1955)
最近のディズニーアニメの擬人化された動物たちはあまり好きではないがこれはかなり好き!それぞれの犬たちにモデルがいてそのそれぞれの特徴をうまく描いてます。犬同士のときは人間ぽく、人との関わりのあるシーンではまさに犬の動きでそのバランスが絶妙です。特にレディ!歩き方、走り方、飛び方、すべての仕草のひとつひとつがアメリカン・コッカ・スパニエル独特の特徴をホントに正確に描写されており、アメコカを飼っているものとしては非常に満足できる作品なのです。(「なーんだ、贔屓かよー。」う~ん、否定はしません。)「わんわん物語2」ではいかにもディズニーらしい動物になってしまってて犬の特徴が描かれておらず残念です。 8点(2003-12-25 17:38:04) |
837. バーバー
戦勝後の古き良き時代を「虚栄」の時代と皮肉り、テーマはおそらく虚栄が生み出す「偽りに満ちた現実」だろうか。しゃべらない主人公、妻の不倫、愛の無い夫婦生活、不倫相手の武勇伝、セールスマンのカツラ、さらには妻の逮捕、UFO騒動のロズウェル事件、極めつけは唯一の癒しの対象である清楚な女子高生の真実。これら偽りだらけの現実をまさにグレー色で綴った、悲劇なのにどこか滑稽な犯罪ドラマである。脚本の緻密さと遊び心溢れる演出に浸れる逸品。コーエン兄弟はホントに「映画」を楽しんでいる。 8点(2003-12-25 16:23:27) |
838. 白い犬とワルツを(1993)<TVM>
うっ、10点の後で申し訳ないが可も不可もなくです。あんな老夫婦になりたいなあとは思いました。ベストセラーの原作はきっと面白いのでしょうね。(フォローになってない..) 5点(2003-12-25 12:22:30) |
839. ターミネーター2
設定自体にかなり無理がある。そんなとこをつっこむ映画じゃないですけど。あと、サラのキャラが苦手。CGにはかなり驚かされましたので1点サービス。 6点(2003-12-24 16:16:54) |
840. ターミネーター
ゾンビのように何度でも起き上がり襲いかかる。ありきたりのB級路線なんだけど面白い。二人の恋愛の描写が陳腐すぎてもったいない。でもまさか製作スタッフもこんなに当たるとは思わなかったんだろうねえ。 6点(2003-12-24 16:14:38) |