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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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81.  招かれざる客(1967) 《ネタバレ》 
スタンリー・クレイマー監督は本作以前にも人種問題をテーマにした作品を撮っており、もっとシリアスな映画だと思っていました。しかし人種問題という重く難しいテーマを扱いながらも全体的にユーモアや優しさがあり、人間の温かみを随所に感じさせてくれる映画でした。名女優キャサリン・ヘプバーンは本作と同じく主演女優賞に輝いた後年の「黄昏」でも感じたことですが、人間的な大らかさや優しさを感じさせる妻であり母であり女性を見事に演じています。主演女優賞に輝いたキャサリンだけでなく俳優陣全ての細やかな演技が素晴らしかった。黒人と白人、父親と母親、夫と妻、息子と娘、それぞれの立場からこの家族が直面した問題が会話を中心に描かれますが、少しずつ本音を出し合いながら語り合うことで問題を解決していく家族の姿を通して、アメリカも両者の間でもっと語り合おうという作品に込められた思いが感じられるようでした。
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-26 23:25:55)
82.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
高層ビル火災の物語と並ぶ35年以上前に作られたパニック映画の傑作です。この船に乗り合わせた人間味あふれる牧師、アクの強い刑事と元娼婦のその妻。そして子供たちや老夫婦や名も無き人々の見事な人間ドラマです。ビルからあっという間に転落していくのと違って死に行く人たちの最後の表情と言葉、行動が胸を打ちます。そして迫り来る水から必死に逃れようと脱出を試みる人々を過剰な演出や音楽や特撮だけでなく、生命の危機に立たされた極限状態の「人間」というものを登場人物を絞って見事に描ききった脚本が素晴らしい。特に終盤、牧師が神に向かって思いをぶつける台詞と彼のとった行動には感動しました。主役のジーン・ハックマン演じる神父やアーネスト・ボーグナイン演じる刑事は勿論の事、この二人と比較すると大人しく地味ながらもレッド・バトンズ演じる男の終始冷静な精神的な強さも印象に残りました。互いを思いやり助け合う精神や、生き残る人も死に行く人も人間の強さや勇敢さを一貫して描いた素晴らしい人間ドラマです。
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-19 21:15:41)
83.  情婦 《ネタバレ》 
チャールズ・ロートンの素晴らしい名演技を堪能しました。前半は予想外にロートン演じる卿と看護婦のおばさんとのやりとりをたっぷりと見せる。これが非常に味わいのある可笑しさがあるとともにこの前半に描かれる卿の人間性と退院したての体調という要素が後半以降も重要な役割を果たしており、非常によく練られた脚本の素晴らしさが感じられます。  舞台が法廷に移った後半もロートン演じる卿の老獪にして人間味あふれる弁護士ぶりが素晴らしい。結末に大どんでん返しの仕掛けが施されている事で有名な作品。何かある、と身構えて観ていましたが、それでも騙された!と思ったのもつかの間、もう一度騙された!の二重のどんでん返しが仕掛けられていたラストには参りました。 このどんでん返しに続く卿の「殺したのではない。処刑したのだ。」という台詞と旅行に出る予定を延期する決断をする締めくくり方も見事でした。
[DVD(字幕)] 9点(2010-03-24 00:50:06)
84.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
ネルソン・マンデラが釈放され大統領になった冒頭、道を挟んで白人と黒人の少年がその車の列を見つめる。ただ道を挟んでいるだけなのにその両者には凄く距離があるように感じた。しかし「過去は過去。復讐より赦しを」と説いたマンデラの信念が、最初は一触即発だった自らのSPやラグビーの代表チーム、国民の心を動かしていく様には感動したし、マンデラを演じたモーガン・フリーマン演技が素晴らしかった。  この国では白人のスポーツであったラグビー。黒人は自国の代表チームを応援せず相手国に声援を送っていた程、両者には冒頭のシーンに象徴されるような隔たりがあった。しかし自国開催のワールドカップ決勝戦でマンデラが大統領になった事に嫌悪感を示していた代表チームの主将の家族が黒人のメイドと一緒になってスタンドから声援を送る様子や、一触即発だったSPが互いに喜びを分かち合う姿、最後は黒人と白人が抱き合って勝利を喜ぶ姿には熱いものがこみ上げてきました。  また、スポーツ映画としてのラグビーの試合のシーン、観客が一体になって熱狂するスタンドの描写も素晴らしいものでした。そしてこの映画に描かれた1995年の奇跡が「過去は過去」になって欲しくない。エンドロールでかつて白人のスポーツであったラグビーに興じる黒人の少年達の姿を見ながらそう思わずにいられませんでした。
[映画館(字幕)] 9点(2010-02-08 23:36:37)(良:3票)
85.  旅情(1955) 《ネタバレ》 
何故か今まで見る機会が無かった作品ですが、これはいい映画でした。 僕は特にキャサリンが一人旅をする前半に強く惹かれました。水の都ヴェネチアの街並みや空と水の青の美しさを捉える映像の美しさ。そんな街を観光する彼女をカメラが捉える。運河からキャサリンが街並を見上げる。カメラのファインダーをのぞく。橋の上やホテルの窓から運河や街並みを見下ろす。その度にカメラは彼女の目線でヴェネチアの街を映し出す。 ヴェネチアの街の遠景、彼女の視線のすぐ先にあるヴェネチアの街、そんな素晴らしいカメラワークに、異国の地で自由な時間を満喫する表情、一人旅の淋しさを感じさせる物憂げな表情。キャサリンもまた自由に思うがまま演じているかのごとく表情を変え卓越した素晴らしい演技を披露してくれます。 台詞なんていらない、彼女の表情を観ているだけで十分と思えるほどでした。  中盤以降2人がサンマルコ広場で初めて出会うシーン、店での再会、そしてまたサンマルコ広場で。この出会いと再会の見せ方が見事で高揚する気持ちや心の揺れを演じる後半の彼女の演技もやはり素晴らしい。そんな彼女の魅力を存分に引き出し、実によく計算された演出をみせる巨匠リーンも見事です。 僕にとっての大切な映画がまた一つ増えました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-08 18:33:55)(良:1票)
86.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
今までに何度も何度も楽しませてもらった映画です。レインコートと傘で3人が歌うオープニングから楽しさいっぱいです。序盤の歌とバイオリンとタップダンスの2人に、楽しい首なし人形との共演「笑わせろ!」に「グ~ッモーニン!」に土砂降りの雨に、他にも作品を楽しく鮮やかに彩る素晴らしい至芸を心から堪能できます。サイレントからトーキーへの映画という文化の一大過渡期における、映画に声という新たな要素が加わったことがもたらす残酷な一面や吹き替えの誕生、撮影現場や舞台裏の試行錯誤を最高の至芸に乗せて華麗に、そして楽しく見せる映画の話術が見事です。(ただ後半に若干長く感じられる所もありますが)そしてきつい役を見事に演じきったジーン・ヘイゲンに拍手です。憂鬱な雨の朝なんかは家を出る前に本作の一番の見せ場を思い出してグ~~ッモーニング♪とセットで口ずさんでみたりすればちょっとイイ気分になれるかもしれませんね。
[DVD(字幕)] 9点(2009-12-27 20:10:08)
87.  スティーブ・マーティンのロンリー・ガイ 《ネタバレ》 
何と6年半ぶり2人目のレビュー!しかしこれがいい映画なんです。特に日本では少数派かもしれませんが、スティーブ・マーティン・ファンの同志にはぜひ観ていただきたい!そこから脱出しようともがき続ける新人ロンリーガイのスティーブ・マーティンと、どっぷりとその世界に浸りきっているベテラン・ロンリーガイのチャールズ・グローディンの2人が生み出すトホホな可笑しさ、笑いドコロが全編にちりばめられています。あたたかな登場人物描写にハートウォーミングなストーリー、トホホなオッサン2人の話ですが湿っぽくならず素直に生きる希望を感じさせてくれます。そして結末は見事に気分爽快のラブコメに仕立てられています。脚本は二ール・サイモン。「グッバイガール」というラブコメの代表作がありますが、本作もとてもいい脚本だったと思います。しかし、NYのロンリーガイなら誰でも知っているというロンリーガイ・ショップ・・・一体どんな店なんでしょうか・・・?
[DVD(字幕)] 9点(2009-12-01 21:53:25)
88.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
患者が置かれている状況やそこに存在する規則にどんな問題があろうとも考えることや、前向きに生きることを放棄させ無表情でただ従順に指導者に従わせることだけを良しとする病院。一方でこの病院にやって来た型破りな男は患者に笑顔を取り戻させ患者の心に生きる喜びを取り戻させる。ジャック・ニコルソンは勿論のことその仲間たちの演技が素晴らしかった。病院内で患者から恐れられ、警察か軍隊かのような屈強な男の病院職員を従え独裁者のような婦長を演じたルイーズ・フレッチャーも称賛されるべき素晴らしい演技でした。そんな精神病院を舞台に医療とは何なのかという問題提起であるとともに、この作品の時代は東西冷戦真っ只中。そんな時代に東欧からアメリカに移住したミロス・フォアマン監督がそんな精神病院の人間ドラマを描きながらも彼の管理社会への批判精神や自由への熱い思い、人間らしく生きる事への熱い思いが伝わってくるような映画でした。
[DVD(字幕)] 9点(2009-11-26 21:28:22)
89.  ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
ハウエルズ家の主人のお葬式の半日を舞台にしたコメディ。単館で地味な扱いながら久々のフランク・オズ監督の新作で楽しみにしていたのですが、期待通り笑わせてもらいました。コレは面白かったです。葬儀に集まってくる親戚や知人はひと癖ありそうな人ばかり。狭い家の中は参列者であふれかえり、参列者の様々な事情に故人の生前の複雑な事情までもが交錯する、狭い屋敷の中で繰り広げられる群像劇ですが、そこはさすがにコメディ職人フランク・オズ監督。登場人物に無駄が無く、全員が見事に笑いに貢献している。しかも誰一人ふざけている人間はなく、全員がそれぞれの事情に対し至って真剣にてんぱっている様子がとにかく可笑しい。書斎に物置にトイレに屋根の上まで狭い屋敷を使い切り、テンポの良さも見事です。そんなハウエルズ家のお葬式はかなりまずいことになりつつもドタバタしつつも一応は丸く納まったようで一安心。そしてそれぞれが微妙な関係にあった家族が互いを思いやる気持ちを取り戻したラストはあたたかい。主役は”精神安定剤”?
[映画館(字幕)] 9点(2009-10-07 19:31:28)(良:1票)
90.  ハリーとトント 《ネタバレ》 
いつの時代も何処へ行っても、男でも女でも若者でも年寄りでも変わらないのが全ての人間の心にある温かな人情。家族や友人や旅先で出会う人々とハリーとの触れ合いを見ていてそんなことを感じました。様々な社会問題を織り交ぜながらもあまりにも淡々としていて重苦しくも説教臭くも説明臭くもなく、この作品も、ハリーじいさんも、見ている僕達には何も押し付けてこない。それでもハリーじいさんの生き様や人柄、温かな人間の描写に感銘を受ける、アート・カーニーとトントの名演技が心に沁み入る素晴らしい映画でした。その脚本も、素朴で控え目ながら実に効果的に挿入される音楽も見事だったと思います。人生も旅も出会い、別れ、再会、また新たな出会いを繰り返していく。ハリーじいさんの淡々とした旅のような人生、人生のような旅はまだまだ続きます。そんな希望を感じさせてくれるハリーじいさんのラストシーンの姿が鑑賞後もいつまでも心に残ります。
[DVD(字幕)] 9点(2009-09-04 20:20:46)(良:2票)
91.  天使にラブ・ソングを・・・
笑いあり、感動ありで観ている僕たちに元気と幸せな気持ちをいっぱい分けてくれるウーピーと、愛すべきシスター達にありがとう!と言いたくなりますね。いつまでも彼女達の歌を聞いていたくなる、本当に楽しい映画です。
[映画館(字幕)] 9点(2009-08-04 16:38:37)
92.  ブルース・ブラザース 《ネタバレ》 
かなり久しぶりに観ましたが何度観ても最高ですね!そして何度観ても鑑賞後は映画館で観たかったなあ・・・。と思ってしまう一本。愉快・痛快・ハチャメチャ度100%!素敵な音楽があれば誰でも踊りだしてしまう陽気なアメリカとR&Bへの愛と敬意にあふれた愛すべき映画。レイ・チャールズやジェームズ・ブラウンといったアメリカ音楽界の巨人がチョイ役にして存在感満点の陽気で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのが最高に嬉しい。勿論アレサ・フランクリンも。どこまでもおバカで底抜けに陽気な全てのシーンを楽しみ、クールでハチャメチャなブルース・ブラザーズの最高のパフォーマンスを堪能すればいい映画。そして今は亡き音楽界に偉大な足跡を残した2人の巨人と若くしてこの世を去ったジョン・ベルーシの躍動する姿に感動・・・。最後は刑務所の中でまで思いっきり弾けてくれちゃってますが、どんな罪状で刑期は何年なんだろうか・・・?なんてちょっと気になってしまった。でも、そんな細かい事を気にしていたらジョン・ランディス監督のこんな声が聞こえてきそうです。「こんなおバカ映画ならオレに任せろ!細かい事は気にするな!ただ楽しめ!」
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-07-26 13:50:35)(良:2票)
93.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 《ネタバレ》 
実は僕は2時間半を超えるような長尺ものが苦手で、特に本作の完全版となると4時間近い超大作になる。しかし観始めると本作の世界に引き込まれ、その長さが全く気になること無く夢中で最後まで観る事ができた。鑑賞後は満足だったのですが、ヌードルスの空白の35年も少し見せてほしかったとも思った。完全版を観終わってなお、そんな物足りなさをも感じていた事に驚いた。ということはこの長時間の作中に無駄な時間帯が全く無いことの証でもあると思うのです。映画ファンにとっては特別な時代とも言える禁酒法の時代が見事に再現され、それに完璧に調和したエンニオ・モリコーネのあまりにも素晴らしい音楽やデ・ニーロの最高の名演技を堪能し、このセルジオ・レオーネ監督の入魂の一作の世界観や雰囲気に酔い、実に満足のいくひと時を過ごす事が出来ました。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-04 23:42:06)
94.  ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ 《ネタバレ》 
コメディ好きにはたまらない一本。大いに笑わせてもらいました。もうオープニングから可笑しいです。まず最初に登場するのは名優マイケル・ケイン。品のある胡散臭さを漂わしての登場がお見事で、どんな役を演じても本当に上手いですね。お次はクセ者スティーブ・マーティン。怪しさ全開の作り笑顔で現れ、安っぽいホラ話を軽やかに話す彼が最高です。ここまででも十分可笑しく、これからこの二人は何をやらかしてくれるんだろうという期待感が高まる冒頭の掴みが素晴らしい。で、その後のテンポよく進む楽しい展開も期待通りの面白さでした。2人の演技合戦、その表情を見ているだけでも十分楽しいのですが、本当に可笑しくなるのは後半、二人のとある対決が始まってからなのです。車椅子でワザとらしくご登場のシーンや、名医登場のシーンは爆笑でした。・・・後は観て下さいね。オチをご説明できないのが残念!
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-02 21:25:12)(良:1票)
95.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 
オードリーのラブコメ・サスペンスでは「シャレード」の方が好きなのですが、「おしゃれ泥棒」もとても楽しくて大好きな映画です。いくつになってもやっぱりキュートなオードリーが魅力的で、楽しい脚本に、楽しい音楽に、巨匠ワイラーが軽妙にテンポよく見せてくれるストーリーもやっぱり楽しい。これらの要素に、見逃せないのがピーター・オトゥール!オードリーの魅力と、ちょっととぼけた泥棒さんをコミカルに演じたオトゥールのいい味があったからこそ、ここまで楽しさあふれるいい映画になったのだと思います。盗みに入った美術館で警報機が鳴るシーンやオードリーが掃除のパートさんに変装して盗みが発覚するシーンの楽しい事!そしてオチも楽しく、やっぱりこんなに楽しい映画のラストはめでたし、めでたし、これでいいんですよね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-05-10 21:48:18)(良:1票)
96.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
トム・ハンクスの映画では最も好きな作品です。スクールバスのジェニーの隣の席が空いていた事、軍隊で素晴らしい仲間や上官と出会った事、これらは運命と言えば運命、偶然と言えば偶然。最初はどんな出会いもほんの偶然で、その偶然の出会いが後々いくつ運命の出会いだったと思えるかどうかは本人の生き方次第なのでしょう。フォレストの人生を見ているとそんな風に思えました。まさに一期一会、実にいい邦題です。彼の人生をアメリカの現代史と重ね合わせる展開になっていますが、僕にはそっちの方はあまり印象に残っていない。フォレスト・ガンプという1人の男の人柄と生き方に惹かれた。そしてママの教えが素晴らしく、その通りに生きてきたフォレスト。そしてその教えがフォレストJrに受け継がれていくような希望を感じさせてくれるラストもとても良かったと思います。
[映画館(字幕)] 9点(2009-05-06 21:21:06)(良:1票)
97.  聖者の眠る街
非常に静かで淡々としていますが本当にいい映画です。ダニー・グローヴァーが”息子”に最後に語りかける姿とその時の「俺は精一杯生きていくとお前に約束する。俺の息子よ…。」という台詞を忘れる事はないと思う。そしてこの映画の中で精一杯生きているダニー・グローヴァー演じるジェリーとマット・ディロン演じるマシューの姿も忘れる事はないと思う。素晴らしい演技でした。結末は悲しいけれど、ジェリーが真夜中に明るく懸命に働く、厳しい状況の中にも最後の言葉通りこれからも精一杯生きていこうとする希望を感じさせるラストシーンの姿も忘れないと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2009-03-25 22:25:48)
98.  潮風のいたずら 《ネタバレ》 
ゴールディ・ホーンがとても可愛く、コメディエンヌとしての魅力あふれる何度でも観たくなる映画です。実生活でも夫婦であるカート・ラッセルや子供たちとの息の合った掛け合いが微笑ましくとても楽しいです。笑って、泣いて、ケンカして、一生懸命生きて、普段着の自分と高級ドレスに身を包んだ自分のどっちが本当の自分なのかに気付いて、本当の1つの家族になって、最後はみんな幸せ。観ている僕たちにも幸せな気持ちと元気を分けてくれる陽気な人生賛歌です。沿岸警備艇の乗組員の「違反行為に愛の告白は入っていない」の台詞が素敵でした。
[DVD(字幕)] 9点(2009-03-07 13:20:27)(良:1票)
99.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
みんな良い人ばっかりだったなあ・・・。悪い人間が1人も出てこない、ラストは観ている僕たちも含めてみんなが幸せになる。こんな映画が大好きです。バートじいさんを素敵に、魅力あふれる好人物に演じたアンソニー・ホプキンスが素晴らしかったです。彼の「脚が黒焦げだ」といいながらも充実感に満ちた表情が忘れられません。また、登場人物がみんな素朴な魅力にあふれ、鑑賞後は何ともいえない爽快感と共にとてもあたたかい気持ちに心地よく浸らせてもらいました。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-24 22:25:53)(良:1票)
100.  グッバイガール 《ネタバレ》 
ヒゲ面のリチャード・ドレイファスと美人女優とはちょっと違うマーシャ・メイスンの2人がとても素敵に見えました。2人の会話からにじみ出る人間臭さが何ともいい味で、それでいてロマンティックで。二ール・サイモンの脚本がお見事です。初めて出会った二人が深夜に大声で喧嘩を繰り広げたアパートの前の同じ公衆電話からラストは・・・!ラストは多分ハッピーエンドなんだろうなあと思ってみていたら期待通り、いや、期待を上回る爽快感に心地よく浸らせていただきました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-02-06 22:51:22)(良:1票)
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