1241. イーオン・フラックス(2005)
《ネタバレ》 日本を感じさせる映画の世界観の中に黒髪にしたシャーリーズの女戦士がなかなかのカッコよさです。いつもとちょっと違うシャーリーズが観たいというファンの方はストーリーとか細かい事を考えずに観れば楽しめるかな? [DVD(字幕)] 3点(2009-02-15 11:56:53) |
1242. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 さすがに死体探しには行ったことはないけれど、観る度に少年時代の友達とつるんでのちょっとした冒険や遠出が懐かしく思い出されます。もう何度も観たけれど、それでもまた繰り返し観たくなります。初めて観た時、僕はまだ10代だった。それがいつの間にかオジサンの年齢になってしまった。子供の頃がどんどん遠い日々になっていきますが、年齢を重ねるにつれてこの映画のことがもっと好きになっていくんですよね。今が嫌だという事ではないけれど、やっぱり楽しい事ばかり考えていた子供の頃は良かったなあ・・・。 [映画館(字幕)] 8点(2009-02-15 03:09:49) |
1243. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 観たよかったなあと素直に感動できる実話に基いた良質の青春映画です。こういう映画と出会った時は幸せな気持ちになりますね。僕は30を過ぎてから初めて観た。できれば高校生の頃に出会いたかった映画です。夢に向かって頑張っている姿っていいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-11 20:43:55) |
1244. ポリスアカデミー
《ネタバレ》 最強の愛すべきバカ映画ですね。Sグッテンバーグのマホーニーがまともな奴に見えてしまうほど強烈なキャラのオンパレードが楽しいです。僕のシリーズ通してのお気に入りは拳銃狂のタックルベリーと店を破壊された挙句にポリアカにやってきたスイートチャックおじさんですが、やっぱりこのシリーズはマホーニーの存在が大きかったです。ここ一番で彼がかましてくれるイタズラが最高でした。彼がポリアカを去って以降の作品はつまらなくなってしまいましたね。 [映画館(字幕)] 7点(2009-02-09 23:58:28) |
1245. JAWS/ジョーズ2
《ネタバレ》 評価が高い作品の「2」というと大体評価を落とすものですが、この作品はまずまずの出来だったのではないでしょうか。ただ、前作がロイ・シャイダー署長と共にロバート・ショウやリチャード・ドレイファスが登場人物として実に魅力的だったこともあって作品全体の魅力もやはり「1」には敵わなかったなあという印象です。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-08 20:19:02)(良:1票) |
1246. JAWS/ジョーズ
特に海水浴場が舞台の前半、例のサメ登場のテーマ曲と共にサメのヒレ一つでこれだけ観る者を怖がらせてくれるスピルバーグ監督、お見事です! [DVD(字幕)] 8点(2009-02-08 20:10:34)(良:1票) |
1247. グッバイガール
《ネタバレ》 ヒゲ面のリチャード・ドレイファスと美人女優とはちょっと違うマーシャ・メイスンの2人がとても素敵に見えました。2人の会話からにじみ出る人間臭さが何ともいい味で、それでいてロマンティックで。二ール・サイモンの脚本がお見事です。初めて出会った二人が深夜に大声で喧嘩を繰り広げたアパートの前の同じ公衆電話からラストは・・・!ラストは多分ハッピーエンドなんだろうなあと思ってみていたら期待通り、いや、期待を上回る爽快感に心地よく浸らせていただきました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-02-06 22:51:22)(良:1票) |
1248. サイコ(1998)
《ネタバレ》 噂には聞いていたのですが、このほとんどそのまんまコピーにはある意味驚きでした。ガス・ヴァン・サントのヒッチコック監督へのリスペクトが映画になったものなのでしょうね。また、彼にとってはずっとやりたかった企画なのでしょうが、これではリメイクする必要があったのかを問われるのも仕方ないと思います。ただ、オリジナルを何度も観ているのでこの2つの「サイコ」の見比べはそれなりに楽しめました。 [DVD(字幕)] 4点(2009-02-05 11:25:32) |
1249. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 常に音楽があって、全編を漂う音楽とノスタルジックな雰囲気が素敵なラブストーリーでした。アレンらしくないといえばらしくない作品。アレンの過去の作品に「カイロの紫のバラ」という、これも本作と同じくご本人が出演しない切なく素敵なラブストーリーがありましたが、こういう作品では彼は自分をよく分かっていて映画には出ませんね。でも、そこは出たがり喋りたがりアレンさん、エピソードを紹介する役に回ってしっかりご出演。そして途中エメットが演奏から逃げ出して隣の建物に飛び移って、飛び込んだ先が偽札偽造団のアジトだったというシーンにアレンらしいジョークがさらりと挿入されていて思わずニヤリとさせられました。少々不器用で素直な自己表現が苦手なギタリストを素敵に演じたショーン・ペンも良かったですが、顔の表情だけで見事に感情を表現したサマンサ・モートンがとても可愛らしく、素晴らしい演技だったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-02 23:57:30)(良:1票) |
1250. ラジオ・デイズ
《ネタバレ》 オープニング、ラジオのクイズに答える泥棒の小ネタ(冒頭から爆笑でしたよ!)から始まって一つの家族と、いつも家族の中心にあったラジオを通して早口で次々にエピソードを披露してくれます。アレン本人のご出演は無かったですが、本作もやはりアレン劇場が全開で古きよき時代のアメリカのノスタルジックな雰囲気と共に楽しませてもらいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-02 23:49:43) |
1251. ハリーの災難
主人公?のハリーさんをめぐる4人の男女の死体を前にしてもどこかのんびりとした空気とあっけらかんとした明るさがいいですね。ヒッチコック監督のユーモアに溢れた本作、大いに楽しませていただきました。紅葉に包まれた森の美しさも印象に残ります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-01 20:44:09) |
1252. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 前半の訓練と後半の戦場で作風がガラリと変わりますが、前半はとにかくハートマン軍曹が素晴らしすぎます。「じじいのファックの方がまだ気合が入っているぞ!」が一番面白かったですが、ピー音を入れなくていいのか?とも思える物凄い罵倒の嵐には爆笑してしまいました。しかし、ここで行われている事は決して笑える内容ではない。戦争さえなければ普通の明るい若者達の明るさや個性を殺し、冷酷な殺戮マシーンを大量生産していることに他ならない。そしてそれに耐えられず壊れていく若者が特に印象に残りました。後半、ベトナムに舞台は移る。こんな訓練を受けた若者達の人を殺すことへの感覚が麻痺していく様子、ベトナムの狙撃兵の女性を撃ち殺したジョーカーの表情等を通して実際の戦闘シーンは少ないですが戦場の狂気、戦争の恐ろしさが伝わってきます。ラストシーンでミッキーマウスのマーチと共に流れるジョーカーの声、「もう恐れはしない」とは己の死への恐れでもあり人を殺す事への恐れなのでしょう。戦争とはこうも人間を変えてしまうものなのか。 前後半を通して人間性を破壊していく戦争の恐ろしさ、愚かさを一貫して描いた反戦映画の傑作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-31 02:29:55) |
1253. オータム・イン・ニューヨーク
映画の雰囲気は決して悪くは無かったんですが、ストーリーがあまりにもありがちで物足りなかったですね。リチャード・ギアさんもホント、いつも通りのリチャード・ギアさんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-01-30 22:43:00) |
1254. プラトーン
《ネタバレ》 重い荷物や武器を担いでの道なき道を行くジャングルの行軍、小隊の内部分裂、味方同士が憎み合った果てに起こる悲劇、除隊の日だけが楽しみで士気が上がらない兵士達。戦争の狂気、虚しさが伝わってくる非常に重い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-28 23:23:31) |
1255. ブルー・イン・ザ・フェイス
《ネタバレ》 「スモーク」も大好きな映画なのですが、こっちも面白かったなあ・・・。極めてイイカゲンな(笑)愛すべき映画。色んな連中が次々に登場してテキトーな話をして去っていく。それに絶妙の合の手を入れるハーヴェイ・カイテル演じるタバコ屋のオヤジ、オーギーがいい味出しすぎですよ。煙草の話、NYの話、映画の話、女の話、ブルックリンの人々の心の中に生き続けるドジャースとエベッツ球場の思い出話・・・極めつけに背番号42、ジャッキー・ロビンソンまでも店に登場させてしまう余裕しゃくしゃくぶりが最高に楽しく、これは愛すべき街ブルックリンに捧げる映画。ルー・リード、ジャームッシュの飾り気の無いトークやJフォックス、一発芸を見せて去って行ったマドンナの弾けっぷりも楽しく、こういう映画は難しい事は何も考えずに煙草でも吸いながらのんびり楽しむのがいいですね。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-01-28 22:51:11) |
1256. ショーシャンクの空に
友情の素晴らしさ、誇りを失わず希望を持ち続けることの大切さ、屋上で飲んだビール、刑務所中に響き渡った繊細で美しい旋律、そしてラストの海と空の青さ・・・何度でも観たくなる映画です。 [映画館(字幕)] 9点(2009-01-27 22:22:14) |
1257. アルカトラズからの脱出
《ネタバレ》 イーストウッドのカッコ良さをあらためて実感。パトリック・マッグーハン演じる所長の冷酷さや、イーストウッド演じるモリスが親しくしていた、リトマスやドクといった人のいい大人しい囚人が所長のせいで悲惨な目にあう事もあり、そんな所長に反抗しながら脱獄を企てるモリスが罪人でありながら正義の人のように見えてしまいます。こんな反骨心あふれる役がイーストウッドには良く似合いますね。脱獄前の最後の夜、モリスとイングリッシュが鉄格子を挟んで交わす別れの挨拶が素敵でした。 [地上波(吹替)] 8点(2009-01-26 20:47:54)(良:1票) |
1258. アポロ13
《ネタバレ》 ロン・ハワード監督が得意とする良質の実話モノですね。とても有名な話なのでそれなりにストーリー上の予備知識があっての鑑賞でしたが、それでもハラハラもしたし、十分楽しませてもらいました。超豪華キャストの競演も見応えがありました。特にエド・ハリスが印象に残ります。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 09:18:41) |
1259. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 テーマはとても重く辛いものですが、この作品からはそれ程の重さや辛さを感じさせませんでした。それは一つにはダスティン・ホフマンの存在。息子と二人暮しになった後、仕事人間だった彼が家事や子育てに奮闘する姿が微笑ましく、上司が呆れて聞いているにもかかわらず、楽しそうに子供の話をするシーンや自転車のシーン、そして息子ビリーに見せる何とも優しい笑顔が実にいいですね。そして、ストーリーが進むにつれて微妙に変化していくメリル・ストリープとの関係の描き方もいいですね。裁判で厳しい質問をされ、涙ぐむメリルとそれを聞いているダスティンが一瞬見つめ合い、その一瞬にお互いを思いやる表情を見せるシーンがとても好きです。そのシーンや、ラストシーンでこの二人の関係に希望を見せてくれているのが嬉しいですね。この2人の名演技、全く無駄が無いストーリー展開とビリーの可愛らしさや作品を優しく包む音楽の心地良さも忘れられない名作に10点献上です。 [DVD(字幕)] 10点(2009-01-25 17:21:49) |
1260. さよならゲーム
《ネタバレ》 ごく一握りのスター選手がまばゆいスポットライトを浴びて活躍する華やかなメジャーの舞台がある一方で大半の下積みの選手が所属するマイナーの世界がとてもよく描かれていたと思います。ストーリー的には物足らない部分はあるものの、ケビン・コスナーが野球をする姿はやはりいいですね。野球映画もMLBも大好きな自分にとっては日本人にはなじみが薄いマイナーの舞台裏を実際にマイナー経験のあるロン・シェルトン監督が見せてくれたというのが嬉しいですね。 [映画館(字幕)] 6点(2009-01-25 16:20:16) |