Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧。2ページ目
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 中国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  緑茶 《ネタバレ》 
見合いをした相手にあっさりと断られ、その後も付きまとうがどうしてもその女の心を掴めない。そんな日々を過ごすうちにその女と瓜二つの女が現れる・・・という恋愛サスペンスの定番の展開なのですが、恋愛サスペンスのようでどこか違う、かと言ってよくある男と女のロマンスとも違う。そんな不思議な雰囲気が実に魅力的な映画でした。撮影はこの人が撮影を担当するとその作品の監督や主演する俳優に匹敵する存在感を出すクリストファー・ドイル。薄暗い雰囲気の中に用いられる赤が時には強烈な印象を与え、時には柔らかな印象を与える。陰と赤、そのコントラストが絶妙で美しく見入ってしまいます。監督・脚本のチャン・ユアンという人の作品は初めて観ましたが、撮影のドイルに主演もチアン・ウェンという大物を起用し、一つ一つのシーンも作品全体もゆったりとした雰囲気ながらも90分足らずのコンパクトな尺にまとめ独特の世界観を見事に作り上げていると思います。チャン・ユアン。この名前は是非とも覚えておきたいと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-23 18:03:01)
22.  子供たちの王様 《ネタバレ》 
子供たちには教科書も与えられず辛うじて雨風がしのげる程度の粗末な校舎。教師が黒板に教科書の内容を書き写し子供たちは意味も分らない黒板の字をノートに書き写すことが唯一の教育。これでは子供は学ぶことに意欲なんて持てる訳がない。そんな山の学校に現れた青年教師が子供たちが今わかる字で自分の考えを作文にして発表する、全ての子供が参加できる授業を始める。全ての子供が一方的に与えられるだけではなく自由に発想し自分の考えを表現しながら学ぶ機会がちゃんと与えられるべき。この教師が最後に残した王福への教えからも、この作品の教育や中国という国に対する思いが感じられるようです。音楽もほとんど使われず金もかかっておらず正直地味な映画ですがキャストの素朴で自然な表情や演技が印象に残る、世界中から絶賛された「覇王別姫」以降は低迷気味の様ですが、「覇王別姫」より前に作られたチェン・カイコー監督の確かな手腕を感じる作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-14 23:33:06)
23.  太陽の少年 《ネタバレ》 
大人になった主人公の回想という形で描かれる思春期という人生における貴重な一時期の青春群像と、どこか懐かしさや温かみを感じさせる独特の奇麗な色調がとても良く合っていましたね。女の子を後ろに乗せて果てしなく続く長い一本道を自転車で走るシーンが印象に残りました。彼らにとって人生はまだまだ先が長く、これからどんな可能性だってあるという希望がとても美しく表現されているように感じられました。観ているうちに彼らと同じ年の頃の自分の楽しかった出来事や今振り返るとちょっと恥ずかしくなるような出来事なんかが思い出され、彼らの心のときめきや痛みがその奇麗な映像から生き生きと伝わってくる青春映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-19 21:11:27)
24.  至福のとき 《ネタバレ》 
家庭では厄介者にされ、心に傷を負った盲目の少女とひょんなことから彼女の面倒を見なければならなくなった仕事も金も無く、結婚も出来ない冴えない中年男。終始コメディタッチで描かれますが、2人の心が少しずつ近づいていく様子を周囲の愛すべき人々と共に描く温かくも切ない作品でした。ラストはこの作品に関してはありふれててもいい、ハッピーエンドで終わって欲しかったと思います。ただ、最後の録音された彼女のメッセージと中年男の手紙はお互いを思いやる気持ちに溢れていて何とも心温まる肉声のメッセージであり、手紙でした。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-17 23:16:39)(良:1票)
25.  思い出の夏 《ネタバレ》 
中国の貧しい山村に住む、時折村の広場にやって来る巡回の映画が何よりも楽しみな映画好きの少年。ある日、その村にやって来た映画の撮影隊との交流を通して、この少年の目線で見つめた中国の山村に住む人々の思いが描かれます。  山村の風景は貧しさが目に付く。コンクリートでできた建物はなく、村の道は舗装もされていない。一旦村を出て町へ行った者は誰も戻ってこないという。その少年が映画に出る事になる。町へ出て行く姉に対し「僕は町になんて行かない」という台詞が言えず、「僕も町へ行く。こんな村は嫌だ」と台本に無い台詞を言ってしまう少年の姿は、中国の山村に暮らす人々の思いを代弁しているかのようでした。  監督は中国映画第6世代にあたるリー・チーシアン。第5世代のチャン・イーモウも本作と同じく現地の素人の子どもを使い、子どもの目線で中国の山村を見つめる映画を撮っています。冒頭に村の広場で上映されていた映画は、そのチャン・イーモウの「キープ・クール」。中国の地方を舞台にした映画を多く撮っていたチャン監督が都会に出て北京で撮った都会派コメディを使ったのが興味深いところです。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-20 22:33:16)
26.  ラスト、コーション 《ネタバレ》 
自分がその後どうなるかをかえりみず「逃げて…」と言ってしまった女と、そのお陰で命拾いをしたその女に対し処刑の命令を下さなければならない男。お互い本心をさらけ出せない男と女の心の葛藤が観ていて切なく、決して鑑賞後に残る余韻もいいものではない。自分の好みの映画ではないですが、アン・リー監督、主演の2人をはじめ作り手の作品への熱い思いが伝わってくる、見応えのある映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-17 00:10:27)
27.  きれいなおかあさん 《ネタバレ》 
離婚して経済的にも苦しく、難聴というハンデを抱えた小さな子供と二人三脚で頑張るお母さん。コン・リーにはこんなお母さん役がよく似合うし本作での彼女の演技は素晴らしかったと思います。いつも息子と一緒で荷台付きの自転車に二人で乗り、新聞配達をしながら発音練習をするシーンが実にいい。典型的な金持ちの嫌な男や、お金は無いけど典型的な善人であるファン先生といった登場人物も、親子が奮闘する様子もよく見かける展開ではあるのですが、ずっと精神的に無理をしてきたけれど、ありのままの一人息子と今の自分を受け入れたかのようなラストはあっさりとはしていますがとてもいい終わり方でした。分かりやすい良質のホームドラマだと思います。
[DVD(吹替)] 6点(2009-05-09 16:51:28)
28.  こころの湯 《ネタバレ》 
中国の下町の銭湯を舞台にした中国を代表する名優、朱旭演じる銭湯を経営するお父さんの下町の庶民のおじさんぶりが実にいい味で2人の息子達と銭湯の常連客達の人情がお風呂のお湯のようにとても温かいお話でした。経済発展による都市開発と共に街の表情を変えつつある現代中国。このあたりの事情は日本も同じですね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-04 21:41:15)
29.  初恋のきた道
チャン・イーモウ監督の「しあわせ三部作」の中では「あの子を探して」「至福のとき」の方が好きなのですが、美しい風景の中、純粋なラブストーリーが微笑ましく、観ていてとても心地良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2008-12-26 00:23:49)
30.  ハッピーイヤーズ・イブ
日本未公開なので、当然日本では全く話題にならない作品。よくDVD化してくれたと思います。 こういう映画は何かお目当てでもなければ、まず見ようとは思わない。 グイ・ルンメイが出ていなければ見ることは無かったであろう作品です。 3人姉妹、それぞれのラブストーリー3話からなるオムニバス。 長女は宇宙飛行士。末っ子は人気女優と華やかな人生を歩んでいる。 一方、真ん中の次女は内向的で、無職で現在職探し中という1人地味な設定。 しかし、その次女を演じたグイ・ルンメイの存在感は想像通り抜群でした。 地味な役を地味に演じて圧倒的存在感を出す。他の作品でも見られる彼女ならではの魅力。 中華圏では絶大な人気を誇る彼女ですが、日本ではまだまだ未公開の作品が沢山あるのが残念です。
[DVD(字幕)] 5点(2016-12-19 21:12:42)(良:1票)
31.  LOVERS
序盤の遊郭の華やかな衣装や美術、中盤以降の竹林や真っ赤に燃える紅葉と草原の緑の美しさなど、とにかく綺麗な映画です。この美しい舞台で展開されるアクションシーンも楽しめる。(ただし最後は秋から冬にかけて何ヶ月戦い続けてるんですか?休憩しなくていいんですか?という感じでしたが・・・)ストーリーの方は特に感動や鑑賞後に残るものはありませんが、それよりも画の美しさ、チャン・ツィイーの美しさ(特筆すべきは冒頭の遊郭の舞!)が印象に残る作品です。ただチャン・イーモウに関してはやはり、「活きる」や「幸せ三部作」と呼ばれる作品、今年日本で公開された最新作のような映画をもっともっと撮ってもらいたいですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-20 16:17:04)
32.  シャンハイ(2010) 《ネタバレ》 
日米中の豪華競演の中でも僕はコン・リーがお目当てでしたが、この人の年齢と共に増す妖艶さは一体何なのでしょか・・・?と言うほど本作でもお綺麗で、胸元に脚に・・・と衣装も素敵でした。  メインとなる太平洋戦争開戦前夜の上海で繰り広げられる、日本人、アメリカ人、中国人が絡み合うロマンスとミステリ&サスペンスは様々な関係が描かれるもどの関係も結局深みが感じられず、特に意外な真相のようなものも無かった。特にジョン・キューザック演じるポール、コン・リー演じるアンナ、謙さん演じるタナカのそれぞれと絡み合う、ある意味本作のキーともなるべきスミコの扱いが薄く、立ち位置が不明瞭すぎた。終盤に再会するタナカとの関係もそれまでが説明不足なので謎のまま終わってしまいました。  しかし当時の上海の下町や、華やかな西洋の租界を舞台に抗日組織、日本軍、西洋の諜報機関が入り混じり暗躍する太平洋戦争開戦前夜の混沌とした上海の雰囲気や、豪華キャストの熱き好演は見応えのある作品です。
[映画館(字幕)] 5点(2011-09-01 17:40:56)
33.  ジャスミンの花開く 《ネタバレ》 
中国の現代史と重ね合わせるようにある家族の3世代の女性の生き様を描いた物語を期待していたのですが、映像では挿入されていて説明はあるものの、それぞれの時代背景とストーリーがほとんど関係無しだったのが残念。その3世代の若い頃を演じたのがチャン・ツィイーなのですが、何か・・・3つの役の演技がどれも同じような感じですね。チャン・ツィイーを綺麗に見せるのだけが目的の映画ならそれでいいのでしょうが。その一方でジョアン・チェンはさすがに見応えのある演技でした。それにしてもジョアン・チェンをはじめチャン・ツィイー以外にも男優、女優ともに非常に豪華な顔ぶれが揃った映画でした。監督・脚本はチャン・イーモウ映画のカメラマンとしてお馴染みのホウ・ヨン。さすがに映像の美しさにはこだわりが感じられますが、基本的に登場人物に魅力が感じられず、同じような辛い話が続くので通して見るのがかなりしんどい映画でした。しかし母から子、孫、更に次の世代への希望を感じさせてくれる締めくくり方は良かったです。
[DVD(吹替)] 5点(2010-08-04 21:35:41)
34.  単騎、千里を走る。 《ネタバレ》 
チャン・イーモウの十八番、中国の田舎を舞台に健さんと現地の素朴な人々との心の触れ合いが感動的に描かれ・・・という大きな期待を抱いての鑑賞でしたが、色々違和感を感じる点が多く、申し訳ありませんがこの評価です。一番気になったのが、健さんが現地の中国人通訳や息子の嫁とケータイで会話をするシーンがやたらと多い事。その度に健さんが周りから浮いてしまっている感じがして、それがすごく気になってしまいました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-23 17:47:40)
35.  北京ヴァイオリン 《ネタバレ》 
父と子のお互いを思いやる絆の深さや、その父子と関わり合うことになる北京の人々の描写がとても温かくて良かったと思います。それだけに、やりすぎてしまった感のあるラストがちょっと残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-14 14:10:18)
36.  再見(ツァイツェン) また逢う日まで 《ネタバレ》 
幼少期のエピソードには参りました。これは本当に泣けます。両親と4人の子供が貧しくも明るく生きる姿、そして両親が亡くなって子供達が離れ離れになっていくのですが、子供たちがいい時も悪い時もその表情が実に豊かで素晴らしかったです。それだけに4人が大人になってからの後半が皆さんと同じく、実に惜しい作品でした。最後のコンサートのシーンは感動を盛り上げようとする意図は分からなくはないんですけどね。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-27 21:37:28)
37.  ラストエンペラー 《ネタバレ》 
仕方が無いのかもしれませんが、紫禁城でも戦犯収容所でも全員英語を喋っている事にどうしても違和感を感じてしまいます。何回か見ていますが、いつもそれが気になってしまいます。坂本龍一氏の音楽は映画の雰囲気にすごくよく合っていて素晴らしかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-25 09:35:48)
38.  アウトバーン
ザ・カーアクション映画というタイトルの作品ですが、それだけの映画でもありません。 犯罪が絡むことは多いですが、本作はほかにもロマンスに恋人の難病といったドラマの要素も。 しかし、こういう映画を見たくなる時って頭を空っぽにしてたっぷりカーアクションでも見るか、という時が多いと思う。 そういう意味では意外とカーアクションの時間は少なく中途半端な作品に終わってしまった感じです。 敵の黒幕とか、影の権力者とかにやたらと豪華なキャストが顔を揃える。 B級アクション映画なんかでたまにこういう映画に出くわすことがあります。 本作ではアンソニー・ホプキンスとベン・キングズレーが頑張ってくれているんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-01-25 22:07:24)
39.  王妃の紋章
製作費はいかほど?というほどの、どのシーンを切り取っても金ピカで豪華絢爛の宮中のセット。一体何人が動員されたの?というほどのエキストラ。  キャストの方も国王チョウ・ユンファ、王妃コン・リーをはじめ、息子達にもジェイ・チョウ、リウ・イエといった中華圏の人気者を起用したキャストも、何もかもが豪華。特に、久々にチャン・イーモウと組んだコン・リーはその美しさもさることながら、貫禄を漂わせる存在感も流石です。リー・マンの可愛さも印象に残ります。  これだけの舞台設定の中、描かれるのはドロドロの関係の家族の愛憎ドラマ。かなり小ぢんまりとしたお話で何かアンバランス。チャン監督はこの頃、それまでとはガラリと作風を変えた時代劇を立て続けに撮りましたが、どの作品も見所はあるものの、それまでのチャン監督の作品群が好きな僕にとってはどうしてもチャン監督らしくない、という思いの方が強くなってしまうのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-03 21:38:45)
40.  ウィンター・ソング 《ネタバレ》 
ピーター・チャン監督でジョウ・シュンがヒロインのロマンスか・・・。面白そうだなと見始めたのですが、まずは冒頭でビックリ。まさかミュージカルだとは思わなかった。  冒頭、閉じた傘を持って雪が降り積もる夜の街を男一人で踊る様子は「雨に唄えば」ならぬ「雪に唄えば」といったところでしょうか。続いて色とりどりの傘を持って踊る一団を上から捉えるのですが、こちらは「シェルブールの雨傘」の冒頭をちょっとだけ思い出します。その後も東南アジアかインドの民族舞踊風になったりサーカス風になったり、ミュージカルシーンの多くは映画の撮影現場という設定になっているのですが、どういう世界観の映画を撮っているんだ?と別のことが気になったりもしますが、これはこれでなかなか楽しいです。  肝心のロマンスの方は、ピーター・チャンの十八番のはずなのですが、本作は上手くいっていない。度々挿入される淋しげな町の風景やプールのシーンなど、抽象的なシーンが作品のテンポを悪くしていたように思います。また、終盤は思いのたけを歌で表現することが多くなるのですが、同じようなテンポの曲調が続くので最後の方はちょっとくどく感じてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-23 02:57:10)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS