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サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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1.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
アイアンマンがキャップと殴り合い、スーパーマンはバットマンと競い合ってるんですから…そりゃハリウッドゴジラにもそれ相応の相手が必要でしょう。  今後、ハリウッドではスター怪獣同士がぶつかり合う大作の制作が予定されている。そこで相見えるのがゴジラと、本作に登場するコングというワケだ。(今作にもムートーなどのいくつかのキーワードが登場する) そのため今回、PJ監督の「キングコング」以来の復活を果たしたキングコングは、過去最大級の規格外モンスターとして描かれている。立ち姿も以前のゴリラ然としたものから、シュッとした感じに変わって、時には武器をも使う器用さを見せる。そしてデカい、とにかくデカい。さらに相変わらず女性に対してはジェントル。  ストーリーは至極単純ながら、怪獣が出てくるまでが早く、とても潔い造り。あれよあれよという間にメイン舞台のスカルアイランド入りだ。「怪獣だらけの島からの脱出」という明快なコンセプトを楽しもうとする観客にとって、お涙頂戴ドラマの描写がどれほど野暮なものかをよく分かっている。こういった振り切り具合は素晴らしい。  また人間側もサミュエル・L・ジャクソンがやけに頑張っているため、キャラ立ち・濃さは十分。最近出演作は多いものの、黒幕とか上司役とかで体を動かす機会の少なかったサミュエル先輩が、楽しそうに体を張ったイカれ演技をしているのが良い。 WW2から戦いつづけているという兵士も、怪しげで如何わしい独特の雰囲気をこの作品に加味している。 けっこうな数の人間が出演するが、終わってみれば殆どキャラが立っていた。やはり見せ方や死に方(死なせ方)がうまく機能していたということだろう。   70年代の世相や雰囲気もいいスパイスになっていて、味のある映画に仕上がっていたと思う。 ベトナムで撮影したという映像も、よくこんな場所があったなと思うほどこの世界観にピッタリだ。(ちなみにベトナムでのプレミア時に巨大コング人形が燃えるというハプニングがあった) クロスオーバーやら対決モノの弊害というか、企画の為だけにあつらえられた映画になっていたら嫌だなと思ったが、そんな心配は杞憂だった。本作でコングの雄姿を見届け、しっかりと次の闘いに備えられるような作品になっている。  以下余談ですが。 なぜかタコが食べたくなりますね。 なんででしょう。コングが捕食したタコがいい感じに茹で上がった色してたからすかね。どうでもいいですよね。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2017-03-20 13:18:42)
2.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 
これは難しい。そもそもこの映画の立ち位置が難関なのである。 前ボーンのいい所は、そのシンプルさにあった。無駄をそぎ落とした脚本の中に、極限の諜報世界が息づいていた。  しかしリニューアルを図った「レガシー」が頓挫してしまった以上、やはり集客力のあるマット・デイモンのボーンを作らなければならず、さらに過去の焼き直しにならぬように、大幅なアップデートも必要になるのだ。  いやいやこれは難しい。シリーズの良さと、製作側の希望が最初から全くかみ合っていない。それでもこの難題に対してグリーングラスは善戦したと思う。高難易度の撮影や編集テクニックが伺える他、アクションも派手な見せ場が並ぶ凄い映画になっている。 というかスターと巨匠の黄金コンビに巨額の予算を投じることで、高水準な作品を作ったというのが正解か。 それなりにいい映画になっているのが個人的にはある種、タチの悪さを感じるところ。「これ、凄いけどボーンの必要あるのかな」というのが正直な感想である。  ボーンが戦う理由から弱い。まだまだ出生の秘密あるよと言われて、自分探しの旅へ出発である。物語的にボーンの動く理由としては良いのかもしれないが、観客としてはこの付け足し設定には雑さを払拭できない。終盤には復讐にシフトしていき、彼の人間的な感情を際立たせるのかと思いきや、敵もがっつり復讐で動くヤツが用意されおり、この路線変更もやはり空回り気味か。  そもそも私怨で動くようなヤツもこの作品には向かないのではないだろうか。この手の映画ではたまに「Not personal.(これはビジネスだ)」という台詞を耳にするが、ボーンの世界観はまさにそんな感じだ。指令を受けた工作員が問答無用で標的を殺す、または殺されるか。それだけの世界だ。 トミー・リー・ジョーンズが復讐心を操っていたにしろ、結果的に2人の工作員が復讐合戦でカジノに突っ込むとは何事か。  また、昨今のCIA絡みのインシデントを扱っているのも、食い合わせが悪かったか。バックドアに端を発するアップル対CIAを模した陰謀から始まり、スノーデンやらSNSやらを通じて、アメリカの抱えるプライバシーや監視への問題提起が展開する。グリーングラスにとってはこの手の話は得意分野であり、故に新要素として時事ネタを取り込んだのだろうが、途中からこの問題にシフトしていくようなプロットでは駄目だろう。 こんなのはマクガフィンでいい。ボーンとCIAが最後に出会うためのお膳立てであり、ただの記号で良い。 この問題を扱いたいなら、これを軸とした脚本にボーンを絡ませていかないと問題提起にもならないだろう。  もちろんいい所もいっぱいある。一貫した激しいカット割りの連続も相変わらず臨場感がある。世界規模のロケーションも007のそれとはまったく異なる趣があっていい。他のスパイ映画ならパルテノン神殿をフィーチャーしそうな所、それを空撮にとどめて国会前のシンタグマからオモニアまでの範囲でアクションを撮っちゃう所なんて渋いなぁと思う。 マット・デイモンとグリーングラスのタッグは、やはり素晴らしいシーンを生み出しているのだ。  しかしながら物語は詰め込みすぎ、アクションはラストのカーチェイスで一気に娯楽寄りになってしまい、映画内でのバランスはかなり悪い。このコンビでこの脚本なら、「グリーン・ゾーン」のような選択肢を提示した方が良かったのではないか。 本当に良くできたスパイアクションだが、「ボーン」のアイデンティティはあまり感じられないといったところか。
[映画館(字幕)] 7点(2016-10-09 02:41:22)(良:1票)
3.  ジュラシック・ワールド 《ネタバレ》 
リメイクか思うほど、シリーズ1作目を意識した作り。だがテーマパークを中心としたプロットは映画館と相性が良く、子供にとっても敷居が低い。到着するや否や、はやく園内を回ろうと急ぐ子供を見れば、この映画が子供たちに向けたアトラクションであることが分かる。悪くいえば一作目の焼き直しだが、新しい世代の子供たちに贈るワクワク感を否定はしない。この決断は支持したい。  一方でシンプルにまとめられたメッセージも興味深い。人間の欲求がエスカレートして止まらなくなれば、どこかに綻びが生じ、破綻を招くということ。  利益のためには、より強く、歯の多い恐竜を次々に発表せねばならず、それはまるで、シーズン毎に多機能になるスマホのような商品である。あまりにも進化した機械が、個人情報や著作権に猛威を振るうように、恐竜にコストをかけて、従業員や安全管理の質が下がったのも、人間のやり過ぎた行動に伴う結果。こんなやり方では、客のフォローもせず「だってそう言われたもん」と言い放つキャストがいるのも納得だ。  映画は「恐竜」という誇張された現実を描いているが、現実にもそんな危機は訪れている。 黒のタートルにデニムのウー博士は、「ジョブズを意識した、あの中国の実業家」のようでもあり、現代に合わせた警鐘なのでは…と訝しむのは考え過ぎかとも思うが、そんな奥深さも本作にはある。  これらは劇中で「学ばない奴らめ」という台詞でまとめられるが、これこそ久しぶりの新作に合致する最も強烈なメッセージである。  もちろん映画では深く掘り下げられないが、その必要もない。子供たちが、何か悪いことをする大人がいる、と肌で感じられる程度の描写で十分である。 それくらいのシンプルな教訓でいい。それに観ている間は、僕だって子供のように夢を見れる。子供と同じ視点でワクワクして園内を探検できる。  T-REXの堂々たる登場に、起死回生のラプターの助太刀、そしてモササウルスの一撃による極めて映画的な決着。スクランブラーとラプターの併走もカッコいい。一人の少年として、手に汗握り映画の世界に没入してしまう。 やはり恐竜にはロマンがある。 人間は変わらない生物だろうが、いい意味で変わらないものもあってほしい。動物園に恐竜がいたら…そんな子供のころの夢をスピルバーグは今も真剣に応援してくれる。
[映画館(字幕)] 7点(2015-08-14 13:09:07)(良:1票)
4.  ワイルド・スピード/SKY MISSION 《ネタバレ》 
走り屋をフィーチャーしたカーアクションからスタートし、いまやハリウッドを代表するビッグバジェットムービーへと成長したファースト・アンド・フューリアーズ。トーキョードリフト失敗(?)の後、シリーズは途方もない大作路線へとシフトチェンジ。見事に息を吹き返したわけだが、ポール・ウォーカーとの熱い走りは本作をもって一旦幕を下ろすようだ。 自身も車に興味がある方なので、このシリーズは毎回楽しみにしている。ポールがいなくなったことは本当に寂しいが、ここまでの大作として仕上げてくれたことに感謝である。  作品の方は正常に進化しており、スーパーアクションに強引にクルマを絡めてくる安定の出来。なんでもかんでもクルマでアプローチしてくる潔さ、それが見せ場として機能することの素晴らしさ。 イサムだけかと思ったら、トニー・ジャーにロンダ・ラウジー、カート・ラッセルまで登場するのもまたスゴイ。ガチファイトのカッコよさも忘れちゃいないのだ。 色々ツッコみまくりなんだが、そういうところもこの映画の楽しいところだ。  ポールの死によって一時は制作が断念されたが、弟コディとCGIの投入で完成にこぎつけたという本作。ブライアンは引退という方向で企画が組みなおされ、彼のフェードアウトのためにテーマにも変更があった。シリーズの根幹をなす家族というテーマに加え、家族との別れを描くときが来たのだ。  エンディングの「see you again」の言葉を借りれば、小さな出会いは友情になり、友情はやがて強い絆になる。それが彼らのいう家族だ。それでも別れはやってくる。ブライアンは家族を守るべく、絆で繋がった家族を離れることを選ぶのである。 でもアイツがいなくなったとして…絆はそこで切れるのか? この映画は彼らなりの答えをしっかりと描いていく。 ダッジチャージャーに乗り込んだドムは、1作目で口にした言葉を振り返り、変化を受け入れようとする。スピードの中に生きてきた兄弟たちも多くの変化を体験した。そうして辿り着いた場所でも、ずっと一緒にやって来た兄弟を思い出せば、今もスープラに乗ったブライアンが横にいてくれる。 400メートル先のほんの10秒の間に答えを探していた彼らが、ずっと変わることないもう一つの答えを見つけたのかもしれない。これから違う道を進んだとしても、絆や愛は失われない。いつかまたあった時はたくさん話そうぜと。
[映画館(字幕)] 9点(2015-04-23 20:26:33)(良:4票)
5.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 
予告編を観て「おっ、面白そうな設定だなぁ。」と思った。「タイム」とか「インセプション」みたいな、設定が既にキテるタイプのSF映画じゃないかな。それと同時にジョセフに対して「誰だコイツ?」とも思った。ウィリスというよりカイル・チャンドラーに似てないか。 作品の方は、なかなか練られたSF映画だと思う。この手の作品にありがちなパラドックスとかも特に気にせず鑑賞できた。映像がシュールというかなんというか、とりあえずセンスがスゴイ。サトウキビ畑にぱっと人が現れてズドンと吹っ飛ばすとことかかなり独特じゃないか。 拷問のシーンはスリリングでインパクトもあるし、作品のルールをうまく説明して非常にスマートな印象。何が起こっているのかを観客に考えさせてくれるのがいいところだ。 ラストは、「おっ、ここでジョーは自分の腕を吹っ飛ばすんだな!」と思ったら、予想を超える吹っ飛びっぷりにビックリ。「ジョーっ!!ジョーっ!!(丹下団平風に)」ですよ。 でもよく考えたら手が使えなくなったくらいで、ウィリスを止められそうにないもんなぁと納得。 意外とドラマ部分の比重が大きくて、中盤中だるみするものの、しっかり「ループ」というテーマをドラマに絡めて描けている佳作だと思う。 それにしても30年後、いったい僕はどんな髪型になっているんだろうか。
[映画館(字幕)] 7点(2013-01-15 23:06:30)(良:1票)
6.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 《ネタバレ》 
家族みんなで楽しめる笑いあり、ロマンスあり、冒険ありの無難かつ爽快なつくりのアドヴェンチャー映画に仕上がっている。世界観の構築や映像世界が面白く、中国、兵馬俑、イエティなどの要素をうまく「ハムナプトラシリーズ」に盛り込んでいる。ただ、「もの凄く興奮した!」とまでは行かないのが残念なところか。ロブ・コーエンのような二流、三流以下の監督よりソマーズに監督して欲しかった! 余談ですが舞台をエジプトから中国へと大きく移して、ほんとにシリーズの共通点はタイトルでもある「MUMMY」だけ。そろそろ「ハムナプトラ」という邦題をつけた人も引くに引けずアセってんじゃないのかな?どうでもいいか。「マミー3」の方がヤバイ気もするし。そういえば反皇帝ミイラはミシェル・ヨーの英語の語りかけで蘇る程、インターナショナルなマミーだったな。どうでもいいか。気持ちが大事ってことか。
[映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 21:44:42)
7.  マイ・ブルーベリー・ナイツ 《ネタバレ》 
あまり詳しくないのだがノラ・ジョーンズはこの映画を観た限りでは主演女優としての魅力が希薄な気がした。演技の方もまったく巧いとは思わなかった。またこの監督についてもあまり知らないのだがそれほど演出に技巧を感じられなかった。ロマンチックな展開の狙いすぎで、観ていてシラけるような幼稚でひねりのない演出をしている。脚本もけっこう強引で大まかに分けられた各エピソードの中でのドラマは内容があるようでまったく無く中途半端な仕上がりになっている。エリザベスはこの旅を経て成長しましたよってことをナレーションで説明するラストも安易すぎるのではないか。演技に定評のある豪華な共演俳優たちは良かったものの脚本や演出の面が弱すぎた。 
[映画館(字幕)] 3点(2008-03-22 20:36:12)
8.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 
原田眞人は最低最悪、FAGでサノバビッチな糞野郎を演じたら巧いね。ほんとに。ラストサムライでもそんな感じだったし今回は獅童から直々に「お前は日本人の恥だ!!」とか言われてて恐れ入りました。
[映画館(字幕)] 6点(2008-03-11 09:08:17)
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