Menu
 > レビュワー
 > 役者の魂 さんの口コミ一覧
役者の魂さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 133
性別
ホームページ https://ameblo.jp/igou507/entry-12591735689.html
自己紹介 鑑賞した映画を批評する為というより作品の評判を知る事と見方・感じ方・批評の仕方を学ぶ目的で参加させてもらっております。『見る価値無し。』だの『つまらん。』だの、『別に見たくも無い映画だったが誘われて仕方なく見てやった』だのいう、子供じみたくだらない、ご覧いただいた方や映画自体にも無礼で不快になる様な書かない方がマシなレビューにならない様に心がけてます。 1本120分平均の映画を1000本以上も見て書いた人も大勢いて驚きです。毎日1本以上映画見る人って凄いね…。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ゴジラ-1.0
【24.3.12.追記】アカデミー賞・視覚効果賞受賞おめでとうございます。 個人的には『そうだろうな』と思い、また、『ストーリーも役者さんたちの演技も監督はじめスタッフ全員の心意氣からして最高ですよ』と言いたい作品ですが(笑)。  【以下、レビュー原文】  このレビューを書いているこの時期。全国各地でクマが人間を襲う事件が頻発している事に感情が重なりました。 もちろん現実の猛獣による恐ろしく痛ましい事件と、フィクションのSF映画を同列には語るつもりではありませんが、【人間には叶わない猛獣が明らかな殺害目的で目前まで追い詰めに来る恐怖】が、ふと連想されたわけです。  猛獣に命を奪われる痛みと恐怖が、過去作品と比べて抜きんでている今作。それに留まらず、心身に傷を負っても尚、生きる人々を描けている。それぞれの立場で生き残ったり、逃げて生き永らえたり、生きなきゃならなかったりした人々が描けている。役者さんたちは皆、本当に見事な演技。キャラクター皆に共感できる。  この映画、登場人物もストーリーも闘いも生き方もゴジラも(ゴジラは戦闘力凄過ぎですが脇役にすぎません)、全てにおいて、観客の心に【肉迫】する映画です。  人間がどう生きるか。どう生きたか。【とにかく生きる人間】とか【それでも生きる人間】をまざまざと描いた芝居(≒ドラマ≒映画)は激烈に大好きでして。それが作り手にでも役者にでも見えれば9点。そこから突き抜ければ10点満点というのが私の採点基準。 これ以上の出来は無理だろうから映画館に行けば良かったと後悔した前作・シンゴジラの反省を踏まえて本作を映画館鑑賞したわけですが、  10点としか言いようがない。
[地上波(邦画)] 10点(2024-03-12 06:34:09)(良:3票)
2.  宇宙大怪獣ギララ 《ネタバレ》 
心底氣に入ってしまい通算6回観て6回泣いてしまったゴジラ/-1.0。本日はマイナスカラーを観てまた泣いて、レビューしようとしたら当サイトにこの【ギララ】という作品の変更を書いた方がおられて。何氣なく動画検索したら当該作品があげられてたので、私が幼児期に制作されたこの作品を謹んで拝見しました。   うーむ。これは凄い(絶句)。    G/-1.0/cで流した涙をさし置いてでもこちらのレビューを書きたくなってしまいました。この堪え性の無さは年のせいかしら。   ストーリーやら主題歌やらは他のレビュワーさんに追従しますが。なんかあの、エービーガンマとかいう宇宙船ってどっかの観光地の遊覧船にありましたよね?ああいう形。乗組員も氣楽に椅子をくるくる回して会話したりバインダーのメモ用紙をすっ飛ばして慌てたりと楽しげ(制作スタッフは安全な宇宙船航行は観光地の遊覧の延長と考えてたんでしょう)。月面基地もさ、どっかの観光ホテルか旅館みたいですよね。通信室はフロントみたいな作りだし木造の風呂とか。基地には飲み屋あるしダンスしましょ?なんつってくつろぐし。指令室ではタバコ喫い放題。コーヒー無料(制作スタッフは安全な宇宙基地での寛ぎとは社員旅行でホテルや旅館で休息する感覚なのでしょう)。そんなこんなの楽しい宇宙バカンスに本編の50分近くも費やされてもう何の映画だかわけ解らなくなったタイミングでギララ登場。  登場するとき、箱根の火山(?)の炎と煙に巻き込まれて熱そうだぞギララ(笑)。  で、怪獣なので登場したからには取敢えず暴れて町を壊すんですが、可愛い顔つきもあって何か、子供が駄々こねるみたいな破壊。 戦闘機も戦車も、ドえらい数量を次から次へと投入する自衛隊。もちろん怪獣には通常兵器は通用せず。  あっ!ギララがタンカーをぶん投げた!。山崎監督はここをG-1.0でパロったか!?…んなわけは無いか。 ああっ!戦闘機がギララの頭部に特攻した!!。山崎監督はここを(以下自粛)。  あとはもう、なんだっけ?【ギララニュウム】。ってカタカナ書きされた箱を持ってジープで疾走して逃げる隊員と、それをよこせとばかりに追いかけて迫るギララの爆走。   ここね、怪獣に追い詰められる恐怖の場面だと思うんですけど、なんか昔のコントであった【おまわりさんと泥棒】みたいな構図で撮られてるので思わず爆笑してしまう迷場面になっちゃってんですよ(笑)。もしご覧になられるならここのシーンは【ハチャトゥリアン : 剣の舞】をBGMにしながら見ると絶妙に合います(笑)。  けっきょくなんだかわからないけれどギララはスムージーみたいになって。 さらに何だかわからないけどラストは、なぜか金髪姉ちゃん隊員が日本人のお姉ちゃん隊員に負けたわとか言って角刈り男の隊員に失恋して、   【終】  でした。   いや待て。なぜこの映画の〆が失恋話になるのよ(―▽ ̄)?とか言ってはいけないかも知れない雰囲気。(笑)   いやいや、正直言うと、月面基地の宴会(20分経過)時点から2倍速で見て、それでももうおなか一杯でした。 G-1.0の後に観たという間の悪さ。  でも、【自分の意に反して観えてしまっただけの映画】というには相応しい。和める作品でした。あー面白かった。当サイトの採点基準、(なかなか面白い作品。 他人に薦められなくもない。)の7点を献上させていただきます。   どことなく【男はつらいよ】の雰囲気あると思ったら同じ制作会社と知り、二度楽しめましたとさ。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-03-01 05:27:49)(笑:1票)
3.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 
言わずもがなの不朽の名作。当時のTV番組の方は荒唐無稽すぎて敬遠していたけれど(何百メートル先のどんな小さな的にでも無補給で何十発でもヒットできる次元とか、2~3回くらい刀を振れば数メートル離れた軍用機でも自分に発射された銃弾でも斬撃できる五右衛門とか)、この作品では違和感無い行動で見事にドラマを作ってました。その社会で礼儀正しく生きてる少女が自分と同じ目線で共闘してくれる少年と異世界で大冒険を繰り広げて幸せをつかむ物語は、コナンから始まって、この作品でステップして、ナウシカやらラピュタでジャンプアップして、後々までの繁栄になる流れか。楽しい作品でした。ま、ここでは場違いですが、冒頭シーンにて、偽札を掴まされたルパンが怪盗のプライドから大量破棄したのに、ラストシーンでは不二子がせしめた偽札の原版を欲しがっていたのは何故なんだろう?。今もって解らん私です。笑っておくんなまし。
[地上波(邦画)] 9点(2024-01-25 05:14:37)
4.  狂い咲きサンダーロード 《ネタバレ》 
『全部ぶっ壊してやる』。『みんなブッ〇してやる』。  あーハイハイ。内側からのエネルギー溢れて制御できない若い頃はそういう事ありますよね。うん。 そういう世界観の切り抜きも【作品】なら有りでしょう。  一般道を車で走行するように、一般社会で生きるには自分の感情と欲望は一時停止して先に世間と世界と先人の考えや行動を知るのが大切と解った、二次効果のあった作品。  【コケ具合を誰かに言いたい。】の3点を献上。
[ビデオ(邦画)] 3点(2024-01-19 05:50:58)
5.  大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 
公開当時は怪獣ブームが巻き起こっていた時代なので、おそらくは大手映画会社がブームに乗って更に一発当てようとした野心的な作品なのでしょう。フィルムを使った丁寧な撮影と見事に作りこんだ精密なミニチュアの数々(孤島・山岳・民家・自衛隊の戦闘機etc)を見る限り怪獣映画作りに真剣に取り組んだ姿勢が感じられます。だがしかし惜しむらくは、怪獣映画のノウハウとセオリーの熟練者がいなかったらしいところ。ストーリーは常道のあれです、【文明人が未開地の怪獣をさらって連れ帰って一儲けしようとしたら、保護者怪獣が救助に来襲する】というやつ。怪獣を親子に設定することで情愛も表現してますが、ウルトラマンと同サイズの主役怪獣の動きがチョコマカ・ウロチョロと忙しなく重量感無し。さらに感情表現を人間と同じようなジェスチュアでやらかしてしまってるので、子供をさらわれたモンスターの怒りというより吉本喜劇の人情コントになってます。怪獣の名前は子供の期待を無視したおっさん的センスだし、顔は商店街とかどこかそこらへんで会った事があるオジサンオバサンみたいなデザインだし。エンディングテーマに至ってはもう、この会社の得意分野である『流れモンにゃ女はいらねぇぜ』的なアウトローヒーローと同じフォーマットで作った乗り乗りの【昭和歌謡曲】なんぞ流されちまってもう、笑って笑って腹抱えて笑って、のた打ち回って笑い過ぎて涙が止まりませんでしたわよ(笑)。でも貶すどころか得点通りの佳作とおもいます。なぜかというと慣れない分野に果敢に挑んで作った情熱が熱く熱く感じられるから(わたしゃ不器用な人間の努力が大好きなんですってば・笑)。それともう1つ、50年も前のこの作品は、CG頼みで都市破壊と滑稽アクションにばかり比重を置きっぱなしの現代のモンスターパニックやアクション映画の製作者のテキストに最適と思ったからです。映画作りに必要なものをつくづく実感させられた、我が国の佳作!と、勝手に思ってます。うーん楽しかったぜぇ!(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2024-01-14 20:36:18)(良:1票)
6.  白い巨塔
ああこういうの、よくありますね。どこにでもよくある、日常の光景。 ほんと、よくある出来事です。これ。 男どもが所かまわずタバコ喫いまくる状況以外は。 それと、大河内教授や里見助教授みたいな清廉潔白の士なんてまずいないし。  本作品をご覧になった方は災難を防ぐ意味で、主治医は心して選びましょう。 人間としての尊厳を忘れずに人生を全うしましょう。  それとこの頃の女優さんて詩の朗読みたいなステレオタイプな台詞回しなのね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-09-29 15:43:42)
7.  湯を沸かすほどの熱い愛
(※すみません。貶します。バッドボタンの代わりに(笑)をいくつでも押してくださって構いません)  えーとこれ、女子中学生くらいの女の子が原作し脚本書いたみたいな映画だと思いました。タイトルからして【愛】とか。イの一番の関心事でしょうし。長ったらしくするセンスとか。或いは脚本サークル?。こんなエピって受けるよねー。ここでイケメン出しとこうよ。キャーこれ泣けるーとか考えたのかと。  私の悪癖でくどくど書きたいけど手短にしますが、出来事がなんもかも安直で。 いかにも中学生くらいの年ごろのオンナのコが関心持ちそうな悲劇のてんこ盛りで。  何も悪い事してないのにクラスで意地悪されたり仲直りできたり。何も努力しないのに人畜無害なイケメンが出現して癒してくれたり。不治の病とか出生の秘密とか。で、最後は血の繋がりより心だよねーとかの流れで家族の絆で乗り越えましたとか。  まあ、スイーツ食べる感覚の映画なのでオッサンが文句言うのは場違いでしょう多分。  にしても、日常の出来事を題材にする邦画って、どうしてこう、状況を薄暗くして視認し難くし、役者のセリフ回しをボソボソと聞き取り難く撮るんだろうか。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-04-26 17:37:57)
8.  おくりびと 《ネタバレ》 
良さと面白さが、大腿予想通りの作品。  望んだ高みに届かなかった主人公が拾った偶然で開花するとか、その拾い物を誰に貶されても貫ける信念も芽生えるとか、その拾い物の熟練者が手出しも口出しも最小限なわりには強固なる後ろ盾になってくれるとか、ね。モッくんがチェロに懸けてた役どころなので、クライマックスにはBGMになるんだろうという予想も当たり。いや、悪い意味とか貶すつもりじゃなくて、王道と言っていいストーリー運びの作品でした。でも一つ氣になるところは、劇中の一般人の、この仕事の認識。旧友が『挨拶なんていらねぇ』・『マシな仕事しろや』と吐き捨てたり、恋女房が『汚らわしいから触らないで!』って嫌悪するような扱いって、一般的な感覚なんですかね?作品内のままに、感激するほど感謝される業務なのは、当方、医療従事者なので知っていましたが…。アドリブの帝王・山崎勉さんに全キャストが振り回されるかと思いきや纏まった出来栄えでした。ここは余貴美子さん・山田辰夫さん・笹野高史さんのような、役を憑依させる超・ベテラン俳優が脇を固めてたのが功を奏したと思います。御遺体を見た事が無い方には予備知識となる良い作品だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-11-28 15:38:30)
9.  帝都大戦 《ネタバレ》 
公開当時に映画館で鑑賞しました。単に帝都物語の続きを見るだけのつもりだったのに、引き込まれ、のめり込み、存分に楽しめました。何が秀逸かと言ってストーリーは勿論のこと、四人もいる主人公…加藤・雪子・観阿彌・そして中村。それぞれの心情をすべて【映像】で表現できているんです。また、物語の骨子は最小限のナレーションで。彼らの半生や背景も単なる対話程度のセリフで鑑賞者に理解できる。4人共実力派俳優だから当然といえば当然ですが、彼らを指揮した監督の手腕も見事。4人が背負った宿命が、本人の強烈な自覚によって己の命に代えてでも果たさねばならない使命になり、闘いきった生き様までが見事です。公開当時のキャッチコピーは【戦争を超えた決闘】でしたが、まさしくその通りと得心しました。誰もが喜び楽しめる内容でなさそうなのは他の批評家さんの感想に表れているようですが、命懸けで生ききった人間たちの物語、私は存分に感動しました。無法松の一生の様な中村雄昴の恋愛。己の命を懸けて愛した女を最期の最後まで守りきり、使命を果たして独り逝った姿、最高です。
[映画館(邦画)] 9点(2022-10-31 17:54:16)
10.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
やっぱりアメリカの人達にゴジラ作らせるとこういう事になるんですよね。一応、太古からの超常生物という設定にしてますし潤沢な予算でCG使ってはいるけど、怪獣たちが日本の初期の子供向け番組みたいな【演技】をしてるのが癪に障りました。怪獣がポーズとったり歌舞伎みたいに大見栄きったり睨みを効かせたりの阿保らしさよ。台詞を喋らすか吹き出しでも出せば似合うような演出は何なのと。人智を超えた巨大生物たちが引き起こす大災害・戦いというより、アメリカのプロレスの暴れ試合とか、衰退した末期のK-1のおふざけファイトスタイルみたいなドタバタ喧嘩をやってる怪獣たちでした。しかもですよ、全長7,80mはありそうな怪獣が破壊光線吐きながら暴れて周囲を火の海にして蹴散らしているのに、その怪獣たちのすぐ足元で、わーとかきゃーとか走れーとかマジやべーとか(本当に吹き替えでそうなっていた)言いながら逃げ回って逃げ切れる人間たちの設定もどうなのよと。お題目で出されたオキシジェンデストロイヤーはゴジラを氣絶させる程度しか効かないし、家族愛とかまたねじ込んでくるし破片になったギドラを生き返らせそうな安直計画とか。そんな展開が子供だましに感じてゲンナリでした。好きな人、ごめんなさい。ポップコーンとビール片手に大笑いしながら見るにはちょうど良い作品とは思います。ただ4点だと【つまらない】と【ひょっとする】という相反した感覚が混在していたのでこの点でした。それと辛口になったのは地上波での放送の最後に芸人さんとアイドルさんがつまんないMCをやり始めたので直ぐテレビを切ったけどイライラが残ったためでした。  (追記)…個人的に思うに、米国の人たちに他所の国のヒーローの制作権を与えると微妙にレベルダウンさせやがるんですよ。ゴジラに限らずウルトラマンとか戦隊とか侍物語とかシャーロックホームズとか。
[地上波(吹替)] 3点(2022-10-10 10:12:10)
11.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
機会あり、やっと鑑賞できました。ゴジラ映画の原点にして頂点みたいな扱いですが、…申し訳ありません。先人や諸兄皆様が口をそろえて称える様子に同調できませんでした。戦後十年足らずで作られた水爆と戦争へのアンチテーゼ映画ととるべきですね。そこだけは解ります。あの平和の願い?みたいな重々しく暗い合唱で芹沢博士は決心したけど、そこも何とも…。以下は印象に残った点。  *田舎なら浜辺から全長50mものモンスターが上陸しても出現まで誰も氣付かないのか。 *戦後10年足らずで、日本の一大事だってのに米軍が関与する様子もない。 *初代ゴジラが口から吐くのは放射能火炎じゃなくて溶解液と発火液の二種類だった。 *既に台風と地震のコンボ並の大災害を引き起こしているゴジラを『殺さず研究すべきぢゃなゐか』とか呑氣な事言う大先生。 *全長50mの直立怪獣に対して手回しガトリング砲を打つ自衛隊(江戸時代末期の武器だろこれ)。 *全長50mの直立怪獣に対して戦闘機から放ったミサイルを20発くらい外してる自衛隊。 *全長50mの直立怪獣が目前に迫ってるのに実況リポートを続けた挙句殉職しなければならない当時のマスコミが可哀そう。 *えみこさんと緒方さんと芹沢博士の美形ぶりは令和の今でもちょうど良い。流行は巡る。 *菅井きんさん演じる野党議員のキャラクターも、令和の今でもいますよね。流行は(ry *足跡発見時ならまだしも、海中にいるゴジラへの船での接近時にまで防護服無しの民衆と科学者。 *なぜ、緒方さんだけ引き上げられたのか? *芹沢博士が右目が不自由な理由をストーリーに関わらせれば深みがでたのでは。  重ねて、この映画に高得点付けた皆様すみません。さほど怖くもない怪獣映画といった印象でした。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2022-07-23 17:18:09)(笑:2票) (良:1票)
12.  映画 ビリギャル 《ネタバレ》 
実話だそうだが人間性善説に則るような脚色を施しているので、小学校高学年から中学生くらいの女の子を客層に狙った映画だと思えた。親御さんが安心して娘に見せられる少女漫画を映画にしたような感じ。夜中まで遊び歩いて睡眠時間を削っても成績が上昇してゆく主人公も凄いが、あーちゃん呼ばわりされる母ーちゃんはそんな娘を信じ援助するだけでなく怒りもせず、贅沢な服とコスメと時間を与え続けてるし、女房を奴隷・娘たちを空氣・息子を自分が操縦するロボット扱いした挙句、居酒屋で出くわした初対面の赤の他人(塾講師)の仕事ぶりを卑下するような糞親父が、突如として娘を希望と崇めて息子に謝罪する変貌もかなりのもの。塾講師は一人で何十人もの生徒の嗜好を学習して導くくらいの受験のプロなんだから、『冷たい缶コーヒーを受験当日に飲みます!』なんて言ってる生徒に利尿作用と峻下作用があるから時間を選びなさいくらい指導しないと。思春期なのに受験共闘する異性に興味も湧かず(十代が必死に生きるドラマなら省けない要素では?)、見事に合格を手にして旅立つ当日に主人公が、変貌親父に幼女の頃の様に抱き着いて家族が繋がりましたという展開に生暖かい感情が湧……かない事もない。重ねて言うが、アクシデントが全て丸く収まりハッピーエンドに落ち着く少女漫画のような映画であり、成長期の少女に安心して食べさせられる無添加の御子様ランチのような映画。これはこれで良いと思う。旅立つキャンパスは昨今いろいろと女子生徒が酷い目に遭わされる物騒なところだが、この後に売れ筋街道を爆進する主演女優さんのプロモーションとして見ても、生暖かく優しく見ましょうと思えた映画。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-07-16 04:51:04)
13.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
※1当映画の監督様と同年代・同世代のであり第二期怪獣ブーム・変身ブームの洗礼を受けたオヤジである私です。 ※2当該作品に感激し高評価した諸兄方の反感と怒りを買うと思われます。バッドボタン代わりに【笑】をいくつでも頂く所存で書きます。以下、感想。  ⓪ OPクレジットでいきなり『え?違う映画?』と思わせられ驚き。本編進行につれ納得。同じ世界か。  ① 初登場から分離退場まで残ったままの疑問。「ウルトラマンさんは命を捨てても良いと思える程、地球人類全体を好きになってくれた理由って、神永の自己犠牲を一回見たから?それだけ?」。そりゃ、オマージュ元の初代マンさんは別にして、義理の弟たち(セブン・帰マン・A・太郎)はみんなそうしてきたけど、ストーリー進行と設定上、仕方ない流れだけど、ほんとにそれだけ?  ② というか、『自分が助けに行きます(キリッ(`・ω・´))。』と一言で対策本部を飛び出して現場まで走って行ってしまって良いの神永?。アンタ対策チームの一員だし仕事の真っ最中だし。  ③ なので、誰か一人くらい止めてよ禍特対。  ④ で、その禍特対の働き、現状況と禍威獣の分析と作戦指揮だけなら今そこにいる自衛官の精鋭部隊だけで良いような氣が。  ⑤ 【隊】ではなく【対】だけど、ウルトラマンさんと共闘するための超兵器が無いのはリアル路線なので止む無しか。でもウルトラマンさんと人類が力を合わせて勝てました!が魅力なのだが、と思ったらラスト(以下自粛)。  ⑥ 『まーた単独行動?』。いやだから、五人しかいない国家レベルの厄災の対策チーム内で無断欠席っていいのかと。変身ヒーローの宿命だからしょうがないけど。  ⑦ 国家レベルの対策チームはいつでも和やかな雰囲気。どこにでもいそうな兄ちゃん姉ちゃんの集まり。『人類じゃどうしようもない!』と泣かれても、それでも見ていて和やかそう。  ⑧ 『発展途上の未開人は私らが指導した方が幸せだし、逆らんなら私らの植民地にした方が全てにおいて良いでしょう』というザラブやメフィラスや像フィの言い分は、やられたくはないけど現実的。  ⑨ 何を話しかけても『ああそうだ。』『ああそうか。』的なぶっきらぼうな答え方は幼い人類への対応だろうけど、それでも何でも、人類の味方でいてくれるウルトラマンさんに感謝。  ⑩ 【最強】の異名に相応しいゼットンの【超】が付くほどの変貌ぶりが嬉しい。いや、人類全滅レベルのやばさなので嬉しくない。  ⑪ でも、ウルトラマンさんはやはり僕らを救ってくれた。ありがとー--っ!て、手を振りたかったんだけどなあ。  ⑫ ところで、何度も何度も映し出される【あのぬいぐるみ】、売店には無かったけど、どっかで買って欲しいのか?   以上。   【蛇足】  他のレビューでも書いてるけど、私と同年代の当該作品の監督さんは必ずカワイ子ちゃん(オヤジ語)をストーリーの根幹に据えて活躍させたがる。 で・昭和の特撮ヒロインたるカワイ子ちゃんのフォーマット的役割は、   ① 敵に捕まり柱に縛り付けられ人質にされる。  ② 敵に捕まり催眠術を掛けられ敵の先兵として悪さの片棒担ぎをさせられる。  ③ コスチュームはミニスカを常用で、格闘シーンで高々とキックして【見せる】アクションを命じられる    なのだが、私と同年代の監督は同年代のヒーローであるウルトラマンを制作したにあたって、同年代の御同輩へのサービスなのか②と③を実施してくれた。もっとも、昨今の変なコンプライアンスに配慮してかアングル的に【見せる】には至らせられなかったらしいが。  それでも言わせてもらう。  なぜかはわからないけど、人類を救ってくれてありがとうウルトラマン。 その氣持ちはよくわかるぞ!。同年代に配慮してくれてありがとう樋口監督。   あ、最後に一言。   ひろこ隊員が何度も『バディを何だと思ってる!』と怒っていたけど。 私はあなたを『ナイスバディ』だと思っている。     オヤジってやーねぇ(←きんどーさん風に)。
[映画館(邦画)] 6点(2022-06-11 16:07:29)(笑:6票) (良:1票)
14.  必殺! THE HISSATSU
テレビで御馴染みの主水グループの、映画に対応した大活躍劇。テレビ放送よりグレードを上げているのでファンは大いに楽しめます。確かにオヤジギャグも入ってますけどね。【2022年追記】一つ書き忘れてました。今回、ゲスト(助っ人)として登場の一匹狼仕事人・此竹朝之助。彼の殺し技は当時を境に過去~現在にいたるまで登場した殺し屋たちの中でも随一の華麗さ・美しさだと思います。彼自身もまた魅力的。天涯孤独な女郎の唯一の生き甲斐だった子猫の敵を討つあたり、孤独な殺し屋の美学が隠されており、粋です。
[映画館(邦画)] 8点(2022-01-18 20:02:56)
15.  ローレライ 《ネタバレ》 
大好きな映画です。  web上の大概の場所で卑下され嘲笑されている様ですが私はそう思いません。不真面目な作りの映画ではないし。まあ感じ方は千差万別だし己の感想を書く場なのでそうさせて頂くのみとします。因みに私はいわゆる第二期怪獣世代なので、実写の特殊効果だけがアニメとか、人形や釣り糸モロ見えな映像に不備は感じない質で更に、ガンダムを面白いと感じず、エヴァという作品はロボットと女の子のイラストくらいしか知りません。  [素晴らしいと思った点]   ①オープニングテロップから敗戦色の濃さと人心の疲弊を感じられる。一瞬で原爆投下の事実と威力を解りやすく表現した映像が見事。 ②祖国最後の希望という最終兵器の盛り上げ方も巧い。しかもその兵器が未知で非人道的で制御困難という事実が発覚しても、誰もくじけず希望を捨てないのが良い。 ③登場人物全員の強烈な人生背景を理解できる。なので行動と信念の動機が明確に解り誰にでも感情移入できる。左遷されても部下を見殺しにする選択をしてでも己の信念を貫いた艦長。自分を裏切った少年兵に自分の宝を形見として与えた軍医長。少女の純真さに撃たれ己を恥じて復讐心を捨てた掌砲長。国家を憂い正論ばかり振りかざしたために国も人も理解できず恰好付けて惨めに敗北した朝倉大佐と高須機関士。青春(つまり命)を駆けて打ち込んだ野球の象徴であるボールをいっときも離したくないあまりに墓穴を掘ったが覚悟して死を選んだ清永。実験動物同然の扱いで感情を無くしたが周囲の兵士達と艦長はじめ大人勢の心に触れて「歌える」という理由だけでも希望を持ったパウラ。自死で家族の敵討ちする事しかなかったがパウラ同様に希望を見つけた織笠。 ④絶望的な状況と死闘、そこから開ける希望を見事に表すBGMの数々。 ⑤第二次世界大戦中の日本軍は木製のナイフや戦闘機に限らず、【ジェット戦闘機】・【レーザー兵器】・【対戦艦用パワードスーツ】などを開発していた事実を知っている者としては、『ドイツ軍が、海水を媒介して艦船の位置を視覚化できるセンサーを開発しました』というストーリーに違和感を感じなかった。  まあ、朝倉大佐ほどの頭脳と情報網があれば、どれほど日本を憎んでいても凄惨な破壊力をもつ原爆の東京投下はあり得ないとは思いますが、登場人物が皆、自分の信念を語っているので感情移入できます。  いずれにせよ『愛する者を守りたい』という一途な思いが主題のこの映画、大好きです。
[映画館(邦画)] 9点(2021-10-31 17:55:38)(良:1票)
16.  南極物語(1983) 《ネタバレ》 
当方が無類の動物好きであること。 仕事にはプロ意識と実力を求めた時代の作品であること。 役者を大スターと実力のみで選抜していること(当然、犬も)。 観客と世に事実を知らせる目的でつくられた映画であること。  以上を踏まえてのこの点数。  本当は遥か昔にビデオで鑑賞して涙をぶちまけてたんですけどね。久々に観て感慨にふけり感動を再度味わいました。  【出来事】としてはニュースにもなり大概の日本人なら知ってるので、映画にしたらストーリーの作りがどうたらかんたら言うほど野暮じゃありません。  亡くなられた犬さんたちの御冥福を祈ります。 生還したタロ、ジロ、感動をありがとうございました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-10-20 15:49:20)
17.  座頭市(1989)
「俺は一匹狼。世間は冷てぇ、世の中辛ぇ。どこにもかしこにも敵がいて狂ったように襲って来やがるが、馴染みの野郎もいるし勝手に惚れて身を捧げる女もいる。少しばかりの情に触れたら、また流離いの狼に戻るのよ。」という男のヒロイズムは解らないでもないし、いつの時代にもそれを表現したい男がいるのもよく解る。まあ、それだけです。 北野監督は勝新さんの殺陣と内田裕也さんの演技にかなり触発されたのかな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-02-18 17:40:42)
18.  あん 《ネタバレ》 
キャストと原作者を知った公開当時から、こりゃ観るのに体力使って努力しなきゃなと思ってましたが予想通りでした。展開が大きいわけじゃなく淡々と進む。役者はボソボソとしか喋らない(そういう演技しかできず余計な色氣が出せない少女を主要キャストに選んで正解)。風景から情景を読ませようとする演出。そういう原作者とは知っていたしフランスとドイツが制作に関わっているので、そういう系統の文学的作品なのも納得。  でも努力して見終えた甲斐は大いにありました。味わい深いです。 やはりこの原作者さんは、人に、特に生きる事に混乱した若者に語りかける事が上手いし、心の声を聞くのも上手いです。  大騒ぎして観客に感動を強要するような映画は嫌いな性分な私なので、鑑賞に努力を要するようなこういう映画は久々で嬉しく、素直に泣けました。  お約束ではあるけれど、逝ってしまった者が遺された者に送ったメッセージには泣かされます。  但し、この映画の場合は、生きる意味についてもう一つ踏み込んでいて、心に沁みました。  素直に高得点。
[地上波(邦画)] 9点(2019-12-30 05:03:02)
19.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 《ネタバレ》 
へ?。 え?。   なんすかこのエンディング?。この無理やりな幕引き。   『んで結局どうなりましたアイツら?』『いやー火山爆発したんで両者ダメっしょ。』ちゃんちゃーん♪【終】。…って、オイちょ待てよ(木村メンバーふうに)。  いやホントにさ、フランケンの物語でしょ?つまり人間が化学と医学を振りかざして傲慢に作った人工生命なんだからほら、やっぱりあれよ、生命に対する冒涜だーとか誰かに言わして、いや化学は生命を超えますとも学者に言わして、せっかく同じ材料から良い者ワル者と単純分けしたんだから海フランケンは観客にトラウマでるほどワルさを出して、山フランケンとアケミさんには母子愛もしくは純恋愛みたいな描写してラストはアケミさん助けて自己犠牲の悲恋物語で観客泣かせるとかせえへんのん?。身体損傷で散った細胞から増殖するって言われてんのにドンパチと砲撃続ける自衛隊困るわ。つかデパートに砲撃して爆破してんかい!。口パクの外人博士も『攻撃止めれ言うたけど上手く行かないもんですねえ』とか呑気な抗議でがっかり↓。 そんでもう、ツノが無いナマハゲみたいな顔したモンスター2名、両者とも必殺技がないもんだから掴み合いのままリングの外へ落ちて(←比喩)キッシャー!とかおらああ!とか罵り合いながら海港まで場外乱闘して尚もgdgdバトルしてたらズドーンと火山が出てきてうやむやな決着って、昭和のゴールデンタイムのプロレスやってんじゃんよこれ(再び木村メンバーふう)。 上手くつくれば環境保護とか生命の尊さとか種族を越えた恋愛とかに結びつけられた題材でしたのにい。いろいろ残念でした。いやでも、ちょ、面白かったです(三度、木(自主規制))。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-09-14 17:13:51)
20.  天空の城ラピュタ
やっぱり、アニメーションはプロの声優を起用したほうが作品のクオリティを損なわずに済むという見本。(ナウシカ・カリオストロも同様)
[地上波(邦画)] 10点(2019-08-31 01:00:42)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS