Menu
 > レビュワー
 > R&A さんの口コミ一覧。17ページ目
R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456789101112131415161718
投稿日付順123456789101112131415161718
変更日付順123456789101112131415161718
>> カレンダー表示
>> 通常表示
321.  小さな兵隊 《ネタバレ》 
アルジェリア独立を阻止しようとする組織の諜報部員である主人公は、おもてだっては写真家としてジュネーブで活動する。本来は要人の写真を撮り情報収集をするのが彼の役目なのだが、二重スパイの嫌疑をかけられ要人暗殺を命令される。彼は写真のモデルの女に恋をし、命令を無視して彼女と逃げようとするが・・・・と書くといかにもハラハラドキドキのサスペンスドラマに聞こえるが、そこはフランス映画。ましてやゴダール。そんな娯楽サスペンスを造るわけがない。どうもゴダール監督はストーリーで観客を酔わせるということ、つまりドラマチックな展開で映画を観せるということを否定しているようだ。主人公の内なる声を淡々と映像に載せて、ひたすらリアルに、そしてその反面、詩的に作品を仕上げる。そして観客を楽しませるのではなく、観客に考えてもらう、あるいは感じてもらう。作風は暗く、メッセージも過去のものなので高い評価はしにくいですが、少なくとも後の政治色の強いゴダール作品と比べると”ドラマチック”であることは間違いありません。これくらいならまだなんとかついて行けます。
5点(2004-04-05 18:24:42)
322.  右側に気をつけろ
3つの異なったエピソードが平行して流れるんですが、結局平行して流れるだけで交わりません。ただ凄いのは、ゴダールが登場する話は完全にコメディ、リタ・ミツコの話は完全にドキュメント、ジャック・ヴィルレの話は掴みどころのない寓話、と全く異なるジャンルで同時進行しながら、それらが違和感なくひとつの映画に収まっているところ。でも中身はちんぷんかんぷんでした。飛行機が揺れて機内放送で機長が「ちょっと居眠りしてました」は笑ったけど。ちなみに、ジャック・タチ脚本・主演の『左側に気つけろ』がこの作品のおかげで陽の目をみたらしい。ゴダールはよく作中に先人の作品に対してオマージュをささげるが、これは一番解かりやすい例かも。
5点(2004-03-30 11:52:59)
323.  日曜日が待ち遠しい!
それなりに面白いんだけど、日本の2時間枠のサスペンスものみたいというのが正直な感想。モノクロが”恋愛もの”より”犯罪もの”をかんじさせてくれて良かったです。
5点(2004-03-03 12:51:51)
324.  日曜日の恋人たち
SEXによって生きかえった女がいる。SEX=「生」なのかと思ったら、SEXによって死を待つ男がいる。愛のないSEXを続ける主人公は生きながらに死んでいる。なんか無理やりSEXと「死」をセットにしたような強引さが気になる。いろいろやりすぎてテーマが見えてこない。過激な映画を予感させるオープニングには惹きつけられたが、意外に中身はヒューマンドラマしている。
5点(2004-03-03 12:40:49)
325.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
出だしでいきなり女の人落っこちたのにはびっくり。そのシーンだけハラハラした。アクションものは一つでもハラハラするシーンがあれば十分という寛大な気持ちで見ましょう。
5点(2004-01-06 18:47:05)
326.  愛人/ラマン
ドラマのラストはいいんですけど、最後の最後のナレーションの部分がいやなんです。結局その後、自分(女のほう)は他の人と結婚して男のほうが自分のことを思い続けてるみたいなくだりが(違いました?)。私の痛い痛い過去が頭に蘇ってきて..。
5点(2003-11-21 17:24:06)
327.  氷の微笑
エロ度、サスペンス度、共に低いが話題が先行しすぎて損もしてるかも。ただキャラに魅力を感じないのは痛い。監督の演出よりも主役2人の演技の浅さが気になる。演出でカバーできるところもあるのでやはり監督のせいか?
5点(2003-10-20 15:17:42)
328.  コーラス
おそらくはこのくらいの時代だと体罰主義、管理主義をモットーとする教師はふつうにいただろうし、ましてや寄宿学校となればいっそうその趣向が強く現れもするだろうと思うんだけど校長一人をこうまで悪者にしちゃうってのはどうなのだろう。ま、悪者はいいとしてもだったらせっかくの悪者の管理体制下における子供たちの萎縮がいまひとつ伝わらないってのはもったいない。悪ガキの孤独で寡黙な反抗はたしかにこの異質な管理社会が生み出したもののように見えるが、新任教師のありきたりな通過儀礼でもあるクラス全員が教室でバカ騒ぎといういかにも健康的な悪ガキ集団といった描写は恐怖政治下にある学校の風景に合わない。ここでの歌を歌うという行為は自由の象徴なのだから歌に行くまではとことん閉鎖的でなきゃその自由さが伝わりにくい。あと、回想シーンのどこか中途半端な終幕はけして悪くないのだが、そこから現代のシーンでうまく締めてくれないもんだから中途半端さだけが印象に残ってしまった。 
[DVD(字幕)] 4点(2010-06-14 15:26:08)(良:1票)
329.  宮廷料理人ヴァテール
ルイ14世時代のフランスを舞台としているのに英語劇なのは別に珍しいことでもないのだが、ならば何故にジェラール・ドパルデューなのだろう。なんかもったいない。実在の人ヴァテールが実際にあったとされるルイ14世をもてなす3日間の大宴会を取り仕切る様を描く。その催しはラスベガスのショーも霞むほどの豪華さ。創造力豊かなヴァテールがひたすら走り回ってこの催しに全力をかける。その中で王妃の女官との恋愛と、この時代特有の男女間の節操の無さが描かれてゆくのだが、おそらく創作であろうこの恋愛劇が中途半端。しかもこの美しき女官がヴァテールのために超絶パワーで嵐を止めてしまうところはいったい何だったんだ?全く違うお話へと流れてゆくのかとちょっと期待したりもしたんだが、ただたんにそこだけが浮いている。エンディングも唐突で盛り上がらず。時代考証に振り回された感あり。
[ビデオ(字幕)] 4点(2008-07-08 14:54:47)
330.  ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 
地味なのか豪華なのかよくわからんキャスティングが絶妙といえば絶妙。それぞれが主役も張れるんだけど、どちらかというと脇で主役を食うタイプが勢ぞろいという感じ。ベニスの金塊強奪シーンがなかなか楽しくこのまま痛快で軽やかな展開が続くのかと思いきや仲間の裏切りといういきなりのどんでん返しが全然軽やかでも痛快でもなくズンと重たい雰囲気に。で、1年後というテロップ後はその重さが無かったかのような軽やかさを取り戻す。ここから復讐劇のはじまりはじまり~なのだが、師弟の絆だとか父娘の絆だとかというウジウジした展開があるにはあるんだけど全体としては軽やかさを維持しており、いかにもではあるけどもスタイリッシュなカーアクションを堪能できる。ただ、重ーいのがドーンとラストにきた。おいおい。オチだけノリが悪いよ。軽やかに殺しちゃおうよ(という言い方もどうかと思うが)。
[DVD(字幕)] 4点(2008-06-03 12:32:18)(良:1票)
331.  隠された記憶
解釈を観客に委ねる、と言っておきながらこの映画には解釈の自由度が無い。映画は十人十色、さまざまな解釈が許されるもののはずなのに、この作品では唯一の答があり、そのヒントだけを散りばめ、あとは考えなさいと放り投げ、そのくせ答え合わせはしない。答え合わせをしないところに解釈の自由があるように見えるが自由など無い。物語上の謎だけではなく、そこに隠されたメッセージまでもが巧妙に隠され、さあ解いてみろと、あきらかに観客よりも上位となってハネケが迫ってくる。先生が生徒にテストを課しているような映画。画面に隠されたものを拾い上げながら答えを模索する楽しさを感じることができる向きには、新しい映画の楽しみ方として受け入れられるだろうけど、この映画の抑圧的ともいえる問いに答える気がもうとう無い私にとっては、それでも必死に画面を凝視し続けた後に訪れるエンディングにがっくりと頭を垂れる、そんな疲労感を残す映画だった。
[DVD(字幕)] 4点(2007-06-26 12:25:27)
332.  黒猫・白猫
『アンダーグラウンド』で見せたハイテンションなノリ、独自の世界観をそのまま継承して描くクストリッツァ・ワールドは、たしかにパワフルだし見ていて楽しい。とくに結婚式のシーンのたたみかけるようなドタバタぶりは圧巻。でも、どうにも性に合わないのだろうか、疲れるんです。『アンダーグラウンド』の悲哀を内包したドタバタではなく、ただドタバタしているだけで、しかも延々と続けられると楽しいはずなのに退屈になってくる。もう少し尺を短くしてくれるといいんですが。
[ビデオ(字幕)] 4点(2007-02-01 12:53:04)
333.  アリゾナ・ドリーム
この監督は、とにかく細部を脈略のない物で埋めようとする。そのガチャガチャ感が魅力なのだろうしオリジナリティなのだろうけど、個人的にはどうもダメ。なぜ黒豚なのか、なぜアコーディオンなのか、なぜタバコを3本いっしょに吸うのか、、それらに意味はあるかもしれなくて私が読み取れないだけかもしれませんが、物語上、あるいは画面上に意味のあるものとしてそれらがあるようにはどうしても見えず、ただ奇抜にするためだけにあるように思えてしまう。そのセンスが私好みであればまた話も変わってくるのでしょうが。『レイジング・ブル』『北北西に進路を取れ』のシーンは面白かった。
[ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-30 13:29:10)
334.  キングダム・オブ・ヘブン
これまた短いカットの連続で戦いを見せてゆく。スピード感があってかっこいいけど誰が映されてるのかよくわからん。だいたいみんなかっこ良すぎる。民のために戦いを極力避けてきた男が、いったん戦いが始まるとたちまち果敢に戦う。それはいたし方のないところなのかもしれんが、それなら戦う姿をあんなにかっこよく描いちゃいけない。『ブラックホーク・ダウン』でも『グラディエーター』でもそうだが、この監督は物語に挿入するテーマと演出とがバラバラ。言ってることとやってることが違う。戦う両者のどちらともに正義があることを前面に出していたことは評価できますが、戦うこと自体が悪なのだと思うのですが。
[DVD(字幕)] 4点(2006-10-20 10:10:40)
335.  去年マリエンバートで
前衛的手法や前衛的思想のもと作られた映像というのはそれだけで価値があるのかもしれないが、残念ながらこの作品は私を魅了させてくれなかった。全くわけがわからん映画に魅力を感じることは多々あるわけですが、その魅力がどこから来ているのかが自分でもよくわからんことも多々あるわけで、反対にこの作品がなぜ私を魅了しないのかもよくわかりません。アラン・レネの代表作であり世界的にも評価の高い作品ゆえに悔しいです。最初の数分は静止する人物をカメラがス~っと移動しながら捉えた画に、おぉ!っと思ったのですが・・・。けして長い映画ではないのですが、長く感じました。ただ、絶賛されているコメントを読み、再見してみようかなという気になってきています。でも、もうちょっと時間を置いてからね。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-09-27 13:51:56)
336.  スズメバチ
見所を銃撃戦、というよりひたすら撃ち込まれる弾丸の嵐に絞った潔さがなかなかに良い。さらに倉庫内の、いわゆる味方のそれぞれのキャラを非常に判りやすく立てることにも成功している。倉庫内の灯りに乏しい暗闇の中でも誰が誰なのかはっきり判るくらいだからたいしたもんだ。しかしせっかくのキャラ立てもその人物の消し方があまりにあっさりとしているのは潔いというよりは肩透かし感のほうが強い。この銃撃戦が始まるまでのもったいぶったそれぞれの描写がもっと驚きに満ちた展開を期待させてしまい、怒涛の銃撃戦の後のごくありふれたクライマックスにも肩透かし。泥棒たち、警備員の意味ありげな冒頭のシーンは無いほうが楽しめた気がする。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-31 14:36:08)
337.  白いカラス
口紅だけが目立つへたくそな素人メイクを装うがちゃんと綺麗に見えるようになされたであろうプロのメイク、そしてカメラを常に意識したキッドマンの顔の角度がいかにもハリウッドメジャーな映画。演技がちゃんとできるのに勿体無い。重い題材をハリウッド流に軽く扱うならかまわない。しかし重い題材を重く描いているのにフォーニア・ファーリーという人物が時々ニコール・キッドマンになっているのはどうしても気になる。監督も監督だ。カラスに語るふりをして観客に説明するなんてもってのほか。ベントン監督が製作側に屈したのか、それともハリウッドメジャー色に染まってしまったのか、、、。書籍で読むと非常に面白そうな内容なだけに本当に勿体無い。
4点(2005-01-12 11:50:56)
338.  ポワゾン 《ネタバレ》 
トリュフォーがベルモンドとドヌ-ヴで撮った『暗くなるまでこの恋を』のリメイクですが、中盤から少しひねって娯楽色とサスペンス色をパワーアップさせてます。話の中で大きく異なるのは、トリュフォー版の女はまぎれもなく悪女なのですが、リメイク版は悪女とは言い難いというところ。めざすところが違うのでそれはそれで全然OKです。ただ、そのせいで毒のシーンが活きてこない。あと、殺されることを「察する」と殺されることを「聞く」の違いが今のハリウッド映画を象徴しているように感じました。前者では演出の力がないと描けませんが後者はいりません。そして前者では観客に「いや、思い違いかも」「思い違いであってほしい」と考える余地を与えてくれるが後者には当然それはない。楽しみを奪われたとかいうほど大袈裟なものじゃないですけど、ちょっと指摘してみました。 リメイク元と比べるまでもなく気になってしょうがなかったのが、どんな場所でも昼でも夜でも、部屋の窓が背中ごしにあっても、明るく照らし出される顔。コレはかなり萎えました。SEXシーンは綺麗な体を絡めあったグラビアでしかなく、あれなら全カットしたほうが良い。
4点(2004-07-12 16:43:38)
339.  中国女
白い部屋に青い扉と赤い椅子というトリコロールカラーがまず目をひく。中でも社会主義の象徴として配した赤をポップアートで見せるゴダールはやっぱり凄い。とは言うものの実はこの作品、ずいぶん前に観た時は、途中で完全に寝てしまいました。ここ最近、ゴダール作品のレビューを続けているので、子供のアニメを借りるついでにこの作品も再度借りてみました。で、観たのですが、また寝ちゃいました(笑)。返却日前日に再チャレンジ。ウトウトしながらもなんとか最後まで鑑賞。なぜこんなに眠たくなるのか?映画を観ていて寝るなんてそうそう無いのになぜなんだ?私は相当、目はかたい方なのだが、、。ん?そういえば、高校生の時は授業中によく寝たなあ。この作品もよくよく考えたら、延々ことばの嵐でシチュエーションも授業風景そのもの。なるほどねぇ、と妙に納得する私でした。でも♪マオマオ!が頭から離れない!恐るべし、睡眠学習。
4点(2004-04-09 12:29:57)
340.  男性・女性
私はニヒルでクールで硬派なので(自分で言うな!)、この青っちょろい主人公に全く感情移入できませんでした。こうなってくると映像テクニックやゴダールお得意の”遊び”を楽しむしか無いんですが、内容を凌駕するほどの発見がありませんでした。社会主義思想に傾倒するも頭の中は女のことでいっぱいの男とアメリカ式生活に憧れる政治に興味を持たない現実主義の女、まさに「マルクスとコカコーラの子供たち」の実像をドキュメントタッチで綴った作品。ゴヤの歌うフレンチ・ポップスがなかなかあっけらかんとした明るさがあって良かったです。これも「マルクスとコカコーラの子供たち」の象徴なんでしょうか。そんな風に思いました。
4点(2004-04-01 12:08:47)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS