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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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21.  クィーン
 真面目に作られた良品であることには間違いないし、英国の王室と政府の関係、王室と国民の関係とかよくわかって参考になりましたけれど、やっぱり主人公に全然気持ちが入らず、突っ放した目でしか見れない映画は自分にはきついと言うか、一度で充分。  しかし、もちろん全然歴史的背景にも、あちらの価値観にも無知だけれど、国民の人気取りをしなければならず、そうしなければ新聞で叩かれる王室ってなんだかなあ。日本人の目から見たら、やはり一種の神聖不可侵的な(って言葉古いけど)要素を持ってないと有り難味が無くて、多額の税金を費やしてまで維持する意味がないように思われ。別に国家元首が必要であれば、大統領で充分なんだから。  その点で日本の天皇制と皇室のあり方は非常によくできたシステムだと感じました。 あと、誰か特定の人間を悪人とマスコミが決めつけ、断罪し、それに国民世論が簡単に動かされるのって、日本だけかと思ったら、イギリスでも。  民主主義のお手本の国でそうであるなら、これは民主政治、いやあえて言うと衆愚政治の宿命的な欠点ですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-05 12:36:45)
22.  マルセイユの決着 《ネタバレ》 
 金のために人の命を奪うことには、全く良心の痛みも倫理的な疑問も感じないくせに、仲間を裏切ったことにされるとか、仲間が拷問にあうとかすると発狂寸前まで独善的な怒りを発し、自分が正義であるかのように振舞う人物なんて、あまりに基地外過ぎて嫌悪感の対象にすらなりません。  彼に比べれば、仲間の復讐の意味も込めて、拷問をする警察官達の方がよほど人間的です。  ところが、そんな基地外をなにか人間的な魅力のある人物のように描こうとしたり、彼の独善的な「正義」が受け入れられたりする、おかしな映画です。  だいたい、正直モニカ・ベルッチがヒロインのわりに、観客のそれなりの期待に答える気が全くない制作姿勢にも疑問を感じます(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2010-11-29 15:52:14)
23.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 
ある種、完全なネタバレですのでご注意下さい   若い頃見たほどの感動は無かった。刑務所自体がかなり酷い環境なのはわかるけれども、例えば、ナチスのユダヤ人収容所、ソ連のシベリアの捕虜収容所、あるいはトルコの刑務所等に比べれば、最低限の食事は与えられる、囚人に対する直接的な暴行はそれほど酷くはない、二年間あるいは五年間という時期が過ぎれば独房から出される等規則に則った運営がされている、金さえあれば楽な環境を得られる(これなんか現在の日本の刑務所よりゆるいですよね)等、等、極端にまで酷い環境とも思えなかったので、主人公の自由への渇望にそれほどまでには共感できなかったからかな。  ただ、見ててあくまでリアルな映像なんで退屈はしませんでした。特に、最後の広大な海を漂うシーンは、その後に自由が待っていると知っているから感慨もありましたし。  あと、原住民の女性に無粋な衣装をつけさせないリアルさを追及する姿勢には、大いに好感を持ちました。w
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-11 10:21:21)
24.  フィフス・エレメント 《ネタバレ》 
 このB級感!お金をかけてるわりにはチープな感じがたまりません。たった一つ余分なもの=突っ込む気持ち さえ捨て去れば充分楽しめる映画だと思います。  綺麗なミラならいくらでもあるけど可愛いミラってのは珍しいし。 しかし、DNAから再生した謎の生き物にとりあえず服をきせてしまうのは、理不尽だと思われw
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-08 10:02:32)(良:1票)
25.  007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 
 最後のスペースシャトルからの実況、女王陛下もご覧になったんでしょうか? つくづくこの当時はMが男性でよかったと思います。(今のおばちゃんだったら…w)  あまり皆さんの評価は高くないようですが、自分的には冒頭の空中落下、加速装置、 シャトルの噴射口の真下等、それなりにスリル感があったのでユーモア部分とうまくバランスがとれて結構楽しめました。(ただ、ボンドを殺したいなら、1 銃で狙いをつけたら速攻で撃て、2 凝った殺し方をしたいのもわからなくは無いが、せめて身体検査をして腕時計くらい取り上げろっていう敵方に対する強い要望は変わりませんがw) 平成22年10月18日追記 二度見る映画じゃなかったなあ、二度見ても楽しめるユーモアでもスリルでも無かった。 塚、007が自分にとって面白くない場合は、どうしても「ゆるさ」が気になるんだなとよく理解できた。  上記で触れた部分以外にも、例えば殺したはずの人間が生きて宇宙ステーションに乗り込み、重大な破壊工作を行った、そんなの捕まえても拘束もせず、立たせたまま長々としゃべる、あげくが極めて重大な場面で破壊工作をされる、正直イラっときました。  あともう一つイラっとする点が今回充分理解できた。 仮面ライダーと比較しみようか?仮面ライダーは、確かに怪人には苦戦することもある、 しかしながら一般戦闘員相手にする時は、絶対的に強い、何人相手にしても一撃で倒す。 そういうことで強さが表現されている。 ところが、007は敵の幹部クラスではない、ごくごく一般的な「戦闘員」相手にも結構苦戦するんですよね。飛行機のパイロットとか、救急車に乗っていた見張りとか。 細かいシーンにもある程度のスリル感出したいんだろうが、ヒーローとしての強さ、爽快感を著しく損なってると思うのは自分だけかな
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-18 11:16:49)
26.  ダニエラという女
「人間、ルックスよりも性格が大事」なんて建前を言わないと子供扱いされる世の中で、 綺麗、美しいということはそれだけで他に代えられない価値があると断言するこの映画が 大好きです。ダニエラのあまりの美しさに泣き出してしまう男の姿は、まるで自分のようでした。  ただ、確かに心臓病の男性にはあまりお勧めできない女性ではありますが
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-27 16:59:49)
27.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
 こんな言い方するとおかしいんですが、まさしく「家庭で観賞用」の映画。 この映画を何の予備知識もなく、映画館で見たらそりゃ訳わからんwでしょ。 もともとが入り組んだ作戦で、登場人部が大勢出て、場面の移り変わりが激しくて。 むしろ、予備知識無しで映画館で見て、理解し楽しめた人がいたら尊敬します。  ところが、戦争映画好きが家庭で見るとなるとまるで違ってくる。たいした資料は必要でない、wiki程度の基礎知識(両軍の配置、師団名、都市の位置関係くらいわかるものが手元にあれば充分。あとは配役表があればなおかつグッド。  これほどリアルに一つの軍事作戦を描いた映画はなかなかないんで、軍ヲタなら充分以上に楽しめると思う。  しかし、敵ではなく本来なら自分達を解放するはずの軍隊のせいで、悲惨な眼に合わされる一般市民は悲惨でしたね。普通の戦闘ならある程度避難の余地はあるんだけど、この作戦の場合、ある日突然自分が住む街、家が戦場にされるわけですから。 モントゴメリーは作戦の立案時、一般市民の生活の場を突如戦場にすることに何のためらいもなかったのだろうか? 考えたら、砂漠の戦争でロンメルを破ってのし上がった人だから、そういう想像力には全く欠けた人かも知れないですね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-22 17:35:50)(良:1票)
28.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 
 観終わって真っ先に思ったことは、日本のテレビドラマあがりの脚本家だったら、たぶんエレナの旦那を適当に始末して、二人を結ばせて「……30年続きますように」くらいのキャッチフレーズをつけるだろうなということ。  というような、ものすごくつまらない個人的な感想は置いておいて、随分見る人を選ぶ映画だと感じました。  アルフレードの行為を肯定するということは、映画というものに対する愛を他の全ての愛の上位に置くこと。本当にそれに共感できる人がそれほど多くいるとは思えないんですが。  今、現在どんなに素晴らしい映画を生み出す監督であろうが、おそらくこの先も本当の愛を得られないずっと孤独な人生を送るよりは、たとえ、どんな境遇、どんな職業であろうとも本当に愛する人と送る人生の方が遥かに幸せと感じるんですが。  正直、通常版は比較的いい印象を持っていたんで、こちらを見たこと自体が残念です。 通常版すら楽しめなくなってしまった。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-08 18:42:53)
29.  ミッション・クレオパトラ
 観てる途中でなぜこんなに笑えないか、考えてしまいました。やはり、笑いというのは、文化に密接に関係してるのであるのだから、あまりフランスの文化に触れてきてない日本人に理解するは、そもそも無理なのではというのが結論です。 (特に印象に残ったのが、名前に対する拘り、アメリカンジョークで名前間違えて大笑い ってありましたっけね) モニカ・ベルッチ最高なんだけど、画面に出てる時間、特にアップが少ないので、それだけでこの映画を見るのは辛い。
[DVD(字幕)] 4点(2010-08-09 12:32:21)
30.  影の軍隊(1969) 《ネタバレ》 
 扱ってる題材はすごく興味深いもので、個々のエピソードにも面白いものはあったんですが、演出と全く感覚が合いません。どうしてこの場面にこれだけの時間を割かなければならないか分からないシーンが多々あり(例えば、ロンドンでの英軍兵士の楽しんでる姿とか、潜水艦への乗艦シーンとか、それから前半部分の裏切り者の処刑シーンにしても、意味あるエピソードではあるんですが。映画全体のバランスから言えば随分冗長な無駄な時間を費やしているような)、非常にもったいなかった感が強いです。  あと、ストーリー全体の構成としても、もっと最初からジェルビエとマチルドに焦点をしぼった方がより感慨が深かったのでは?  終盤においてのマチルドの重要性から言えば、彼女が登場するのが中盤過ぎというのはふに落ちません。  最初の収容所、それからパリのゲシュタポからの脱走シーン、途中でほとんど主役の一人と思わせるくらい重点を置かれたジャン・ソワールの描写とか、終わってみると妙に散漫なストーリーに感じざるを得ませんでした。  もちろん逆に群集劇と捉える見方もあるかとは思うんですが、そうすると逆に終盤のマチルドの扱いが重すぎるんですよね。  あと、主人公の二度の脱出とか、あまりにもドイツ軍を間抜けで無能に描いているのはリアリティという面から見てどうかと。特に最初の脱出とか、パリのドイツ軍司令部(少なくとも字幕ではそうなってた)ドイツ兵がせいぜい10名くらいしかいなかったしw 、後は後で煙幕が張られるまでの数十秒間、まっすぐに走っていく民間人に機関銃の弾一つ当てられないとか、渋い映画にしてはちょっと興ざめでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-02 18:29:08)
31.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
 街中にゾンビが溢れて病院から避難するような大変な時に、検査中のアリスの身体に白い布を被せていく研究員達の変な余裕と真面目さが正直ウザいですwww。 ミラ・ジョヴォヴィッチが本当に綺麗ですね。アクションも三角蹴りとか切れがあるし、 彼女の別の作品も是非見たくなりました。  ま、ぶっちゃけストーリーは理不尽なところてんこ盛りですが、それはそれでかえって楽しみようもありますし。
[DVD(吹替)] 7点(2010-06-28 10:39:23)
32.  つぐない 《ネタバレ》 
 本当に恥ずかしいんですけど、前回見たときは18歳のブライオニー役の女優さんは全くのミスキャストだと感じてしまいました。というのも、13歳のブライオニーに感じたきらめきも生命力も一切感じられなかったから。なんかひたすら鈍重な感じがして嫌でした。  だけれども、今回いろいろ考えながら再見したら、実はあれが当たり前、あるべき姿なんだと、つまり自分の犯してしまった罪の重さに全存在が打ちひしがれている姿であると気づきました。本当に素晴らしい役作り、名演技ですね。(画像検索したらなかなか綺麗な女優さんですし)  前半部分は素晴らしいですね。同じ場面を繰り返すことによって、よりはっきりする心理描写、一瞬たりとも気が抜けませんでした。また真犯人とローラのそれぞれがしっかり伏線をはってたことも今回確認することができましたし。 あと、「つぐない」あるいは「贖罪」について。 ブライオニーがやったことは、はっきり言って自己満足で、シーやロビーにとって何の意味もありません。 ただ、そうせざるを得なかったブライオニーの心境も悲しいものがあるのでは。 後悔しても、後悔しても決してつぐないようのない罪を犯してしまった悲しみ、苦しみ。 こういったものがこの作品のテーマになっているのでは? ネタが完全に解ってても泣けてしまった作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2010-06-14 13:35:30)(良:1票)
33.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 
 純真だから素晴らしい、常識的なのものは駄目駄目みたいな表現、指向の方がむしろ陳腐な気がします。  人を傷つける純真さもあれば、逆に人を守る常識もあるわけで。 だから、ファンタジーに対して無粋な突込みかも知れませんが、ピエールのことについて、全て理解してるような彫刻家の言動には、かなり苛立ちを感じました。  結局、何を表現したかったのか理解できませんでした。むしろ、戦争で精神を病んだ青年の悲劇みたいな展開にした方がわかりやすいし、訴えるものがあったかもしれません。  戦争の後遺症で明らかに常軌を逸して子供に返ってる青年と、孤独の中で生活してきたため、身近に現れたやさしい大人に恋愛感情を持ったやたらませた少女の恋愛を、純粋で素晴らしいと称えられても、あまりにも普遍性が無さ杉。       どっちかつうと、マドレーヌの方の愛情の純真さと、どうして彼女がピエールに対して 愛情を持つようになったかの方が関心がありますね。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-26 13:08:51)(良:1票)
34.  愛人/ラマン 《ネタバレ》 
 まず、この映画で描かれてる時代が、どんな時代か理解する必要があると思う。 オーストラリアではアボリジニーが害獣のように殺戮され、アメリカ南部では黒人へのリンチが頻繁に行われ、日本が国際連盟に提出した人種差別撤廃案が一笑にふされた時代。  そんな時代に、普通の意識をもった白人の少女が中国人の男性に恋愛感情を持つこととかあり得ない。だからこそ、男は少女を愛すれば愛するほど、幻想を持つことが怖いために、あくまで少女の自分への思いは金目当てだけであると思い込もうとした。だから、愛情を金でしか表現できなかった。  少女の方も、まさか自分が中国人に愛情を持ったとは気づかず、あくまで気詰まりな家庭環境からの逃避の手段とくらいしかみなしてなかった。  しかし、彼女は彼を愛していた。船上のショパンのピアノで気づかされ流される彼女の涙は悲しい。 (ジェーン・マーチ、この映画の撮影時19歳、よく19歳にして15歳に見える少女を見つけたものだと思う。ただ、反面彼女の実際の母親は、ベトナムと中国人のハーフなので、かなり容貌に東洋的なテーストがあるのは、この映画の本質から言えばどんなものかな。  ところで、たとえ演じている女優18歳以上であっても、演じられてる役柄が18歳未満であると、準児童ポルノには該当するとのこと。従って将来、この映画を所持していると逮捕されるようになる可能性は否定できない。しかし、そうなったからといって到底、廃棄する気にはなれない。ま、どうせろくな人生送ってないんだから「愛人 ラマン」のために処罰されるのも、面白い生き方かな)
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-01-14 11:06:01)
35.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 
 洋画の歴史物ってあまりはずしたことはなかったんですけど、これは駄目でした。 まず、皆さんのレビュー読んでると、そのまま歴史と受け止めてる方が多いんですが、随分改変が多いですよ。塚、テレビドラマの断りじゃないけど、「この映画に出てくる登場人物、出来事は全くの架空の物であり、類似していたとしてもそれは全くの偶然である」くらいの注意書きが欲しいくらい。w  まず主人公のバリアンですが、エルサレム生まれの貴族であって、フランスとも鍛冶屋とも全く関係ありません。エルサレム陥落後も彼の一族はキプロスの貴族として栄えました。  またシビラとの結婚話があったのは彼の兄であり、駄目になったのは国王の意思でした。  それとエルサレムは講和じゃなくて、降伏開城であり、退去が許されたのはあくまで、サラーフッディーンの慈悲です。  西洋史に疎い日本人だったら別に気にもしませんが、欧米の人はどう思ったでしょうね。 で、そんなに無理してまで改変して何かを訴えようとしたんでしょうが、無理がひびいて、おかしなところだらけで、もうメロメロです。  いくら辺境とはいっても、中世のキリスト教国で非嫡出児の家督相続とかありえないし、それまで鍛冶屋として生きてきた人間が、剣の腕がいいのはまだ個人的な資質として説明できるとしても、戦略的な才能をいきなり示し、素人を率いてイスラムの大軍と互角以上に勝負する、もう訳わかりません。  王女との結婚にしても、無理やり彼が断ったことにしたために、彼の行動を思慮の浅い ものに感じさせてしまってます。 別に映画なんだから、必ず歴史どおりにする必要は全然無いんだけど、変えたなら変えたで、説得力のある現実よりおもしろいものにしてもらわないと。  あと、全般にほとんど敵視に近い宗教軽視もすごく違和感を感じました。 別に製作者が宗教を軽んじるのはかまわないんだけど、自分が軽くみてるからといって、中世のイスラム教徒や十字軍の騎士にまで軽んじさせるのは、最初からリアリティを放棄してるとしか思えません。  人間の価値観は、環境や教育で形作られるんだから、その時代の価値観とかけ離れた価値観の人間を創造しようとしたら、それなりの描写の積み重ねが必要かと。  このての宗教軽視って日本の歴史学者だけかと思ったら、キリスト教国の人間にもいるんですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-16 11:21:02)
36.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
This is from MATILDA.
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-09 12:51:13)
37.  レ・ミゼラブル(1995) 《ネタバレ》 
 こんなマイナーな映画まできちんと登録してくださった方に感謝します。 最初の方は少し入り組んでわかりにくくフランス人の大好きな「芸術」映画かなと、 少し録画までしたことを後悔したんですが、中盤以降は主人公のジャン・バルジャンのみならず、それに出てくる主要な登場人物を上手に、第二次世界大戦下の人物に移し変えて表現する手法がそれなりに趣があり、長丁場も退屈しませんでした。 現代のジャン・バルジャンが幸せになる結末は嬉しかったです。 原作の粗筋がきちんと頭に入ってる方なら「おお、ここはこう来たか」って感じで、 楽しめる映画かと
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-07 10:56:46)
38.  パリは燃えているか 《ネタバレ》 
ぬるいの一言につきます。(ま、戦争映画を期待してみた方もまちがってるけど) ドイツ人の将軍やスウェーデン大使が、美しいパリ(笑)を守るためにがんばるという中華思想にはいささか引きました。(東京やドレスデンのことを考え合わせると特にね) 戦略的に考えれば、少なくとも橋くらいは落とすべきでは。 あんなやる気のない司令官の下で戦わさせられたドイツ軍の一般将兵カワイソス。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-11-15 07:37:50)
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