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プロフィール
コメント数 602
性別 男性
自己紹介 お気楽映画小僧です。 (って、いいトシですが(笑)
原作なんてほとんど読まないですし、
役者や監督がどういう人でどんな作品を作ったかなんて知識も大してありません。
なので、それならば、その映画単体で観て、できるだけ素直にレビューしようと思います。
時に思いっ切りラジカルなことも書きますが、

「『創造すること』は『批評すること』なんぞ比べようもないほど偉大である」

ということは大前提。
どうぞ、大きな心で笑ってやってくださいm(_ _)m

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21.  キング・コング(2005)
絶対に映画館で観ましょう! 家のちっこいテレビ画面で観て、ストーリーをどうこう言うような映画じゃないです。 まずプロット自体はオリジナルで既に素晴らしいわけで、リメイクで変にいじられるときっとムカつくはず(笑)。 であれば、あとはどう見せるかだけなんです。 キングコングってな映画は、単純に「超スペクタクル娯楽活劇」なわけで、小難しいこと抜きでいかに観客を楽しませるかがメイン。 ピーター=ジャクソン監督はよくわかってらっしゃる。 もちろんツッコミたい部分は多々あるけれど、変に説教くさくなったりしないで、ただただ驚嘆の映像をストレートに見せてくれるのがいい。 もう、物凄い映像のオンパレード! オリジナルを観ると、当時としてはもちろん素晴らしかった映像も、やっぱり自分の中で補完してやらないといけなかったんですが、その部分を全部キッチリ(ギッチリ)見せてくれる。 「過去の名作SFX映画を最新の映像技術でリメイクしたらどうなるか」に挑んだ映画は数々あれど、ほんとにスカばっかりだ。 その中で、こいつはホントに素晴らしい。  もう一度言います。 絶対に映画館で観ましょう! ただし、開演直前に、オシッコしぼり出してからネ  でないと、チビるよ?
[映画館(字幕)] 9点(2005-12-26 21:33:58)(笑:1票) (良:1票)
22.  イントゥ ザ ブルー 《ネタバレ》 
すっげー! 海キレー! 文句なしの美しさ。怖いくらいに美しい。そして、その美しい海を泳ぐ美女2人。 もうね、それだけで観る価値があると断言していい。 ジェシカ=アルバは人魚だわー。しかも超キュートなアンヨまでついてる人魚!(←本末転倒(笑)  素晴らしい映像美。 なんですが。ストーリーはねぇ。。。 まあ、面白くなくはないんだけど、どうも釈然としない。 なんだかんだ言いながら、メンバーがヤクの密売屋と取引しちゃった時点で相当萎える。 「選択肢としては仕方がない」とは思うけど、じゃあ、そういうストーリーにして欲しくないと思うんだよなー。 そんで、あんなにヒドい仲間割れをした友達とまた仲良くやれるかぁ? しかも一人死んでるのに。。。 つか、ブライスみたいな性格のヤツが友達ってイヤだ。 それから。 主人公達、ザクザク人を殺しすぎ。 もっと「善良な宝探し屋」であって欲しかった。 こんなバイオレンスにしないで、もっと軽快でサクッと気持ちいいストーリーにできなかったのかなぁ? 軽薄なくらいの内容でもいいからさ。 映像の美しさに対して、ストーリーが過激すぎる。 なりゆきはどうあれ一度は取引しようとしてた麻薬組織の連中を何人もぶっ殺していながら何事もなかったように幸福になるメンバー達。。。 釈然としない。  これなら美女2人が海底を泳いでるシーンを2時間ずっと見せてくれた方が良かったと思うのは、俺だけでしょうか?
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-07 03:32:33)(笑:1票) (良:1票)
23.  切腹 《ネタバレ》 
面白い映画ではない。 しかし、重厚な作りに、そしてそのストーリー展開に、ぐいぐい引き込まれる。 この映画、俺は、物凄くシニカルな映画っていう印象を受けた。 もちろん清貧の民が、悪意や傲慢に満ちた輩に一矢報いるといった構成は面白いし、カタルシスもある。 でも、トータルとして「武士道」というものを思いっきり揶揄してる。 そこが絶妙です。 見てみなよ、どいつもこいつも「腹を切る」「腹を切れ」「腹を切らせろ」って、切腹の大安売りだ。 武士の「命」の安いこと安いこと。 「侍としての体面」「名家としての体裁」そんなものの為に、自分も自分の周りの人間もその命を簡単に無駄遣いする。 そのことに気付いた主人公は、「侍」として「侍」らしく命をかけるのではなく、それを利用して「仕返し」を行うんだな。 世間でもてはやされている、いわゆる「侍道」というもの、その認識を改めさせてくれる。 その妙味。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 18:07:08)(良:2票)
24.  東京ゴッドファーザーズ 《ネタバレ》 
面白いですかね??? 大都会の場末の薄汚れた空気感は確かによく描けてるとは思うし、画の構図なんかも上手いなぁとは思うけど。。。 それだけなんじゃないですか??? 「いわゆる社会の底辺の人間達が人間愛に溢れた行動を取る中で巻き起こす奇跡」ってストーリーなんですかね? それにしては中途半端じゃないですか??? いや、「話が出来すぎだ」とか言うんじゃないんです。 こういうのは御都合主義で結構。 全然構わない。 でも、それならそれで、もっとしっかりとカタルシスを見せてほしい。 笑わせたいなら、なぜに「写実」にこだわる必要がある? いや、「キャラデザインの」じゃなくて、「映像表現の」。 ハナが駆け抜けていくシーンやギンがトラックにしがみついてるシーンなんか、もっと「アニメ的」な表現をした方が、絶対にメリハリがつくと思う。 「これなら実写でやりゃぁいいじゃん」って思ってしまう(それでも面白いストーリーだとは思わないけど)。 ボイスアクターもそれを感じさせる一因。 へたに俳優を使わないでほしい。 確かに主役3人(の声)は頑張ってるとは思うけど、タクシー運転手や医者の方が圧倒的にハマってる(こちらはバリバリの声優)。 それは、声量や声の張り等の「声の使い方」に関して、声優の方が完全にうわ手だから。 「その道のプロ」なんだもん、そんなのは当然だと思いません? 「メカもの」であったり「萌えもの」であったりという「いわゆるわかりやすいパーツ」を使わずにストーリーを組み立てれば「旧来とは違うもの」を作り上げたかのように錯覚する。 そんな映画だったような気がする。 「アニメ好きの子供が観て、大人になったような気分になれる映画」って言ったら言い過ぎでしょうか? いや、ごめんなさい。 ただ、「大人のアニメ」って、こういうことじゃないと思うんです。。。  ここまで御都合主義で突っ走るのなら、「わっはっは! そんなバカな! でも、気持ち良かったから いいかっ!」 って、言わせて欲しい。
[DVD(邦画)] 5点(2006-06-21 01:55:04)(良:1票)
25.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 
なんだ、こりゃ。。。 もはやなにがなんだかちんぷんかんぷん。 これを「新訳だ」と表現することにも憤懣やるかたなしだが、それよりも、人物、戦場、戦闘、ストーリー、それら全ての描き方にまったく感情移入できない。 御都合主義の権化。 こんな映画、いったい誰が喜ぶのだろう。 一見さんもコアファンも俺みたいに中途半端な挫折復帰組も、誰が観ても納得できないであろう。 誰も彼も、なんでそんなにベラベラベラベラ喋るんだ? いきなり愛を囁いたり、いきなり不機嫌になったり、いきなり想いが通じたり、いきなり戦闘になったり、いきなり良い人になったり、いきなり寝返ったり、いきなり登場したり、いきなり強くなったり、いきなり。。。いきなり。。。 もう何もかもが変で、最初から最後までイライラしっぱなし。 よくも、こんなつまらん三部作を制覇したもんだと自分を褒めてやりたい。 こんな映画いらない。
[DVD(邦画)] 2点(2006-09-01 04:28:27)(良:1票)
26.  THX-1138 《ネタバレ》 
若きルーカスが、自身の「アーティストとしての偉大さ」を世間に知らしめることになった作品だろうと思う。 この作品を見ると、その才能は「溢れ出る」のではなく「吹き出している」のだと実感する。 30年以上も前に、こういうテーマを、こういう映像で表現した彼は、やっぱりバケモノだ。 けれど、これをプロの仕事と呼ぶわけにはいかない。 それは、これが映画という「興行」ではないからです。 美術館の額の中に飾られた「展示物」。 作り手の、気概も思い入れもパワーも、もちろん大いに感じるけれど、そこには観客が存在していないだろう、と。 ルーカスにとって(「THX」というネームに今もこだわっているところを見ても)愛すべき作品であるのだろうし、同時に、彼の現在の名声の基礎をなした映画でもあるだろう。 でも、俺のような「お気楽映画小僧」(笑)にとっては、そんなこたぁどうでもいいんだ、とそう思う映画なのでありました。 もっとハッキリ言うべきでしょうか。 恐ろしいくらい退屈な映画だと。 あー、ねむ。。。
[DVD(字幕)] 3点(2006-08-12 01:58:28)(良:1票)
27.  シンデレラマン 《ネタバレ》 
実話を元にってことなので、ザックリと胸をえぐられるようなカタルシスはない。 無料配給に頼らなければならないほどの貧困層の男がチャンピオンになるまでの話。 言ってしまえば、お約束の範疇である。 もっと言えば、貧しい国のボクサー達はこれくらいの貧しさを乗り越えてノシ上がってくるわけで。 そういう意味では、「だから、どうなのよ?」と言われかねないストーリーなのかもしれない。 でも、愛する妻と子供を守ること、恐慌で疲弊し切った人心への灯火となること、そういうものを背負って立つ男の姿は、やはり文句なくカッコイイと思う。 どんなに貧しくとも、人道をまっとうに守りながら不運と格闘し頂点へ上り詰めて行く姿は、応援せずにはいられない。 ジョーが最高に良かったですね。 家具のない部屋を見た瞬間、涙が出ました。 「ボクシング」という題材でありながら非常に淡々と描かれているけれど、いい映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-25 03:05:39)(良:1票)
28.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
キューブリック流反戦映画ですね。 シニカルやわ~。。。 勇敢な兵士が(栄誉とか汚名返上をかけて)敵前に飛び込み傷つく→正義感の強い(仲間を救いたい)兵士がその戦友を救いにいってまた傷付く→勇猛果敢(もっと言えばただの向こう見ず)な兵士が敵を倒すべしで突進→その兵士に促されて小隊全体が戦闘を余儀なくされる→その戦闘中に新たな犠牲が出る→敵とは比較にならない大戦力で倒しにかかる→倒した相手はなんとも非力な女性たった一人であった。。。って、ズルズルとベトナム戦争の泥沼にハマっていくアメリカに見える。 「これがお前等のいう『自由をかけた正義の戦い』なのか?」と。  みなさんおっしゃるように、前半ムチャクチャ引き込まれる。 訓練教官(訓練風景ごと)が最高ですね。 「兵士とは英雄なんかではなく、殺人の為に無理矢理作られた単なる兵器なんだ」と訴えている。 しかもそいつらは大して思慮深い連中でもないんですよと(笑) 戦場で使われるノリのいいBGMなんか、完全に揶揄ですもんね。 面白かった 。。。ですけど、果たしてキューブリックは「こんなストーリーを語りたかった」のかな? 「戦争に対する自分流のスタンスを見せるための映像」のような。。。 だって前後半2つのストーリーに実は関連性がないもんね。 まあ、そういうのをひとつの作品として製作してしまえるのがキューブリックらしさなのかもですけど。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-07 19:19:27)(良:1票)
29.  チャップリンの黄金狂時代
チャップリンってことで、まずは否応なしに名作なわけなんですけどね(笑) それをやってちゃフルマークになっちゃいそうなんで(^^; こいつは7点。 まあ、そこそこの面白さです。 でも、こういうドタバタコントってチャップリンがこの時代に全部やっちゃってるんだよなぁ。。。改めてすごいなぁ。。。と。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-27 00:56:34)(笑:1票)
30.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》 
はぁ。。。 やっと観終わったよ、三部作。 やっぱり俺はこういう世界はダメなんだなぁ。。。と、つくづく思い知らされた。 犯罪を基盤にのし上がったようなゴロツキどもがどうなろうと「知ったこっちゃない」と。 闇社会から足を洗いたい? ちゃんと償ってからだろ! 娘が殺されて泣いてたけど、お前は何人殺したよ! ファミリーなんかとっとと崩壊しちまえ! ずっと、そんな目線(笑)  このパートⅢが一番評価低いけど、確かに重厚さが随分薄くなりましたよね。 でも、逆に俺的にはⅠⅡの画像は説教くさく感じるので、こっちの方が好きだったりします。 ヤクザなんぞに説教じみたこと言われたくねぇってとこですかね(笑)  それより俺の心に響いたのは、このパートⅢの不振が元で「コッポラが自己破産した」ってニュース。 まあ、それだけなら「へぇ。。。」ってだけなんだけど、なんとそのニュースキャスターは続けてこう言った。 「自身4度目の破産です」。。。!!!! コッポラに畏敬の念を感じた瞬間でした。
[DVD(字幕)] 5点(2006-06-07 14:54:36)(良:1票)
31.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
わっはっは やっぱマイケル=ベイだねぇ(^^; 深みも何にもない。 いや、確かにCGは超絶物凄いんだけどさ。 ちょっとやりすぎだし、くどいよ(^^; んで、もう何がどう動いてるのか分からないゾーンにまで映像をいじりまくってどうする(笑) そりゃね、「正義のロボット軍団と友達になって悪のロボット軍団と戦う」なんてのは、文句なしに男の子の夢なわけで、ワクワクドキドキが止まらないわけですけどね。ここまでクドクド戦闘シーンを見せなくていいわ(笑) いくらちゃっちぃプロットだとしても、ストーリーそのものにもちゃんと時間を割けよ、と(笑)  まあ、ツマラナイとは絶対に言わないけど、もうちょっと全体のバランスを考えようね。 ツッコミどころは満載だけど、そういうのを全部無視して楽しむべき作品なんだな、これわ。 なーんも考えなければ、うおー!うおー!と何度も叫べます(笑) そんだけだけど(笑) 
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-03 02:49:21)(良:1票)
32.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
バタフライ・エフェクトってタイトルはあまりにも大袈裟すぎるし、ちょっと違うんじゃないの?とも思うけど(笑)、でも、しっかり面白かったからヨシです。 ただね、俺はDVDに収録されてたハッピーエンディングで全然いいと思ったし、どっちのエンディングにするか、きっと監督は相当悩んだだろうなぁって思ってたんだけど、なんと解説でアッサリ「これは有り得ない(整合性が取れない)のでヤンぺにした」んだそうで。。。(^^; うそ~ん。。。そんなに緻密な整合性なんて気にして撮った映画かぁ?ってツッコミ入れたくなった(笑) ていうかね、逆にそういう視点で見ちゃうと、ストーリーの破綻してる部分が気になっちゃう。 そうじゃなくて、「後悔先に立たず」的な"wisdom"?、貴方の一言一句一挙手一投足が未来に与える重大さを考えよっていうような"訓戒"? そういうものは劇中でしっかり語れているんだから、そんな「ファンタジーとしての整合性」なんてのをエンディングでチマチマ気にしなくていいんじゃないの?と思えるんだよね。 過酷な経験もしたし、こんなにも哀しい決断をしたんだから、もう主人公は許してあげようよっていう(笑)  勿論この「やりきれなさ」が映画の印象を深いものにしてるのは分かりますけど、いっそ「ケイリーの幸福の為に」ってのをストーリーのメインに据えない方がよかったんじゃないかと思えたりもします(笑)  あと、「過去に戻る能力がある」と知ったんなら、もうちょっと計画的に動きましょう(笑)  とかグジグジ言いながら、作品そのものはアイデアも展開も面白いしスピード感もあるので、グイグイ惹き込まれたんですけど(笑)  大丈夫。 観る価値は十分にあり(笑)  8点献上しときます。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-17 02:22:36)(良:1票)
33.  オペレッタ狸御殿
きゃはははっ♪   うーーーーーーーん。。。。こまった。。。 どう評価していいのかわからん。。。(-_-;)
[DVD(字幕)] 4点(2005-11-02 05:21:40)(笑:1票)
34.  THE 有頂天ホテル
相変わらずクドイなあってのが第一印象。 もっとスッキリ見せて欲しいってのが本音。 なんだけど、さすがに三谷幸喜も映画作りに慣れてきたらしく、今回はそれなりに楽しめた。 でもねぇ、こんなに豪華なキャスティングをする必要あんの? これだけたくさんの役者をうまく使い切ってるとも言えるけど、逆に言えば、誰のストーリーも印象に残らない。 今回の小ネタのたたみかけ具合や笑いの間は、よくこなれていて上手いと思うし楽しめるけど、核になるストーリーがなんもない。 だからカタルシスがない。 三谷幸喜って、2時間ものの脚本書くといつもやりすぎちゃうんだよなぁ。 「こんなのありえねぇよ」ってとこまでいっちゃう。 そうなると観てるこっちが引いてしまうし、それが延々続くから疲れちゃう。 2時間の尺をビッチリ笑わせてくれるサービス精神は買うが、そろそろ「間引きするセンス」も磨いてみては? 一応笑えるシーンがいっぱいあったので、6点献上。 でも、「映画」としては、どうだろうねぇ。。。  
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-24 01:46:37)(良:1票)
35.  マイ・ボディガード(2004) 《ネタバレ》 
なんともバランスの悪い作品だなぁ。 ストーリー展開は結構面白いのに、サスペンス(アクション)部分のつまらんカットワークがウザい上にダラダラやりすぎるもんだから、かったるくって仕方がない。 2時間半も尺を使うなら、クリーシーとビタの絆が強まっていく様子をもっとじっくり描くべき。 クリーシーの激情が伝わらないから、ただ無慈悲なだけの行動に見える。 ハートウォーミングな引っ張りをしといて、いきなりこんなバイオレンスをしつこく押し付けられても、戸惑うよね。 デンゼル=ワシントンは相変わらずカッコイイし、ダコタ=ファニングも凄く愛らしいのに、全然感情移入できない。 もう一回作り直してほしい。
[DVD(字幕)] 5点(2006-06-27 20:18:47)(良:1票)
36.  セーラー服と機関銃
薬師丸ひろ子が機関銃をぶっぱなす。 薬師丸ひろ子が「快感」。 薬師丸ひろ子がチュ-をする。 薬師丸ひろ子のスカートがめくれる。 だから値打ちがある。 ただ、肝心なことに、薬師丸ひろ子のファンじゃなかったもんで(^^;  つまらんかった。 「夢の途中」は名曲だけど、あの曲のタイトルを「セーラー服と機関銃」にしてしまうプロモーション。。。 当時の角川のやり方は凄かったなぁと(^^;
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-15 19:24:22)(良:1票)
37.  ブルーサヴェージ<TVM> 《ネタバレ》 
あら テレビ映画なんですね、これ。 それならば相当よくできてたと思います。 「巨大サメが現れた島」を舞台に、それに関わった人達のドラマを、こと細かく描いてある。 CGもまずまずだし、「妻を愛するが故」の行動選択の部分なんか、なかなか痛烈です。 でもなぁ。。。 登場人物それぞれのエピソードをこんなに濃密に描く必要ないよねぇ。 そう、その分、もっともっと描いて欲しい「サメとの絡み」が少なくなり過ぎてる。 こういう映画にとっては本来オマケでしかないような人間ドラマを延々と(しかも変に凝りまくったカットワークで)見せられてもイライラするばっかりなんですよねぇ。 「それを見たいんじゃねーよっ!」っていう。  面白くないとは言わないけど、「パニックアクションムービー」を期待して観たら、完全に肩透かしです。 もうちょっとやりようがあっただろうになぁ。。。
[DVD(字幕)] 4点(2006-06-22 21:09:05)(良:1票)
38.  シックス・デイ 《ネタバレ》 
ふむ。 「100万回生きた猫」を思いだしましたな。 つか、これってホントは無茶苦茶重いテーマなんだけど、相当軽いノリでできてます(笑) あれはクローンってよりも「精神記録再生装置」だろうってな気がしますけど(笑)、まあ、それは置いといて。 「エンターテインメントの為にこの設定を利用した」とみるか、「この重いテーマをエンターテインメントに仕上ようとした」とみるか、そこが問題ですね。 これは完全に前者なわけで、気楽に楽しめました。 なんせシュワちゃんなんだしねぇ(笑) 「お前がクローンだ」ってとこは(なんとなくわかっていつつも)ちゃんと驚けますし、描かれてる世界の気持ち悪さもナイス。 問題提起もそれなりにしっかりやってくれてたと思う。 こんなハッピーエンドでいい題材だとは思えないけどね(笑)  まあ、いいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 02:22:00)(良:1票)
39.  アマデウス 《ネタバレ》 
20年ぶりに再見。 当時はかったるい映画だなぁと思ってたんだけど、今見たらもの凄い名作ですねぇ。 ヤバイな(笑)  サリエリは最後自らを凡才の象徴というけれど、それは謙遜。 彼は十分に天才なわけで。 その天才が超天才(あるいは神)と出会ってしまったことによる苦悩。 そりゃあ嫉妬もする。 そして自分に地位も権力もあるのなら、それを利用して超天才を陥れたくもなるよなぁ。 けれど、サリエリはモーツァルトを妬み嫉みながらも、その才能を誰よりも深く理解し愛していた。 これ、想像を絶する苦しみだろうねぇ。 ストーリー的には、鎮魂曲を二人で仕上ていくところが圧巻。 超天才モーツァルトの才能は言わずもがなだけど、天才サリエリだからこそ そのサポートができたのだと思う。 友情、策謀、憐憫、悔恨、畏怖、そして「神の声」に直接触れているという歓喜。。。サリエリの中には物凄い感情があふれていただろうな。      しかし、アレですね。 学校で教えられる「史上最高の作曲家」があんなに享楽的だとは思わなかった。 はからずも、「音楽」と言いながら「音学」を詰め込む学校教育が腹立たしくなったりして(笑) その感情は劇中で出てくる「宮廷オペラ」と「大衆オペラ」の対比からも強くなる。 大衆オペラの方が圧倒的に素敵なんだよねー。  「音楽」は「音を楽しむ」もの。 なのに、教室で教え込まれるクラシックは、なぜにああも堅苦しいのか。 音楽においてのみ超天才であっただけの「(言ってしまえば、ただのジャンキー)作曲家(笑)」を、高尚な偉人に祭り上げるのはいかがなものかと。 サリエリもさ、童貞を守るなんて言わずに、エッチなことヤリまくってたら超天才になれたんじゃないの? いや真面目にです。 異性と交わるという、最も自然で最も崇高で最も下世話な行為によって得られる「人間としての厚み」が、サリエリの音楽の幅をもっと広げたのではないかと。 快楽や充足感だけでなく嫉妬心や猜疑心や絶望感、痴情なんかも含めてね。 もっと言えば、「愛する人と結ばれる」という「最上の快感」を知らない「表現者」に、「最上の快感たる楽曲」を生み出すことなぞ できようはずもないだろうと。 そんなことを考えながら観ていました(笑)
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-24 02:01:45)(良:1票)
40.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 
死の砂漠を脱出せよ??? こんなサブタイトルあったっけ? 日本向けだけのタイトルなのかな? イメージ全然違うじゃん(笑) まあ、いいや。 期待せずに観たので、かなり楽しめた。 ストーリーはそりゃあもう全編御都合主義が溢れかえっているし(笑)、主人公には圧倒的に重要であるはずの装甲船探索が「おまけ」に追いやられてしまってる本末転倒っぷりですが(笑)、それでも楽しめたのは、見せ方のうまさなんでしょうかね? ストーリー展開の程よいスピード感が心地いいし、ノリやオバカさのサジ加減もなかなか。 最初結構シリアスに観てたんだけど、途中で「単純に楽しめばいいんだな」って気持ちを切り替えてからは、かなり楽しめた。 難しいこと考えずに、気楽に観るべし(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-21 03:21:58)(良:1票)

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