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コメント数 1504
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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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61.  恋とニュースのつくり方 《ネタバレ》 
恋に仕事に奮闘する女性のサクセス・ストーリー。お決まりのコースでベタベタではありますが、主演のレイチェル・アダムスはいつも一生懸命で周りも活性化されるし、仕草や笑顔がとってもキュート。彼女を見ているだけで元気が湧いてくる気がしますんね。 脇を固めるプライドの高い伝説のキャスターにハリソン・フォード、そのプライドの高いキャスター曰く「元ミス・カッペ」でゴシップ好きなキャスターにダイアン・キートン。両者は余裕綽々で普段とは違うキャラを楽しげに演じており、抜群に良い味を出していた。ハリソンはクールにダイアンは笑顔を浮かべながらも、終始やりあう皮肉の応酬は面白くニヤニヤしっぱなしでした。片や気に入らない事はやらない、片や視聴率アップのために何でもやる、その二人が最後には…って落ちも面白くもあるし、当然主役のレイチェルも恋も仕事もゲットしてハッピーエンド。ちょっと妬ましく思っちゃった方もいるかもしれませんが、「頑張ろう!」って気になるし、みんながハッピーになれる映画は良いなと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2011-03-03 23:44:50)(良:2票)
62.  レスラー 《ネタバレ》 
プロレスの舞台裏がそれなりに描かれてますが、暴露本が流行ってしまい、すっかり社会から元々低かった地位をさらに落として低迷してしまっている業界的にはどうなんだろうな。最近はそれを分かった上で見るべき物になっている状態なんだろうか? ミッキー・ロークの歩んできた道と、かつてはトップを極めたが今はインディ団体で日銭を稼ぐロートル・レスラーの姿がマッチしてますね。数年前の「シン・シティ」でビルドアップされた身体を見てびっくりしましたが、本当にプロレスラー並の立派な体つきだったし技を受けてたのは立派。 ストーリー的にはベタであり、娘とのやり取りのオチなどは唐突感もあり違和感を感じたが、バイトをしながらもレスラーを続けるのは、観客の歓声が麻薬的な魅力があるからなど、レスラーに関しては心情を理解できているしドキュメンタリーのようで優れた脚本と思った。社会的地位が無く色モノ扱い、技を受けまくったせいで体はボロボロ、人生的にも不安しか残らない先の見えないプロレスラー達。そのプロレスラーにしかなれない男の悲哀っぷりが痛いほどきちんと描かれていた。 プロレスは他の格闘技と違い相手の技を受けて成り立つ。その中でも相手の技を全部受け、相手の力を引き出し、観客を魅了した上で勝つのがトップのレスラーだ。それはプロレスラーという限られた職業の中でも選ばれた人間しか出来ないコトだろう。でもそんな人並み外れた頑丈さ、タフさでも限界はあるんだよ。ファンは限界を超えた先を見たくないし知りたくないよ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-19 22:43:19)(良:2票)
63.  海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE 《ネタバレ》 
長い間、戦隊モノやウルトラマンや仮面ライダーなどの特撮ヒーロー物は見てないです(去年の映画『電人ザボーガー』は観ましたけど)。ゴーカイジャーもさっぱり分かりません。そんな私が観に来たのは『ギャバン=大葉健二』が観たかったから。そんな人は多いと思います。系列の違うギャバンを担ぎ出すとはどうなんだ?と思っていましたが、64分と短い時間でそれぞれに見ごたえのあるシーンもあり、上手い具合に次期戦隊ヒーローも入れ宣伝してるし、とても楽しめました。マーベラスとギャバンの過去の経緯も悪くないですね。しかし「豪快チェンジ!」って技は反則レベルの名前通りゴーカイすぎる技ですね。ゴーカイジャーはスーパー戦隊シリーズ35作目の記念作品だけあってお祭り企画技みたいでシリーズを見てきたファンは嬉しいんだろうなぁ。 最後のバトルケニア、デンジブルー、ギャバンの揃い踏みは、ギャバン、シャリバン、シャイダー揃い踏みを思い起こされる憎い演出でしたが、全編にわたり主役?ってくらいにギャバンリスペクト、大葉リスペクトに溢れまくってましたね。OPのギャバン光臨シーンの音楽でもうテンション上がりましたしヤラれました。主題歌や各種BGMに乗り必殺技を繰り出す姿はシビれたし、ギャバンは好きなので感涙モノでしたよ。いつまでもヒーローはヒーローなんだなと思いました。 スーパー戦隊(特撮)モノは長い歴史があって凄いし、こっちも日本が誇れる文化だよなぁ。
[映画館(邦画)] 9点(2012-04-22 17:50:20)(良:2票)
64.  スペル 《ネタバレ》 
ライミ、久々にホラーを撮ってたんですね。スパイダーマン・シリーズで名声を浴びたため、もうコッチ側には来ないかと思ってました。 主人公に呪いをかける老婆は「死霊のはらわた」シリーズの死霊を思わせる形相、序盤の主人公との肉弾戦なんかもホチキスで顔面を止められても、定規を口の中に突き立てられても向かって来りと大活躍だったな。ヨダレ垂れ流しで入れ歯を何個も入れてるくせに動きは俊敏で飛んだり跳ねたり強いわ、振りかえると婆、朝起きたら彼氏が婆とお約束満載。主人公が口に入ったハンカチを一生懸命引っ張り出すトコなんか、ドリフで志村が「あぁ~あ~?」と言いながらずっと出てくる万国旗のシーンを思い出しちゃいました(もうちょっと長くやってたらもっと面白かった)。ホラーと笑いは紙一重と言いますが、やっぱライミは変わってないんだなぁと思わせてくれる作りで喜ばしい限り。またスパイダーマンに取り掛かるみたいだけど、はらわた4なり違うホラー作品なり楽しみに待つとしますか。 しかし主演のアリソン・ローマンは割と名も売れてるのに、よくこんなヨダレだの入れ歯だの血しぶきだのとぶっ掛けまくられの映画に出たわ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-10 21:45:07)(良:2票)
65.  北斗の拳(1995)
流行りモンはすぐに作る香港映画の方が、もっと上手くやりそう。
2点(2003-10-16 01:08:46)(良:2票)
66.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
MCUと提携してリブート1発目の単独映画ですがそつなくまとめてきたなという印象。すでにスパイダーマンになっているため十分に尺があり、甘酸っぱい青春時代をおくっている高校生活やアベンジャーズに入りたくてウズウズしている描写など丁寧に作られています。主演のトム・ホランドは歴代でも一番若いですがとても初々しく青春スーパーヒーロー映画といった作りで悪くないですね。 今回はスターク社長によるスーツを着こんでのお話。途中でおデブで気の良い親友ネッドにスーツを解析してもらいロックを解除して完全ハイテク化が進みますが、最初は面白かったもののあまりにもスーツとAI頼みでアイアンマン化してしまい生身の能力が希薄だったのはどうかと思いましたが、それも没収されお手製スーツに身を包みバァルチャーに向かっていく展開はとても燃えますね。そのバァルチャー役がバットマンとバードマンを演じたマイケル・キートンだったのも色々とフリが効いてて良かったし犯罪者でありながら人格者で家族思いの父親にはピッタリだった。まあヴィランとしては悪の塊でもなく小物でしたけどね。その娘リズはパッとしないヒロインだなと思ってたら案の定当て馬で、コッチの方が全然魅力的だなと思ってた不思議系の子が最後にMJと判明したトコと終盤にペッパーが出てきたトコは「おおっ!」とテンションが上がりました。バランス良くネタを散りばめてあって上手く出来てたと思いますね。 まあ相手にもよりますがスパイダーマンにAIは必要ないと思うので軽口を叩いて目まぐるしく動き回り相手を翻弄するいつものスパイダーマンでいて欲しい気がする。そこら辺はスパイダーセンスがまだ発揮できずにいるヒーローの道を歩みはじめた発展途上の未熟な少年ヒーローってことなんだろうな。その道を辿ってきてピーターを諭す先輩ヒーローのトニーは父ちゃんにしか見えなかった。導いてやって欲しい。
[映画館(字幕)] 7点(2017-08-15 21:28:18)(良:1票)
67.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
マーベル勢にDC勢、アメコミヒーローもだいぶ出揃ってきましたが真打ち再登場となりましたね。『リターンズ』の路線でも良かったと思いますが、今後どんな作品が見られるか楽しみです。が、あのテーマ曲が流れなかったのは賛否両論でしょう。『リターンズ』であの曲がかかった時は胸が高鳴りましたけどね。『バットマン』のようにリアル志向になって人間的苦悩を見せるには、あの曲は華やかすぎると思ったのかな。 『ダークナイト』の成功も新しいノーランが製作、『300』のザック・スナイダーが監督となれば期待しない方がおかしいと思いますが、生みの親にラッセル・クロウ、育ての親にケビン・コスナーを持ってきて人間ドラマの重みが増していると思います。ただ、スーパーマンになるまでの葛藤と苦悩が描かれていたかというと若干残念な出来かな。リアリティを求めるのもいいけど、スーパーマンは完全無欠で他を超越した正義の存在で良いと思うけどね。 おそらく過去最速じゃないかと思うくらいの飛行シーンと高速バトルは映像も凄く見応えがありましたわ。
[映画館(字幕)] 6点(2013-09-19 23:55:11)(良:1票)
68.  クリード チャンプを継ぐ男 《ネタバレ》 
ボクシング界からプロを呼んだだけあって試合シーンは迫力があるし、きっちりとトレーニングを積みボクサーらしい身体を作り上げ俊敏な動きを見せたマイケル・B・ジョーダンは凄く立派だった。スピードボールを叩くシーンなんかもリズム感があって下手なボクサーよりセンスを感じる。表にクリード裏にはジョンソンの星条旗のトランクス、不屈の闘志を見せあの音楽とともに立ち上がるシーンはグッときたな。試合には負けたが親の七光りと言われ続けていたアドニスは己との戦いには勝ったのもロッキー的で悪くはなかった。 ただ、父を知らずに育ち母も他界し少年時代は不遇な人生だったかもしれないが、その後は何不自由なく暮らし成功者然としていた現代っ子のアドニスにはあまりノレなかったな。素行不良のチャンピオンが話題作りに元チャンプの息子と戦うにしても場所がリヴァプールってのも意味不明だった。ロッキーの周囲の人間は毎回誰かしら消えていて、今回はポーリーは亡くなってるし仲直りした息子も写真と説明でスルーされたのも残念だった。いくら盟友の息子が現れたとはいえロッキーの人生がこうなるのは寂しい気がする。ロッキー外伝のアポロの息子クリードの物語としてはいいのかな。まあ、ロッキーはファイナルで完結したと思っているので今回のこのお話はファンへのボーナス・トラックのようなもんかな。すっかりミッキーの役回りが似合うようになった年老いたロッキーは感慨深いものがありました。ロッキーはスタローンの役者人生の投影のような存在だし現在進行形の69歳が見えた気がしますね。ガンまで行っちゃったのならもうロッキーは休ませてください。ロッキーなら不屈の闘志で絶対に打ち勝つでしょうけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2015-12-26 22:45:29)(良:1票)
69.  ブラインドネス 《ネタバレ》 
原因不明の奇病に感染し続々と失明していく中、主人公はただ一人なぜか目が見える。失明した旦那の身を案じ収容所に隔離されるが、収容所はカオス状態で、力を持つものがすべてを牛耳り、食料を管理し代わりに金品を要求。金品が無くなれば女を欲する。女たちは意を決しなすがままにされるが、興奮した男に殴り殺される仲間も出てしまう。 全ての者が「見えない」中で拳銃一丁くらいでなにをビビるんだろうか?なぜ拳銃があるのかはおいておいて「物が見えない」人間の中で、主人公だけが持つ普通に「見える」という能力は神になれる強力すぎる力でしょ。見えていないフリをして身の回りの世話をして回るだけの主人公は犠牲者が出るまで抗う事もせずボケてんじゃないかと思いました。結局、失明の原因も主人公だけが失明しなかった理由もなく、人間の根源的な物を描きたいんだろうが、普段は善良そうな市民ヅラした人間が理性のタガが外れれば獣になり力がすべてだ、ってのは昔からあるありふれたネタだな。外界から遮断された空間や限られた世界では簡単に起こりうる話でオチが捻ってあるワケでも無くベタすぎだった。 全世界が失明したと分かるのは物語の半分以上過ぎた後半の方で、感染者が隔離された収容所での描写が大半をしめる。CMや予告で思わせぶりな事を言いますが、全く何もないので期待した人は肩透かしでしょうから注意。 【余談】なぜか伊勢谷友介と木村佳乃が日本語喋りまくりな結構大きな役で出てましたが、日本人の役者はドンドン世界に出て行って欲しいモンですね。野球はメジャーリーグに行く選手が多く、国内リーグのファンは寂しくなるだろうけど、役者なら映画やドラマで観る事が出来るしね。他のアジアの国の人が日本人として大っぴらに演じてるのを観る機会を減らして欲しいです。
[映画館(字幕)] 3点(2008-11-22 18:16:16)(良:1票)
70.  エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 《ネタバレ》 
スター総登場お祭り映画第三弾。今回はついにウェズリー・スナイプスがファンの思惑通りの脱獄囚(脱税して収監された本人はちゃんと刑期を全うして出所)という設定で登場。思わずニヤニヤしていたところ、「なにしたんだ?」の仲間の問いに「脱税だ」の返しには大笑いしました。脚本担当のスタローンのセンスも良いですが、ネタにするあたり大人の余裕が感じられます。さらに、出演料でトラブって降板したウィリスに代わってまさかのハリソン・フォードが参戦。役どころでも「あいつの出番はなくなった」とブラックな事を言い放った当たりもウケました。「俺たちにはこれしか出来ねーんだよ」とばかりに熱血真っ向勝負型の古参連中と、時代に合わせテクノロジーを駆使する若手のチームも対照的だったし、新キャラとしてもそれぞれキャラも立ってたので良かったです。個人的にはスナイプスにはもうちょっとマーシャル・アーツの蹴りやソード系の見せ場が欲しかった気もしますけどね。アントニオ・バンデラスの軽妙なキャラも良いアクセントになってるし、メル・ギブソンがまた悪そうで悪役にハマってて迫力あって、これだけの面子を上手く使えてましたし面白かったです。 それにしても絵面がいちいちワクワクさせるんですよね。スタローンとハリソンが顔を合わせて喋ってるだけでスゲー!って感じだし、各所でいろんな組み合わせが見られファンもおおむね満足ではないでしょうか。突っ込みどころもありますが、このメンバーの迫力の押されて気になりませんね。
[映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 00:23:32)(良:1票)
71.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 
優しいけれど葉っぱが大好きでボンクラの冴えないコンビニアルバイトが、実はマインドコントロールされていた凄腕殺人マシンだった。という設定はよくある系ですが、シリアスなのかコメディなのか安定せず全てにおいて中途半端な出来だった。わざわざ寝た子を処分しに行くのも意味不明だったし、その顛末のお偉いさんの行動も意味不明。盛大に話を大きくして田舎町の地元警官を殺しまくるCIAってのも解せないし色々と非効率的かつ頭が悪い。「どうだ?クールだろ?」とでも言いたげなシーンが多いだけ。面白く出来そうだっただけにもったいないなという作りとストーリーだったな。最後はCIAエージェントの彼女とともにエージェントとして行動しているのは自分が思い描いていた強いアポロになったって事なんだろけど、結局はCIAの操り人形になっただけなんだよね。CIA内のゴタゴタの迷惑賃として全てが免除され、行けなかったハワイで彼女とラブラブな最後の方がよかった。
[映画館(字幕)] 3点(2016-02-04 23:31:54)(良:1票)
72.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 
オリジナルは大好きです。 リメイクの今作はそれなりに見せ場も多く、クリーチャーも迫力があって見応えありましたが、尺が短く駆け足なのがもったいないですね。もっと時間を増やして戦闘シーンや仲間との触れ合いなど補えば次々に死んでいくシーンなども重みが出たと思います。最近は「お気楽に見られますよ!」って作りのモノが多く軽いのが残念ですね。 なんでペガサスが黒いんだろ?とかブーボーそれだけか!とか思いましたが、一番はペルセウスはロン毛の方が好いよなぁですね。ワーシントンは悪くない役者ですけど、一人だけ現代の傭兵のような頭だし違和感ありましたね。 あとメデューサの生い立ちを聞いた後にあの仕打ちは不憫だった。シークを捕まえて「どう!」とばかりに睨んだが石化が効かず、「あ~ん、どうしましょう…」って素に戻った困ったような悲しげな表情がまた哀愁を漂わせてました。飲み屋のおネーちゃんになったら、あの憂いを帯びた瞳にイチコロで貢いでくれるオッサンがいっぱいだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-27 22:48:09)(良:1票)
73.  地獄のモーテル 《ネタバレ》 
いやぁ、もうバカ映画です。添加物の入っていない、美味いと評判のベーコンを出す兄妹経営のモーテルがあったが、そのベーコンは人肉入りだった。その人肉は、さらって来た人の声帯を切り地中に埋め、首だけ出して生かせておく…という合理的(?)な人間農場で栽培されてます。最後、妹は脱出した家畜に逆に植えられ、兄貴は何故か豚の生首を被りチェーンソー持って大暴れ。でもプーヤンのようにキュートな面構えに、緊張感は皆無。「俺は偽善者だった。本当は混ぜていたんだ防腐剤…」というラストの台詞には笑った。アメリカはだだっ広いので、こんな怪しげなモーテルがあってもおかしくないですね。
6点(2003-11-16 01:22:05)(良:1票)
74.  死霊館 《ネタバレ》 
実在する超常現象研究家で状況によっては悪魔(悪霊)祓いも行っている学者が、キャリア史上100%本物と認め、『ソウ』で抜群の演出力を魅せつけたジェームズ・ワン監督作となると期待値も上がりますね。人里離れた一軒家に越してきた両親と5人姉妹の一家という絵に描いたような舞台設定ですが、今どきの「凄惨でえげつない描写をしときゃ良いんだろ?」という風潮の反対側を颯爽と走り抜けていくような抑えめな演出と音楽の数々。それがことごとく怖い。前作の『インシディアス』も恐怖演出は悪くなかったのですが、あまりにクドくて飽きてしまいましたが、この作品では心霊現象でのリアリティさでは群を抜いている。第一段階で存在を知らせ、第二段階で狙いを定めて精神的に弱らせ、第三段階で憑依、と徐々に迫り来る脅威を丁寧に描写できており、特に【目隠し鬼】のシーンは、見たら今後出来なくんじゃないかというレベルでした。 ただ、『悪魔の棲む家』のモデルになった家の話の超常現象は嘘偽りらしいんですが、その家を調査したエド&ウォーレンは本物と言ってたらしいんですよね。この映画も実話と言ってもかなり盛ってるんでしょうし考えるとキリがなくなります。まぁそこら辺はスルーして映画としては悪くない出来でした。
[映画館(字幕)] 7点(2013-10-16 18:31:51)(良:1票)
75.  火垂るの墓(1988)
自らを戒めるために、一年に一度は観た方がいい。
9点(2003-10-18 18:50:08)(良:1票)
76.  シャザム! 《ネタバレ》 
見た目はマッチョなヒーローだが中身は子供のまま、というのは大人目線では童心に帰り、子供にしてみれば願望を具現化したかのようなキャラで面白そうではあった。でも、幼い頃から里親の元を転々としていたひねて冷めてる14歳が変身後は妙にはしゃぎまくってヤル事は幼く、「選ばれし者」という割には色々と犯罪行為もしてたし思考が小学生の悪ガキ並になるのは差がありすぎて違和感があった。前任の魔術師も後継者選別でやってる事が横暴かつ雑でなんだかなあとしか思えなかったし、そりゃシヴァナもヴィランにもなるわなと。そのシヴァナは見飽きた系のスキンヘッドだし、人間を誘惑して憑依する七つの大罪という連中は見た目も同じような上に能力が分かりづらかったし敵に魅力が無かった。足が不自由なヒーローオタクのフレディにレクチャーを受けたり、怠けていたら叱咤されて目が覚めるってのは悪くは無い。でも総じて薄っぺらかった。 ラストにテーマ曲に乗りつつ出て来たあのお方は中の人のスケジュール上あの演出になったらしいですがブツ切りでラモーンズ「I DON'T WANT TO GROW UP(大人になんかなるものか)」に突入は大正解でしたね。まあ選曲もエンドロールの画も『スパイダーマン:ホームカミング』と同じようで既視感バリバリでしたけども。 SHAZAMの力を分かち合って6人がスーパーパワーを得ていましたが、ひとつになる時が本領発揮=強敵ってことなんだろうか。ビリー以外の誰かが全部をまとめることも可能なのかな?6人もいると戦隊モノのようで幅も広がりますね。時代なのか人種も性別も満遍なく配置されていたけどみんな演技が上手くて可愛かったな。今後どう展開していくのか知りませんが、育ち盛りの子供達なので計画立ててポンポン進めてもらいたいモノです。
[映画館(字幕)] 5点(2019-04-23 20:58:23)(良:1票)
77.  モーテル 《ネタバレ》 
70年代、80年代の映画を観ているようなシンプルな内容と構成。それでいて恐怖を煽る演出はとても上手く、地味な手法ながら抜群な効果がありましたね。人里離れたトコは怖いなと改めて思った。時間もコンパクトにまとめてあり、突っ込む要素もありますがスリラー物としてなかなか良い出来。しかし、旦那が生きてたと分かるオチにはもう一山欲しかったな。電話掛けに行って帰ってきて終わりってだけなら意味ないでしょ。 このモーテル、スナッフ・フィルムを製造販売してたんですが実際あるんですかね?世の中いろんなマニアがいるからなぁ。
[映画館(字幕)] 6点(2007-11-20 23:56:47)(良:1票)
78.  プロメテウス 《ネタバレ》 
『人類の起源』という仰々しいテーマながら、リドリーらしく結局ソッチに振るわけね、という万人が予想できる落ち。映像やメカ関係のデザインなんかは見応えがあるのでSFが好きな人には良いかもしれませんね。 ただ、色々とツッコミどころが満載。アンドロイドが黒い液体をクルーに飲ませたり妙な行動をするのはエイリアンと同様ながら、あんなのは事前に情報を得ていないとできないし、OPの白い人が人類の起源なんだろうけど、飲んだ量は違えどなんで末裔はあーなるのか?よく分からんですね。ディテールが大雑把というか投げっ放しなので疑問点ばかりです。 人間と遜色ないアンドロイド、遺跡の内部を自動でサーチし3Dマップを構築する装置、生命活動を維持しながら長期間睡眠するポッド、おまけに全自動でなんでも手術してくれる医療機器なんて超ハイテク仕様ながら、なんで探索の時は個別に持っている現代の懐中電灯並なんだろ? まぁそれなりに楽しめたのでいいけど、『人類の起源』に触れつつも逃げたとしか思えなかった。彼らと全く意思疎通が取れず肉弾戦になるのはガッカリだったかな。
[映画館(字幕)] 6点(2012-09-18 22:59:07)(良:1票)
79.  牛の鈴音
人生いろいろだなとは思ったが、正確にはドキュメントとは言えないような、あざとい演出といかにも韓国という音楽は不要。ただ純粋に爺さん婆さんと牛の関わり合いを映し出した方が良かったな。味のある老夫婦と老牛の人生が見られたが作りが残念。
[映画館(字幕)] 5点(2010-02-26 22:28:39)(良:1票)
80.  パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 《ネタバレ》 
ジャックやバルボッサの魅力が全く失われていてますね。バルボッサが海軍に寝返った件や、【海賊が恐れる伝説の海賊】と異名だけは大物だった黒ひげとの確執も台詞がチョットあるだけで解りづらい。海軍側に良いキャラを作れなかったのか知らないが、続編ありきの改変はいただけない気がするな。そのキャラ改変の理由でもあった肝心の黒ひげもビジュアルは悪くないけど残虐さがあるわけでもなく、秘めた力があるわけでもなく案の定一作だけで消えるなど小物臭しかしなかった。黒ひげ+手下にゾンビ、元恋人の女海賊、儚げだが人を襲う人魚と面白そうな要素がありながら、これだけ中途半端で何処にも見所が無い当たり脚本がダメなんだろう。肝である生命の泉もなんてことないし、アクションが凄いわけでもなく、ストーリーが面白いわけでもなく、唯一の救いの飄々としながらも抜け目のないジャックの軽妙さも失われすっかり凡人化。他のキャラクターにも魅力がないので演出も悪いのと相まって退屈でしょうがなかった。仮にこれが一作目であれば続編はなかったでしょうな。女海賊の元にジャック人形が渡ったラストは次へ伏線としてどうでもいいけど、次作は相当しっかりした物を作らないとますます客は離れるだろう。
[映画館(字幕)] 2点(2011-05-24 20:27:55)(良:1票)

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