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プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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61.  大阪ハムレット 《ネタバレ》 
松坂慶子と岸部一徳の安定した演技力によって、このかなりヘヴィな要素を内在した物語が、まるでNHKの朝ドラのようにさわやかに仕上がっているのが非常に面白かったですね。   映画の要所要所に謎や疑問点が散りばめられていて、その解答を考えながらストーリーを追わせていくような作りにもなっているのも良かったと思います。何せ、「ハムレット」はいわば疑心暗鬼の物語ともいえますからね。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-11-13 14:29:53)(良:1票)
62.  グミ・チョコレート・パイン 《ネタバレ》 
 内容が馬鹿馬鹿しくたって、演劇人の作品っぽいクセのある作風(個人的にはあまり好きではありません)であったって、オオケンの原作をケラが監督し音楽を電気グルーブが担当しているんですから、あの1980年代中盤からのナゴムをリアルタイムで経験している人間にとってはたまらなく愛おしい作品です(主人公達とほぼ同世代なんで非常にシンクロする部分も多いんですよね・・・・・)。   かつてサブカル文系人間だった方は、懐かしさと共に過去の自分のしょうも無い考えや言動がフラッシュバックしてきたりする恐れがありますので覚悟して観て下さいねw 
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-11 11:21:37)(良:1票)
63.  ボーイズ・オン・ザ・ラン 《ネタバレ》 
 痛々しく、生々しく・・・なんと言うか日々自問自答していることを映像化され、晒されているようでとてもキツい作品でした。まあ、主人公役の峯田が惨めったらしくはあるものの非常にロックの魂を感じさせる演技だったのでまだ救われましたけどね。これで、本当に冴えない奴が演じてたら悶絶してたかもしれませんw   敵役の松田龍平も良い演技してましたね。確かにいるんですよ、こういう奴・・・(以下略)   何というか、この世界観はキツいけれども非常に共感できますね。原作は未読ですが、一度読んでみようかと思いました。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-22 23:37:00)(良:1票)
64.   《ネタバレ》 
オウム事件もう10年以上前の話になってしまうんですね・・・・。しかしながら、もの凄く価値のあるドキュメンタリー映画だと思います。後々まで残しておくべき映像作品ですね。  正直、オウムやその信者に対しては嫌悪感しか湧きませんでしたが、 オウム側から見た日本社会の姿が非常に興味深かったですね。自らの利益を追求しているだけのマスコミ、「普通教」という宗教に洗脳されているんじゃないかと思う位に異端のものをひたすら自分達の枠組みの中にはめ込もうとする市民達(自分もその1人ではありますが)・・・・・。そして、警察の不当逮捕のシーンは、滑稽なくらい芝居がかってるが故に恐ろしさを感じましたね・・・・。 
[DVD(邦画)] 8点(2007-06-12 19:08:10)(良:1票)
65.  ニューヨークの恋人(2001) 《ネタバレ》 
 タイムスリップものにハズレなし。この作品も、「ラブコメ女王」メグ・ライアンと貴族役が見事にハマったヒュー・ジャックマンの良く出来た恋愛ドラマを通じて、1876年と現代のギャップを楽しみながら観ることが出来ました。   まあ、タイムスリップの理論とかいろいろ突っ込みどころはあるんでしょうが、SFでは無いので気にしない方が良いですね。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-08 14:47:56)(良:1票)
66.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
2015年10月21日にこの作品を鑑賞できたことは映画ファンとして至上の喜びです。 偉大な1作目の世界観にそのまま乗っかって、さらに物語を展開させる手法が見事にはまっています。   しかしまあ、こうやって現実世界と映画の世界を比較すると、いかに夢や想像の世界が素晴らしく、豊かなものかがわかりますね。
[DVD(吹替)] 8点(2015-10-21 23:47:26)(良:1票)
67.  卒業(1967) 《ネタバレ》 
ストーリーは今見てもブッ飛んでます。(今でさえそうなんだから、上映当時の衝撃は凄かったでしょうね。)やはり名作と謳われるだけあって、作品から滲みでるオーラが凄かったです。  ダスティン・ホフマン 、キャサリン・ロス 、 アン・バンクロフトの演技の素晴らしさ、どの場面もそのまま切り取ってポスターに出来そうな素晴らしい映像 、サイモン&ガーファンクルの美しく切なすぎる音楽、そして余りにも有名すぎるラストシーン・・・・・。まさに伝説の映画というにふさわしい作品でした。  まあ、冷静に見ると突っ込みどころ満載なんですが、それでもやはり凄い作品だと思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-08-28 18:57:10)(良:1票)
68.  インスタント沼 《ネタバレ》 
ぱっとしない日常に、ささやかな刺激と笑いを与えてくれ、観終わった後元気になれる楽しい作品でした。三木聡監督の奇想天外な発想がこれでもかというように映し出され、麻生久美子の魅力も相まって2時間の上映時間があっという間に過ぎていきました。    まあ、終盤の展開がややベタというか期待以上のものでは無かったのがちょっと残念でしたが、それでもクスリとさせられる小ネタの数々に彩られた「三木ワールド」に十分浸れて満足でした。    しおしおミロは試してみたいですね。 
[DVD(邦画)] 8点(2014-01-18 14:09:02)(良:1票)
69.  ユナイテッド93
余りの衝撃に映画館の中が凍りつきました・・・・・。まるで、その場に自分たちが立ち会っているかのような迫力が怒涛の如く押し寄せて来る作品でした。    あの日からもう5年が過ぎようとしていますが、この作品はまさにテロの犠牲となった人たちへのレクイエムですね・・・・・。心から全ての犠牲者の方々に哀悼の意を表したいと思います。 
[映画館(字幕)] 10点(2006-09-08 23:26:12)(良:1票)
70.  ヒーローショー 《ネタバレ》 
 ヒーローショーのように社会は単純に出来ていないし、悪いことをしてもセーフティーゾーンに逃げ込めば守ってもらえるし何とかなるなんて世の中そんなに甘くない・・・。そんなことを、井筒監督は世の若者たちに説いているような気がしました。   後藤淳平演ずる勇気は恐らく監督自身の思いを投影したキャラクター(非常に昭和的)なんだと感じました。そして彼をもう一人のユウキをはじめとする他の若者たちの起こす騒動に巻き込むことによって監督自身が感じている現代社会そして若者たちに対する苛立ち、怒りを表現しているのではないでしょうか?なので、合う人合わない人と別れる作品でしょうね。   主演のジャルジャルの演技も悪くなかったです。特に後藤の方は男前の役ということもあって本職の役者顔負けの存在感でした。福徳はまあ普段のキャラ通りでしたんで・・・・。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-01-10 12:12:19)(良:1票)
71.  バティニョールおじさん 《ネタバレ》 
見終わった後とても爽やかな気分になりました。(まあ、決してハッピーな話ではないのですが・・・・)素晴らしい作品だと思います。 普通の肉屋のおじさんが、自分のせいでナチスに捕らえられたユダヤ人家族の子供を中立国のスイスまで送っていくのですが、様々な難関が待ち構えていて、最後までハラハラドキドキの連続です。(ただ軽快なテンポで進んでいるので、暗さは無いです) ユダヤ人の少年と主人公の関係も、最初は家族や家を奪われたこともあり、わだかまりが残っています。でも、主人公の熱意がその垣根を徐々に取り払っていきます。(完全に無くなる事はないでしょうが)。そして、おそらく親が教育熱心だったのでしょうけど、この少年が機転の効く賢い子なので、主人公といいコンビを見せてくれています。(結構小憎たらしいところもあったりしますが) とても、心が温まる作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-16 22:26:42)(良:1票)
72.  レッド・ファミリー 《ネタバレ》 
考え方の違いがあっても、喧嘩ばかりでも、結局最後に残るのは「家族」の絆。この「家族」を「民族」と読み替えてこの作品を観ると、キム・ギドクの分断された朝鮮半島情勢への深い思いが伝わってきます。   終盤の、「偽家族」を拘束するために針金を手に貫通させるシーンは、非常に痛々しいですが、その痛みを分かち合い一つに結ばれたことが彼らを本当の家族に昇華させたように感じましたね。そこには、民族を分断している鉄条網を引きちぎって、多少の痛みは伴うかもしれないが互いに強くつながり合おう!というメッセージが込められてるのではないかというのはちょっと考えすぎですかね・・・・。    ラストはやや非現実的ではありますが、同じ民族同士の対立を若い世代(孫世代)まで引きずらないで、もういい加減終わらせましょうよということなんでしょうね。    全体的に粗さがやや目立ちますが、設定が非常に興味深いこともあり、最後まで引き込まれた作品でした。
[DVD(吹替)] 8点(2015-06-08 01:01:19)(良:1票)
73.  闇の子供たち 《ネタバレ》 
 はっきり言って観てて気分が悪くなりました。どこまでが真実でどこまでがフィクションなのか良くわからない面もあります。重いテーマでありながら、どうもテレビドラマ的な演技の軽さに違和感を感じました。   ただ、それでもこの映画は一人でも多くの人に見てもらいたいです。この世界では、貧しさにつけこんだ悪党どもが卑劣な商売を行っている事実があることを知ってもらいたいし、そしてそれがいかに目を背けたくなるような醜い所業であるかを目に焼き付けてもらいたいですね。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-07-05 21:51:47)(良:1票)
74.  四月物語 《ネタバレ》 
期待と不安、そして大きな希望が渦巻く新生活、その起点となる4月の美しさを見事に切り取り映像化した作品。  主演の松たか子の不安定な美しさがとても心地よく、あっという間の1時間強でした。  実は、本当の物語はこれからはじまるのですが、それはまた別のお話
[地上波(邦画)] 8点(2014-04-26 10:35:06)(良:1票)
75.  ロミーとミッシェルの場合 《ネタバレ》 
年代が近いこともあって、すごく楽しめました。特に音楽が、まさに80年代のヒットパレードという感じで良かったですね。Time After Timeやルール・ザ・ワールド、フットルース、Heaven Is A Place On Earthとか、昔良く聴いた曲ばかり流れてくるので懐かしさを感じました。(当時は、MTV全盛期で洋楽が流行ってましたからね・・・・。) 同窓会には出たことは無いですが、クラスメートが今何やっているのか、卒業後どうしていたのかというのは関心ありますね。 とても痛快で、観終わった後非常に爽快感が残る楽しい作品でした。  
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-09 16:17:22)(良:1票)
76.  ミッシング(1982) 《ネタバレ》 
 ジャック・レモンのシリアスな名演技が光る、見応えのある社会派ドラマでした。   クーデターを成功させたチリ軍事独裁政権による残虐行為や国益のためには自国民の犠牲も厭わないアメリカの本音の姿をまざまざと我々に提示しています。 
[DVD(吹替)] 8点(2008-06-23 18:44:47)(良:1票)
77.  絹の靴下 《ネタバレ》 
エルンスト・ルビッチ監督の「ニノチカ」をミュージカル化した作品で、基本的にストーリーは同じなのですが、3人組の使命がロシア王室の宝石売買から、ロシア人ピアニストを帰国させることに変わるなど設定が若干違います。(個人的には、旧ロシア王室とボルシェビキとの駆け引きも描いている「ニノチカ」の方が好きです。) しかしながら、やはりミュージカルシーンの華やかさは魅かれますね。(ステレオフォニックサウンドは最高でしたねw)
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-05 19:58:16)(良:1票)
78.  空気人形 《ネタバレ》 
 非常にシュールで哲学的でいろいろと考えさせられる作品でした。   この作品における「空気人形」とは、社会の中での自分の立ち位置、ポジションに埋もれながら惰性で生きている空っぽな現代人の象徴ではないでしょうか。そして心を持った「空気人形」は、われわれにそういった空虚な人生からの脱却を呼びかけているように感じました。心を持つことによって辛く哀しい状況に出くわすこともあるかもしれない、しかしながらそれこそが人生なのである・・・・・   しかしながら、この作品はキャスティングが完璧でしたね。ペ・ドゥナの不思議な魅力が「空気人形」役にズバリとはまっていました。しかしまあ、韓国のトップ女優がよくぞこの難しい役を引き受けてくれたなと思いますね。この役は演技力のある人でないと下品な感じになってしまうでしょうから。   岩松了のいつもながらの本当にしょうもないおっさん役も見事でした。そして、板尾創路のあのキャラはまさに日本映画の宝であるといっても過言ではないですね。   はっきり言って、万人受けする映画ではありません。嫌悪感を抱く方も少なくないと思いますが、観ておいて損はない作品です(ただ、デートとかにはちょっと・・・・・)。
[映画館(邦画)] 8点(2009-09-27 00:32:05)(良:1票)
79.  不都合な真実 《ネタバレ》 
「問題なのは無知ではない、知っているという思い込みだ。」 冒頭に出てくるマーク・トゥエインの言葉が、地球温暖化をはじめとする環境問題を推進する上で認識しておかなければならない事だと感じました。日々のニュース等で出てくるCO2削減等の記事を追っただけで、分かったように思っていないだろうか?現在、何が起こっていて今後どうなるのか少しでも分かっているのか?いろいろな問いが観終わった後に自分の中に出てきました。  ゴアの推測が100%正しいかどうかはわからないし、反論する人も多数いるのでしょうが、とにかく、現在実際に起こっていることを提示してくれただけでも、この作品を観た甲斐があったと思います。  非常に内容もわかりやすいので、環境問題に興味を持たれた方にはお勧めします。なお、衝撃映像集みたいなのを期待される方もいるかと思いますが、基本的にはゴアの講演会に映像をプラスした内容になっていますのでご注意を。実際、私の周りでもイビキをかかれている方がチラホラ見受けられました。) 
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-21 20:16:16)(良:1票)
80.  ロッキー 《ネタバレ》 
ロッキーといえば小中学生のころにⅢとⅣを見て、映画の内容よりはサバイバーの「EYE OF THE TIGER」と「Burning Heart」といった音楽の方が気に入っていた私ですが、この第1作を見て衝撃を受けましたね。はっきり言ってⅢとかⅣとかと全く違う素晴らしい人間ドラマです(ⅢもⅣも好きですけど)。正直、地味ではありますが見終わった後パワーをもらえる作品でした。   何というか、設定的にはアメリカンニューシネマ風ですよね。これでラストにロッキーが無残な姿を晒して「商業主義によって踊らされた悲劇の男は果たして幸せだったのか?」みたいな問題提起がなされるような作品だったら、また違った形で映画史に残ったかもしれません。   しかし、魅力のある物語、登場人物たち、音楽とまさにアメリカンドリームと呼ぶにふさわしい奇跡の映画です。リアルタイムでこの衝撃を味わえなかったのが本当に残念です。 
[地上波(字幕)] 8点(2007-04-24 18:56:01)(良:1票)

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