21. 劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日
沢嶋雄一がカメラを持って取材をする事に手振れの臨場感があり魅力となっているのに、85年のワープからは、第3者がカメラをまわしてしまっているので、タダの映画作品になってしまった。番組ファンは、この映像は誰が撮ってるの?という疑問が頭から離れないのではないだろうか。相変わらずのドタバタで、ツッコミどころ満載なのはよかったけど、ジャーナリストが銃モドキをぶっ放すとか、ちょっとヤリスギ感もあるかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-05 20:16:59)(良:1票) |
22. 月光の夏
ピアノが切っ掛けで明らかになった、肝心の振武寮についての描写が非常に少ないのが残念。しかもかなりソフトに描かれており、調べると実際にはもっと壮絶な地獄の世界であった事が想像できる。特攻隊生き残りの収容所の話は知らなかったので、そういう人々に対し国家が何をするのか?という事がわかっただけでも貴重だが。こんなアホな時代は繰り返してはならない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-26 13:34:14) |
23. 化身(1986)
常識的に考えれば阿木燿子の方がいい女なんだが、若い女に走っちゃうのが中年男の悲しい性なんですかねえ。最終的には若さに負ける中年男女の悲哀みたいなものは伝わってきました。捨てられた中年女に明日はわが身と同情する若い女という屁理屈も理解できない事はないが、本当のところはどうなんでしょう? 若い女に翻弄される藤達也の壊れっぷりは中々よかったんですが、黒木瞳の体当たりの演技やその変貌ぶりには目を見張るものの、まだ色気もなくどうも女としての魅力がイマイチなのが難点。 [DVD(邦画)] 6点(2014-02-07 12:51:18) |
24. 結婚案内ミステリー
角川3人娘はどれもよいのだが、美人度で言えば渡辺典子がダントツで、今見てもため息が出るくらい美人。W渡辺の謙の方も駆け出しの頃で、荒削りながらも2役で存在感がある。30年という歳月は両者の明暗を分けるわけだが。 ストーリーは冒頭でネタバレしており、どうという事もないのだが、そもそも赤川次郎ってこういう軽いテイストだし。シーンの殆ど別荘中なので、ちょっと舞台っぽい。 [DVD(邦画)] 6点(2014-01-15 11:03:55) |
25. 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
想像以上に壮大な話。よく考えたなあと思う。ある意味人間の根源的テーマではあるんだろうけど。魔女との戦いのシーンは、不思議感があって、ちょっとオズの魔法使い的世界のような。 [地上波(邦画)] 7点(2013-12-26 12:56:48) |
26. 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語
《ネタバレ》 パラレルワールドに転換する所は一瞬意味がわからなくなったが、なんとかついていけた。が、この繰り返しはちょっとダレる感じはある。一種の救世主ものなのだろうけど、前半で展開した宗教的・哲学的テーマに広がりを持たす事が出来ずに、時間・友情的なものにテーマ移行して強引に収束してしまったのはちょっと尻すぼみ感もあって惜しいような気もするが、まあでもよく出来てるとは思う。 [地上波(邦画)] 7点(2013-12-26 12:53:35) |
27. 幻魔大戦
皆子供の頃見に行ってますね。私もヤマトとか999等々のアニメ映画の延長で見に行ったクチなんですが、ドンパチやるのかと思ったら、超能力云々が当時は難しくてなんだかよくわからなかったという印象しかなかったので25年ぶりに再見して、こういう話だったのか・・・と。部分的なシーンや台詞・音楽は覚えていてとても奴かしいのですが、それ以上のモノはないかな?石の森章太郎が若い時に姉を亡くしているとかで、姉弟愛みたいのが結構でてきますが、話の流れとしてはちょっと不要な感じがします。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-03-31 03:28:18) |
28. 県庁の星
そもそも地方公務員がエリートだと思ってる時点でイタイんだが、田舎ではそうなのかな?首都圏ではありえないけど。双方とも相手を使うという事を知らなくて、どっちもどっちなんだが、イチバンまともというか強かなのは「副店長」だな。ああいうのは組織で出世するタイプだな。役人のプライドを汚さずに己の無知を知らしめて、店の利益を上げるところは人使いがウマイと思った。 [地上波(邦画)] 7点(2007-06-10 00:17:18)(良:1票) |
29. 解夏
TVドラマと比較してしまうとかなり見劣りする。 [地上波(字幕)] 4点(2005-05-01 18:58:37) |
30. 獣たちの熱い眠り
勝目梓原作で村川透監督のなかなか面白いハードボイルド。当時の三浦友和は西部警察に出たり、煙草のCMに出たり、松田優作の双璧だと思っていたのだが、すっかりお父さん役が板についてしまったなあ。それはそれでよいんだけれど。 8点(2004-02-19 05:45:54) |
31. 県警対組織暴力
夢見る夢男だった私はロマンを求めて高倉健の任侠モノばかり見ていて、深作・文太の実録路線はどうもエログロな印象があり、見る気がしなくて避けていました。何事も白黒つけるのは難しく、グレーな世の中ですが、権力に惚れるのか?男に惚れるのか?権力は裏切らないのか?男は裏切るのか?2人のラストの対比は生きる事の難しさを教えてくれました。人間は欲の塊でその本質を描く深作作品も素晴らしいとは思いますが、やはり私は任侠モノのカッコ良さの方が好きです。 8点(2004-01-09 18:38:16) |
32. 激流(1994)
まあまあではないですか?舞台がずっと山の中で惹きつけられるし、それなりにハラハラするし。これを見ていて「アフリカの女王」を思い出しました。ただ、川下りって設定が似ているだけですが。 6点(2004-01-07 10:51:24) |
33. K-19
メンバー集めの失敗(スキル不足)、あいまいな情報伝達。まさに失敗プロジェクトの典型例がわかる教科書的な映画。参考になります。 7点(2003-12-24 02:13:12) |