21. シックス・デイ
この映画の場合は何とかSFなのでストーリーと映像でカバーしようとしているけど、やはり近年のシュワちゃん映画を観ると彼の衰えを感じずにはいられない。まあこればかりはどうしようもないことだから仕方ないのだけれど。今夏公開の「ターミネーター3」ではシュワルツェネッガーがどこまで見せてくれるのか気体と不安が入り混じる。 5点(2003-06-06 01:07:44) |
22. 処刑人
久しぶりに心底面白いアクション映画を観たと思った。銃撃戦の迫力は見事だし、ウィレム・デフォー演じる刑事をはじめとするキャラクターもとてもユニークでよかった。演出方法も斬新で新しい才能の誕生を見たと思う。 8点(2003-06-05 15:31:36) |
23. 式日 SHIKI-JITSU
かなり雰囲気が重くて間のびしたけど、ラストが明るかったのは良かった。映像作家の岩井俊二を主演に据えるあたりからかなり実験映画的な感じはする。 6点(2003-06-05 01:43:24) |
24. ジャッカルの日
リメイク作である「ジャッカル」が期待はずれだったので、もととなった今作に期待して観たのだけれど、また期待はずれだった。途中までのストーリー展開はある程度の緊張感があってよかったのだけれど、クライマックスからラストにかけて盛り上がりがなく、あっさり終わってしまい拍子抜けさせられた。 4点(2003-06-04 18:10:36) |
25. JAWS/ジョーズ
限られてた技術を最大限生かしてサメの恐怖感をまざまざと見せつけたスピルバーグの功績は偉大だ。今なお人々の脳裏に深く残るモンスターパニックの傑作。 9点(2003-06-04 14:05:23) |
26. 地獄の黙示録
今作を観た時は正直、わけが分からなくて参ってしまった。でも最近公開された「特別完全版」を観てこの映画の偉大さを実感した。ので映画に対するコメントはそちらで。 5点(2003-06-04 13:24:33) |
27. ジャッジ・ドレッド(1995)
アニメ的&B級なノリは楽しめるところだが、内容が薄すぎる。 5点(2003-06-03 14:21:55) |
28. シャイン
「感動的」という言葉がふさわしい映画だった。主人公の切なさ、ピアノに対する熱情、親子の関係、そしてラストの解放感と描かれるすべてが繊細に映し出されてとても引き込まれる。オスカーを獲ったジェフリー・ラッシュの演技も繊細で感動的。 9点(2003-06-03 14:20:03) |
29. シザーハンズ
切ない怪人を演じるジョニー・デップが印象的。ティム・バートンならではのダークなセンスを存分にかもし出すファンタジーだ。 6点(2003-06-02 20:44:12) |
30. Shall we ダンス?(1995)
面白いんだけども、今ひとつ映画的なパワーに欠ける気がする。俳優の巧く愉快な演技に偏ってしまう感じ。全体的に軽い感じが魅力を持たせない。 6点(2003-06-02 20:31:19) |
31. 十戒(1956)
今と違ってCGに頼ってないぶん「壮大」という言葉が似合う映画だと思う。何回か観たけど色あせない。 7点(2003-05-29 19:30:03) |
32. 白い嵐
青年たちの成長と船長との絆を軸に綺麗にまとまっていて感動的だった。嵐のシーンでは迫力もあったので良かった。 7点(2003-05-29 19:02:28) |
33. シコふんじゃった。
笑える。とにかく笑える。竹中直人が特に。 8点(2003-05-29 18:59:44) |
34. 七人のおたく cult seven
こういういろんな特色を持った奴がそれぞれの持ち味を出して活躍する話にはかなり弱い。したがってこの映画も好きにならずにはいられなかった。おかしく爽快でとても楽しめる。 8点(2003-05-29 18:05:33) |
35. シュリ
韓国映画の力量を知らしめた間違いなく傑作。ストーリー展開やアクションシーンは明らかにハリウッドの真似であるが、真似ができることが紛れもなく凄いのだ。まったくハリウッド映画と比べて遜色なかった。そこに南北問題の奥深さを加え見事なアクションドラマを完成させている。公開時観た時には、この作品の出来以前の製作者側の映画製作に対する熱情に日本との大きな差を感じずにはいられなかった。 9点(2003-05-29 16:13:00) |
36. 死国
別に観たくもなかったんだけど、テレビでやってて暇だったから四国に住むものとしては観なきゃかなと思って観た。まあ適度に怖くて作品的にもまるっきりだめってことはなかったので損はしてないと思う。 5点(2003-05-29 15:58:22) |
37. 地雷を踏んだらサヨウナラ
実在した戦場カメラマン一之瀬泰造を生き様を描いた大作で非常に面白かった。なんといっても浅野忠信の新境地とも言える演技が素晴らしい。この映画で彼は持っていた俳優としての才能をさらに膨れ上げさせたと思う。カンボジア等で撮影された映像世界もリアルで美しく引き込まれる。一之瀬が自分の信念と命を賭けて聖地アンコールワットへ突き進む様は凄く感動的。 10点(2003-05-29 15:55:55) |
38. ジキル博士とハイド氏(1941)
あまりにも有名な原作の映画版で僕が観たことあるのは、1941年作の今作のみだけど、原作の雰囲気を忠実に描き出していると思う。ジキル博士からハイド氏に変わる描写などは技術的にシンプルではあるけどインパクトは強い。緊張感と恐怖感を併せ持つ秀作だった。 8点(2003-05-29 15:34:41) |
39. ジャンヌ・ダルク(1999)
ストーリー的にだれる部分もあるんだけど、映像美と戦闘シーンの迫力がそれをおぎなってくれている。ジャンヌ・ダルクが一人の女としてとても人間的に描かれていて演じたミラ・ジョヴォヴィッチが魅力的だった。 7点(2003-05-29 13:27:46) |
40. シンプル・プラン
今まで観てきたサスペンス映画の中でベストになりえる作品。普通に生活してきた人々が大金を前に静かに確実に狂っていく様を重厚に描いていき、切な過ぎるラストへと昇華させていくこの脚本と演出は見事としか言いようがない。そこに更にインパクトを与えているのが話の核となるダメ兄貴役のビリー・ボブ・ソーントン。見るからにみすぼらしく情けない男を切なく切なく演じてみせた。彼ほど「カメレオン俳優」という肩書きがぴったりな俳優はいないのではないかと思う。とにかく素晴らしく濃密なサスペンスである。 9点(2003-05-29 03:09:31) |