21. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 前作を髣髴させるような(子どものアンディとの思い出のような)シーンがあると、ワタシのような、前作も確か面白かったな、ぐらいのお客ももっと引きずり込めたかも。という訳で、ワタシには、ナイスなケンが大ヒット!という作品でした。 [映画館(吹替)] 7点(2010-08-20 19:34:12) |
22. TRICK トリック 劇場版2
《ネタバレ》 矢部刑事との絡みが少なかったのは残念!でも、マトリックスの「よろしく、ね!」を見れたのは、お得でした。メインキャストに片平なぎささんを使ってるところ。確信犯的に「2時間ドラマ仕立て」にしてると思いましたね。スタッフは、レンタル店で「TRICK」ファンが借りることを想定して作ってます。未見の人もちらほらいるようですが、特にまだ上田と山田の関係がこなれていない「TRICK1」はおすすめ。超常現象のナゾが明らかになった後、そこに居場所を求めていた人の救いようのなさ。見て欲しいです。 [DVD(邦画)] 7点(2009-06-13 23:38:03)(良:2票) |
23. TRICK トリック 劇場版
私のように、レンタル店で借りてTV版のファンになったものが、2時間スペシャル版のようなバージョンを欲することを想定してスタッフは作った、とみた。だから、これでいいです。 [DVD(邦画)] 7点(2008-10-26 17:20:49) |
24. 突撃(1957)
《ネタバレ》 トカゲのしっぽ切り。おだてて乗せて、言うこと聞かせる。命令のためにモラルを捨てる。理不尽な話し合い(裁判)。洋の東西を問わず。今昔も問わず。こんな事ばっかりやってるんだ。俺たちって。戦時下では、それが容易に生き死にに直結するだけのこと。いやいや、それは大きな違い。だから戦争状態に入っちゃいけないんだ。どうせまた、こんな非人間的だか、極めて人間的なのか分からないアレコレになっちゃうんだもの。「突撃」という邦題は疑問。「栄光の小径」のほうがアイロニカルで良かったんじゃないの。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-16 06:43:20) |
25. 飛べないアヒル
《ネタバレ》 全くその気がなかったかに見えたゴードンでしたが、ハンスから受け取ったスケート靴を履いて池に立ったとき。ホントの居場所に帰ってきたがごとく、滑らかに氷上を滑るシーンが好き。体が勝手によろこんでいるように見えます。しかし。相手チームとの力の差を縮めるための設定なのだとは思うが、バンクスを相手チームから、いままで一緒にプレーした仲間から簡単に引き離すようなストーリーはそれで良いのかな?主人公のクビと同じくらいの重みが、バンクスにもあったはずなのに。「がんばれ!ベアーズ」と比べて、何となく浅いんだよなあ。 [DVD(字幕)] 5点(2023-08-10 12:57:18)(良:1票) |
26. トレマーズ
《ネタバレ》 地下から怪物が襲ってくるという趣向は、ワタシ初めてだったかも。お医者の先生がやられてしまうシーンでは、ビクッとしてしまいました。①複数いる、②意外とやっつけられる、③けっこう頭が良いという設定も好き。だけど、ドラマパートが弱い。怪物に対して、すぐに一致団結してますけど、もうちょっと面倒な要素(うらぎりとか)があっても良かったかも。■「たかおに」とか思い出しながら観てました。■ビクスビーの町まで、どうにか逃げおおせるんだけど、町では怪物によってもっとヒドいことになってるエンディングを予想していました。 [DVD(字幕)] 5点(2022-10-23 11:36:54) |
27. トップガン マーヴェリック
《ネタバレ》 脱出したルースターに駆け寄るときの、イーサン・ハント(@ミッション・インポッシブル)走り。カワサキのバイクにノーヘルで乗って、フライトジャケットにジーンズ。トム・クルーズがいつものことをやっているという印象。■マーヴェリックという人間が分からないんだ。優秀な海軍パイロットwith Loveという人格一辺倒のように見える。オッサンががんばる映画は大概良いんだけど、50は過ぎた設定なんだから、50過ぎのなりの、偏屈な哲学とか、屈折した韜晦とか、狸おやじっぷりとかも、にじませて欲しい。何で、そんなに、さわやかなんだ。■「この年齢なのに、この身体能力!」ということではなく、年相応の魅力が欲しいので、教官として赴任すると分かったときには、ヨッシャと思いましたが、結局自分がキャプテンなのね。ふーん。□わかってます。偏屈なのはワタシだってことは。 [映画館(字幕)] 5点(2022-10-09 07:34:33)(良:2票) |
28. トランス・ワールド
少し粗い感じの寒々しい映像も相まって、なにか夢を見ているかのよう。趣のある話だったのですが、いかんせん尺と合わない。60分以内で、スパッと見せられたら、語り継がれる作品になったのではないか。【追記】なぜ、こんな邦題にしたのか? [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-02 08:49:07) |
29. 独裁者、古賀。
《ネタバレ》 PFFアワードらしいというか、ATGっぽいというか。なんか切実な青臭さは感じますが、独善的でもある。好きになりたいのだけれども、どうしても気持ちがついていかない。内向きだけど、芯が強い副島さんが好印象。振り幅が小さいからこそ表情の変化がとってもチャーミング。 [DVD(邦画)] 5点(2017-09-18 18:40:14) |
30. 遠い夜明け
《ネタバレ》 スティーヴ・ビコのカリスマとしての言動、立ち居振る舞いこそが本作の魅力。かっこいい。物語中盤で残念な死を迎えるわけですが、最も「価値のある死」を求めていたのだろうという意見に賛成。ただ、物語後半のドナルド・ウッズの亡命シーンが長いんだ。原作者ウッズとしても、自分パートがこんなに長いんじゃ、不本意なんじゃないか。作中、彼の作品に書かれているであろう偉大なビコに関するエピソードを時々折り込みつつの逃走劇にすれば、緊張感も続いたんじゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-20 14:03:32) |
31. TOMORROW 明日
《ネタバレ》 まず思い出すのは、藤子不二雄氏の名作短編「ある日…」。未見の方は、Youtubeでも見られますので、是非。終わりは、常に唐突にやってくる。また、伊丹十三監督の「マルタイの女」での津川雅彦のセリフ。「人生は実に中途半端だ。そう、道端のドブのようなところで、突然、終わるもんだよ」。その通りだと、思います。本作の登場人物の方々には申し訳ないですけど。反戦映画というくくりで語られることが多いようですが、ワタシは、むしろ「死」というものの理不尽さがメッセージとし…(遠いところから光らしきものが届き、書きかけのまま終わる) [DVD(邦画)] 5点(2011-11-04 23:55:36) |
32. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 清々しい気持ちになれたはず、と再見。でも、見直してみると、なんか物足りないような気がします。4人グループでやり遂げた、という感じがしないんですね。ホーマーと、オタク役を一手に引き受けていたクエンティンの2人がいれば良かったんじゃないか、とか思ってしまいました。本当はそうじゃなかったはずだから、他の2人にも活躍の場をあげて欲しかったです。コンテストに行けるのが1人というシーンでは、ホーマーにもう少し屈託があっても良かったと思うし。クエンティンに譲っても良かったのでは、とかね。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-10 22:11:17) |
33. トランスポーター
《ネタバレ》 ヒロインの父親が、つぶらな瞳すぎるハナ肇。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-19 23:20:23) |
34. 泥棒野郎
《ネタバレ》 チャップリンのような映画を目指していたのかなあ。結果としては、「オレたちひょうきん族」のコントみたいでしたし、もしかすると「ゲバゲバ90分!」のそれみたいなのかもしれない。コメディというより、ギャグの連続。邦題は、こざっぱりしてて好き。 [DVD(字幕)] 4点(2024-02-04 20:33:01) |
35. 透明人間(2020)
《ネタバレ》 うーん。結構な大立ち回りをするにもかかわらず、彼女以外の人には気配(空気の動き、立ち振る舞いの物音)を感じさせないというのであれば、最終的にはホントに彼女の妄想だった(あのスーツも含めて)ということかと思いましたが、そうではないのですね。オチもそうすっきりするものではありませんでした。はっきりとエイドリアンがボロを出すところを見てからの展開だったらよかったのですが。当方、簡単な観客なので。 [DVD(字幕)] 4点(2021-01-02 14:12:54) |
36. どこへ出しても恥かしい人
《ネタバレ》 友川氏とそのご子息たちとのコミュニケーションのシーンがありますが、これは仕込みでしょう。友川氏は父親としては機能しなかったのではないかと思いますよ。変な親戚のおじさんとしてなら、人生煮詰まったときに会いたいような気もしますけどね。とにかく、やっかいなヒト。たぶん一緒にいたら、相当めんどくさいですよ。日々の日常のなかで、人生の結論めいたことをポロポロ話すんでしょ(「何かに酔ってなきゃ、人間じゃないだろう。酔うために人間は何かに走るんだろう」、「(お前が敷かれているいっている人生のレールを)誰かが見たことあるのか」とかね)。うるさいよ。あんたが引き受けずにすんだ役割を、オレはどうにか引き受けてるよ、っていいたい。友川には含羞がない。あるいは、そういったものの方向性が違う。オレなら、ゲンナリしそうだよ。おつきあいしたくない。あんなヒトがいたなあって、いつか思い出したいんだけど、遠巻きにしていたいヒト。どうせ、自分のことしか考えていないんだろう。…でも、なんかやっぱり、うらやましいんですよね。ズルいよ。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-19 20:20:46) |
37. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
《ネタバレ》 抗ガン剤治療を、がんばって受けようよ、とタメ口でオカンにいうミズエ。他人のお前が何を言う。全体的に、不調和でフワフワした感じがするのは、母親に対する息子の気持ちは、本来もう少し屈託があるはずだから。意図して削った部分なのだと思うけれど。 [DVD(邦画)] 4点(2012-05-19 10:22:08) |
38. トンネル 闇に鎖(とざ)された男
《ネタバレ》 ひとこと、無理筋。十分な飲み物、食べ物がなく、35日間生き延びていたんですか。新記録樹立にこだわるマスコミを嗤うための期間だったとしたら、その趣向にこだわりすぎ。体面を重視する行政をおちょくっていたとも思いますが、そういう小細工が多くて、正面からシビアなサバイバル劇を撮るのを避けたのかなと勘ぐってしまう。なぜ彼が助かったのか、納得できる理由がないんですよ。生還の第一声がアレってのは、作りすぎ。そりゃないよ。一緒に見ていたツレアイが、「韓国映画は、むやみに展開が意地悪」と言ってましたが、なるほどと思いました。そうなんですよ。なんか意地の悪い映画なんですよ。 [DVD(字幕)] 3点(2018-04-15 17:49:17) |
39. 友だちのうちはどこ?
《ネタバレ》 【ホント、ネタバレ】当然、幾多の苦難に遭いつつも、友だちの家にたどり着き、ノートを手渡す話だと思っていました。モハマッド君との友情エピソードを交えつつ。「運動靴と赤い金魚」を経由し、ベタな展開に心揺さぶられる準備万端だったワタシとしては、こういうのが見たかったんじゃないのにとひとりごちた一作でした。ラストショットは良かったです。 [DVD(字幕)] 3点(2013-01-13 18:46:20) |
40. 遠すぎた橋
豪華スター総出演。3時間にも及ぶ歴史ドラマ。彼の国の皆さんにとっては、我々の年末時代劇スペシャルのようなものだったのではないでしょうか。かく言うワタシ、年末時代劇~とか、あんま見ないんですけどね。なんかかったるいし。どうせ見るなら、NHKの歴史スペシャルの方が面白いですし。という、そんな印象の映画。 [ビデオ(字幕)] 3点(2011-06-05 16:11:02)(良:1票) |