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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 《ネタバレ》 
 私の中で『銀河ぎりぎり』と双璧をなすDB傑作作品。  序盤に悟空の活躍少々、中盤はそれ以外のZ戦士(ピッコロや悟飯等)の活躍、そしてラストは悟空総取り・・・と思いきやピッコロが締めと構成は文句なし。  時間軸的に見ても、『人造人間偏までの3年間』『キャンプなのでピッコロは別行動』『悟飯は髪が長かったので切った・・・で、三年後また伸びた』『尻尾も切った』『トランクスと会った時自由にスーパーサイヤ人になれると言っていたが、戦闘中はまだ無理だった』と(強引に)考えれば矛盾は無い・・・・よね?  クウラ最終形態は格好良いし、戦闘演出も無駄なく熱い。界王拳使っても歯が立たず、距離をとったと思ったら後ろに回り込まれてたときのあの絶望感ったら無い(ここで攻撃せずただ立ってる(飛んでる?)だけってのもニクイ演出)。  ただ、個人的に一番気に入ってるのはスーパーサイヤ人になった悟空が放った一言。『貴様はもう謝っても許さねぇぞ、このクズ野郎!!』。確かにフリーザに言った台詞を繋ぎ合わせただけですが、言い放った瞬間の悟空のキレ具合。そして、クウラが変身前に『お前がどんなに泣き叫ぼうが俺は容赦しない』と全く同じ意味合いで事前に振っており、『自分が言った台詞をそのまま返されて倒される』と言う構成とあいまって、原作・劇場版・TV版全ての中で一番気に入っている台詞になりました。  以上、格好良すぎて10点!!
[ビデオ(邦画)] 10点(2009-10-31 16:05:25)(良:1票)
2.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
 正に大人から子供まで楽しめる『映画』の教科書みたいな作品(褒め言葉)。  おもちゃが主人公と言う設定や話の分かりやすさ(それでいて決して単純で詰らなくは無い)、所々挿入される笑い成分も話がシリアスになり過ぎない緩衝材として見事に機能しており、構成もラストまでほぼ完璧と言っていいほどスムーズに無駄なく進んでいき、それでいて2時間超えないとは見事。  仲間に新加入は無く(むしろ減った)、お馴染みのキャラだけにしたのも出番が多く(3作品中一番満遍なくみんな活躍)なり前作以上に彼らを好きになれたし、設定的にも無理無く(主人公がもう大学生)良かった。強いて挙げれば『スペイン語版バス』が登場、もう声に出すくらい笑いました。  CGは帰って1,2見比べてみたが、キャラの質感など確実に綺麗になっていた。  ストーリーもアンディと遊べなくなった悲しみから保育園での陰謀、ゴミ捨て場からの脱出と最後の別れまでとにかく目まぐるしくシ―ンが進みハラハラクスクスしながら最後までスクリーンにかぶりつくように見た。  ただ全体的な流れと、『コレでもう終わり』と言う悲しみがある分2の方が好きかな。ただここは個人差なので出来が悪いというわけでは決してない。  これまでのシリーズ、そしてピクサー好きなら観に行って後悔はしない。てかよくこの会社はこんだけ毎回凄い作品が出せるのかと感心してしまう。  もう本当ドラ○もんスタッフはコレを見て勉強してほしい、本来はお前らがこういう作品を作らなければいけなかったのに。昔は作れてたんだからもっと頑張れ。  あと恒例のショートフィルムも非常に楽しめた。てかこういうアイディアが出ること自体凄い。
[映画館(吹替)] 9点(2010-08-16 09:53:21)(良:1票)
3.  ドラえもん のび太のパラレル西遊記 《ネタバレ》 
 たぶんドラえもん史上最も地球がヤバかった作品(実質乗っ取られちゃったし)。  ドラえもんがやらかした過去の失敗で未来が改ざんされてしまい、人間は全滅し妖怪がはびこる世界に。出来杉くんや先生、のび太のママなどお馴染みのキャラ達が妖怪に変化してしまうシーンはそんじょそこらのホラーよりよっぽど怖い。  そして、未来を元に戻すためのび太達は再び過去へ。何気にジャイアンの戦闘シーンだけ気合の入り方が違う、流石戦闘要員(?)。  所々挿入される『君がいるから』は物語とマッチしていて盛り上がります。  『なんでドラミちゃんいるの!?』とか突っ込みどころもあるが、メインキャラ総出演、過去でのび太が初めて会った少年が日本語を話せたりのび太を知っていたりなど伏線の張りも面白い。  そして何より『お話で聞く西遊記は実話だった!』と子供に夢を与えてくれる良い作品。長編ドラえもんの中でも五指に入る出来。  締めの『僕は斉天大聖孫悟空!!』は名セリフ。あと三蔵法師のしずかちゃん可愛いっす。
[ビデオ(邦画)] 8点(2010-03-25 22:54:26)
4.  ドラえもん のび太とアニマル惑星 《ネタバレ》 
 長編ドラえもんの中では五指に入る傑作。  ストーリーは毎度お馴染みの異世界冒険ものだが、自然破壊への警告などを、地球(+ニムゲの星)とアニマルプラネットを比較しながら非常に分かりやすく作ってある。メッセージが露骨すぎる気もするが子供向けとしてはちょうどいいと思う。  そして何より編集と構成が非常に上手い。序盤はほのぼのとしたお話から始まり、中盤は終盤への伏線張り、終盤は攻めてきたニムゲ星への人質救出作戦や反攻作戦など目白押し。相当場面の展開が早いが構成が非常にしっかりしているためテンポよく綺麗に繋がっていてストレスを感じない。それでいて所々に挿入されるお笑い要素。毎回ゴリラに間違えられるジャイアン。そしてドラえもん、耳を付けても間違われるなら諦めましょう!私もタヌキにしか見えません!!  ストーリーや設定より(面白くないわけではありません)話の組み立て方等細かい箇所が非常に光る良作。  子供の頃モヤから現れたニムゲはマジ怖かった。
[映画館(邦画)] 8点(2010-03-25 22:37:31)
5.  ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 《ネタバレ》 
 私の中で『とびっきりの』に唯一対抗できるDB劇場作品。  劇場版では非常に珍しく、時間軸的に矛盾が無いのも違和感無くていいですね。『トランクスVS天津飯』や『悟空の道着を着た悟飯』『ブウ編でベジータが訓練をしていた理由』等見どころもあり。  ただ、戦闘演出がちょっと頂けない、Zの誰かが活躍してるときに別の戦士は気絶してたり、復活したと思ったら今まで戦ってた奴が負けちゃったり。使いまわすには良い手かもしれませんが視聴者からしてみれば『トランクス寝てんじゃね』『ベジータ何やってんだ』とちょっとストレスでした。せっかく敵も一杯いるんですから『3大スーパーサイヤ人』の時みたいな個人個人の魅せ場が欲しかった。  ボージャックも悪くないんですが、クウラやブロリーと比べてしまうと・・・ねぇ。  確かに構成や演出は甘めですが、一番好きな少年悟飯を劇場で観れる唯一の作品(燃え尽きろはちょっと違う)。それだけで高得点!やっぱり格好良い!!  そして終盤、『あまったっれてんじゃねぇぞ!地球はおめぇが守るんだ!!』と言う悟空の叱咤激励。  己が地球の守護者であると言う自覚を得た悟飯が、怒りではなく自分の意思で初めて変身できた瞬間(たぶん)。そしてその時流れるBGMが最高、たった一人で戦わなければならない孤独感の中に、地球最強の戦士(スーパーサイヤ人2)の力強さを感じられる素晴らしい曲が一気にシーンを盛り上げます。  修行さぼっていたのに天下一武道会でキビト相手に変身できた理由付けにもなってるんですよね・・・・わたしの推測ですが。  その後は正に圧巻!!その熱さはもはや語る必要無し!!・・・・語らせてもらうと、いささかあっさり感はあったが、アニメをリアルタイムで見ていた私にとって当時の悟飯は別次元の格好良さだったので、金さんや水戸黄門的圧倒感は個人的にはマッチしていたのでプラス評価とします。  ただラストが凄いからこそ、その後の悟飯のヘタレっぷりが悲しすぎます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-11-01 09:34:17)
6.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
 ド直球な「夢を実現させる」系の青春映画。アッと驚く展開はありませんが、ありきたりともとれる内容を恐ろしいほどのレベル(音楽、映像、演出)で組み上げている制作スタッフの力量に脱帽。  最後の上がっていくロケットの軌跡を町のみんなが見つめるシーン(ベタですが魅せ方がうまい!)や、空(夢)を見つめながら地下に潜っていくシーン等は非常に才能を感じました。  また、ロケット花火で柵をふっ飛ばしたり、汽車の線路を盗んだりと、所々に笑いのエッセンスを含ませ(後半盛り上がるところではそれを控えさせるのもまたナイス)客を飽きさせないよう工夫してあるところも◎。  約10年ぶりに見ましたが、やはり感動。そしてタイトルの「October Sky」は、原作の題名「Rocket Boys」のアナグラムになっている等から分かる通り、スタッフが金儲けではなく(多少はあるでしょうが)、本当にこの原作が大好きで良い映画にしたいという意思が感じられました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-15 09:56:36)
7.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
 石にされてしまった孫悟空を助けるために、現代から如意棒と共にやってきた少年とジャッキーとジェット・リープラス1(女性)が繰り広げる冒険活劇。  ストーリーに目新しさはありませんが、余計なオプション(友情や家族愛などどこぞの団体が喜びそうな内容)が付いていないので、展開の強引さや矛盾、キャラの性格錯乱など少なく(無くはありませんが気にならない程度です)よくまとまっていると思いました。  ひ弱な少年が修行によって強くなっていく様子も、髪の伸び具合からそれなりの日数努力した事を匂わせてくれてます(細かい演出に関心)。  アメリカ人の少年も、観る前に感じていたほど違和感も無く性格もひねくれ過ぎずヒーロー過ぎずちょうど主人公っぽいくてOK、アクションも(たぶんスタント無しか少な目)非常に頑張っていたので好感触でした。  ダレる展開も無くアクションシーンや休憩的シーンの入れ方も適量で、純粋な冒険映画としても完成度はかなり高いと感じました。  しかし!なんと言ってもこの映画の見所はジャッキー・チェンとジェット・リー(名前の順番は年功序列)と言う最強スターの競演!!かなり昔に『ロミオ・マスト・ダイ(ジェット・リー主演(良い者役)映画)』を観て抱いた「いつかジャッキーと競演しないかなぁ」と言う夢の実現。  中盤のジャッキーVSジェット・リーの格闘シーンなど感涙ものでした。  尺も長く、半年かそこら練習したハリウッドスターの格闘シーンとは桁違いの迫力でした。  ジャッキ&ジェット夢の競演に依存せず、この二人が出演するに十分な作品だと感じました。  欲を言えば、冒険パートが若干短い気がしたので、あと30~60分長かったら良かったかな(2時間越えますが個人的に十分観れます)!  『ジャッキーとジェットリーが同じスクリーンで暴れまくる』『冒険モノの映画を観たい』どちらのお客さんが観ても満足できると感じました。  できればコレで終わりでなく、同じスタッフとキャストで続編かシリーズ『○○キングダム』を作って欲しいです。  あと、敵で出てくる白髪のお姉さんがメチャメチャ美人でした。
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-27 22:25:12)(良:2票)
8.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 
 『運び屋の主人公はある日1人の女性に恋をする、しかし借金を抱えていた旦那(冒頭は服役中、悪い人じゃない)が脅され強盗をする事になる。しかし雇い主は元々彼らに罪を擦り付けるのが目的で強盗後主人公達を殺そうとする。家族のため苦渋の決断をした旦那の想いを侮辱し、女性まで殺そうとした彼らに主人公は復讐をする』、話だけなら目新しくもなく、悪役マフィアが殺し素人の主人公に壊滅させられる位の規模(構成員10人以下)だったり色々あって良くて5点。  だが『それ以外』が良い。  とにかく『静』を意識した演出が絶妙。登場人物の行動やアクションの合間に良い感じの『間』があり、それが見事に各人の心境やアクションの緩急を引き立てていた。  またBGMも基本無音で『ここぞ!』と言う時だけにこれまた各場面にマッチした多種多様な音楽を使用しており、上述した『間』と合わさり120%そのシーンを盛り上げていた。主人公の決意シーンやカーチェイスも全然派手じゃないのに凄いドキドキしてしまいました。  英語は全然ですが、主人公が訛りみたいのがある英語なのだが、これが彼の『不器用な純粋さ』と言う性格にマッチしていた良かった。  グロはランボーやスターシップみたいな派手グロではなく、包丁で首メッタ刺しやストンピングで頭蓋骨破壊等生々しいグロさですが、予想してたよりは少なかったですし、マフィアたちの必死さや主人公の彼らに対する怒り具合等十分理由のあるものでした。  尺に関しては話が話なのでこれで十分。あらすじに書いた内容をそれぞれ丁寧にそれなりの尺を掛け、且つ主人公の性格等はシーンの合間から『読み取れる』用にして尺を節約しつつ押し付けないようにしてあり、ここでも監督の構成力が光る。  イメージ的には『トランスポーター』みたいなアクションではなく、『貴婦人がヒロインのレオン』といった感じかな。  大金使ってCGゴテゴテにしただけの映画(それが駄目とは言わないが)とは一線を画する、『娯楽』ではなく『芸術』として観れる映画でした。そう言う意味でも子供とかは退屈してしまうと思うのでR15と言うのは『この映画の凄さを理解できる年齢』として設けてあって良かったと思う。  ただ前述したようにストーリーは本当つまらない。監督としての能力は文句無しなのでもっと面白い話を書ける人と組んで今後も活躍してほしい。
[映画館(字幕)] 7点(2012-03-31 23:17:44)(良:1票)
9.  トランスポーター2 《ネタバレ》 
とにかく『良く思いついたなぁ!』と笑えるお馬鹿アクションがテンコ盛り、それだけだがそれだけで十分。 車の底に仕掛けられた爆弾が爆発する  加速して大ジャ~~~ンプッ!!  空中で半回転して車の底部を上向きに  クレーンのフックに爆弾を引っ掛けて解除!!  大爆発!!  着地!!  さぁ反撃だ! もうこれでお腹一杯です♪  『物理的におかしい!』と突っ込んでしまった人に本作はまだ早いので『TAXI』当りで訓練しよう。
[DVD(吹替)] 7点(2011-12-12 21:14:22)
10.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 
 原作は小学生時代再放送で2回見た位。  やっぱアメリカ映画はこうでなくちゃ!!と言う個人的にドツボにハマった作品。  無実の罪を着せられた兵士たちが自分たちの身の潔白を晴らすため犯人を追跡するお話。だがそんなのはどうでもいい。  この作品の大事な部分は『肉弾マッチョなオヤジ4人組が超ハイテンションでスクリーンの中を大暴れする』と言うただ一点のみ。可愛いヒロイン?ニヒルでクールな天才小学生?そんなのいらねぇ!!男成分が下がるぜ!!と言う作品が好きな方にはお勧め。  主役の4人の性格も『みんなをまとめる優秀なリーダー』『高所恐怖症な凄腕ドライバー』『女好きなスパイ(?)』『とにかく叫びまくる頭のねじが外れているパイロット』と中々粒ぞろいで、そんな4人の掛け合いが見ていてとにかく面白く、ここら辺はキャラの立て方が上手いと感じた。  アクションに関しては、中盤の『無人戦闘機と戦車の空中戦』は凄い面白かった(大はしゃぎする者や大絶叫する者、外に放り出されそうになりシット!を連呼する者などもう大笑い)が他が地味でラストも少し失速してしまったため全体的には『上の下(トゥルーライズやイレイザーよりチョイ下)』位かな。  アクション映画としてはまぁ良い出来。キャラは文句ないのでもう少しド派手なアクションを期待。次回作が出るのであれば是非足を運びたい。
[映画館(字幕)] 7点(2010-08-16 10:06:04)
11.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
百歩譲ってウッディがボニーとの楽しい生活を捨てて新しい道を歩みだすのであれば理解できたが、演出的に『もう遊んでくれないボニーとの生活に見切りをつけた』感じになってしまったのは良くない気がする。 ボニーが終盤、リュックの中にいたウッディに目もくれなかったシーンを入れるあたりスタッフもそう思わせようとしているのかもしれないが、個人的には別れの直前にボニーとの楽しい時間を久しぶりに過ごし、それでも別れを選んだ方が良かったと思う。ひょっとしたら単に『ウッディがいなくなってもボニーは気付かないから旅立っても大丈夫』と言う意味を込めたのかもしれないが、個人的には上述したように悪い印象しか受けなかった。 『3』までの展開であれば、今後ボニーが大人になればまた別の子供に・・・と繰り返しが予想され(おもちゃの耐久等は置いといて)、それを仏教の輪廻転生と考えるとウッディの今回の行動はある種の悟りの境地に立ったとも解釈できる(ボイス機を失ったのも骨董品としての自身の存在価値との別離)が、どうしてもウッディが『逃げた』ように見えたのはいただけない。恐らくこれは今後もおもちゃとして生きるバズ達がウッディより『下』にならないようにするための配慮とも考えられるが、結局中途半端なオチに感じられた。
[インターネット(吹替)] 6点(2019-11-11 18:32:53)
12.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
 旧作の設定や構成を程良く利用しつつも、あまりにご都合過ぎたり説明がなかったシーンにそれなりの説得力が出るように手直しが加えられており、話自体もしっかり本作独自のモノになっており面白かった。  序盤はアジアンテイストのブレードランナーチックな町が、中盤以降はアイロボットやマイノリティリポートチックなガチガチの近未来都市が舞台になっており雰囲気がガラリと変わる、SFギミックも『高速道路の表と裏を走れる磁気自動車』『3次元エレベーター』『マントルを突き抜けるフリーフォール』等豊富に用意してあった。  アクションは『ボーンシリーズ』を見やすくした感じで、多才かつ激しく動くがしっかりどう動いているのか理解できた。 ・・・と、『映像』を売りにしているだけあり視覚的な楽しさはかなり良かった。  ただ『弾圧からの解放』と言う本作のテーマに関してだが、前回が『地球』が『火星』を『空気』と言う手段で圧政を強いていたのに対し、今作は汚染された地球で僅かに生存可能な『裕福エリア』が『貧困エリア』を『ロボット兵士』で圧政を強いている、と明らかにスケールダウン。解決方法も『空気を生成』から『交通手段破壊』と根本的な解決にはなっておらず、実はたいした事をしていない主人公。  総評  旧作の欠点を補いつつ、主人公が『過去の自分』と『今の自分』の間でちょっとだけ苦悩しながら事件を解決する『SFアクションアドベンチャー』としてはそれなりの出来に仕上がっている。それだけにオチの弱さが悔やまれる。個人的には地球をテラフォーミングするみたいなオチを期待していただけに残念。  超ネタバレ  ED終わっても何もありません。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-11 00:38:31)(良:1票)
13.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
 3シリーズを見終わって思ったが一番これがマシだった。  続編のリベと月って登場人物や設定が全部分かっている状態であのアホみたいに長い時間拘束されるが、本作はキャラや設定の説明込みでこの時間なのでテンポがまだ良い。  敵味方共に登場メカが少なく特徴があるのも○。この監督発言から察するとメカは多ければ多いほど良いという考えっぽいが、そうなれば各メカにそれなりにキャラ付けや見せ場が必要になるがそんなことできる腕は無いので、続編になればなるほど没個性キャラが増えてワケ分かんなかったので本作ぐらいの数がちょうどよかった。  まぁストーリーは『最重要アイテムを援護無しで託すアーミー兄さん』『メガトロンを袋叩きにする正義のサイバトロン』『暗号も何も言わずモールスで国防長官と認めちゃう』『なんで宇宙空間で生きられるのに冷気が苦手?』等突っ込み所はこの時からだが、何と言ってもお初のトランスフォームは衝撃的だった。
[映画館(字幕)] 6点(2011-07-30 19:56:44)
14.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
 デザイン、音楽、演出はかなり良し。ファミコン時代の粗いドットで描かれたキャラクターやメカ、テクノ調のサウンド等を最新技術で再現させたような、懐かしくも新しく、非常にセンスを感じた。演出はNPCの靴音とBGMをリンクさせたり、アクションシーンもこれまたレトロゲームを映画的にアレンジさせたような展開、中盤のバイクバトル時はその見事さに思わず唸りました。  主人公に変な特殊設定を入れないのも、演出と相まって『説明書を読まずいきなりゲームをクリアしなければならないプレイヤー』的な視聴者とリンクしやすい作りになっているのも○。年齢も27歳と高めだが、その事が逆に大人になり切っている説得力になり、大抵ひと悶着ありそうな父親との再会も素直に喜びその後協力関係を形成したりと結構珍しく面白かった。   構成も悪くない。ゲーム世界に行く前の序盤にそこそこ尺を設けてるので、今後の展開への期待度も高まりました・・・・・が、残念ながらその後のストーリーが期待に応えられなかった。  最初に尺を掛けたせいで後半尺が不足、途中変なAIとのイベントも入っており、さらに本筋が早足気味に。しかもそんだけ時間割いても、主要キャラはおらず主人公以外全員フェードアウトかデリート。  あと、『人間が体ごとゲーム世界に行ける』『ゲーム世界のプログラムも現実世界に行ける』等、SFと言うよりはファンタジーに近い設定も微妙。他にもプログラムがあまりに人間っぽ過ぎる。本物のゲーム内で人間みたいなキャラが出れば凄いが、それを映画(人間のキャスト使って)でやってしまうと一周してただの人間。むしろ映画的にはもっと機械的な動きにして欲しかった。  詳しく書かないが、終盤特に『?』的演出や展開が多く強引にまとめた感が強い、親父に至っては格好や能力からしてライトセイバー持ってないジェダイ。てかそんだけ強ければ隠れる必要無くない?  決して悪くないが、『もう少しココをこうすれば・・・』的な部分がチラホラある非常に惜しい作品。個人的には惜しい部分を無くすか、後30分伸ばして本編を描いていれば間違いなく傑作には入れた分類(3時間近くになってしまうが、視覚的快感が凄いのでたぶん問題無く見れる)。  ただ見に行って損は無いだろうし、ゲーム好きな方なら単純に『レトロゲームを最新CGで映画風にアレンジした』と言う部分で観に行っても良いと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2010-12-17 18:30:05)(良:1票)
15.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
 注)しっくりこないのでアニメ呼称を使いますのであしからず。   CGの出来は相変わらず映画界屈指の出来、それに合わせて聞こえてくるSEも実に心地良い。  ストーリーは大体「デストロン復活」→「地球の危機」→「コンボイ死亡」→「コンボイ復活大作戦」→「コンボイ復活&パワーアップ」→「ハッピーエンド」→「続編へ?」と、一応ロボットモノの基本は押さえています。  尺は約2時間半で、前回のプロローグ的な場面が人間パートに変更になったが、はっきり言っていらない。  大して魅力のないヒロインとの恋愛や、コンボイ復活のカギを持ち、勇気を振り絞って戦場をかける主人公(ここも異様に長い)。どっちも尺の無駄使い。  こちとら幼稚な設定と突っ込み所満載のストーリーでサイバトロンとデストロンが大激突する地球大決戦を見に来たんだから邪魔。  敵味方ともに新規参入したキャラがいるが、戦闘シーンも多くなく活躍するのは基本前作に出たロボ(しかも一部)だけなので、乱戦になるとどっちが敵か味方かわからない。  上記の人間パートも主人公が小学生くらいならよかったのですが、大学生にやらせてても・・・・・・。  あと個人的にTFと言えば、ロボット形態になってもビークル状態の面影が残っているのが好ましいのですが、そう言ったロボは皆無。デストロンにいたってはトランスフォームすらしない奴もいるしゾイド(これはまずい!!)までいやがる。  そしてとにかくコンボイが口悪い。『お前の顔をはいでやる!』『命はもらう!』『死ぬのは貴様だ!』みたいな物騒な言葉を吐きまくる彼を見ると、アニメで育った私としてはちょっとショック(ちなみにCGゴリラさんは対象外とします)。  エンターテイメント作品としては悪くないが、上記理由から-1点。  悲しむヒロインのアップ&スローみたいな余分な箇所削って2時間か、もっと戦闘パート増やして2時間半にして欲しい。   最後にコンボイに一言。正義の心に目覚め、お前のパワーアップのために為に死んだデストロンロボのパーツをあっさり捨てるな!!せめて墓でも作ってやれ!!
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-20 14:01:20)(笑:1票) (良:1票)
16.  ドラゴンボールZ 神と神 《ネタバレ》 
 ○話: 破壊神が予知夢で見た超サイヤ人ゴットを探しに地球訪問&ベジータ接待。終盤デブのせいで御乱心、結局Z戦士と戦う事に。 ○演技: 昨今のゲームや予告で不安だったが、一番『Z』に近かった。 ○演出: 超2状態でスパークが走らない等細かい不満はあれど、作画はそれなりに金と労力は掛けられているし、戦闘も旧アニメを意識した演出があった。 ただ基本少し戦って吹っ飛ばしてまた戦って吹っ飛ばしたまに会話して・・・なのでイマイチ。 気功波ほぼ使わず、使ってもブウを瞬殺出来る達人なのに地球破壊どころか地下洞を落盤させるだけ等、戦闘力と破壊エフェクト不釣合。撃ち合いも無し。 格闘も、旧作は各攻撃の予備動作を抜くことでスピード感を出し、『プリキュア』がその手法が今でも通用するのを証明してるのに、本家でそう言った抜くべきアクションも描いてしまい結果動きがモッサリ。つーかプリの方が全然DBしてる。 ○尺: 序盤悟空があっさり倒されると終盤まで接待。なので戦闘シーンは少なく終盤悟空ベジ以外はあしらわれる程度で完敗、ゴット相手も手加減した手合わせだし上述した演出で緊迫感が無い。 ○悟空: 仲間がピンチだが静観と外道さに磨きが掛かった。 ○ベジータ: 終始破壊神のご機嫌取り接待。お料理地獄級のキャラ崩壊を起こすが、一瞬とはいえ作中唯一単独で神にダメージを与えたり一番輝いていた。 ○破壊神: 『無邪気ブウ+フリーザ+寛大+ギャグ』な性格。そして彼の場合破壊は悪行ではなく仕事なので、展開的には無難な設定。 ○超サイヤ人ゴット: 界王拳?時系列的に5が出せず、作中でも『ダサい』と言ってるのでスタッフも辛かったのだろう。一応パンの伏線だが『サイヤ人6人の力を1人に集める』とは無理くり過ぎ。『本来悪のサイヤ人に皆が力を与えると変身=元気玉の力を超3状態で吸収』とかの方が、コッチもご都合だがブウ編最後で悟空が発動失敗した必殺技の回収的ファンサービスになったのに。 ○ピラフ: こいつが問題で神が怒るかと思ったが、絡み0だし何で出した?なのに結構尺を取るのでただただ邪魔。 総評 欠点多いが『全員集合お祭り+ベジータ大活躍のOVA』と捉え直撃世代ならギリギリ見て損はない。 ただ、もう映画でやっちゃってるが、どうせお祭りやるなら『悪の気で強化復活した敵ボスと大乱戦』とかにして皆を活躍させてほしかった。
[映画館(邦画)] 5点(2013-03-30 11:45:07)
17.  とある飛空士への追憶 《ネタバレ》 
原作は未読です。 致命傷的な欠点は無く全体的に良くまとまっているが、それ以上に面白みの無さが目立つ。 『お姫様を飛行機に乗せ単機で敵領地を突っ切り婚約者の王子に届ける』そして巻き起こる『アクシデント』『ロマンス』『アクション』『別れ』・・・その全てが予想通りでしかなかった。 そもそも原作は『ラピュタ+ローマの休日』をイメージしてるらしく、それを媒体の違う小説で表現するならまだわかるが、同じ媒体の映画(しかも尺が短い)でやればラピュタよりもしょぼく、休日より恋愛描写がスカスカになるのは当然の帰結。 王道と言うとピクサーだが、あちらは『ユニークな世界観や設定』『シリアスとギャグの絶妙なあんばい』『圧倒的映像美』そしてそれらをまとめる高い構成能力を活かし、視聴者に先読みさせる余裕すら与えずに画面に釘付けにさせているからこそ面白いのであって、その余裕を与えてしまえば凡作になる・・・・まぁALL『60点』と『90点』の差が如実に出ただけ。もっと言えば同社作品でも10点、20点の部分はあれど120点級の一転突破的魅力のあった『REDLINE』の方が遥かに面白かった。 せめて機体と主人公が傷付き不時着した際、敵パイロットと遭遇し、主人公の境遇(敵味方それぞれのハーフ)を考え、姫の命の保障込みで投降を促すみたいなシーンを入れれば、敵の魅力UP、主人公のその後の可能性が広がる、敵も人間であると知ったため姫のその後の行動にも説得力が増す等かなり質が増したと思うのだが、てかそれいれても2時間切れるでしょ。 あとジブリぶって大根俳優起用するの止めて、チョイで出た浪川さん使ってよ。 内容的には5点くらいだが、『置きに来た』製作体制にマイナス1点。
[映画館(邦画)] 4点(2011-11-02 12:32:42)
18.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
 『前作は最低だ』と監督自身が言っていたので少しはマシになるかと思ったが、流石アメリカ人『学習する』事が嫌いなようだ。 ・『大活躍した次のシーンでいきなり捕虜になってるバンブルビー』『サイバトロンの選ばれた者にしか動かせない装置を操作する人間』『コンテナを破壊され飛べないはずのコンボイが数分後優雅に空を舞う』等脚本家が一人なのに相変わらず話が支離滅裂(これで金もらえるんだから楽な商売だ)。 ・ヒロインが異常にケバくて気持ち悪く、素朴顔な主人公にミスマッチ且つそれに対し劣等感を感じるとかにすれば面白かったのにそんなこと無しで激ラブ状態。あと何かある度に『サム!』『サム!!』五月蝿い。 ・メガトロンの扱いが酷く、前回の怪我で衰弱してる上裏取引していたサイバトロンにあっさり全権を掌握され落ち込んでいるとケバヒロインに『惨めね、復讐位しなさいよ』とけしかけられあっさり従い(何故かヒロインは殺さない)、邪魔者を消し宿命の対決と思いきや、満身創痍のコンボイの一撃を受けものの五秒で死亡とヘタレ街道爆進。 ・そのコンボイも終盤クレーンのワイヤーに引っかかりずっと悶えていた。 ・人間サイドが、世界征服されたのに戦車も戦闘機もほとんど出ず歩兵による陸戦とミサイル攻撃のみと地味。てか前作のレールガン使いなよ。 ・皆勤のアーミー兄さんも出るが、何をするにしても一般人の主人公に後れをとり見せ場が全然なかった。 ・CGもまぁ凄いとは思うが、3作目の割には目新しさも無く正直飽きた。 ・満載な不要シーンに加え、必要なシーンに関してもコンパクトにまとめる気は無くミルフィーユの如く薄く長く引き延ばすのでテンポなど微塵もない。やっぱアクションで2時間超えるのは論外。 とまぁ、全2作を客観的かつ生温かい目で評価していた私にとっては良くも悪くも予想通りの出来。 詰らなさと尺の長さのせいで相当疲れるので、一応最後まで見ようと頑張っていると『つまらなさに対する怒り』も『CGの出来に対する感動』も何もなく、後半は『悟り』を開いたような奇妙な感覚で無心に(夢中ではない)画面を見つめていた。  とりあえずこの監督は演出や構成以前に『自分はアクション映画にドラマ性(特に青春や恋愛)を持たせる才能がある』と言う勘違いに気付くところからはじめるべき。ザ・ロック?あれは何かの間違い(若しくは奇跡)。
[映画館(字幕)] 4点(2011-07-28 23:47:59)(良:2票)
19.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
 車、人間共に『良く思い付いたなぁ』と大笑いさせてくれた前作(2)に比べるとアクション部分のパワーダウンは隠しきれない印象でした。  確かに走っている電車の上に車で着地したり自転車で車を猛追したり等『えぇ!』と思わせてくれる箇所はありましたが、やはり前作の『爆弾取り外し』と比べると・・・・。  敵もやってることがただの少女誘拐で登場キャラ共々ショボイ。  フランクの変わり様もマイナス。『主人公が自分に課せたルールに従い、スタイリッシュに突っ込み満載の事件を解決』と言うのが本作の売りと考えている私としては、ルールを破りまくり丸くなってしまった彼に余り魅力を感じなかった。  そして本作最大のマイナス点はヒロインの女。これまで1000人以上の映画ヒロインを見てきたが群を抜いてブサイク!!顔は腫れたようにパンパンでシミだらけ。化粧も盛り過ぎ(前作にも似たような化粧したマシンガンネーチャンは出ていたがあっちは素がまだ良かった)で後半の泣いてメイクが垂れるシーンはそんじょそこらのホラーより怖い。最初見た瞬間『この容姿ならさっさと死んで消えるだろう』と思ったら最後までガッツリ出る上にフランクと『チョメチョメ』しちゃった・・・・嗚呼フランク。  度々映し出される彼女オンリーのカットは眼球への後遺症を考え早送りで鑑賞しました。せめてヒロインが美人(最低1のヒロイン)だったらもうチョイ評価上がった。  我が人生で初の『ヒロインのビジュアル』による減点評価。  以上のことから2点。ヒロインの容姿を抜けば4点かな?
[DVD(吹替)] 2点(2010-03-01 12:25:30)(笑:1票)
20.  TO(トゥー)-楕円軌道-<OVA> 《ネタバレ》 
 ベクシルに懲りずにまたCGアニメ作りやがって、しかも全然進歩してない。  元ネタがあるかどうかは知りませんが『冷凍睡眠を繰り返した結果母親が年下に』と言う演出は悪くなかった。  ただ相変わらずスピード感がゼロ。ステーション外での撃ち合いなんて目も当てられない出来。  脚本もや設定も昔のSFやらアクション映画やらの一部を切ったり張ったりしたような内容なので相変わらずのパッチワーク仕様。  宇宙ステーションを乗っ取ったテロリストが全員『何で?』と思うような行動や『どうして?』と考えてしまう考えばっかりする。要はお馬鹿さん。  しかも登場人物全員が自分の役に『酔いしれている』ような台詞を吐きまくるから本当喜劇。  全2巻らしいがもういいや。  次回作はやっと自分の居場所を思い出して実写監督に戻るみたいですし楽しみです。
[DVD(邦画)] 1点(2011-02-09 12:18:57)
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