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ムランさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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1.  バズ・ライトイヤー
劇中劇(クレヨンしんちゃんのアクション仮面やカンタムロボ)なだけあって、惑星の調査報告内容が『1』でバズが初めて動き出した時の報告と同じであったり、翼やレーザー等の装備が追加されておもちゃのバズっぽくなる所なんかはシリーズを見ていると思わずニヤケてしまう演出が沢山あった。 ただストーリーは結構複雑且つハードなため、『トイ・ストーリー』のバズから想像していたもの(個人的にはコブラやスタートレックをマイルドにしたような冒険活劇だと思ってた)とのギャップに驚いた、てか、正直この内容であそこまで人気になるかな? 他にザーグの正体が『2』のおもちゃの台詞とは違ってたりしたのはストーリー的には仕方が無いと思うが、逆にこのストーリーでなければならいと言うほど面白かったかと言われると微妙。 何度も言うが決してつまらなくは無いが、色々な要素を詰め込んだ結果後半が駆け足気味になってしまっていたり、最終決戦がイマイチ盛り上がらなかったり等の弊害も出てしまっていたのは残念。 総評 1つのSF作品としてみればまぁまぁ面白いと思うが、トイストーリーのバズの本物(?)の活躍が見れると思って期待しすぎてしまったのが、自分が想像していたストーリーとのギャップもあり若干減点になった。 ただ、ラストの今後の活躍に関しては、それこそ私が勝手に想像していた内容が展開されそうなので是非とも続編を希望したい。
[インターネット(吹替)] 7点(2023-11-09 18:38:19)
2.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 
悪く言えばありきたり、良く言えばアクション映画において大切な要素をしっかり詰め込んだお手本のような作品。 凸凹コンビ、激しい銃撃戦、怪しい任務、裏切り、そして切なくも心地よいエピローグ等見所が目白押し、ただ、それらにスタッフ達の個性みたいなものが無く、『スタンダードなアクション映画』どころか、なんというか映画を教える授業で見る『アクション映画とはこういうものです』みたいな教材で使われそうなイメージ。 なら面白くないかと言われればそうではなく、監督の個性が色濃くでる(それ自体は良い事だが)作品が多いこのご時世ここまでオーソドックスなアクションは逆に新鮮で、楽しめてしまった。 途中先輩スパイが潜入捜査と称して相棒に麻薬を吸わせるのだが、別の映画で同じようなシーンがあり、それは主人公を罠にはめる為の嘘(麻薬中毒者として殺害するつもりだった)だったので、上司からの指令もあやふやな感じなのもあってそのパターンかと思ったら、本当に潜入捜査の為で、怪しい相棒もただ破天荒なだけの正義と平和を愛するタフガイだったのも逆にビックリしたと言うか安心した。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-08-11 14:51:33)
3.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
序盤の最新鋭潜水艦による水中戦は見応えがあり、『消息不明になった味方潜水艦調査のため現地に向かう米潜水艦』と『ロシア内を偵察していた米特殊部隊がそのまま敵基地かの用心救出任務へ』と言う陸海同時に進行する展開は中々良くできていたが、後半盛り上がる陸上部隊に対して、海中の方は序盤の戦闘以降は沈没した潜水艦からの救出作戦や機雷回避しながら敵侵入等地味なシーンばかりで退屈。 終盤は潜水艦映画お約束の敵艦からの対潜攻撃を受けるが、『限界深度を超えた潜航』や『船体損傷とそれを修理すべく奮闘する船員達のドラマ』等の見せ場はなくあれよあれよと上手くいき、結局戦闘無しのまま終劇。できればラスボスが潜水艦に乗って最終決戦とか最後にヒト盛り上がりが欲しかった。 陸と海という二面展開は良いアイディアだったが、それぞれの尺が1時間ずつしかなかったためどっちも中途半端な掘り下げしかできなかったのは非常に勿体無い。
[インターネット(吹替)] 5点(2020-10-08 21:40:27)
4.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
『大昔敵(裏切り緑)に倒された正義星人の力を受継いだ少年少女が地球を守る』と言うプロットはベタながら悪くは無いが、『たまたま敵が復活するタイミングにたまたま力を受継ぐ者が現れた』『しかも現れた理由が子孫や強い正義の心ではなく、単に偶然遺跡を掘り当てた時に居合わせた5人』と言う場当たり感全開な内容。  尺は2時間以上ありながら、大半は遺跡発掘までの世界観説明と発掘後の敵に備えた訓練ばかり。まぁそれも重要な演出ではなるのだが、情緒が無く淡白且つ盛り上がりに欠ける演出で無駄にダラダラ垂れ流しているだけで面白み0。訓練に関しても、未熟な状態で敵と接触してしまいボロボロに負けた事から危機感を覚えるとかなら良かったのに、司令官的な奴から『もうすぐ悪い奴が復活するから地球を守るために訓練しろ!』と言う情報だけで動くため動機付けが弱い(なので、後半まで敵との接触無し)。  終盤ようやく変身、ロボット戦があるが、正直悪くは無いが普通。  全体的な感想としては『ストーリー・アクションはマーブル映画より遥かに劣る』『CGのロボット戦もトランスフォーマーの方が数段上』ながら、ボロクソに言うほど酷くも無い、オーソドックスにつまらなかった。  なので、ここまでなら4点でもいいのだが、仮にも東映特撮戦隊をモチーフにしていながら『変身アイテムは無く、お立ち台の上でスーツが皮膚の下から生えてくるキモい演出』『名乗り口上もその後起こる謎爆発も無し』『レッドの剣以外に各自の専用武器無し(来場特典の絵でピンクが持っていたボンボンは未登場)』『基地からロボットが発進するシーン無し』『等身大戦闘後にロボット戦でなく、即効ロボで人サイズを攻撃する合理主義』『合体プロセスな無く、5機が炎と煙に包まれたと思ったら合体してた』等と言ったお約束演出はことごとくスルー。後で知ったが初めて戦隊もののプレゼンをした時米人から『なんで名乗りするの?攻撃されちゃうじゃな?』と突っ込まれてたらしいので、本作のスタッフも間違いなくそう言う『分かってない連中』ばっかだったんだろうなと思うと残念。ただTV版は長い放映のかいあって名乗り口上の良さがファンには浸透したらしいので、『そう言うのを分かってくれる、ギレルモ監督とかならお約束守ってくれるんだろうな』と悲しくなったので減点。
[映画館(字幕)] 3点(2019-02-20 20:29:20)
5.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 
とにかくストーリーのチープさが酷い。 前作同様『ベテラン(?)主人公と新人後輩との成長』はあるが、ここに『平和になった世界での人間同士の争い』やら『暗躍する謎のイェーガー』『どんでん返しの急展開』等詰め込みすぎな上、どれもこれもありきたり且つ薄っぺらくて退屈。 今作の敵は『前作の残党』なのだが、まさかの一人。そしてそいつの策略があれよあれよと成功していき、開いた裂け目から前作の爆弾攻撃を受けながらどっこい生きてた怪獣が棚からボタ餅的に出現と、敵の凄さより、多少は思想の食い違いことあれ、怪獣再来に備え10年の月日を掛けて一致団結している人類の間抜けっぷりのほうが際立った。 他にも『怪獣の血はすっごい材料になる』『過去の怪獣のデータを確認したら全員富士山を目指していた』等『それ普通に怪獣と戦いながらまず検証すべきことなんじゃない?』と突っ込み、『怪獣は火山と自身の血で大爆発して地球を汚染するつもりだ!』と言うのにも『別に富士山じゃなくて良くない?てか海底から出現するなら海底火山でも良いし』等前作の印象すら下げかねないネタばかり入れてくるのでだんだんイライラしてきた。 つかあのオチからもう異次元人は全滅して、今回は別勢力(宇宙怪獣)とかが来ると思っていただけに拍子抜け。 特に中盤、マコが今際の際に託したデータに記載されていた場所に偵察に行くが、そこに行く理由が何一つ説明がなく、ただただ敵ロボットと戦わすため(ちなみに何故そこに敵ロボットがいるのかと言う説明もなし)に出撃する良い理由をスタッフが思いつけなかっただけに感じられ、流石にアレは酷かった。  戦闘CGも凄いっちゃあ凄いが、新しい試みや演出が少なく前作のインパクトに比べると大幅ダウン、さらに昼の戦闘は見やすいが。なんというか、CGアニメを見ているみたいで、前作のような『現実世界で戦っているような迫力』が無くイマイチ。 軽快さを増したせいでい『トランスフォーマー』感(もうおなか一杯見た)が出てしまったのも、個人的にはマイナス。 他にも前作のポールをカカトでコツンみたいな事をしたいのは分かるが、敵の位置関係を考えると『お前なんで敵がいない方向に走ってるの』と違和感(私の勘違いかもしれないが)を覚えるような演出になっており、とにかくオマージュをしたいという欲求が専攻してしまっているように感じた。  総評 スタッフの『あれやりたい、これやりたい』って気持ちは伝わってくるが、それを演出するために整合性を取ろうという努力が皆無。 やっぱ製作指揮だけでは限界があると思うので、ギレルモさんには次があるなら是非監督をやってもらいたい。
[映画館(吹替)] 4点(2018-04-13 23:13:13)(良:1票)
6.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
内容としては予告やHPのあらすじを見ればオチまで想像通りの無難な作品。 私の世代としては、『地獄先生ぬ~べ~』で、洞窟に閉じ込められたぬーべーが孤独に耐えられずに、たまたま洞窟で自殺していた白骨死体を蘇らせてしまうお話にそっくりでした。 まぁそんなわけで無難な内容なんですが、あちこちに『こうすればもっと良くなった気がするのに』と思えるシーンが多い。 例えば、真実を知ったヒロインが一度は主人公を拒絶するが最後復縁するのだが、せっかく起きた三人目の男に『彼の行いは許せないが理解は出来る』みたいな事を言わせたり等もう少し主人公を許せる要因を入れて欲しかった。 他にはプールで溺死しかけるシーンで主人公がヒロインを助けに来て、『あのまま死なせて欲しかった』的な事をでひと悶着起こしておけば、終盤の蘇生シーンと絡めて面白く出来たと思う。 最後もどうせなら、起きたクルー達を主人公達の子供(近親相姦NGにすると老人になってしまうが)達が出迎え、本作のテーマである『新しい文明』を船内でも築けていればよかったかな。 総評 詰めは甘いがそこまで酷くもない無難な作品。ゼログラやインターステラーと比べると数段落ちるが、宇宙ものに飢えている方なら観ても損は無いかも。
[映画館(吹替)] 5点(2017-03-26 00:23:26)
7.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
『序盤の初バトルでいきなり大苦戦(それまでは常勝だった)、辛勝するも機体と兄を失った主人公は心身に深い傷を負う。5年後新たな対怪獣防衛策が失敗に終わり窮地に立たされる人類、除隊していた主人公の前にかつての上官が表れる。既に無用の長物として増産さえされていなかった巨大ロボ・イェーガーによる大反攻作戦への誘いだった』とド直球なスパロボ的ストーリーだが、そう言った『お約束』的展開を米の映画監督が分かって作ってくれたのが嬉しい。 主人公もクールぶって兄の復讐を優先する自己中かと思ったら、そう言った葛藤は解決しており空気も読める常識人で、むしろそう言った要素を持つヒロインを自身のパートナーとして導く良き先輩として描かれており非常に好印象。 例の操縦方法も、単純なオマージュにとどまらず、しっかり話に絡めているのも◎。 肝心のロボット戦も取っ組み合い殴り合い内臓武器(ロックバ○ターや蛇腹剣やブレストファイ○ー等これまたお約束)による攻撃とバリエーション豊か。スピード自体はトランスフォーマ程早くないが、その代わり圧倒的デカを活かした演出となにより見やすさからこちらの方が断然迫力があった。 中盤のドラマパートが内容の割に思いのほか長かったり、戦闘が大きく分けて3回しかなかったり、その内2回が大雨で1回が水中と若干見辛かったり、主人公とライバル機以外の活躍が皆無だったり、ラスボスや敵勢力が意外とあっさり倒されたり等の欠点も見受けられたが十分容認できる範疇だった。 総評 『実写版(しかも大金を掛けた)ス―パーロボットが見たい』と言う欲求は十二分に叶う内容で、特に中盤の大都会での対決は圧巻。まさかタンカーも地球のためとはいえあんな使われ方するとは思わなかっただろう。逆に巨大ロボットにそれほど愛を感じない方にとっては普通なアクション映画ですね。
[映画館(字幕)] 8点(2013-08-20 09:05:47)(良:1票)
8.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
 『エイリアン相手に米艦の最新技術をフル活用した艦隊戦』を期待していたが残念。  まず登場艦も駆逐艦3隻のみ(他はバリヤに阻まれお留守番)で、その内2隻も即撃沈。その後は・・・。  『ジャミングされるが敵を肉眼で確認できるのに、艦砲のみで攻撃』『危険な空気なのに停泊状態で攻撃して反撃され撃沈する味方艦』『敵は攻撃してくる対象か危険な兵器のみを攻撃するらしいが、攻撃中止して撤退する主人公が乗る『武装した船』をスルー』『目の前の戦艦放置して遥か彼方の空軍基地や何故か高速道路を攻撃、ちなみに武器は予告のハイパー放射『ロケット』じゃなくて塊魂の玉(全長3m)みたいの3つ・・・で世界危機』『津波警報用ブイの電波は運よくジャミングされず敵発見』『←そしてミサイルを座標指定で発射するが、何で最初の接敵時にそれしなかったの?』『←の間も敵は上述した武装を主人公艦に使わず泳いで接近戦を仕掛けようとする・・・で負ける』『ミサイルどころか地球到着前、自身より遥かに小さい人工衛星にぶつかり大破する虚弱宇宙船』『宇宙人の目的はID4っぽいが分かりにくい』『宇宙人の目がトカゲっぽいから太陽に弱いはず!』『敵を視界に捉え狙撃銃で敵艦橋の窓を破壊(脆いな!?)、太陽で敵の目が眩んでいる間に全兵装をマニュアルで発射!・・狙撃する必要が、てかその戦法一番最初にすれば・・』『艦内に侵入した敵(目的不明)相手に白兵、ボートで宇宙船調査と終始持ち場を離れるCIC員と主人公班長(後に艦長代理)この艦の乗組員は5人なのか?』『26歳までニートだった主人公が←の通り異様な出世街道爆進、兄のコネか?』等々  ・・・と言ったご都合アホ展開でT・Fから何一つ進歩してない派手だが迫力の無いCG、整合性の無いツギハギ演出、薄っぺらい内容を延々2時間垂れ流し。てかCGは変形無いのに何処に2億$掛けてるの?『円』の間違いじゃないの?  現実兵器ってある程度設定をしっかりさせミリタリー色を強くしないと寒いんですよね。そこを理解せず弾無限なランボーでエイリアン退治的ノリでやってしまってるので凄い寒い(捕捉するがランボーはそう言ったノリが面白いし、本作は上記理由でそれ以前の問題)。  ただ、ヒロインと患者の元軍人さんが上陸したエイリアンと戦う所と、終盤ミズーリでの戦闘シーンは良かった。
[映画館(字幕)] 3点(2013-01-24 19:46:53)(良:4票)
9.  パトリオット・ゲーム 《ネタバレ》 
『偶然居合わせた元CIA職員がテロを未然に防ぐが、脱走した生き残りから復讐され復讐しのシーソーゲーム』と言う大筋は悪くない、しかし話のテンポが悪かったり進展のし方があまりに雑。  無駄だったり長すぎるシーンが多く(そのくせ説明が必要な人物やシーンの説明を省いていたり組みたてが下手)、犯人の手掛かりに気付くのもちょっとした言動や他人の仕草だったり探偵の推理もの(しかも低級の)みたいだった。CIA職員なんだから、そこは得ている情報をパズルのピースみたく組み合わせて手掛かりを掴むとかにして欲しかった。  アクションも微妙過ぎ。同じハリソンでしかも本作より後に出たエアフォースワンの方が動きに切れがあった。現役を退いた局員としては間違っていないのかもしれないが、だったら他の所や演出で迫力を持たせるべき。  総評  アクションの少なさは基が小説と言う事を考えると正しい選択だが、それを映画で丸々再現していては『何のために映像化したの?』と言いたくなる。  ただそれを差し引いてもご都合的ストーリー展開の多さが気になった。
[ブルーレイ(吹替)] 4点(2012-12-31 17:38:44)(良:1票)
10.  ハングリー・ラビット 《ネタバレ》 
『恨んでいる人間(犯罪者)を殺す代わりに組織の仕事を手伝わせる』と言うマルチ商法的手段で構成員を増やす組織と、それに巻き込まれ逃亡する主人公の話。 設定自体はそこまで悪くないが、正直活かし切れていない。 主人公が組織の手伝いを拒んだ際あの手この手で脅しをかけ、その方法も組織の全知全能的な凄さを演出しておきながら、いざ主人公がちょっとでも予定に無い行動を取り逃げだすとあっさり見失ってしまいご都合主義的に弱体化しすぎ。 上記のマルチ商法で集められた末端構成員もヨボヨボのおじいちゃんまで混じっており(しかもそいつ一人に主人公追跡をさせるからあっさり返り討ちにあった)穴あり過ぎ肥大し過ぎ(劇中で主人公も『私は人殺しが出来る様な肝っ玉は無い』と言っているように人選にも問題あり)。 上記に関しては、幹部は少数精鋭のためそこが暴走すると誰も止められなくなると言ってはいるが、そもそもそんな人間を幹部にする時点でおかしい。 終盤の逃走まではそれなりに順序立てつつ無理なく話が進むようになっているが、最後の幹部との直接対決があまりにノープラン過ぎ(切り抜けられたのは『友情』と監督のさじ加減で決まる微妙なもの)で締めがイマイチ。 光るモノこそあれど同じ位ダメな部分もあり結局中間の作品になってしまった。実におしい。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-12-29 22:09:54)(良:1票)
11.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
 私が2点を付けたアバターを下してアカデミーを取った作品と聞き『よくやった!』と歓喜しながら視聴・・・・・・・う~~む・・・。  中途半端な印象。銃撃戦に関しては『ブラックホークダウン』より劣り、戦場に赴いた兵士の精神状態に関しては『ジャーヘッド』の方が遥かに分かりやすく生々しかった。上記作品はお互い『兵士の精神状態』、『銃撃戦』を取り払い逆に『銃撃戦』と『兵士の精神状態』を徹底的に追及していた(だから面白かった)が、これは両方に手を出してしまい、結局どちらも描写不足で詰らない作品になり下がってしまった。てか両方やろうとしたら2時間じゃ短いって、それこそ『地獄の黙示録』みたいな(詰んないかどうかは置いといて)長い作品にしないと無理(プラトーン?あれは別格!!)だし、本作に関しては無駄なシーン(酒飲んで暴れる、爆弾処理の回数等)が多すぎ。  爆弾処理の描写も一切説明が無く、何がどうなっているのか理解不能。いちいち説明しろとまでは言わないが、せめて処理がわかりやすい爆弾を出してほしかった。  冒頭で『戦争は麻薬だ』みたいなこと言われるが。登場人物が『麻薬に取りつかれた者』と『そうでない者』しか出ないので『麻薬に侵されていく過程』が分からない。  唯一良かったのはラスト。『シリアル取ってきて』と言われるが、ズラッと並ぶ色々な種類のシリアルを見ながらイラつく主人公。戦場では(たぶん)『○○しろ!』と言われればそれに対する行動は一つしかない。そういったシンプルな世界に慣れた主人公に平和な世界(シンプルじゃない)は合わなかった、だから彼は戻った。私の中ではそう理解しており、ここは非常に面白かった。でもそこだけ。  あと音がうるさい、銃撃戦だからって耳が痛くなるほど大音量にする必要なし。  そんなワケで、突出したものが何一つない駄作とまではいかないが無味無臭(不味くもない)な作品。まぁアバターより短かったし、今日は暖かく帰りも苦じゃなかったので大甘の4点。
[映画館(字幕)] 4点(2012-01-04 16:26:17)(良:2票)
12.  鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 《ネタバレ》 
ボンズって本当原作にオリジナル要素を加えるのが下手。 まず構成として設定や登場人物が多すぎで、その説明やら各人の心境やらを大して出ない脇役まで語らせるので詰まらない上長過ぎ。しかも戦闘や他場所シーンのBGM代わりでは無く延々突っ立ったまま話されるので、演出能力か製作費の問題か知らないがただただ苦痛。 メインは未知の錬金術と民族間抗争を軸にした兄妹の話なのだが、ぶっちゃけると兄が実は舞台となる町を使った賢者の石製造法を探るため本物の兄を殺し変装してた別人。そこまでは良いが、コイツ結局外道で終わるのでその前に沢山あった兄妹二人の会話が全部ぶち壊しで、『妹は楽しそうに思い出話ししてるけどコイツ偽物なんだよな』と見返そうとする気を極端に削ぎ後味最悪。おまけに兄も実は生きていたがこいつも外道(動機はあるがそう言う大事な所は描写不足)。エドや妹の説得も聞かず最後まで他人を見下す姿勢はブレなかったのに人体練成で復活した途端関心と、心境変化の表現が雑過ぎ。偉そうなこと言うが話的に『兄貴に成り代わり妹を利用としたが次第に良心に目覚めその後生きてた外道兄を倒し色々あった後彼女の兄として生きていく』の方が良くない? 細かい所でもエドが妹に『人命救助でも賢者の石を使ったお前を認めない』とか言うが、死んだ者の命の為に今生きてる人間を見捨てようとするコイツの考えを私は認めない。百歩譲って思うのは良いが、代案も浮かばなかったんだから偉そうに言う必要はないだろ。他にも終盤身を呈して守ってくれたアルに対し妹がほの字なら納得するのに、何故かアルの方からアタックと意味不明な展開。 作画は綺麗だがアクション演出は無難。しかもオリキャラが荒川キャラとデザイン違い過ぎ、極端に言えば『ドラえもん作画世界にエヴァの綾波が紛れてる』的違和感。 折角入れた伏線や演出をその後の展開に活かそうとせず、各場面に掛ける尺のバランスも悪く(特に序盤の演出肥大)結果後半大事そうな場面や演出を削って駆け足終了と、ドラえもん人魚(脚本同じ人)の頃から全く進歩してない。 『民族弾圧』と言う重いテーマも含まれてるが、それに対する各人の演説も全部無難で面白味ゼロ、それでやたら芝居掛かった台詞を吐き、結局最後は武力で解決と誰でも思いつける三流レベル。 はっきり言ってこいつに脚本書く才能はないので大人しく本だけ書いててほしい。
[映画館(邦画)] 4点(2011-11-02 20:26:04)
13.  パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 《ネタバレ》 
 前回よりは改善されたがそれでも及第点より下。  マシにはなったが相変わらずその場で思いついたようなシーンや設定を作ってから、それらを強引につなぎ合わせている感が強く、『一方その頃』や『その○○時間後』が全ての冒頭シーンに当てはまってしまい全く流れるような運びが出来ていない。無駄なシーン自体はそんな無いと思うが、1つ1つが微妙に長ったらしく『カスも積もればゴミとなる』的な感じで尺を圧迫してしまっている。  結果上記のツギハギ以外にも全然敵親玉の描写が足りず強敵感が皆無。超能力みたいのを使えるが母船内限定で最後の死因はカエルの毒と過去最弱。  細かい所を言うと『序盤ジャックが持っていた地図の存在意義がゼロでコンパスで代用可能、強いて言えばバルボッサがジャックの後を追跡するのに使った程度』『序盤突然現れてヒントを喋って消え、本編には絡まなかったジャックの父。たぶんお助け妖精みたいなもんなのだが、物語への介入のさせ方が下手』『人魚の住む海域に恐怖し、海のど真ん中で船から泳いで脱出したモブ船員、ギャグと見ても寒い』等々。  ただ新キャラのアンジェリカや人魚や牧師さんは描写不足やパンチの弱さは拭い切れないが、どこぞの『自己中KY野郎』や『痛々棚ぼた海賊王女』みたいな不快感を感じなかったので減点対象外。  話の不出来は覚悟していたがアクションもショボイ。例えば『トランスフォーマーの変形』や『スパイダーマンの摩天楼あ~ああ~!!』みたいに大抵の映画には記憶に残るようなシーンがあるが、これにはそれが一切無い、てか過去最低かも。剣技は見飽きたし、周りのギミックを使ったアクションも無理クリ過ぎて『普通に戦えば?』と言うモノばかり、なのにそんなアホな攻撃に引っかかる敵、なんか『空気を読んで攻撃を受けてあげてる』様に見えた。せめて海戦シーンでも入れればいいのだが・・・・あ、なかったですよ。たぶん衣装やらセットに金掛けちゃってるんでしょうが、後半のジャングルばっかり等所々から『台所事情』がにじみ出ていた・・・そんなの視聴者に見せるなよ。  とまぁこんなありさまな内容なのに続編作る気バリバリ、まぁ『海賊モノ』って対抗馬がいないから売れちゃうのかな?  良い所は無く悪い所だらけだが、ジョニーファンや旧作が好きだった方なら観に行って損はないと思います。
[映画館(字幕)] 3点(2011-05-22 09:05:46)
14.  パンドラム 《ネタバレ》 
 たまたま最近プレイしたからかもしれませんが、『映像版デッドスペース』と言う印象を受けました。  実際イベントの発生具合や流れもゲームのイベントっぽかった気がしますし、睡眠装置の窓枠なんてアイザックさんのバイザーそっくり・・・・・気のせいかな?  『新天地である惑星を目指す移民船』『突然冷凍睡眠から目覚める主人公』『記憶が錯乱し、何も思い出せない』『機能停止してる船に得体の知らないエイリアンが』『ラストのオチ』等、正直どれも見たことある感があり、所々突っ込まずにはいられない箇所もあった。  またタイトルにもなっている『パンドラム』ですが、簡単に言うと宇宙に出た人間が掛かる精神障害なのですが、物語の根底に掛かる割には実際のストーリーとの絡みが少なく、後半のネタバレも込みでもう少し伏線の張り方を工夫して上手く演出して欲しかった。  だが演出やアクションの緩急など全体的な出来は良く、またこう言ったSFホラー的作品自体少ないのでパッケージやあらすじを見て気に入れば十分満足できる内容でしょう。  最後に主人公ですが、あんた武器落とし過ぎ。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-04-03 21:38:08)(良:1票)
15.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
 過去作品及び原作(ゲーム)は全て体験済み。  ご周知だと思いますがゲームとは全く繋がりありませんし設定補完する気もさらさらありません。  前作で『ゾンビは永久機関搭載』『T-ウィルスで超能力発動(確かに発火能力みたいなのはあったがやりすぎ)』『何故かウィルスで地球砂漠化&海が消える』等もはや高製作費のB級映画として確固たる地位を築いたが、今作に至っては作品としての出来の悪さはもちろんネタとしても弱く楽しめなかった。  ざっと箇条書きで、『銃撃戦時、壁に隠れた状態から反撃する時全身をわざわざ晒す(腕や上半身だけで良くない?)、グレネード投げる時も同じことした時は流石に引いた、だってダサイじゃん?』『この時敵は棒立ち、さっきのグレネードをを投げるシーンでも退避しない&凝視、今日びのザコはもうちょい頑張るぜ』『ウェスカーを脅そうと背後から銃を突き付けたら腕を決められ反撃を受ける、それザコ敵が食らうもんでしょ?』『ウェスカーも操縦していたヘリのコクピットから離れアリスを痛めつけるが、そんなことしている間にヘリが富士山に激突(原因は操縦放棄)』『第一感染者が開始5分位に登場してその後は登場しなかった、ポスターにはでかでかと出てたのに』等。  ここらヘンまではネタとして見れるがこっからは普通に駄目。『アクション部分でおおっと唸るようなシーンが無くどれも平凡、おまけにスローモーションが多すぎ、別に大した場面で無いのにいちいち遅くするからスピード感なんて皆無』『登場人物の死亡理由が振り向く→目の前でばー!!→食べられるのみ、もうチョイ色々考えろよ』『そもそも私はミラジョボビッチが好きではない。アクションは微妙だし(全力疾走してるシーンは完全おばさん走り)、終始お口をあけているので間抜けっぽい。同年代のアクション女優としてはアンジェリーナジョリーの方が格好良いし男性ホルモンをビンビン刺激される』『もう三角飛びはいいよ!!』。  序盤にネタが出尽くしてしまい、代わりにスロー満載アクションが続く(ジョン・ウーなんて比じゃない位)ので後半がただ詰らない。もうそろそろ作品として限界っぽそうだがまだ続くんですか?
[映画館(字幕)] 3点(2010-09-05 09:24:28)(良:1票)
16.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 
 ナショナルトレジャー以来ぱっとした作品が無かったニコラス・ケイジですが、これは最近の作品の中ではまぁ良い出来。  古傷が原因で薬物に手を出してしまった刑事が殺人事件を追いかける・・・・が、正直事件の捜査はおまけ程度、メインはその間に刑事の身に起こる災難を描いた内容。ドンパチはほぼ無いので、若干パッケージ詐欺な気も・・・。  終盤までは刑事の彼女がマフィアといざこざを起こしたり、賭博で負けが込んだり、麻薬を横流ししていた仲間に見捨てたりなどなど問題が発生、おまけに事件は暗礁に乗り上げ(証言を約束した少年が、ニコラスが麻薬吸ってるのをみて不信感を抱き逃亡)、更に更に同じ依存症だった父親や彼女も更生に向かい孤独感を強め壊れていく主人公(この壊れ具合の演技は流石ニコラス・ケイジ)。  結局最後は全部丸く収まり、事件も問題も解決して昇進も決定・・・でも麻薬は止められず。途中麻薬がバレ捕まるかと思ったが結局捕まらず、まぁ善意有る行動による負傷が原因なので同情の余地はあるかな。  途中唐突過ぎるご都合主義(意味が重複しているがそれぐらい本当に唐突)もあるが、本編に深くかかわらないのでギリ許容範囲内。  最後は捉え方によるが、個人的には傷が治り麻薬を止められるようになることを願います。  演出的に、中毒者が見る幻が爬虫類繋がりな点、『そこにあり得ない物が見える』という症状を不自然なワニやイグアナの登場で表わす手法は面白かった。  2時間と尺は長く派手なアクションも無いが、ニコラス・ケイジが好きなら見て損は無い。
[DVD(吹替)] 6点(2010-08-02 00:07:44)(良:1票)
17.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 
 ・・・・・・・・なにこれ?  単純明快なアクション映画なのに全然理解できない。登場キャラの行動理由が理解不能。何故そのような行動を取るのか説明が無いし結末を見ても全く理解できない。  『こんなシーンを入れたい』『尺がありません』『適当に作っちゃえ』みたいな感じでシーン1つ1つに繋がりが無い。小学校の学芸会で暗転、セットを入れ替えてる間に入る説明ナレーションがすっ飛んでる感じで何の説明も無しにどんどん進んでしまう。  あとジャックは良いが、ターナーとエリザベスがとにかく不愉快。エリザベスは海賊の王になるがその理由が『海賊クラブのお偉いさんが死ぬ間際たまたま近くにいた彼女に自分の称号を授与』『海賊王を投票で決議』『みんなが自分に投票する中ジャックがエリザベスに投票で海賊王に』『皆従う』と幼稚園児以下の脳味噌保有者が考えたお粗末設定。荒くれ者のクセに『法の番人』とかぬかす、突然出てきたオヤジにみんなビビっちゃうし。途中彼女が鼓舞するシーンがあるが『尻の青い小娘が何言ってんだ?』と失笑(私が)。カリスマ?そんなもの微塵も感じない。  ターナーに至ってはもはや空気、所属組織を何回も変え『お前は何がしたいんだ!!?』と思わず絶叫。地位もないのに海賊達をアゴで使う、お前何様?あと二人に言えることだが態度がでかい。格好良くもなくただただウザい!!ラスト間際で戦闘中にプロポーズ・・・はぁ!?さながらMGS4の超劣化版。お互いがお互いに惚れる理由が不明、だってどっちも人間的魅力ゼロじゃん!!  CGも全然ショボイ。大艦隊戦するのかと思えば1対1のみ。こんだけ引っ張っといてそれは無いんじゃない?  そんな感じで『なんで!?どうして!!?』を連呼していたら終了。  急きょ思いついたような設定をブチ込んでなんも締めずに終了。強いて言えば小悪党一人をやっつけたくらい。前作合わせて5時間近く使って倒す相手じゃない。  ジョニーは本作の前後位に『これからは自分の子供に見せたい映画にしか出演しない』とか言っていたが、お前コレ自分の子供に見せる気かよ?1作目だけ観賞させて『コレでお終い』と言い切れ。それが子供のためだ!!   『支離滅裂』。本作ほどこの言葉を理解できる作品はないだろう。分かり難い説明で申し訳ないが、本当に訳が分からず詰らない、そう!詰らない!!それだけは言える。
[地上波(吹替)] 1点(2010-04-24 01:20:40)(良:4票)
18.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
 この前にも先にも本作(三部作込みで)を超える作品はたぶん無いと言えるエンターテイメントの最高傑作。  最初はゆっくりとしたテンポで作品の世界に引き込み、序盤で大きな山場(マーティーがデロリアンでタイムトラベルする所)を迎えた後は再びゆっくりと進行。そして最後は息もつかせぬハラハラドキドキの展開で一気にラストと言う、私が好きなペースの基になった作品でもあります。  ストーリ―、音楽、メカニック、キャスト、映像技術等何を引き合いに出しても間違いなくトップに立てる作品。  語る必要無しの10点満点。  これを観て幼年時代『あの時代に戻りたい!!』と140キロを出すベく直線の坂道をチャリで全力疾走したのは私だけではないはず。
[地上波(吹替)] 10点(2010-03-04 11:42:23)
19.  バビロン A.D. 《ネタバレ》 
 うっわーーーっ!すげぇつまんねぇ!!  ディーゼルさんが主演していたワイルドスピードとトリプルエックスが面白かったので期待したのですが、見事に大外れ!D.Bにナイトミュージアムにと、ここ最近の20世紀フォックスマジでヤバイ。  内容は少女とおばさんをアメリカまで運ぶという『トゥモローワールド』そっくり。しかも少女は『特別製』なのだが、これが人の死を感じたり未来を予知するといったなんちゃってニュータイプ能力を発動させてた理由になってないし、後半なんてフィールド全開するしもう無茶苦茶。  アクションも全然少なく、薄く浅い過去話や内容スカスカな自己陶酔演説と時間がゆっくり過ぎてゆきます。  後半は近年稀に見るク○仕様。少女を連れ去ろうとした組織はそのまま壊滅も何もせずフェードアウト。『衛星から逃亡する車を発見、追跡は不可能です!』なんでよ!?  銃撃戦も何もなく逃げおおせた二人(この時すでにおばさん死亡)。そしてエンド。  もう後半お金がなくて強引にオチに持っていった気がしてなりません。『トゥモローワールドに感銘を受けた監督が自分でも同じような作品を・・・』的なノリなのでしょうか?ただあっちの方がまだ面白かった。  後半の尻つぼみ&意味不明な展開はある意味すごい。  僕も若干混乱して説明がうまくできませんが、まぁ一言で言うなれば『観るな!』です。
[DVD(吹替)] 1点(2009-09-12 12:47:39)
20.  バイオハザード ディジェネレーション 《ネタバレ》 
 最初の飛行機事件のところまでは面白かった。  空港にゾンビ出現&飛行機墜落(この中にもゾンビが!)に巻き込まれたクレアと『ソッチ』系の事件のエキスパートとなったレオンが登場。片や空港に取り残され脱出を図り、片や逃げ遅れた民間人の救出のため潜入。この二人の視点から物語が進行するのかと思いきや、あっさり合流、そしてあっさり脱出に成功・・・・あれ?  その後は事件の首謀者の実家(首謀者は何とレオンの仲間の兄とご都合全開!)に向かうレオンと、色々あってウィルスのワクチンを取りに製薬会社に向かうクレア→社内で首謀者発見→連絡を受け急行するレオン→停電した社内を警戒しながら進むレオンと相棒(首謀者の妹)→結局敵は出ず→ええっ!?→クレアと合流→クレアのウインク→首謀者G化(バイオ2参照)→色々→ハッピーエンド。  ちなみにこの間ゾンビやハンターは一切出てきません。なんか相棒と首謀者との思い出を延々聞かされたり、敵が出てこない通路を進んだりとか。全然バイオりません。  なんか中途半端なB級アクション(若干パニックモノ)を見ている感じ。空港でガッツリ尺を取ってくれると思っていたコチラとしては肩透かしだし、その後のストーリーはつまらないの一言。CGもFFに比べると・・・・・  あと、レオンはその道のプロなのに装備はハンドガン一丁で、同行者にもマシンガンを持たせたり(ゲーム経験者としてはショットガンのほうがオススめ)と抜け気味。  『バイオじゃないじゃん!』と言う怒りは計算に入れず、内容としては4点だが、特典映像『俺のギャラは破格だ』と、クレアのウインクがたまらなかったので+1。
[DVD(邦画)] 5点(2009-07-10 00:22:01)(良:1票)
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