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ユーカラさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ヒッチコック
劇場内の観客の反応をロビーでリズムを取りながら聴くアンソニー・ホプキンスの 満足げな姿は、『フレンチ・カンカン』のジャン・ギャバンのようでもある。  『映画術』での、「大衆のエモーションを生み出すために映画技術を 駆使することこそが歓び」であり、「観客を本当に感動させるのは、 メッセージでも名演技でも原作小説の面白さでもなく純粋に映画そのものなのだ。」 との監督の台詞がこのシーンに体現されている。  その意味では、ヘレン・ミレンのいかにもな「名演技」臭に少々くどさも感じるが、 いずれの役者もモデルに似せる以上のアプローチを目指していて、 演劇的な楽しさに満ちている。  セロリを齧る咀嚼音や、ソファの軋む音など、 さりげなく不穏を掻き立てる音使いとその積み重ね。 装置としてのプール、水着などのドラマへの活かし方もいい。 
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2013-04-14 22:04:42)
22.  左側に気をつけろ
スラップスティックとしてのスピード感と破天荒ぶりでは 『チャップリンの拳闘』に敵わないが、 その軽快で飄々とした緩いペースこそジャック・タチらしさだろう。  郵便配達の自転車の軽快な疾走に始まり、走り去る自転車に終わる、 全編通してののどかな屋外のロケが瑞々しく、 陽の降り注ぐ野外のリングで行われるボクシングや、 いたるところで登場する沢山の動物たちのランダムな動きと共演が大らかでいい。 ヌーヴェルヴァーグの先駆けともいえる。  軽いフットワークでボクサーの動きを模写をする ジャック・タチのコミカルなパントマイム。 後に『右側に気をつけろ』を撮るゴダールが 自作中でよく取り入れるシャドーボクシングの身振りの原型がここにある。  トーキーだが台詞は相当に省略され、 手引書の図解を利用したギャグを始め、 サイレント的な身振りによる語りが冴えている。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-06-27 23:57:36)
23.  白夫人の妖恋
製作舞台裏の事情は、廣澤榮(助監督)の「日本映画の時代」に詳しい。  次第に産業的な翳りを迎え予算を抑えにかかる上層部と現場の軋轢や、スタジオシステムが培った大道具・小道具スタッフの臨機応変な知恵と技術が注ぎ込まれた特撮シーンの苦心談など、映画以上に感動的で興味深い逸話が多々あり、面白い。  中国民話の世界を全編セットによって創りあげた美術の豪勢さ。 西湖の水面に咲く色とりどりの睡蓮や牡丹、華やかな中国伝統衣装などがイーストマン・カラーに映える。 トリック撮影を使った山口淑子と東野英治郎の妖術合戦なども楽しいが、最大の見所は金山寺水攻めシーンに展開される怒涛の水のスペクタクルだ。その水量と迫力が凄まじい。 さらには、衣装を風になびかせながら山口淑子と池部良が昇天するイメージが(舞台裏の苦労談とは裏腹に)壮麗で素晴らしい。  いずれのシーンにも、海外との合作に向けた豊田四郎監督及び、新技術の導入と共にカラー特撮時代へと向かう円谷特技監督以下のスタッフの威信が漲っている。  それから忘れてならないのは、小悪魔的な八千草薫の可愛らしさ。まさにはまり役。  
[映画館(邦画)] 7点(2011-05-04 22:53:42)
24.  瞳の奥の秘密
欠陥タイプライターとベッドで書き付けた紙片を結びつけていく件りは、ただただ非映画的「語呂合わせ」の為だけに要請された設定と行動に過ぎず、唐突で取ってつけたようなエピソードという印象しかない。 作者の意図が露わになりすぎている。本来、走り書きの行為に何らかの必然性(この場合なら、例えば「習慣性」)を付与することでそうした意図を巧妙に隠すのが演出者の手腕のはず。  また、時の流れの刻印を強調しつつ過度に用いられる対話シーンの単調な顔面アップは、ここぞというショットであるべき目のクロースアップの強度を薄めてはいないか。  といったいくつかの貶しどころはありながらも、ハリウッド映画的な娯楽性は豊かで面白い。  エレベーター内の静かな緊迫感。明度を落とした屋内照明の渋さや、窓外の木々のざわめきがかき立てる不穏感。妻を殺された夫の転居先を訪問する際の、家側からのカメラ移動といったホラー的感覚などはとても巧い。ドアの開閉を、サスペンスとロマンスのドラマ双方と絡ませた多様な用方も良し。 空撮から繋いでスタジアム内をアクロバティックに動き回る荒々しい手持ち撮影はルックの変貌が突出しすぎの感もあるが、やはり楽しい。 
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-16 16:58:37)
25.  ヒーローショー 《ネタバレ》 
ラジオから流れ出した軽快なエンディング曲『SOS』がドラマの哀切と一種の対位となり、効果を挙げる。その70年代の曲調が映画に陽性の余韻をもたらすかと思いきや、最後に再びラジオ音源へと戻ることでシビアな現実への回帰をダメ押しする。空疎感と厳しさと温かみが綯い交ぜとなった絶妙なバランス加減。または夜のアパート、後藤淳平とちすんが語り合う静かなシーンで、突然後藤の腹が鳴って二人は笑う。その悲喜の組み合わせが何とも言えぬ切ない情感と人間味をさらに引き立てる。『のど自慢』の秀逸なバリカンのシーンを思い起こさせるような、泣き笑いの結合の演出はいまだ健在だ。それは、各々の役者が独特な個性を体現し、ぶっきらぼうであったり所在なさげであったりという佇まい自体がこの作品によく嵌っている事にもよる。特に夜のシーンが多いが、その暗がりの中に浮かび上がる眼の光、顔の艶光、硬く強張る表情だけで以って画面に強度を与えている。
[映画館(邦画)] 7点(2010-06-25 21:31:53)
26.  光(河瀬直美監督作品) 《ネタバレ》 
モニター内の劇中映画は手前に遮蔽物を置いて画面をフルスクリーンで見せることをしない。 眼のクロースアップを主体にして、深度の浅いフォーカスで画面奥を暈したショットを多用する。 敢えて見づらいショットが選択されているのも主題に沿った撮影スタイルという事だろう。  併せて当然ながら光の扱いも多彩であり、永瀬正敏に当てたプリズムの反射のような効果や、 浜辺や峠での夕陽のシーンなどが印象的だ。  永瀬が両手で水崎綾女の顔を触れていくショットがとても官能的である。
[映画館(邦画)] 6点(2017-09-18 21:35:24)
27.  火花(2017) 《ネタバレ》 
熱海をはじめとして階段や坂道のショットが数多く登場して画面にアクセントをもたらしはするのだが、 その高低や段差がドラマに意味をもたらすまでには至らない。 自販機や鍋料理や行きつけの店なども律儀に反復してみせるが、活用と呼べる程ではない。 当初は二人をツーショットで捉えて交流を描写していくが、 髪を染めた桐谷の横顔とそれを詰る菅田のショットあたりから交互にピントを送って一方を暈すことで 二人のもはや相入れなくなっていく関係の変化を示していく。 終盤の木村文乃と菅田もそういう趣旨で撮られているのだろうが、その乱用はやはり面白くない。  十年間のスパンを描くのなら、キャプションや台詞だけでなく もう少し映画らしい小道具や美術を活かしての年月経過提示が出来なかったものか。 その分、原作をマイナーチェンジしたラストで熱海の居酒屋の店員と娘がいい味を出したが。
[映画館(邦画)] 5点(2017-11-23 23:02:32)
28.  光をくれた人 《ネタバレ》 
窓の外を白く飛ばし、逆光のポジションに立つファスベンダー。自らが陰となって順光を愛する相手に注ぐ構図、という趣旨か。 特に後半の劇はこのスタイルを多用して光の主題を語っている。  兎に角圧倒されるのは、島を吹き荒れる強風の音であり、波の寄せ返しの画だ。ヒロインが産気づく夜の嵐の音響が彼女の動揺と不安感を次第に かきたてていく辺り、巧妙に出来ている。  勾配が特徴的な島のロケーションであり、その傾斜を画面によく活かしているが、そこを登る・降りるの運動は少々貧弱だ。 ラストで港へと必死に駆けるだろうアリシア・ヴィキャンデルの走りもまるで物足らない。  芸達者な俳優らの表情芝居とその極端なクロースアップに頼り過ぎてしまったのではないか。
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2017-06-02 23:51:17)
29.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 
ダンスや巻きつくドレス以上に、回転大好きなカメラが被写体周囲をよく回る。 擬人化された小道具たちもテクノロジーのアップグレードを見せ付けてよく動き回るが、 アニメ版の柔軟で大胆な動きの楽しさに比べると逆にこぢんまり感が強い。美術も箱庭的だ。 ダンスシーンのカメラワークもアニメ版のダイナミックさと比べると端正な印象が勝つ。  クライマックスは露出アンダーに加えて、塔を舞台にした三者のアクション的絡みが弱い。 もっとドラマティックに出来ただろうに。
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2017-05-03 14:26:09)
30.  ひるね姫 ~知らないワタシの物語~ 《ネタバレ》 
バスやサイドカーなど、ヴィークルの類は3DCG全開。 一方でキャラクターは影を省き、コマ落とし風の処理を施し微妙にギクシャクさせた2Dアニメーション風。 そこに空気感や照明効果のVEを乗せて、独特の手作り感を醸す。  大判のカットを用いて、人物の小ささとロボットの巨大感を一つのショットで提示した個々のレイアウトも見事で、スケールがある。 クライマックスの廃墟の中をヒロインが駆け抜けていく回り込みのショットや、 ラストで縁側に座った3人からカメラが引いて海側へとパンしていくショットなど、結構手の込んだカメラワークと作画の融合が唸らせる。 ワイドレンズを意識した構図、鳥のいる風景、<越境>を演出する瀬戸大橋の用法など、ところどころで「ドリーマー」繋がりの師匠印がちらつく。  通学の坂道から始まり、昇降・落下をモチーフに繰り広げられるアクションも散発気味。  せめてタブレットをめぐる争奪戦や駆け引きをもっと活劇的に見せてほしい。
[映画館(邦画)] 5点(2017-03-22 23:04:55)
31.  BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント 《ネタバレ》 
巨人マーク・ライランスの掌の上でヒロインの少女が動き回っている。今では何の驚きも感動もなく受け取られるのだろうが、 ここは素直に驚嘆してみたい。などといいながら、毛布に乗って床をサーフィンするあの芸達者な猫を見れば アレは本物なのか、CG猫なのかといちいち悩まされるのが癪である。  ポプラらしき並木道を駆け抜けていく黒い影。街燈の灯りを反射する石畳など、夜の英国情緒がいい。 部屋の小道具を駆使して少女が巨人の目から逃げ隠れする長回し、 街中の木々のシルエットなどにカモフラージュしながら闇に紛れて宮殿に入り込むアクションも それぞれ、「見られてはならない」というサスペンスがそれなりの面白さを生むが、 やはり「見られた」後の減速感が厳しい。
[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2016-09-22 15:43:16)
32.  ピンクとグレー 《ネタバレ》 
例えば、聖女と悪女と演じさせて女優を売り出すシステムが旧来からあるように、 ここでは中島・菅田・夏帆それぞれの役柄の転換が、演者の多面性を見せつけて映画の妙となっている。  首吊りや街頭の広告パネルなど、前半の菅田将暉は常に中島裕翔を見上げる形で描写されており、 中島の舞台挨拶シーンと夏帆を押し倒す菅田のシーンのクロスカッティングも、中島が二人を見下ろす形の視線で繋ぐモンタージュが象徴的だ。  映画化にあたって演出として意識したのがその見上げる、見下ろす、階段を上る、段上から落ちる、の高低差だろう。  映画のラスト、朝の自然光の中、今度は中島がを歩道橋の階段を駆け上り、柳楽優弥を見上げ、ライターを上空へ放り投げる。
[映画館(邦画)] 5点(2016-01-17 00:19:48)
33.  ヒューゴの不思議な発明
フランスで生まれ、イタリアのスペクタクル史劇映画を経由したトリック映画の造形性・見世物性を継承・発展させているのがアメリカ映画であることをスコセッシ監督が如実に示す。  この作品でのストーリーテリングも、メリエス作品のようにそのスペクタクルを目的とするためにあると云って良い。だから作劇はもっとシンプルでも良いくらいだ。  解説的で、直截的で、打算と下心まる出しにも見えてしまうオマージュの作法には辟易するのだが、それはほとんど変節ともみえる作風の違いを受けての不純な読みでもあってどうも居心地が悪い。  列車や時計盤といった一目瞭然の声高オマージュよりも、『ダイヤルMを廻せ!』の鍵穴、『めまい』の階段、『ハリーの災難』の足、『下宿人』のガラス張りの床などを意識した立体効果のように、暗に提示されているそれらのほうにこそ心は動く。 
[映画館(字幕)] 5点(2012-04-01 13:46:48)
34.  白夜行 《ネタバレ》 
導入部の土砂降りの雨、索漠とした葦原など、銀残しによる寒色系で統一された硬質な画調に味がある。うらぶれ感の良く出た住宅街の美術もいい。  掘北真希の纏う冷たい純白の陽と、通風ダクトの闇に魘される高良健吾の陰。 手にこびり付いた父親の血、現像用暗室の赤、ワインの赤は、流血の運命を予告する。  警察車両3台が、農道を延々と横移動するロングテイクなどには気合が感じられるし、刑事(船越英一郎)が電話しているテレフォンブースの後景や聞き込み中の託児所の窓ガラスにさりげなく人影を映りこませたり、掘北の足音をオフで響かせる演出なども工夫されているのだが。  終盤の謎解きシーンで語り口が一気に陳腐化してしまうのが勿体無い。『砂の器』的に感傷を煽る音楽と補足説明が安易で興ざめさせられる。  折角、実子とのシーンを台詞無しで積み重ねてきたはずが、船越の屋上での台詞過多もこれを台無しにする。残念。 
[映画館(邦画)] 5点(2011-02-12 20:19:44)
35.  ひるなかの流星 《ネタバレ》 
親を都合よく海外へ出そうが、勉強そっちのけだろうが、この手の作品にはもう慣れたのでいいが、 眼を見開いて口をすぼめるヒロインの表情つくりも単調で飽きる。アップに頼り過ぎるのがよくない。 全身表現として食事させたり、走らせたりはすれども、お転婆の設定の割にバリエーションが貧困である。  小津作品のように髪を上げ、おでこを見せて顔の造作をはっきり撮っているのは好感が持てる。
[映画館(邦画)] 4点(2017-03-26 03:00:04)
36.  秘密 THE TOP SECRET 《ネタバレ》 
設定上、アクションに乏しくなるのは仕方ないが、生田斗真と岡田将生も終盤には別行動となるのでドラマの収束感が薄く、 サスペンスも散漫である。 加えて生田ら警察側が現場の物証を素手で触りまくったりという描写の杜撰さがあちらこちらで目についてさらに緊張感を削いでしまう。  記憶の視覚化という設定にはメタ映画的な面白さがあってしかるべきなのだが、POV以外の余計な映像まで織り交ぜてしまっているので 映像の死角を探ったり、細部をブローアップしたりという『ブレードランナー』的な解析プロセスの面白味も無い。  生田・岡田それぞれの居間の美術セットは彼らの心象をよく表していて、ラストで動画を見る岡田の背景で窓外の緑が彼を癒すように広がっていく。 鏡や窓、マジックミラー、水面などもよく登場するが総じて不発気味の印象である。
[映画館(邦画)] 4点(2016-08-08 23:23:56)
37.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 
ゴースト・ペインターが晴れて陽の目を見るという物語ならば、 もう少し画面の明暗、あるいは光と影を以て語って欲しいところである。  法廷内の入射光、判決後の正面玄関シーンなどは特にそうだ。  逃亡先のハワイの明るさなどにしても、雑多なエピソードにしても 実話をなぞることに拘りすぎている感がある。  絵画の映画は、出来るだけ静止した完成品ではなく 画家が絵筆を動かす様や、変化していく筆跡でもって 見せて欲しいところでもある。
[映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2015-04-17 23:56:39)
38.  ピッチ・パーフェクト 《ネタバレ》 
実質的ライバルはただの一チーム。 そもそも何チームが出場していて、どれだけの難関コンテストなのやら。  リーダー、異性、父親との確執・和解の薄っぺらいドラマも ただただ尺伸ばしにとってつけたよう。  『友情・努力・勝利』なる、漫画誌の三原則を映画に当てはめるのもなんだが、 友情も努力もない、アカペラパフォーマンスそれだけというこの映画のドラマは実に貧相だ。  その肝心のステージシーンのショット構成もただせわしない。 後ろから前から、下手なアクション映画のように目まぐるしくポジションを変えまくる。  歌唱と身体パフォーマンスの映画で、バストショットばかりというのも致命的欠陥だろう。
[映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2015-06-20 16:18:28)
39.  ピクセル(2015) 《ネタバレ》 
ゲームを映画空間に置き換える上でのアイデアが貧困。 ロンドン編では水平軸上の運動が、ニューヨーク編では垂直軸上の運動がなく、アクションとして単調。 一応3D仕様らしいが縦軸のアクションすら不発の上に、いずれのゲームも単なる乱打戦で何の戦略的面白みもスリルもない。 そして例によっての80年代風俗ノスタルジー頼りの自堕落。  当初は馬鹿にしていた、あるいは敵対していた男の戦いぶりに、相手を見直す・惚れる三人の女がいる。 その感情が動く瞬間を捉えなければダメだろう。心を通じ合わせながらも雲散霧消していくバーチャルヒロインとの別れ があれでは、演出の怠慢でしかない。  ストーリーが陳腐ならばもっと細部に凝ったらどうか。
[映画館(字幕なし「原語」)] 2点(2015-09-14 23:56:13)
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