1. マスク(1994)
《ネタバレ》 コメディーが好きなので面白かった。 冴えない男(素顔も充分すぎる男前だが)が、マスクをつけるとハイテンションイケイケになるってだけのことだけど、微妙にツボにハマるコメディーを取り入れていて良い。 また、ジャックラッセルテリアのマイロがとても良い味を出している。前作で【世界一おバカな犬】という映画を見してしまったものだから、このワンちゃんの賢いこと賢いこと!どうやって撮影したんだろう?犬がマスクをつけるというアイデアもとても良かった。 それにしてもここでのキャメロンディアスはヒロインとして魅力的。 頭を使わずに観られる作品だった。7点献上。 [地上波(吹替)] 7点(2022-10-21 21:48:37) |
2. マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
《ネタバレ》 他の人も書いているように、主人公一家の成長物語となっていて、マーリーはただの乱暴者として描かれていることが多い。 それぞれのエピソードがリアルっぽく、エンターテインメントとしては面白くない。 犬好きならぬ、人間大好きっていう人向け? 体色が白いせいか、はじめはゴールデンレトリバーかと思っていたが、ラブだったのね。 わりと従順で頭のいいイメージもあるが、本当にこういうラブもいるのだろうか。 ラストのお見送りシーンはうまく出来ていているものの、どうもイマイチな映画。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-21 20:23:00) |
3. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
マイケルの凄さがよく分かる作品。綿密なリハーサルをちゃんとやっていたのと、どんなときも気を抜かないプロとしての姿勢に感心させられる。 っていうか、これは映画じゃなくてすごく完成度の高いドキュメンタリーだと思うんだけど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-29 22:43:59) |
4. MARCO 母をたずねて三千里
《ネタバレ》 TVシリーズを見ていないので、端折られたところがよく分からなかった。 母親が元気なのか病気なのか、どうして手紙が届かないのか?などと消化不良で進んでいくところが残念。 たぶん題材は素晴らしいんだろうけど、強引に90分にまとめてしまった感あり。 マルコの意思や行動力は抜きん出ているが、実際問題艱難辛苦を招いたのは自分自身の軽率な単独行動によるところが大きいのであって、どうにも醒めてみてしまう自分がいた。 途中イタリア人が団結して歌を歌うとか、良いシーンもたくさんある。 6点献上。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-19 21:01:53) |
5. 万引き家族
「海街Dairy」以外、この監督とは相性が悪いものと思っていたが、さすがに海外で評価されただけのことはある。 演出は素晴らしい出来だし、何より見ている最中にいろいろと考えさせられた。 変にねじ曲がってるNHK連続テレビ小説なんかより、この映画のほうが今の世相を反映していてよっぽど観る価値があるよ。 「まんぷく」では違和感ありまくりだった安藤サクラも、こっちのほうがよっぽど生き生きしているんじゃないか。 犯罪当事者と、世間一般の目線のズレなんかも鋭く風刺されていて、よく出来た映画だ。 忘れたころにまた観たい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-04-01 18:36:52) |
6. マザーウォーター
ゆったりした、セリフの少ない雰囲気は好きですが、みなさん言われているように深みがありません。 それぞれのエピソードが有機的につながっておらず、出てくる情景も人物もかなり現実離れしています。 まったりとした映画って、難しいなぁとあらためて実感。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-10-14 06:58:53) |
7. マダガスカル2
あいかわらずのハイテンションについていけないこともありますが、第1作にくらべて面白かったです。 雄大なアフリカの大草原をバックに、無敵おばあちゃんがいい味出していました。 前作と続けて放送されていたので、それぞれのキャラクターが違和感なく入ってきました。 後半すこし間延びしたのが残念といえば残念。むりやり友情や恋愛話を作った感がしないでもないです。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-01-01 12:38:23) |
8. マダガスカル
無駄なハイテンションと大げさすぎるアクションには正直ついていけないけれど、動物園から脱出を企てて漂流のすえマダガスカルにいたるという展開は悪くなかった。 それでもマダカルカルについてからのストーリーはこれといって見どころはなく残念。もっと世界観を広げてほしかった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-12-29 07:48:11)(良:1票) |
9. マトリックス レボリューションズ
もうやりたい放題っていう感じ。前作までのストーリーも破綻をしてなぁなぁになってしまっている。 スケールの大きさと預言者の女性の存在感などは他のシリーズ同様見どころはあるものの、スミスとの決闘も意味不明では評価を下げざるを得ない。 CGなどを使いまくっているせいか、画面も見づらい。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-01-16 06:35:42) |
10. 真夏の少年
不思議な作品。悪く言ってしまうとすべて中途半端で微妙。 良く言えば、少年のひと夏の出来事を切り取った味のある青春物語。 少年向きなのか、大人向きなのかそれすら分からない。 見方ひとつでずいぶん印象が変わる映画のような気がする。 ほぼすべてが少年の目で語られ、分かりやすいのは間違いない。 和歌山県の海をバックに、この平成の時代に撮影されたとは思えない懐かしい風景が印象的。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-07-07 00:26:35) |
11. マイ・レフトフット
ヒューマンものとして期待していただけに、最後までがっかり。 主人公の演技には目を見張るほど素晴らしいのだけれど、ときどき見せるヒステリーはにはへきえきした。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-08-30 12:22:30) |
12. マイフェニックス
期待外れ。富田靖子をせっかく起用しているのに、生かしきっていない。 なんでも日本大学創立100周年記念映画なんだそうで、あまりストーリーも印象に残ったものが少なかった。 [ビデオ(邦画)] 4点(2008-07-23 00:01:02) |
13. マスク(1984)
一人の青年が障害を負った人生を、暗くせずに淡々と描いており、それでいて深いものを観るものに感じさせてくれる映画。ヤクに溺れる母親や投げやりな主人公のシーンなどつらいシーンもありましたが、これが人生なんですね。アメリカじゃ新年を迎えてすぐに「蛍の光」を歌うのは驚き。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-05-28 11:13:36) |
14. マグノリアの花たち
この映画の良さを理解するためには、もっと大人になって、もっと何回も見ないといけないんだろうね。 [ビデオ(吹替)] 3点(2006-12-21 13:04:59) |
15. マネキン
ときおり見られる80年代風の雰囲気がたまらない。全体的にバタバタしている印象だが、ハッピーエンドの終わり方が好き。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-11-27 20:45:07) |
16. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 ラストシーン、もし少女が一輪の花を差し向けることがなかったら、二人は結ばれることはなかったろう。優しい心を忘れることがなかった少女に乾杯。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-30 16:45:07) |
17. マグノリア
冒頭部分で惹き込まれ、序盤で訳が分からなくなり、中盤から終盤にかけて魅入ってしまうという不思議な映画でした。いかにも現代的な感覚の映画ですね。感情の暴走した一日といえばなんとなく説明がつくのかなと思いました。トム・クルーズを始め、俳優がみな演技と思えないほど好演していると思います。 [ビデオ(邦画)] 6点(2006-05-08 10:36:11) |
18. マイ・ガール
前半と後半でこれだけ印象が違う作品も珍しい。前半は軽めのノリで家族もゴタゴタし、平凡な印象。血をこすりつけるなんて、良い子は真似してはいけません!なんて文句の一つもいいたくなったが、後半は皆さん仰るように、泣けた。台詞やシーンの一つ一つが、素晴らしい。少女の成長物語なので、「マイ・フレンド・フォーエバー」と比べると、どちらかというと女性向き。総合的にみて6点にしようか迷ったが、後味が良い映画というのはやはりいいもので、7点献上。 [DVD(吹替)] 7点(2005-07-19 21:49:10) |
19. マイノリティ・リポート
非常に「A.I.」に近き、同じ近未来にサスペンスという要素が強い映画。 とにかく脚本が二転三転どころか終始めまぐるしい。スピルバーグ監督だけあって作りは凝っていて飽きさせないが、見終わったあと何もプラスの感情が生まれてこないのは誰もハッピーにならないからだろう。 近未来の社会のあり方や犯罪を未然に防ぐというアイデアについて、いろいろ考えさせられる作品ではある。再見してDVD捨てたのでもう見ないけど。 [DVD(吹替)] 4点(2004-09-24 21:35:14) |
20. マイ・ドッグ・スキップ
ここのところ続けて「ハチ公物語」「山の郵便配達」と犬モノを見たせいか、いくら評判が良くてもとあらかじめ期待せずに見た。隠れた名作とはこのことだろう。前半は主人公が頼りなく、もどかしいばかりで、肝心の頼みの隣の兄貴もダメダメになっていく。しかし、スキップを探し出すシーンは前半のハンディを生かした素晴らしいエピソードばかりで好感を持った。あの静かだけれど誠実なナレーションがこの映画の最大の魅力。一番心に残った台詞は「怖いのは死ぬことじゃない。殺すことだ」。見終わったあと、素直な気持ちになれる作品。実話がベースというのも評価できる。終始流れる音楽もプラス。 [DVD(吹替)] 7点(2004-08-24 08:46:39) |