1. ミリオンダラー・ベイビー
不純なものが一切ない、直球の作品でしたね。ああ、こういうのを本当の映画というんだな、巷に溢れてる映画とやらは単なる商品でしかなく、こういう映画こそが「本物の映画」と言えるんだな、見終わった後にそう感じましたね。こういう作品に言葉は似合いません。言葉にできない、説明しがたい感動が襲ってくるんです。そう、現実ってそういうものだから。二度とあの練習場には戻ってこなかったイーストスッド爺。ああ!切ないね! [映画館(字幕)] 9点(2005-06-25 22:52:47) |
2. ミクロの決死圏
めちゃ面白い。人間の体にミクロ化して入り込むという発想がすばらしいし、それを映画化するということもすばらしい。つまり人体の中を、冒険の活路にしてしまっているのだ。そしてとてつもなくよくできてる。実際に人体の中に入るシーンからようやく音楽が流れはじめ、そこからはずっとおどろおどろしい音楽が続く。この緊張感、緊迫感は時代を経ても変わらないものでしょう。エンターテイメントとしてもすばらしく、それでいてある意味哲学的な内容にも入り込んでいる。 9点(2002-02-21 17:34:25)(良:1票) |
3. ミスト
《ネタバレ》 宗教おばさんが銃で脳天貫通&ノックアウトされたのを観たとき、思わずガッツポーズして「糞ババア、ざまぁ!」と叫んでしまった僕はやっぱり罪人なのだろうか・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-01 20:20:40) |
4. 見えない恐怖
いやぁー、これは掘り出し物ですよ。たぶんお金はあんまりかかってないと思うけど、ストーリーと見せ方でこうも面白いものが出来る!というお手本。最後まで終始ハラハラドキドキ楽しませてもらいました。 8点(2004-11-18 00:22:58) |
5. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
息子を救うこともできない!と嘆くお父さん。あのおっさんをボコボコに殴る主人公、面会で脱いでくれ、というとこ、全部目に焼き付いた。すばらしい脚本、すばらしい演出、まさに傑作。 8点(2003-01-11 15:12:40) |
6. ミザリー
怖い、そして面白い!ああいう状況下なだけに、主人公に思いきり感情移入します。だから途中で足を折られるシーンなんてまじ見てて痛い、、、。警官のおじいちゃんも殺されるなんて、、、、。人間には2面性が、あるんでしょうか、、、、。 8点(2002-08-17 12:24:05) |
7. ミッドナイト・ラン
この映画を観たあんた、そうあんただよ。あんたも人にやさしくしろよ!(^^) 8点(2001-12-18 07:59:59) |
8. ミンボーの女
この映画ほどヤクザをリアルに書いている作品はない。まじリアル。 8点(2001-09-03 03:08:06) |
9. ミクロキッズ
おもしろいっすよこれ! 8点(2001-07-19 11:29:36) |
10. 見知らぬ乗客
なんだか意外におもしろかったよ。カメラワークもすごい凝っててヒッチコックはやっぱすごいなぁー、、 8点(2001-07-13 00:01:24) |
11. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
《ネタバレ》 もう7作目なの?というシリーズの長編さに驚きですが、 回を重ねてきた作品たちと比較すると個人的には結構楽しめたなと思います。 イーサンが無敵なのは周知の事実なわけですが、 だからこそ黄色いフィアットでチェイスするシーンなどが引き立ちますね。 バイクでジャンプするシーンも最初は躊躇してますし、人間味見せてくれるとより魅力的です。 終盤の列車シーンは流石の見せ場です。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-01-07 17:41:27) |
12. M3GAN ミーガン
《ネタバレ》 お人形が人を殺めてくるような映画はこれまでにもよくあったし、 プロットラインも定型的ではありますが、全体としてよく出来ていて最後まで楽しめました。 最近はAIという単語を聞かない日はないですが、そういう時流に乗った内容で、 ミーガンは人形、おもちゃの位置付けですがものすごく完成されたロボットです。 彼女の動きはシーンによってロボットと生身の女の子が使い分けされていて、意地悪少年を追いかけるシーンであったり CEOと遭遇した時の奇妙なダンスで始めたり、不気味さ怖さ可愛らしさがうまくマッチしたキャラクターになってました。 あとは表情ですね。人形だけどすごく人間的な表情で、無気味の谷をこれまたうまく再現してた。 ぜひいつかチャッキーと共演してほしい、そんな魅力的な少女人形でした(笑)。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-09-17 17:53:33) |
13. 見えない目撃者(2019)
《ネタバレ》 オリジナルや中国リメイクの方は見てませんが、やはり何度もリメイクをしたくなるような 秀逸なフォーマットだなと思いました。 主人公の人無敵すぎ〜警察無能すぎ〜ってのはその通りなんですが、まぁ娯楽作品なので多目にみます。 主人公は盲目ということで、犯人から逃走するシーンは一層手に汗握る感覚がありました。 刑事さんたちが殺されちゃったのは悲しかったですね。グロて好きなシーンもなかなかリアルで良くできてました。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-29 15:54:40) |
14. ミッション:インポッシブル/フォールアウト
《ネタバレ》 6作目ともなると、あのシーンは何作目だったかな、これは、、とだんだん記憶が曖昧になってきてるんですけど(笑)、 本作はシリーズ全体で見てもかなり上位に行くんじゃないかと思うぐらいの出来栄えでした。 過去作のオマージュかな?と思うようなシーンもいくつかありましたが、アクションシーンがすごくリアリティあるんですよね。 ヴィジュアル的に派手さとか印象付けるとか言うよりも、実直にリアルさを希求するスタンス。 序盤のダイビングシーンからトイレでのファイトシーン、パリでのチェイスシーン、そしてヘリのアクションシーン。 監督の技量もありますけど本物を希求するトムだからこそですよね。 いい歳になっても大ジャンプに自分で挑戦する。すごい役者さんです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-12-20 21:21:13)(良:1票) |
15. ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~
《ネタバレ》 夜中にしか会えないなんてシンデレラみたいなお話だなぁと思って軽い気持ちで観てたけど、 後半からヘビーになっていき、涙なしでは観れないような展開に。 いや〜意外と良かったです。もっと情緒的に脚色したら傑作にまでなったのではと思います。 終盤、陽の光を一度浴びてみたかったんだって外に出るシーンはじ〜んと来ました。 あとで知りましたが日本映画のリメイクなんですね。そちらも観たくなりました。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-18 16:52:01) |
16. Mr.タスク
《ネタバレ》 「ムカデ人間」の亜種みたいな設定でしたけど、あちらとはまた作風が全然違う映画でした。 なんか、どうでもいいような無駄な会話で時間を埋めようとするシュールな展開が多く、それがこの監督さんの好みなのかな。 ジャスティン・ロングは個性の光る役者で脇役ながらいつも存在感を放ってたけど、本作では主役に。 彼の魅力がぎゅっと詰まった一本になってます。 彼は途中でセイウチにされてしまうのですが、その身体がいかにも作り物の質感ですごくちゃちい。 あれがすごくリアルだと完全にグロホラーになるけど、本作はあのちゃちさでコメディ映画であることをアピールしております。 ただ、メランコリックなコメディです。見終わった後のなんとも言えない余韻。 中盤からジョニー・デップに似てる人が出てきて、「誰だろうこの人。ジョニデに似てるなぁ」なんて思ってたのですが、 まさか本人だとは。あとで知りました。メイクとかで別人ぽくしてるのかな? そういう驚きも込めて、いろいろと唯一無二の面白さを発揮していた作品でした。 [DVD(字幕)] 7点(2016-01-17 01:01:30) |
17. ミニオンズ
《ネタバレ》 タタターンターンタタタタターン!と歌う冒頭のユニバーサルロゴからすでにツボでした。 よく考えられた、笑えるネタが随所にあって存分に楽しめる。 本作は派生作品ではあるけど、本家のシリーズよりこっちの方が好きかも。 なんたって、ミニオンズたちがすごく可愛い。 こんな奴らが現実にいたら、世界はもっと平和になるのになぁなんて思ったり。 舞台は主にイギリスで、そのイギリスのいろんな要素をミニオンズ越しで見ればみんなご機嫌愉快に見えるから不思議。 ただちょっと気になったのは、人間たちがアホというか、中身空っぽな点。 そのせいか作品そのものが良くも悪くも軽いんですけど、まぁ視聴年齢層を鑑みるとこんなんでもいいのかな。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-12-22 20:55:21)(良:1票) |
18. Miss ZOMBIE
《ネタバレ》 SABU監督というと、独特なセンスとノリの コメディ映画に定評がある方という認識でしたが、 本作はコメディ映画ではなく、そのセンスが 人間の狂気や苦しみ、悲しみの表現に特化した内容。 序盤は、全体のスローテンポっぷりや 何も起こらなさ加減に「なんだろうこれは、、、」と 心配しながら観てたのですが、ゾンビのお姉ちゃんが 男どもにレイプされるという展開から俄然目が離せなくなり 幸せそうな一家に恐ろしい出来事が起こってくるわけです。 それにともない、お母さんがまるでノイローゼ、 いやなんというか、彼女自身がまるでゾンビのように なってしまうわけで、最初の頃の幸せそうなときとは 顔が全く変わってくる。逆にゾンビ姉ちゃんは、少しずつ 人間っぽくなっていきます。 二人が入れ替わっていくわけですね。男の子も ゾンビ姉ちゃんになつくわけですし。 そしてあのラストですよ。いや~、なんという切なさ。 それまで白黒だったのが、最後にカラーになって、 悲惨な光景が色鮮やかに見せられる展開も巧かったですね。 [DVD(邦画)] 7点(2014-07-11 21:23:15) |
19. ミロクローゼ
《ネタバレ》 コメディ作品てことにはなってますけど、 笑えるようなシーンはそれほどありません。 しいていえば 鈴木清順監督との 絡みのシーンぐらいかな、笑えたのは。 個人的にはそれよりも、内容の斬新さ、 映像の独創性を楽しんだ次第です。 軽快なダンスシーン、ところどころあるエロシーンなど 魅力的でしたが、中盤のスローモーションで 繰り広げられるチャンバラシーンが秀逸でした。 いやほんと、素晴らしい出来。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-07 21:11:53) |
20. ミーシャ/ホロコーストと白い狼
《ネタバレ》 ナチスに占領されたヨーロッパを舞台に、少女ミーシャが連れて行かれた両親を捜す旅に出るというお話。なによりも、主人公ミーシャを演じたマチルド・ゴファールの体当たりな演技が目を見張ります。この作品、内容的には少々ありえない展開もあるのですが、そこに説得力を持たせるには、彼女の身体を張った演技が必要不可欠でしょう。見事な熱演に賛辞を贈りたいです。戦時中のこの状況下、いわば時代が彼女をひとりぼっちにさせちゃった。そんな中、旅先で彼女の味方をしてくれたのは狼だった。ママ・リタと名付けたその白い狼との交流は実に感動的。それ故にあの別れはほんと悲しいですね。でも、ああいう展開でなきゃ、別れようが無かったのも事実だと思います。物語上、必要な死だったのかもしれない。ミーシャは、ミミズを食べたりなま肉をかじりついたりと、もの凄い熱演を見せてくれるのですが、特に終盤、病棟での「身体が弱っているときの演技」が素晴らしい。子役でこんだけやれるのは大したものですよ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-18 10:56:32) |