1. らくだの涙
「天空の草原のナンサ」を見て、あまりにもあっさりとしたストーリーとさりげない人たちにとても感動して「らくだの涙」を楽しみにしていました。以前、モンゴルに行ったときに遊牧民はお客さんをもてなすのが当然だという話を聞いたけれど、この映画を見て彼らの生活をかいま見ていたって納得。あまりにもらくだがかわいくてらくだフェチになり、オークションでらくだグッズを探してしまいました。そのくらい印象的な映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-01 21:57:04) |
2. ラン・ローラ・ラン
オープニングから飛ばしていて楽しいなあと思ったのですが、3度目は辛い。途中途中のすれ違う人のエピソードをもう少しだけ丁寧ならもっと面白かったのにね。真っ赤な髪、モスグリーンのパンツ、黄色い電車、きれいな映画でした。主役ふたりもキュートで好感持てました。3度目は辛い、と評価した映画なのに、また見たくなりました。ラスト近くに流れる「縁は異なもの」が、最高に好きです。サントラに入って無くて残念。 [映画館(字幕)] 8点(2003-08-26 01:23:53) |
3. ラッシュ/プライドと友情
彼らのことを何も知らずに見ましたが、良質のドキュメンタリーを見ているようで面白かったです。 ふたりの正反対の生き方は、どんな風に行きたいか、生きられるかの選択にも思えます。が同じものを目指しているところ、目指すものがあるところが興味深かったです。うらやましく思えてしまいました。 [試写会(字幕)] 7点(2014-10-25 19:17:18) |
4. ライフ・イズ・ミラクル
《ネタバレ》 コミカルなのに悲惨、残酷でやさしい、色々と混ざり合って興味深く楽しめました。最初のクマに襲われて木の上で殺されているシーンや、おしっこをした時に銃で狙われて撃たれるシーンなど過激なシーンも多いけれど、生きるのに絶望したロバや、犬や猫やあひるの子供などが良いアクセントになっていてニヤリとしてしまうことが多いです。どんな悲惨な時でも安らぎはあり、どんな平和な時でも悲しいことはある、当たり前のことですが、納得しながら見ていました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-05-12 03:45:33) |
5. ラブ・ファクトリー
《ネタバレ》 タイトルが最悪なクズ映画「ラブ・アクチュアリー」に似ているんで紛らわしいです。でもこちらは食わず嫌いでした。ストーリーは妻持ちと夫持ちの一目惚れの顛末を描いています。偶然、妻が交通事故にあったり、夫の浮気が発覚したりで、共にシングルになるところなど出来すぎ都合よすぎの感もありますが、楽しめる映画でした。あのパッツィ・ケンジットが、やりまくり女に扮していて、すごくいい味を出しています。若い頃のデビーハリーみたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-17 05:00:42)(良:1票) |
6. ライアンの娘
美しい映像がたくさんありますが、中でも砂浜についた好きな人の足跡を踏みしめて歩くシーンが大好きです。その後「さよならミスワイコフ」や「マレーナ」など、民衆の白い目と立ち向かう女性映画がいろいろありましたが、この映画が私にとってもルーツでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-02 01:34:31) |
7. ラ★バンバ
持っていたレコードのリッチー・バレンスの顔写真のごつい印象が強かったので、主役がいい男過ぎるよ、とか思ったけど、短い人生をさらりと印象的に見せてくれました。大御所ロス・ロボスがこの一発ヒット(日本で)と思われているのは寂しいです。 7点(2003-09-02 00:20:53) |
8. ラ・マンチャの男
当時、日本の洋楽番組でテーマソングがヒットしていたので興味を持って見に行きました。独特の味があるいい映画でした。映画を観て音楽がさらに良く感じてきました。 7点(2003-08-18 10:34:38) |
9. ラスト・ショー
埃にまみれた田舎町でのモノクロームな一コマがきれいです。グロリス・リーチマンもベン・ジョンソンも渋くて切ないです。シビル・シェパードが上品で蓮っ葉な役で好感。 7点(2003-06-17 04:43:43) |
10. ラヴソング
主人公の立場からしか見ていない映画が多い中、いろいろな立場を考えさせてくれる恋愛映画の傑作だと思う。「旅情」のヘプバーンみたいにマギー・チャンがどんどんかわいく感じてくる。ミッキーの入れ墨も泣ける。 7点(2003-06-17 03:33:30) |
11. ランボー/最後の戦場
《ネタバレ》 ミャンマーの人がどんどん死んでいくのがすごいです。白人を助けるためにってところもはっきりしていて分かりやすいです。そこらのスプラッタムービーよりも飛び散る血のシーンも多かったです。危機一髪のところで助かるシーンが何度もありましたが面白かったので気になりませんでした。ミャンマー軍が女性たちを見せ物にして乱暴を働く最中、親分だけは少年をつれて小屋の中へしけ込むシーンがあったので、あとで何かの複線になるのかなと思っていたら、ただ親分はホモってだけで、必要のないシーンだった気がします。一緒に行った友人は血の多さに途中で気持ち悪くなってしまっていました。パワフルなスタローンですが、どこかにわびさびを感じ良かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-06-15 20:58:12) |
12. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 フォレスト・ウィテッカーのアミンは見応えがありました。ストーリー的には興味本位でウガンダに入り勘違いしていい気になっているジェームズ・マカヴォイのキャラクターにむかつきを憶えてしまいました。決して彼の演技が下手だということでなく、上手だから役にむかついたってことです。関係ありませんがイラクで捕虜になって非難された3人の日本人の事件を思い出しました。 [映画館(字幕)] 6点(2007-03-28 03:21:35)(良:1票) |
13. ランド・オブ・プレンティ
《ネタバレ》 テロ探しに執念を抱く男に狂気が感じられるのに、全体は静かな印象の映画。9.11、ベトナム戦争、それらに隠されてしまっている貧困問題。ヴェンダースならではの反戦映画。彼の描く映像はどこか静かな美しさを漂わせているけど、今回も高い場所から見る普通の景色が魅力的でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-01 19:22:04) |
14. ラヂオの時間
《ネタバレ》 テンポのいい会話で、面白いシーンもたくさんあって楽しかったです。ただストーリーのまとめに入ったあたりから、どんどん退屈になってきてしまいました。こういうのはドタバタしたままで、変にストーリーを作り上げない方がよい気がします。最初の方でラヂオを聞きながら大型トラックを運転士する渡辺謙が出てきた時点で、番組中にいろいろとあても無事に終了して、ラストに彼がラジオ局に行って「感動した」と伝えて終わるんだろうな、という起承転結が見えてしまいました。ここまで予想通りだと楽しいです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-03 23:52:09) |
15. ラスト・ワルツ
当時、バンドはそれほど聴いていなかったのですが、あらためて見るとかっこいいです。この時代ならでは映画だとつくずく感じました。いまはジョークのネタにされるニール・ダイヤモンドが渋いし、エミルー・ハリスも今と変わらず魅力的です。曲と会話のつなぎがとてもいい感じで、タイトル通りにひとつの音楽の終焉を感じます。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-12 02:29:10) |
16. ライフ・イズ・ビューティフル
リアリティーが感じられない部分が多々ありました。親子愛をもっとさりげなく出した方がじーんとくる気がする。やや暑苦しい。 6点(2003-06-03 03:22:39) |
17. ラルジャン
映画でも小説でも色々な作品を見れば見るほど、同じようなストーリーには驚かなくなります。この映画の衝撃もトルストイの原作も今初めて見たはずなのに、勧善懲悪なものが受け入れられた時代は遥か遠くなり、同じようなシチュエーションのフォロワーものを多く見過ぎているので新鮮にも衝撃的にも感じませんでした。映画は見た時代によって変わるものです。そうなると個人的評価は好きか苦手か。この映画は苦手でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-21 20:22:43) |
18. ライラの冒険/黄金の羅針盤
「ハリーポッター」を好きな人なら楽しめて、「ナルニア国物語」を好きな人ならそこそこ我慢でき、「ロード・オブ・ザ・リング」を好きな人には期待できない映画です。最初の方の子供たちのやりとりでかなり引いてしまいましたが、映像に関しては全体的に好きです。イベントでダイモン占いをやったら良い結果だったのでおまけで5点。 [試写会(字幕)] 5点(2008-03-27 06:34:46) |
19. ラストタンゴ・イン・パリ
《ネタバレ》 想像していたのは、もっとスタイリッシュなイメージでした。刹那的セックスシーンよりも、普通の会話に生々しさを感じました。マリア・シュナイダーの「なにも知らないってすてき」「ふれずにいけるわ」の二つのセリフがとても好きです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-30 20:47:39) |
20. ラスト サムライ
ハリウッド的な映画でした。見終って残っているのは銃撃戦でのたどたどしい日本語でした。ウーテー! 5点(2005-01-12 10:49:54) |