2001. BU・SU
良い雰囲気の名作風味の作品なんだけど、終盤は正直しんどい。盛り上がりに欠けるというか、だれてくる。とは言うものの、富田靖子はいい。作品の中できちんと変化していく様は共感を誘う。 5点(2004-03-10 16:17:05) |
2002. 梟の城
この作品、普通に駄作です。まあ、でも、なんとか強引に見所を挙げるとするなら、摩利支天洞玄との対決シーン。これは素直に見応えがあったと思う、全編通してずっと戦ってくれてても良かったとは思う。鶴田真由と葉月里緒菜もかわいかったので、お好きな方は鑑賞されても損ではないかと・・・。 4点(2004-03-10 16:10:34) |
2003. ジャンヌ・ダルク(1999)
非常に残念な作品。端的に言うと前半と後半で全然違う作品になってしまっている。2本立ての映画を見た気分。前半のダイナミックなスケール感だけを評価するのもなんだし、後半の哲学的な深みだけを評価するのもなんだし、トータルして見るとやっぱり構成が悪く感じる。 6点(2004-03-10 14:54:56)(良:1票) |
2004. がんばっていきまっしょい(1998)
冷静になって考えてみると、そんなに絶賛するほど面白い話でもなくて、普通に物語が進んでいくような感じの普通の作品。でも、ちょっと冷静では居られない視覚効果。決して演技が上手いとは言えないけど、責める気にもなれない視覚効果。とりあえず視覚効果。これ男5人だったら、もっと点数低くなると思うけど・・・。真面目に評価するなら、題材にボートを選択したのが正解だった。なかなか息の合わない5人を見ていてイライラしつつ、次第に息が合ってくると何故か見ている自分まで一緒に漕いでる気分になってくる。まさに一体感。普通に感動できます。 8点(2004-03-10 14:45:17)(良:1票) |
2005. 君さえいれば/金枝玉葉
コメディで観客を取り込んでおいて、ロマンチックなラブストーリーに持っていくという王道恋愛映画。三角関係というのもオーソドックス。主人公が性別を偽っているという点がやや斬新なくらいだろうか。見てみると意外と面白くて笑わせてくれるし、後半のラブストーリーも感動できる。たぶん女性ならこういうの大好きで素直に楽しめるんだろうなと思いつつ、ちょっと引っ掛かる部分もある。僕の偏見なのかも知れないけど、ゲイを差別的に扱うことで、ゲイで無くて良かったという対比に繋げるのはどうなんだろう???まあ、面白いのは確かだから、これでいいのかなぁ。 7点(2004-03-10 13:49:36) |
2006. 利休
地味な作品ではあるが、見所はあると思う。とりあえず役者は粒揃い。この面子で大河ドラマにしてもらいたいくらいで、三國連太郎と山崎努のやり取りは迫力がある。映像も美しい。まあ、残念ながら物語としては盛り上がりに欠けるので、歴史物が好きなら損は無いという程度でお薦めします。 6点(2004-03-10 13:24:40) |
2007. ブギーポップは笑わない
かなり不遇な作品である。原作が良すぎる為に原作ファンからは見放され、やや複雑な話の為に原作を知らずに見た人は理解に苦しむ。おまけにアイドル映画というレッテル付き。まあ、それでも、そんなに悪くない出来にはあると思うので、アイドル映画や仮面ライダーのようなヒーロー物にアレルギーの無い人なら見ても損はないと思う。恋愛的な要素もあったりして、役者の下手さを多少我慢できる人なら、それなりに楽しめるんじゃないかな。あと、何度か見直す忍耐力も必要かな・・・ 6点(2004-03-10 12:18:56) |
2008. スリーピー・ホロウ
ティム・バートンらしいとでも言うか、ファンタジックな怖くないホラー作品に仕上がっている。シナリオ的には謎解きが中心にあるが、それ以外にも迫力のあるアクションやちょっと切ないラブストーリーも織り交ぜられている。また随所にコミカルなシーンも用意されていて、あまり深刻にならいようにバランスが取られている。世界観も完璧に作り上げられた感があり、美術スタッフのレベルの高さを感じた。細部に至るまで念入りに造り込まれた良い作品である。やや尺が短くて終盤は急ぎ足に感じられたが、消化不良という感じはない。逆にテンポ良くラストに繋がっていく展開に好感が持てた。 8点(2004-03-10 12:09:34) |
2009. ジョー・ブラックをよろしく
いきなりのあの展開には驚かされたが、事情が飲み込めてからは素直にラブロマンスを楽しめた。でも、やっぱりあのラストには納得いかない。結局、顔がすべてなのか??? 7点(2004-03-09 19:27:02) |
2010. 火垂るの墓(1988)
この作品は駄目です。初めて見たときは、ちゃんと泣き所で泣いたはずだけど、もう2回目以降は全編泣き通し。金曜の夜、仕事から帰って来て、知らずにチャンネル合わせてしまって数秒で泣いてた自分に驚いた。しかも、泣くようなところじゃなかったのに・・・。もう見られません。妹の子供を連れて公園に行き、泥団子を作りながら兄ちゃんって呼ばれると泣きそうになります。もう堪忍してください。 10点(2004-03-09 18:37:22)(笑:1票) (良:1票) |
2011. シュリ
この作品はほんとに評価が難しい。とにかく泣いた。涙が止まらなかった。でも、感動ではない。悲しい涙である。もうあんな悲しい涙は流したくないと思った。僕の中では好きな映画として認識されてはいないのだけど、あれだけ感情を揺さ振られた作品も少ないので、何かあるんだろうと思う。でも、やっぱり好きになれない。 5点(2004-03-09 18:18:15) |
2012. 洗濯機は俺にまかせろ
富田靖子に尽きる。とりあえずあの濡れ場にサプライズ。どう感情表現したらいいのかわからなかった。理不尽とは、ああいう状況のことを言うんだなとしみじみ理解した。まあ、作品としてもそんなに悪くないと思うので、この点数。 6点(2004-03-09 17:22:00) |
2013. 許されざる者(1992)
西部劇の舞台を使ったヒューマンドラマ。人殺しを肯定しようとしない潔さに好感を持つ。物語としてはラストの盛り上がりに欠けるような気もするが、それなりにドキドキするシーンもあり、考えさせられる部分もある。名作っぽい作品。 7点(2004-03-09 17:01:35) |
2014. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
良く出来た作品ではあるが、まあ、森本レオの語りがすべて。そこが好きか、嫌いかの問題。好きなら、感動できる。 8点(2004-03-09 16:55:11) |
2015. ノッティングヒルの恋人
非常に見所のある素晴らしい作品だと思うのだが、とりあえずジュリア・ロバーツはいらない。彼女を削って、ノッティングヒルの友人というタイトルで彼らの日常生活を垣間見たい。もしくは、ノッティングヒルの変人でも可。基本的には楽しませてもらったが、恋愛部分に共感できなかった。 6点(2004-03-09 15:26:18) |
2016. 学校
感動の名作だが、その後のシリーズでのパワーダウンにはちょっとがっかり。とは言うものの、この作品の評価が下がることはないだろう。登場人物それぞれに魅力があるが、やはり田中邦衛の演技は秀逸。オグリキャップの件は現実の感動をすら超えてしまった感がある。 8点(2004-03-09 14:44:11) |
2017. 天城越え(1983)
田中裕子の妖艶さがすべてだろう。それだけでこの物語が昇華している。その後の話の展開の中で事実が明らかになるに連れて、その妖艶さが際立っていく。彼女の存在感に対して、事件そのものの存在感が薄れてしまっているのがやや残念だが、そういう結末だから仕方ないと言えば仕方ない。 8点(2004-03-09 14:42:23) |
2018. 息子(1991)
こういった作品を名作というのだろう。三國連太郎が素晴らしいのは当然として、永瀬正敏も決して負けてはいない。そして、何よりも和久井映見の声を感じてもらいたい。僕の心には届いたような気がします。 9点(2004-03-09 13:21:01) |
2019. BLOOD THE LAST VAMPIRE
ハードボイルドとして昇華した良質の作品。特筆すべき点は見当たらないが、無難な作りでそこそこ楽しめる。オチのさり気無さも好感が持てる。 7点(2004-03-09 12:35:51) |
2020. 人狼 JIN-ROH
この作品は自爆ちゃんに尽きるでしょう。衝撃ありすぎ。考えさせられます。夢に出てきます。 7点(2004-03-09 12:30:25) |