201. スーパー・チューズデー ~正義を売った日~
ストーリー立てがしっかりしていて、キャストも豪華なので飽きることなく楽しめた。政治の裏側を語るには真っ当に描かれすぎていて、もっと皮肉を利かせてもよかったのかな。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-28 14:12:25) |
202. 人生はビギナーズ
シリアスになりすぎず、自分の人生を見返す機会にもなるとてもいい映画だと思います。「行きたい方向をさして、自分がドライブするから」なんて、言葉で表しにくい気持ちの表現方法で、共感しやすいのでは。 [DVD(字幕)] 8点(2012-12-22 20:34:27) |
203. 砂漠でサーモン・フィッシング
《ネタバレ》 砂漠でサケを泳がせるテーマだけでは映画として難しかったのか、物語の主軸は自分たちの人生を見直して惹かれあう男女です。そこにイエメンの大富豪や、英国の首相官邸が絡んで、コミカルな展開とシリアスな内容がうまく進んでいくラブコメ映画ですね。けれど、主演2人の自然な演技もあって、とても好感の持てる仕上がりです。題名に見合うところでは、信心を通して砂漠にサケを泳がせようとするイエメンの大富豪が主人公ですが。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-22 20:29:41) |
204. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 前半はとても楽しめたけど、後半はスパイ活動とは関係ない違う映画になったような。新体制でリスタートする次回作に期待させる作りですね。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-16 14:38:22) |
205. アーティスト
映画の世界にどっぷり浸かれる映画ですね。最初はサイレントが物足りなかったけど、ペピーと逢って物語が進み始めてからはとても楽しめました。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-16 14:35:19) |
206. ホビット/思いがけない冒険
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に比べ感情移入しにくかった。それは、主登場人物がホビット、ドワーフたちとガンダルフであり、人間でないからだと思う。『LOTR』では、指輪がもつ魔力の誘惑や、権力やプライドに固執する人間性がうまくドラマ部分に取り入れられていた。今作ではそのドラマ部分が弱まっている。その反面、『LOTR』の世界観はよりスケールを増して継続され、トロルやゴブリンなど人間以外のキャラクター造形に力が入れられている。なお、3D映画はすぐ目が疲れるのだけど、3時間の本作ではあまり疲れず目に優しい3Dでした。 [映画館(字幕)] 8点(2012-12-16 14:32:35) |
207. リアル・スティール
人間が行うボクシングに世間が飽きて、ロボットのボクシングに夢中になっているという設定が違和感でした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-10-30 09:12:00) |
208. アルゴ
《ネタバレ》 当時のイラン-アメリカの関係を簡潔に説明する冒頭から映画に惹き込まれる。偽の映画作りに協力するハリウッド関係者にアラン・アーキン、ジョン・グッドマンという存在感のある役者を配し、一方イランで孤立化した大使館職員たちはあまり知られていない役者が演じているのも、物語の現実味を高めている。ベン・アフレックの家庭環境など、本筋以外のドラマ部分が弱いのが少し物足りない。 [映画館(字幕)] 8点(2012-10-30 09:09:44) |
209. デンジャラス・ラン
《ネタバレ》 主題の「Safe House」からは序盤で離れ、あとはスピーディーな逃走劇。実はCIA内に裏切りものがいたというオチや、それがブレンダン・グリーソンという設定にはヒネリがない。けれど、十分に2時間スクリーンで楽しめたのはデンゼル・ワシントンの作り上げたキャラクターの魅力ですね。 [映画館(字幕)] 7点(2012-09-23 19:20:26) |
210. フェア・ゲーム(2010)
《ネタバレ》 CIAの妻が中東で情報収集活動し、元大使の夫が妻を支える前半は、ロケーションも次々に切り替わって見入ります。ですが、妻の正体がマスコミに漏洩してからの後半は肩透かしな展開です。政府に見放され利用された夫妻が、どうホワイトハウスに立ち向かうかが焦点であるはずなのに、夫婦間の絆の方に話が収束する。ホワイトハウス側の人間は副大統領の補佐官をメインとして俳優が演じ、ブッシュ大統領などは実際の映像を使っているからムリがあるのでしょう。いっそのこと、ホワイトハウス側の人間もそれなりの役者を立てれば、映画としてはとてもおもしろくなったと思います。ただ、イラク戦争の元になった大量破壊兵器の問題を正面から描いている点で、興味深いです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-18 16:51:25) |
211. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 「ソウルメイト」をテーマにしたよくある恋愛群像劇ですが、キャラクターの描き方がうまいので楽しめます。脇役では、マリサ・トメイが主人公と関係をもつ大胆な女教師役で光ってます。なんでもできる女優さんですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-18 16:39:12) |
212. ゴーストライター
《ネタバレ》 最初乗り気でなかったゴーストライターの仕事につきながら、前任者の死の謎とその裏にある陰謀を暴くことにのめりこんでいく過程が丁寧に描かれていて楽しめた。元英国首相役のピアース・プロスナンがハマッていました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-18 16:31:27) |
213. モンスター上司
上司を殺そうとする3人組よりも、その上司たちに大物俳優を配しているのがこの映画の成功ですね。ケビン・スペイシーは嫌味な役がとても合ってます。お話としては殺そうとしてアタフタするのが中心なので、上司に復讐するカタルシスはあまりないかな。続編作るなら、復讐するスッキリ感があった方が共感得られやすいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-16 20:37:20) |
214. リミットレス
薬を飲むと脳の能力を100%発揮できるというアイデアはいいものの、結局はその薬の奪い合い。その奪い合いに緊張感がなく、目新しさがないまま終わってしまったのが残念。 [DVD(字幕)] 5点(2012-06-16 20:30:42) |
215. カンパニー・メン
会社で働く人たちの現実を丁寧に突いた佳作です。リストラは日本でもアメリカでもそう変わらないんですね。日本だとハ○ーワークという存在が欠かせませんが…。ただし、ベン・アフレック演じる主人公が優秀な人材だと感じる部分がなくて共感し辛かったです。脇を固める俳優陣はしっかりしているのに、勿体にない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-06-11 21:19:06) |
216. インモータルズ/神々の戦い
ターセム・シン監督のビジュアルが活かされていない。神話という浮世離れした題材はこの監督に合っているのでしょうが、展開がストレーートすぎて映像との一体感がない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-06-11 21:14:46) |
217. メン・イン・ブラック3
主演3人のキャラクターは活かされていておもしろいです。前2作が好きなら楽しめます。肝心のストーリーは物足りず、もうちょっとなんとかなったのでは・・・・ [映画館(字幕)] 6点(2012-06-11 21:10:51) |
218. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 少しずつ二重スパイの顔に迫っていく本格的なスパイ映画だと思います。ただ、ゲイリー・オールドマン演じる冷静かつ聡明な主人公や、ジョン・ハート演じる豪腕な元ボスに比べて、疑いの対象となる4人の幹部がどうも弱い。彼らが英国諜報部で幹部にまで上り詰めた要素が見当たらず、そりゃゲイリー・オールドマンがなんとかするよねと思って安心しちゃいます。 [映画館(字幕)] 7点(2012-05-21 09:23:41) |
219. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
盛り上がりに欠ける映画。淡々と話が進んで見せ場がない。「マイティ・ソー」や「アイアンマン」に比べてもストーリーに乗り切れなかったのは、キャラが薄いのかな。トミー・リー・ジョーンズの方が圧倒的に存在感ありでした。 [DVD(字幕)] 4点(2012-04-16 21:39:09) |
220. ドライヴ(2011)
《ネタバレ》 映画全体に漂う雰囲気に惹き込まれる。登場人物を客観的に狙うカメラワークやロスの街並みを粗く捉えた映像。そしてなんといっても使われる曲やスコアがいい。暴力シーンは多いが、いつもは静的ながら瞬間的に躊躇なく暴力的になる難しい役柄を演じたライアン・ゴズリングにも圧倒された。 [映画館(字幕)] 9点(2012-04-05 09:49:47)(良:1票) |