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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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241.  ミシシッピー・バーニング
この映画がアメリカでどう物議を醸したのかは知らないけれど、“人間が閉鎖的な環境とそこから形成される凝り固まった価値観の下でいかに残虐になり得るか”ということを描いたということでは、的確な作品だとは思いますよ。悪意や負を2時間やそこらに無理に凝縮しているからアレっちゃアレなんですけど、おそらく扇情はあっても欺瞞はないと思う。人間はあんなもんだと思いますもん。ミシシッピーという土地には、時には曲解されつつも、多面的な真実が沢山あるんだと思う。そして良くも悪くも、それを語るに、あの土地は説得力を持っている。色々な業が土の奥深くにまで染み渡っていて、それを全くの部外者にさえ感じさせることが出来る。何とも因果を背負っている土地です。
7点(2004-09-04 18:50:26)
242.  カリートの道
これを「男の美学」と捉える男性は多いだろうけれど、どこか醒めた目で「男の勝手」を感じてしまう女性も少なからずいるのではないかと思う。とはいえアル・パチーノの色気は只者ではありません。参りました。日本であんな色っぽいおっさんは見たことない。
7点(2004-08-22 16:19:46)
243.  34丁目の奇跡(1994)
オリジナルのモノクロ映画の存在感には及ばないまでも、良質な作品だと思う。私はオリジナルの白黒の雰囲気がとても好きだけれど、「白黒はイヤ、カラーがいい」という方にはこっちの方が観易いでしょうね。ストーリーにもそれ程の相違はありません。でも裁判の評決の決定打になった証拠に関しては、私はどっちかというとこっちの方が好きかも。
7点(2004-08-22 16:16:32)
244.  カタクリ家の幸福
最初の死体発見シーンなんて素晴らし過ぎます。このプチ鬱がケラッケラ笑いましたよ。それが笑いのピークだったのが残念でしたが、そのシュ~ルな世界観自体は実に好みです。ところで、冒頭の雰囲気がヤン・シュヴァンクマイエルの「フード」に酷似していると思ったのは私だけ?ひょっとして三池監督ってヤン好き??
7点(2004-08-14 14:05:26)
245.  ぼくは怖くない
一面の黄金色の中を続く一本道、そこを行く子供、車。大人。そして知る世界の残酷さ。既視感を覚えて、何だろう?と思ったら、それらが「柔らかい殻」という作品に似ていたからだと気付いた(向こうの方が相当グロいけれど)。ちなみに私は、子供以外に見えない犬なんてのは見たことがないけれど、7歳の時弟と一緒に山奥で、2頭身の猫の群れを見たことがあります。今ではそんなもの見ません。
7点(2004-08-14 14:03:04)
246.  シュレック
楽しい。可愛いのに毒のある世界観。冒頭でもう気に入ってしまった。人はハートなのだよのぅ。でももしあんな鮮やかな緑色の男がやって来たら、私はもちろん逃げますけどね。
7点(2004-08-06 17:41:52)
247.  サタデー・ナイト・フィーバー
橋の向こうとこっちが云々と言われた時は、そんな馬鹿な…!と笑ってしまった。現代版ロミオとジュリエット?(笑)。でも楽しい作品。古いとかダサいとかは全然思わない。今にも通用する普遍的な魅力がある。時代は違っても、若い人は同じような轍を踏むものなり。
7点(2004-08-06 17:35:38)
248.  アンジェラの灰
垢と汚物に塗れて泣く子供。貧乏金なし子沢山。極貧、赤貧洗うが如し。昔のアイルランドの貧民窟をここまで再現したのは素直に凄い。“悲惨”という言葉を見事に映像化していて、疫病と死の臭いすら漂って来そうだった。でも別に暗澹たる気持ちにはならなかった。安直な収拾の付け方ではあるけれど、ラストに希望もあるし。イギリス産・貧乏金なし子沢山もので括るなら、設定と時代背景は違うけれど、「日蔭のふたり」の方が大分悲惨。
7点(2004-08-06 17:34:18)
249.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
ラストのアルおじさんの独壇場は、何だかよく考えると詭弁のような気もする(笑)。でも勢いに押されて聞き入ってしまった。何やらかっこいいよ、アル・パチーノ。年をとってもかっこよくていいね。そしてガブリエル・アンウォーは今、一体どこに…?
7点(2004-08-06 17:30:50)
250.  恋人までの距離(ディスタンス)
吊り橋の上などの不安定な場所で異性と出会うと、人間はその不安定感と高揚感を恋愛感情と錯覚する、という実験結果がある。揺れる車内で異性と出会い会話していると、何かしら高ぶって来るのかも知れない。そういう旅の高揚感をちょっと恋愛感情と錯覚したところも絶対あるはず。お互い国に帰った頃には随分醒めていると思う(笑)。でもそれゆえに何だかリアリティと庶民性がある。その場に居合わせたような臨場感を終始楽しめた。
7点(2004-08-03 20:43:39)(良:1票)
251.  肉片の恋
どこぞの浸りきった男女が人目を憚らずいちゃいちゃしていても、周りの人間の視線は物凄く冷ややかなもんです。2人が作り上げた独自世界と、その2人以外の全ての覚醒している人々が属している世界との温度差。何やらそんなものを感じてしまいました。恋人たちよ、世界は常に無情で冷徹なのさ。あるカップルの束の間の愛の耽溺タイムでした。
7点(2004-08-03 20:33:11)(良:1票)
252.  石のゲーム
目で見るオルゴール。定刻になると、刹那の輝きを得たかのごとく踊り出す石たち。そして用済みになるとそれらは無感情に吐き出され、旋律の残滓と化し、味気も何もないアルミのバケツに遺棄される。そしてその後に訪れる、圧迫感を感じてしまう程の力強い静寂。何がどうという訳でもなく、何かが精神病理的。美しいけれど、何かが決定的に怖い。
7点(2004-07-29 19:23:07)
253.  未知との遭遇
13歳の時、友人と一緒に、明らかに尋常じゃない様相を呈す飛行物体を見たことがある。この作品を観た時、その時の感覚を妙に鮮明に思い出した。今まで見たこともないものを見た時の戸惑いと、それでいて心がどこか心地よくざわめく感じ。この作品を包む、充足感と喪失感。何かを得、同時に何かを失ったような。何かと遭遇するということは、それまでの何かと決定的に別れなければならないということなのだ。一段上のステージに行く為には、それまでいたステージを後にしなければならない。こういう作品は、何がどうと言う訳でもなく、その鑑賞後、なぜだか淋しく、切ない気分になってしまう。それは私だけなのかもしれないけれど。
7点(2004-07-22 11:58:57)
254.  シド・アンド・ナンシー
ここまで恥も外聞もなく、醜く汚く剥き出しの心で誰かと向き合うなんて、逆に清々しい。羨ましい。何だか妙に清澄な余韻。キレイなものを見たような気にすらなった。不思議に。
7点(2004-07-20 21:14:13)(良:1票)
255.  スターリン主義の死
ぶっ、豚ちゃんかあああ!!あれは豚ちゃんの内臓かあああ!!メイキングが観られる「プラハからのものがたり」を観て、プチ衝撃。ぜ、全部食べてくれたんですよね?あの豚ちゃん、あの後当然全部食べてくれたんですよね?でないと……動物虐待やんかああああ!!!東欧の歴史に関して全くの不勉強者である為、この作品の意図したものがきちんと理解出来たとはとても言えない。でもその意は汲める。露骨なまでの政治喧伝、イデオロギーの発信。つまりはアジプロ映画なのだ、と。あの攻撃性はどこから来るんだろう。戦い過ぎだよ、ヤン!“戦闘的シュルレアリスト”って、ほんと的確。もう私みたいな極東の平和ボケした民主主義国家のヘタレ人間なんかがどうこう言えるレベルの話じゃない。東欧で戦い続けたおじいさんの、露骨ながらも毅然とした1人プロパガンダ。でもな…豚ちゃんがな…。豚ちゃんの内臓がな…。いけないよ…ヤン…内臓目的だけで豚ちゃん殺しちゃ…。ああ、豚ちゃん…。(しつこい)
7点(2004-07-16 20:20:45)
256.  シャイニング(1997)〈TVM〉
TVドラマなので、このレビューがあるとは思わなかった。TVムービーになるのですね。キューブリック版の「シャイニング」はとても芸術性に長けているし、あれはあれで立派な作品だと思っているけれど、ラストなどに地味に納得が行かなかった。こっちは原作に忠実なので、そういう意味ではとても観易かった。長いけれど、小奇麗な仕上がりです。
7点(2004-07-16 20:18:36)
257.  イージー・ライダー
刹那の時代。殉死の世代。保守と革新との間の軋轢に押し潰された、野卑でタフながらも脆弱な夢。この時点で一旦、アメリカの何かが死んだ。1つの死んだ時代を描いた、アメリカの現代神話。これを不朽の名作と捉えるか、時代の遺物と捉えるか否かは、個人個人の価値観次第なのかも知れない。
7点(2004-07-05 18:28:39)
258.  ビョークの「ネズの木」~グリム童話より
普通に映画を楽しみたい、という方には全く向かない作品。だからお勧めはしない。私のように「寂寥感」に積極的に浸りたいと思うような人間は少数派だと思うので。私の場合、グリム童話的な残酷さやアイルランドの荒涼とした原風景、それらが醸し出す何とも言えない寂寥感に触れたい、という構えで観たので、期待通りの作品だった。ここまで「寂寥感」だけで出来た映画もない。寒々しく、暗く、寂然として、残酷で、排他的な、閉じた世界。
7点(2004-07-05 18:24:38)
259.  ロレンツォのオイル/命の詩
無償の愛と呼ばれる、その美しい執念と清澄な狂気。そしてそれは更に蒸留され、最終的に1つの奇蹟のオイルに形を変えた。言い切ってしまうと陳腐だけれど、この世の何が1番凄いって、親の愛ですよ。こればっかりは、私の経験上、どうしたって否定出来ません。
7点(2004-06-22 22:36:10)
260.  オー・ブラザー!
コーエン兄弟の軽妙で洒落た毒。いつものあの風味がやはりこの作品からも感じられる。卑俗でありながらもどこか洒脱で「通」な独特のユーモアが全編から醸し出されていて、お馬鹿ちゃんストーリーなのに何だか思わずほくそ笑んでしまうような洒落た雰囲気。この何とも言えずイイ感じにいい加減な、他にはない空気感が楽しい。
7点(2004-06-20 20:20:08)
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