281. バトル・ロワイアル 特別編
♪ママ~ たった今人を殺したよ あいつの頭に照準を合わせて 引き金を引いたら奴は死んだよ ママ~ ゲームは始まったばかりなのに ボクはもう友人を殺してしまった ママ~ あぁママ~ ママを泣かせるつもりじゃないけれど 3日後の今ごろになってボクが戻らなくても 今のままで生きていって…なぁんて、シラジラしくもボヘミアン・ラプソディをパロってみましたが、ぶっちゃけ何も考えずに見るとこーゆー映画です。しかし、この作品に込められたメッセージはとても深く、考えさせられる内容です。俺は、気に入ってる作品や心に残った作品はDVDを買って保存版にしてんるんで、この映画も、凄く考えさせられたことと、どうせなら通常版じゃなくて完全版にしようということ、そして栗山千明の出演作という理由がちょっとあってDVDを買ってしまい、この前イマジンさんと殆ど同じような理由で番外編を見てしまった俺です。皆さんの中にも、こんな映画グロいだけだとか、満点つける奴の気がしれねぇとか思ってる人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。ロックを例に取ってみますと、このジャンルの音楽が出来た当初は不良の音楽だとか駄目な人間の聞く音楽だとか散々言われましたが、ロックの持つ音楽性やメッセージ性のよさ、素晴らしさなどを理解する人が居たからこそ現在でもロックは存在しているわけで、これは極端な例かもしれませんが、映画にも同じことが言えると思うんですよ。なので、この作品を頭からけなしてる人は、もう少し良く考えて、この作品に込められた深いメッセージに気づいて欲しいと思います。 8点(2003-05-25 02:34:49)(笑:1票) |
282. バトル・ロワイアル
原作は読んだことがないので比較は出来ないんですが。面白かったです。皆さん結構原作と違うって非難してるみたいですね。その件については、前に誰かが言ってたように、映画と原作は別物なんですよ。映画化するにしたがって、その人個人のイメージの塊である小説をそのまま映像化できるわけないんです。赤の他人なんですから。イメージが崩れると思っている人は始めから見なきゃ良いんです。さて、映画のほうですが、テーマは“生”(と、俺は思います)。極限状態での、必死に自分たちが生きているという証拠を探している若者たちの様子が良く描けていると思います(人間は死の淵に立って初めて生きてると実感するものです)。ある者は生に執着し、またある者は人間の尊厳を守り抜いて自ら命を絶つ。BR法というのも、一見非日常的なものですが、その中に含まれた、腐敗する政治、多発する少年犯罪などといったものが、今の社会を風刺していると思います。これだけで見ると、結構壮大な意味を持った映画に思えますが、実際に見て見ると、違う意味で面白い所が沢山ありました。キタノが投げたナイフが見事女子生徒の脳天にヒット!ブリット(荒野の七人)も真っ青だね、というようなシーンを筆頭に、「メガネ君、狙いが定まってないぜ!」「おいおい、ちゃんと狙えよ」「殺す度胸もないくせにボウガン向けてんじゃねぇよ!何が大丈夫?だ!ボケが!!」と思わず突っ込みたくなるようなシーン満載でした。でも一番のシーンは撃たれてんのに平然と起き上がるキタノ。ゾンビか?殺し合いのシーンも、殆どの連中がプッツンしてて、正に“21世紀の精神異常者”といったところですか。そらいきなり「ちょっと殺し合いをしてもらいます」なんて言われたら誰だっておかしくなるさ。スパス片手に七原達をリードしていく川田、装弾数無視してウージー撃ちまくってる桐山共々カッコよかったな(しかし俺的に最高なのは千草だな!)。ラストも、皆さんあんまりだとか言ってますが俺は良かったと思います。この先どんなことが起ころうと、精一杯生きていこうという希望が感じられました…と、あまりにぐだぐだと長話してしまったのでこの辺で… 8点(2003-05-21 23:48:30)(良:1票) |
283. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 ※2021年更新 公開当初は結構「へん!」とか思っていましたが、時が経って観返してみると確かにこれは面白い作品だと思いました。 冒頭の沈没船を探す海底探査のくだり、夢と希望を乗せたタイタニックの出港シーン、上流階級の退屈な社交パーティと対比させた、アイリッシュ・トラッドをバックに老若男女が楽しそうに過ごすパーティシーン。 そして夕日をバックにした2人の「飛行」シーンはスコアも相まってとても幻想的。 そうした定番のラブ・ストーリーがひと段落した後は、氷山にぶちあたり、沈みゆくタイタニック号を舞台にした脱出パニック。 3時間超の作品ですが前半と後半の毛色の違いがいいアクセントになっていて、時間が経つのを忘れさせてくれました。 初見の時はピンと来なかったラブストーリー部分も、自由に生きるジャック、見栄とプライドの世界に嫌気がさしたローズ、貴族社会(というかローズの家柄)をまんま投影したようなタイタニックの「構造」そして「盛衰」、「末路」、そして恩人であり恋人であるジャックの名を継ぐラスト等々の大人の機微も、改めて観返すことで楽しむことができました。 アカデミー賞最多受賞も納得の、永遠のラブロマンスの1本です。 最後に、ネックレスを海に落とす時のローズばあちゃんの「あ、落としちゃった♡」みたいな声が最高にツボでした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-05-18 16:33:04) |
284. 菊次郎の夏
ある夏の(ちょっと悲しい)楽しい思い出という、凄くほのぼのとした気分で見れました。所々に“北野風”な感じが良く出てました。そして、ラスト、「菊次郎だよ、ばかやろう」のセリフ、そして“Summer”が、見終わった時にとても和やかな気分にしてくれました。やはり日本映画はこういうヒューマンドラマ系の映画が最高ですね。 8点(2003-05-18 16:05:51) |
285. 陽のあたる教室
ここまで慕われる先生ってそうそういないでしょう。実に素晴らしい。特にラスト。自分があんな事してもらった日にはもう号泣なんてモンじゃないですよ。 8点(2003-05-17 17:24:20) |
286. COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉
音楽を少しでも知っている人ならサブタイトルを見てすぐにピンとくる筈。何せ、ボブ・ディランの名曲(ギターの神様、エリック・クラプトンもカヴァーしている)Knockin’on heaven’s doorだから。そもそもこのビバップという作品は、TVオンエアー時から、ホンキートンク・ウィメン、悪魔を憐れむ歌、闇夜のへヴィ・ロック、ボヘミアン・ラプソディなどといった、洋楽好きなら誰でも知っているようなタイトルを付けてきた。一見すると、ストーリーとは何の関係もないような気もするが、各エピソードを見終えると、それらのタイトルが、その作品全体の趣旨や雰囲気とうまくリンクしていることに気づく。それは映画になっても変わることはない。そして、この一連の作品の素晴らしいところは、練りこまれたストーリーもそうだが、何と言ってもその音楽のセンスのよさ、そして質の高さである。たかがアニメと思っている人もいると思うが、一度この作品を見て見れば、その映像やストーリー性、そして、音楽の質の高さの虜になると思う。設定などの関係上、TV版を見ていないと理解しづらい場面もあるかもしれないが、話自体は1話完結なので、予備知識がなくても十分楽しめる。俺の中では、TV版を含め、この一連の作品を超えるアニメは存在しない。 [DVD(邦画)] 8点(2003-05-14 18:59:14) |
287. ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強
今でも友達と熱くトークするくらいドラゴンボール大好きです(笑)上映時間が短いのがちょっと残念ですが、どのキャラもなかなか個性があって良いですね。そしてやっぱりクウラ様。先ず思う事は「兄貴強ぇ~」。そして「兄貴格好良い~」。悟空が超サイヤ人に変身した後はともかくとしてもやたらと強い。そして極悪非道。んでもって「俺様最強」な態度がやたら格好良い。DBの中で一番好きなキャラはフリーザなんですが、兄ちゃんも大好きです。そして勿論中尾隆聖さんも大好きです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-05-14 18:18:06) |
288. ドラえもん のび太のドラビアンナイト
実在の人物と架空の人物をリンクさせるあたりがすばらしいと思います。初めのうちはただの頑固じじいだったシンドバッドが、最後には若き頃を思い出し、皆の知っている、冒険好きで、どんな困難にも果敢に立ち向かっていく彼の本当の姿に戻っていくところがよく描けていると思います。それに最後の城壁での決闘シーンは、実にいいシーンだと思います。 8点(2003-05-14 16:46:53) |
289. ドラえもん のび太の日本誕生
初めて見たドラ映画。色々盛り上がるシーンとかがあって面白かったし、最後のペガ達と別れるシーンも、こうやって人間は強くなっていくんだということを知りました。しかし1つだけ突っ込ませてもらえば、悪役の名前。ギガゾンビって何さ!! 8点(2003-05-14 16:13:54) |
290. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
これを見た当初、猛烈にスターウォーズにハマっていたので、このまんまスターウォーズパロった題名にはいささか抵抗、というか、好きにはなれなかったけど、見ているうちに、だんだんと面白く思うようになってきた。あと、スモールライトに時間制限あるのは知らなかったな。 8点(2003-05-14 15:49:03) |
291. ルパン三世 カリオストロの城
ルパン青ジャケ!この頃のルパンが一番面白かった。小さい時から何度も見てるけど、青ジャケの時が一番“ルパンがルパンらしかった時代”だね(赤ジャケも好きだけど、ちょっと世界観吹っ飛びすぎ) 8点(2003-05-13 19:16:17) |
292. ショート・サーキット
最初、2を見て興味がわき、見ました。2共々好きな映画です。 8点(2003-05-07 22:11:40) |
293. ターミネーター
2よりこっちの方が好き。何と言っても感情のないターミネーターことシュワちゃんが怖い。そして、未来からサラを守るためにやってきたカイルことマイケル・ビーンがカッコいい(エイリアン2でも頑張ってたね)。当初、骨格だけになったターミネーターの動きが猛烈に怖いと思ったし、最後の死闘も、執拗にサラを狙うそのしつこさは正にTerminator(終結させる者)という言葉がピッタリだと思った。そして、ラスト、これから待ち受ける過酷な運命を全て受け入れるかのようなサラのセリフ「嵐がくるよ」「ええ、分かってるわ」が、とても印象に残った 8点(2003-05-07 21:15:46) |
294. ダイ・ハード3
面白い…んだけど、バウエルが出てこないことと、あんなにラブラブだった妻のホリーと別居中っていうのは如何なものでしょうか?しかしその点を入れてもアクション映画の代名詞的な作品なので、結構見ごたえはあった 8点(2003-05-07 20:56:52) |
295. ダイ・ハード2
続編モノはあまり好きじゃないけどこれは別。確かに1作目とどちらがいいと言われれば1作目だが、これもなかなかいい作りしてる。アクションの基本はきっちり押さえながら、見せ場を所々入れていて飽きない。今のところ続編として本当に面白かったと思うシリーズはこれとバック・トゥ・ザ・フューチャーだけ [地上波(吹替)] 8点(2003-05-07 20:47:58) |
296. ダークマン
《ネタバレ》 漫画オタクライミ監督が撮った、コミック原作でないにも関わらずどこまでもアメコミ調のアクション・ホラー…SF? とにかく、設定がよくあるコミックヒーローのようなものですが、オタク監督である彼の事ですから、一癖も二癖もあります。 感情が爆発したときの演出はコミックを彷彿とさせるものですし、内容的には何方かも指摘されていましたがオペラ座の怪人、またはファントム・オブ・パラダイス(そして個人的にはフランケンシュタインの要素も少し加わっているのではないかと思います)と云った往年の作品にもオマージュが捧げられているように思えます。 また、元々心に葛藤を持った人物を描くのが上手い人ですから、そうした事も手伝って、笑いから狂気、または悲愴への転換がとても上手いです。 ま、B級であることには変わりないんですが、実はアクションが結構派手だったり、独特な世界観だったりと、近年彼が監督したスパイダーマンとはまた一味違う良さを放っています。 敢えて言うなら、死霊のはらわた至上主義者な自分としては、こっちの方が好みなんですが。 [DVD(字幕)] 8点(2003-05-07 20:34:05)(良:1票) |
297. クロウ/飛翔伝説
以前に深夜にやっているのを見て、この映画の虜になった。とにかくカッコいい!世界観も暗いけどそれもまたカッコいい!特に、この世界に蘇って、クロウメイクを施し、自分の家から外の世界を復讐心に満ちた面持ちで眺めているところに、雷の光がエリックの顔を映し出すところがカッコいい!!「人を殺せば、そいつも殺される」…一時期口癖になった 8点(2003-04-30 00:04:35) |
298. ローズマリーの赤ちゃん
《ネタバレ》 昔観た時はまだケツが青かったんでしょう。派手さのない描写につまんねーと思いましたが観返してみればなんと面白い作品でしょう。 妊婦のマタニティ・ブルーの不安定さも手伝って、現実か、妄想かという境目、そして自分と赤ちゃんに危機が迫っているという恐怖、そして、赤ちゃんが狙われていると思いきや実はその輪が子こそ邪悪の化身だったという驚愕のラスト、更には、それでも尚わが子として愛してしまう母の強さという安直な描写ではない数々の場面があり、オカルトブーム前の作品ながら燦然と輝いております。 ただ、個人的には、前半の、髪を切る前のミア・ファローのほうが好みでした。 [DVD(字幕)] 8点(2003-04-29 22:11:59) |
299. ロボコップ(1987)
ハイ、題名の通りにサイボーグになった警官が大活躍してくれます。小さな子供も大喜び…と思ったら大間違い、全編通して凄いバイオレンスな内容。この前久しぶりにTVでやってたので見たら、エミールが吹っ飛ぶシーンがカットされてた(幼稚園の時にやってたやつはちゃんとあったのに)あれじゃはじめて見た人はエミールのその後わかんないよ?それだけ規制が厳しくなったってことか。見た当時は猛烈にロボコップのキャラクターに憧れ、オート9(ロボコップの銃)を買ったりした。話自体も最高に面白く、そのカッコよさはいまだ色あせることを知らない 8点(2003-04-04 19:55:13) |
300. ミッション:インポッシブル
俺もTV版のファンなんですよ。それから考えるに皆さんの言う通り“あの人”が犯人だったなんて・・・驚きでありまたショックでしたね。まあバーニーやハンドも出てこないしTV版と離して考えれば面白い、というか2よりこっちの方が断然スパイですよ。スリリングなオープニングから本作一番の見所であるCIA本部潜入、そして驚愕のラストとスパイ映画では超一級の出来だと思う 8点(2003-02-28 03:00:50) |