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コメント数 1395
性別 男性
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281.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
 スペイシーとクロウ…別に似てないだろう?何故混同するかな。うーーーむ、分からん。キム・ベイシンガーの助演女優賞は確かに「?」。第一ヴェロニカ・レイクにゃちーとも似てないじゃん!それよりメリハリの利いたスピード感溢れる演出でサスペンスフルなハードボイルドに仕立て上げたカーティス・ハンソンにこそ、オスカーは相応しかったと個人的に思う。阻んだのがアノ「タイタニック」とは…納得いかん!断然こっちが凄いじゃないか!まぁ、J・エルロイ原作を脚色した見事さは(脚色賞)受賞も当然だけど。あと、序盤で展開が読めたって方、本当に?私ゃ、「スペイシーやD・デビートが呆気なく殺される」「出世欲の塊だったガイ・ピアースが、途中から警官としての使命感に目覚める」なんて、冒頭を観た時点では全く読めなかったけどね。クロウが生きていたラストにもビックリ仰天だったし。むむ、未だ修行が足りんってか?
8点(2003-01-13 00:33:22)(良:1票)
282.  アマデウス
 ピーター・シェーファーの大ヒット舞台劇を原作者自ら脚色してミロシュ・フォアマンが映像化した一級のクラシック映画。流石にモーツァルトを知り抜いているシェーファーの脚本だけあって曲を挿入するタイミングが実に絶妙。レクイエムのシーンでは、モーツァルトを追い詰める内に音楽家としての本能が憎しみを凌駕し、共に作曲に没入するサリエリの鬼気迫る姿が印象的。トム・ハルスは本作以降パッとしないが、個人的には本作のMVPだと思う。あれくらい羽目を外さないと、お耽美系の美男俳優とかが演じていたら、ありふれたコスチューム・プレイ映画として作品の格がガクッと落ちていただろう。ただ、史上に名高い悪妻(経済観念ゼロの女性を妻にしたら…ゾゾッ!)コンスタンツェの描き方がてんで甘いので2点マイナス。
8点(2003-01-10 02:14:17)(良:1票)
283.  レインマン
 自閉症の兄弟を持つ身として言わせて貰うなら、ダスティン・ホフマンの演技は圧巻の一語。半端な演技力ではありません。所謂「知的障害者」と混同されがちですが、全く違います。その違いをココで説明するつもりは無いですけど。後半ギャンブル等にホフマンの驚異的な数字の記憶力を利用するシーンがありますが、アレは決して誇張ではありませんよ。正常だと思っていた自分が、全然脳味噌使いこなしていない事実に私も何度と無く愕然とさせられたコトがありましたから。トム・クルーズはハッキリ言って嫌いなんですが、本作では好感が持てます。レイモンドを差別視せず、優しく接するトムの恋人役を演じたヴァレリア・ゴリノも素敵でした。ホフマンのオスカー主演男優賞受賞は当然でしょう。アカデミー受けを狙ったとか言う次元の演技レベルを遙かに超えていると思いますし。スピルバーグが監督予定されていたとは知りませんでしたね。個人的に実現しなくて良かったと胸を撫で下ろす気持ちで一杯です。矢張りコレはバリー・レビンソンの映画ですよ。尤も本作以降は精彩に欠けているみたいですが…。
8点(2003-01-09 23:42:10)(良:1票)
284.  クレイマー、クレイマー
 1979年のオスカー主要部門を総ナメにした名作。けど、コレでアカデミー主演男優賞くれるんなら、以前にもっと凄い演技をしてたと思うぞ、ホフマンは。「小さな巨人」とか「レニー・ブルース」とか…イヤ勿論コレでも名演だけど。メリル・ストリープは後年の「アタシは名女優なのよ」的過剰演技が程良く抑えられており”助演”女優賞を受賞。「泣かせまっせ」映画でもあるんだが「不治の病」系の安易さは無く、当時の離婚問題にも触れているので結構身につまされる。甘いと言われそうだが、個人的にはあのラストで救われた感じがして何か嬉しかったんで…8点!
8点(2003-01-09 12:02:04)
285.  用心棒
 確かに「荒野の用心棒」は本作の無断借用ってか海賊版。セルジオ・レオーネはボブ・ロバートソンなんて妙な偽名使って誤魔化そうとしてたっけ。尤も黒澤御大はマカロニ・ウェスタンなんぞには目も呉れなかったらしいが…。ところで本作だが、続編と同じくって言い方は変かもしれないが、もう矢鱈に強過ぎる。それでも最後の対決までテンションが下がらないのは宿場を巡る二大やくざの対立というシチュエーションが絶妙だからだろう。名女優山田五十鈴を、名優加東大介をああいう風にキャスティングするとは…。藤原釜足や志村喬にしても「七人の侍」を意識して観た日にゃ、完全に肩透かしを喰うコト間違い無し。余りに意表を突いた配役の妙に思わず脱帽!また小道具(出刃包丁や拳銃、棺桶)を見事に伏線として活かしきっているのも続編にはない魅力。パクられるだけの価値が十二分過ぎるほど詰まった、正に「娯楽時代劇」の決定版と言えよう。ただ、黒澤のベストだとは個人的に全然思わないけどね。
8点(2003-01-09 03:24:26)(良:1票)
286.  禁断の惑星
 原作も無し(まぁ、アシモフの「ロボット三原則」は引用してるけど)に「イドの怪物」や「ロビー」を創造したのは矢張り偉大であり、現在の視点のみで「古い」「ショボい」はアンフェア過ぎるというモノだろう。本作も含め、古典SF無くして「2001年ー」や「スター・ウォーズ」はありえなかった。キューブリックやルーカスは(例え本人は認めなくても)何処かで絶対にインスパイアされているハズ!勿論モロにパクったりはしてないけどね。エポックとなった本作には敬意を込めて8点。
8点(2003-01-08 02:55:37)(良:1票)
287.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
 ポール・ギャリコの原作小説を巧みに脚本化したスターリング・シリファントが本作のMVP!上下逆さま(upside-down)の発想のユニークさをCG無しに見せる美術スタッフの努力に感服!ロナルド・ニームも監督として一世一代の大仕事を見事にやってのけた。制作者のアーウィン・アレンは…商売気を出して超つまらん続編を作った(しかも監督まで…)ので無視。個人的に物凄く印象的なのは豪華客船ポセイドン号が転覆する寸前まで船内で行われていた新年カウントダウンパーティ。「蛍の光」を大晦日に歌うのは日本人だけだと思っていた私は、乗客達が肩を組んで「Auld Lang Syne(蛍の光のオリジナルであるスコットランド民謡)」を合唱する姿に雷に打たれたような衝撃を受けた。欧米のヒトも日本と同じ様なコトやってんだなぁ、とパニック映画そのものと全く関係ない所で感動したのは世界広しと言えど私くらいのものカナ?…って全然威張れるコトじゃないか。ただ、新年を迎えた瞬間に横波を食らうってのはいくら何でもタイミング合い過ぎで興醒めなので2点マイナス!裸の銃を持つ男が何気にポセイドン号船長だったりして(^^)。ジーン・ハックマンの牧師は…ゴツ過ぎて似合わないにも程があるトコが御愛敬。
8点(2003-01-07 04:42:35)(良:1票)
288.  大脱走 《ネタバレ》 
 ジョン・スタージェスが絶頂を極めた記念碑的一作。捕虜収容所からの脱走といえば、本作を真っ先に思い浮かべる方もさぞや多いコトだろう。原作は史実である集団脱走に参加していたポール・ブリックヒルのベストセラー小説。これを映画的にアレンジして本作となった。当時のスターが多数出演しているのも話題になったが、ハッキリ言って渋過ぎるチョイス。人気絶頂みたいなノリで出たのはJ・ガーナーくらいで、他は個性派、演技派のオンパレード!かのマックィーンですら「荒野の七人」で注目の個性派って感じで未だ完全にブレイクした訳ではなかったのだから。「鶏鳴狗盗」ということわざがあるが、意味は「つまらない特技の持ち主でも使い所によっては意外に役に立つ」て感じかな。そういう特技の持ち主がツルんで脱走計画を立て、抜け穴を掘りつつジワジワ準備を進める前半の丹念な描写が、後半で一気に開放感溢れる脱走シーンに転じる際にグンと活きている。難点は”脱走不可能”って謳い文句の割に所長初めドイツ軍側の警備が余りにヌルいこと。ま、あんまり厳し過ぎたら映画にならんと言われれば其れ迄だけど。油断したってコトかな。収容所から脱走した後も追いつ追われつのスリリングな展開で飽きさせない。結局最後まで逃げおおせたのは、76人中僅か3人(J・コバーン、C・ブロンソン、ジョン・レイトン)というのも作品を安直な印象にせずピリッと引き締めていると思う。
8点(2003-01-07 01:51:25)(良:2票)
289.  レニー・ブルース
 ホフマンとしては「クレイマー、クレイマー」より本作でオスカーを獲得したかったのでは…?それほどの圧倒的演技。しかし、無冠に終わる皮肉さ。ヴァレリー・ペリンがセクシーな悩殺ボディも露わに元妻を熱演し、見事カンヌ女優賞に輝いたのも又皮肉。世の中ままならないネェ…!
8点(2003-01-06 02:49:07)
290.  ルパン三世 カリオストロの城
 劇場公開で大コケしたのが余程悔しかったのか、宮崎駿氏は本作に対しエラク否定的なコメントばかり発しております…。観客動員数は確かに或る程度の目安にはなるかもしれませんが、御自分の作品をあんまり卑下するのも如何なものかと思いますが。某もののけとか某神隠しよりズッと高く評価しているヒトは決して少なくないんですからネ。満点にする積もりでしたが、何か不快なので2点マイナス。
8点(2003-01-06 02:27:32)(良:1票)
291.  カプリコン・1
 別に期待もせず鑑賞したところが、メチャ面白いじゃないですか、コレは!!「嬉しい誤算」って言葉は正にこの映画の為に有ると思いますよ。ピーター・ハイアムズ渾身の書き下ろし脚本が何と言っても成功の第一要因でしょう。イヤ、監督としても勿論見事でしたが。70年代テイスト(惨めに死ぬ結末多過ぎ!)を良い意味で裏切る鮮やかなラストも好感度大!ハル・ホルブルック扮するケラウェイ博士の胡散臭さも本作では逆説的に魅力的。複葉機パイロットのテリー・サバラスも実にいい味出してマス!確かに以後のハイアムズ…ダメですね。そこそこのレベルには仕上げるんだけど、何かこう今イチって感じの作品が多くって…(T T)。本作に匹敵するような傑作が又観たい!と願うヒトは少なくないハズ。甦れ、ハイアムズ!!
8点(2003-01-06 01:56:57)
292.  眼下の敵
 おおっ!ナカナカ好評じゃありませんか。嬉しいですねぇ♪この当時でココまでドイツ軍を平等に描いた戦争映画って他にありませんから、可成り新鮮だったでしょうね。感動の名作とかではないですが、98分を潜水艦対駆逐艦のスリリングな読み合いで押し切るディック・パウエルの引き締まった演出は、個人的に大味なオールスター超大作などより遙かに好感が持てます。アメリカ人が扮したステレオタイプの偽ドイツ将校とかじゃなく、ドイツ人俳優クルト・ユルゲンスにヒトラー嫌いだが祖国愛に燃える潜水艦艦長を演じさせているのもグッと説得力を増していると思います。ドイツ人だって皆が皆ナチスに心酔してた訳ないですからね。勝負の結果も言わば「痛み分け」ですから、一方的な連合軍万歳映画じゃないと思いますし、ああいう爽やかな結末は案外ありそうで実は本作以外には殆ど見受けられません。もっと再評価して欲しい逸品だと感じてマス。余談ですが、モロ直訳ながら確かに味のある邦題ですよね?昨今の邦題(やたらと片仮名連発)は手本にして貰いたいくらいですよ。
8点(2003-01-06 01:10:15)(良:2票)
293.  サイコ(1960)
 原作は(ラヴクラフトのあからさまな模倣が多く、あんまり感心しない)怪奇小説家ロバート・ブロックの同名小説。だが、ヒッチコック先生はプロットだけ拝借して独自のショック映像に昇華させている。映画の黄金時代が過ぎた後の低予算製作を逆手に取ったチープなモノクロ画面が本作の場合、秀逸な効果を生む結果となった。ヒロインの恐怖の表情と振り下ろす刃物と排水孔に流れ込む水の色の変化を矢継ぎ早にカットバックさせてゆくバスルーム惨殺シーンは正に圧巻の一語。凡庸で下品な監督ならグサッとモロに突き刺したり、血みどろのヌードでショックを煽ったりするのが関の山だったハズ。いくらカット割りを真似ても、オリジナルの足下にも及ばなかったガス・ヴァン・サント版は哀れですらある。本当に、こういうのは「センス」の問題であって、才能の差が明暗をクッキリ分けることを心底実感。当時のアンソニー・パーキンスは若干落ち目とはいえ、好青年のイメージが未だ根強かっただけにノーマン・ベイツ役で観客に与えたインパクトがいかに凄まじかったか、はチョット形容不可能。ギラギラ脂ぎってハナっからイッてしまっているヴィンス・ヴォーンでは到底敵わないのも当然である。ヒッチコックにとってベストとは個人的に全然思わないが、後のホラーやスリラーに与えた影響を併せて考えると傑作であることは間違い無い。
8点(2003-01-05 11:32:26)(良:2票)
294.  現金に体を張れ
 原作はライオネル・ホワイトの推理小説「見事な結末」。競馬場の売上金強奪に絡む人間模様の克明な描写は原作以上の迫力であり、若きキューブリックの気合い充分。個人的に特に好きなシーンは、イライシャ・クック・Jr扮するジョージの浮気な妻が、ヴィンセント・エドワーズ扮する間男に金を横取りさせようとして、一味の待機する部屋を襲うも派手な撃ち合いの末に間男らは死亡、ジョージは重傷を負いながらも自宅へ戻り妻を殺して息絶える、という何とも凄惨極まる一連の場面である。とにかく、無駄を一切省いた簡潔な演出で一気に85分を見せるキューブリックのパワーは圧巻。後年の晦渋な作風も殆ど無くテンポ良く楽しめる逸品なので、キューブリック作品はチョット…と敬遠せず一見するコトを是非オススメする。
8点(2003-01-05 10:37:33)
295.  ゴッドファーザー
 大ベストセラーの原作(byマリオ・プーヅォ)を超える評価を受け、コッポラの名声を一躍高めた秀作。過剰演技で作品をスポイルする常習犯だったM・ブランドを逆説的に活用した手腕はお見事!チト長尺過ぎる感はあるが、地味な演技派(当時だよ)で固めたキャストが功を奏して思いの外に退屈させない。殺伐としたマフィアの抗争に終わらず、家族愛まで丹念に描いたのが好結果を生んだ主な要因であろう。ニーノ・ロータもフェリーニお抱え作曲家から脱皮できた会心のスコアを提供。監督賞をボブ・フォシーに浚われたコッポラの無念はPARTⅡで何とか晴らせたが、その後ドツボにハマるとは誰も(本人も)予想だにしなかったのだった…。
8点(2003-01-04 00:52:35)(良:1票)
296.  太陽がいっぱい
 原作はパトリシア・ハイスミスの「才人トーマス・リプレイ」。富豪のドラ息子を殺して自分がなりすますプロットだけ頂いて、後はルネ・クレマン(とポール・ジュゴフ)がアレンジしまくってます。原作との最大の相違点はリプレイがメガネの冴えないブ男なのに対し、アラン・ドロンは水も滴る美男子だという点です。確かに、「リプリー」のマット・デイモンはその意味で原作に忠実だったと言えましょう。もう一点は《ネタバレ》ラストシーン。原作は完全犯罪を達成しますが、映画はドンデン返しがあって企みは敢え無く露見、トムの逮捕を暗示させて終わります。あと、ホモ的ニュアンスのカットもクレマンのアレンジです。当然です。淀川長治氏はそれでもホモ映画だと主張してましたっけ。さて、このアレンジが吉と出たのか凶と出たのかは私が言わずとも歴史が証明してますね。タイトルも秀逸。まんま仏語原題「Plein Soleil」の直訳ですが。本作に於いてミステリは飽くまで味付けに過ぎません。切ない青春映画として鑑賞するのも一興かと。さぁ、アンリ・ドカエの流麗なカメラワーク、美しいニーノ・ロータのナポリ風メロディ、ドロンの超二枚目ぶりに酔いしれましょう。
8点(2003-01-02 22:35:34)(良:2票)
297.  サウンド・オブ・ミュージック
 MGMミュージカルとかが苦手な方もコレなら大丈夫ってくらい爽やかな映画ですね。ジュリー・アンドリュースの清楚さと抜群の歌唱力をフルに活かしきったのが成功の秘訣でしょう。ところで…コレと「ウエスト・サイド物語」でロバート・ワイズをミュージカル映画の第一人者とでも思い込んだアナタ!「キャット・ピープルの呪い」「地球の静止する日」「たたり」「砲艦サンパブロ」「アンドロメダ…」を観ても決して幻滅しないように(^^)。彼本来の姿はハッキリ言ってこっちなんだからネ!!
8点(2003-01-02 07:01:04)(良:1票)
298.  ウエスト・サイド物語(1961)
 2003年1月現在、ミュージカル映画は絶滅種と言ってもいい位に皆無。なので、絶滅寸前の60年代に敢えて復権を賭けたその意気込みに8点!因みにロバート・ワイズはミュージカル初体験だったため、実質的な現場指導は振り付けのジェローム・ロビンスに任せっ放しだったとか。その分、フィルム編集に手腕を発揮したのはワイズ本人だったりする。元・エディターだからねぇ。シェークスピアの引用については…「ロミオ&ジュリエット」なんかよりゃ遙かにセンス有ると思うけどな。
8点(2003-01-02 06:29:39)(良:1票)
299.  オペラハット
 ゲーリー・クーパーって、こういう純朴な青年役やらせたら天下一品だったよナァ…!逆に言えば、善人役以外はロクに演れなかったんだけど(^^)。ジーン・アーサーも若い!「シェーン」が最後の輝きだったんだが、コレは全盛期の貫禄。キャプラ二つ目のオスカー監督賞受賞作(この2年後に「我が家の楽園」で三度目!)で正に絶好調デス。
8点(2003-01-01 11:56:41)
300.  オーケストラの少女
 こんなに世の中甘くはない、かもしれないが…。矢張りコレはディアナ・ダービンの可憐な歌声と世界的指揮者レオポルト・ストコフスキーのタクトを用いない独特の指揮ぶりとフィラデルフィア・オーケストラを一遍にまとめて観ることが出来る!超お得な音楽映画として鑑賞したい。ヘンリー・コスターの優しさに満ちた演出もグー。少女の父親を演じたアドルフ・マンジューは1920~30年代を代表する名優。
8点(2003-01-01 00:42:30)
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