281. エレファント・マン
《ネタバレ》 「感動した」とおっしゃる方々には,この先は読まないほうがよいと申し上げておく。また,間違って読んでしまった方のために,申し訳ないと先に謝ってもおく。なにを隠そう,この映画こそ私が劇場で観た最初の洋画である。当時「感動の物語!」みたいな感じで宣伝されていたので母が私を連れていったらしいのだが,当の私はそんな母の目論見に反し特に感動もせず,ひたすら「なんかヘンな映画だな」と思っていたのであった。ああ恐るべし子供の直感。今となっては見当違いしかやらかさないが,驚いたことに子供の私は優れて正しかったのだ。この悪趣味な映画が私のような無垢の子供の目に触れることになるなんて!。変態デビッド・リンチと「感動」とでは,日本とブラジルほどの遠さがあることは今でこそ常識だが,20数余年前ではそんな認識がカケラも無かった故の悲劇ではある。しかし,そこにつけこんでリンチの見世物フリークス好きを隠蔽し,感動という名目で純粋な日本の観客を騙した配給会社の罪はやはり重いといわざるを得ない。悪いことに私はリンチファンになってしまったのでもはや手遅れだが,幸い母は健在だ。今からでも遅くはないから少なくとも彼女に対しては何らかの賠償をしていただきたい,といっておくのが人の道・親孝行というものであろう。 5点(2004-01-18 10:34:51) |
282. 私をスキーに連れてって
主人公達に共感ギリギリの世代だったし当時スキーに興味なかったので,自分と関係ない別世界のように思えた。「オトナの世界っていいな~。楽しそう」みたいな憧れと,「ケッ。うまくやりやがって」というやっかみのないまぜになった気持ち。しかし,バブル期の高揚と軽薄さが良く出た時代感のあった映画だったからこそ,そういう感情を抱いたのだろうと,彼らの年齢をとっくに越した今から見ればそう思う。 5点(2004-01-17 10:09:07) |
283. AKIRA(1988)
原作ファンだったのでイマイチ。バイクはカッコ良かったけど。 5点(2004-01-17 09:22:49) |
284. イージー・ライダー
ロードムービーの原点といわれる映画だが、チョッパーや「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」と言った脇役が今もってその魅力を失わないのに対し、主役たる「イージー」が持っていた時代感とか思想性などは、今や「へえ」としか言いようがないくらいに古くなった。要するに当時最先端だったヒッピーやらサイケなどは時代のあだ花に過ぎず、そんなものは年月を経るに風化するというその皮肉さ残酷さを感じる映画。と、ここまで書いたところで「限りなく透明に近いブルー」とか「ラブ&ポップ」の村上龍を思い出したのは何故だろう。 5点(2004-01-13 13:15:12) |
285. マイノリティ・リポート
スピルバーグに思い通りやらせると平凡な映画が出来上がるという見本。この人の映画が制作費と比例してつまらなくなるのは、たぶん彼が悪条件というか、「シバリ」みたいなものがあると輝くタイプだからではないか。 5点(2004-01-13 12:40:33) |
286. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
残念ながら、岡村のアップで爆笑してからほとんど記憶がない。 5点(2004-01-08 16:55:06) |
287. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
5点(2004-01-08 16:19:46) |
288. ジェイコブス・ラダー(1990)
5点(2004-01-08 16:10:44) |
289. エイリアン2
5点(2004-01-08 15:25:37) |
290. プロジェクトA
昔劇場で観た印象だけれども...面白く,完成度も高い映画だとは思った。ただ...どう言ったらいいのか..恐らくジャッキーの健康的で明るい魅力がそう感じさせるのだと思うが,カンフーというよりサーカスのように私には見え,どうしても活劇に没頭出来ないのが難。どうやら私の中では武術=健康的というのがどうしても消化できないらしい。ただ,彼は希代のカンフースターであると思うし,この映画もいい作品であることは間違いないと思います。これは私の好みと言うことでご勘弁を。 5点(2004-01-08 15:21:43) |
291. フライド・グリーン・トマト
5点(2004-01-08 15:19:18) |
292. おもひでぽろぽろ
5点(2004-01-08 12:28:03) |
293. パトリオット・ゲーム
5点(2004-01-08 12:27:24) |
294. バーティカル・リミット
馬鹿B級感濃厚な映画ではあるが,この無駄なアクション&無機質な質感は好き。ところで,3人助けるために多くの人が危険を冒すというこの映画のストーリーを非難する方が多いのだが,同じようなテーマの「プライベート・ライアン」はさほど非難されないのは何故だろうか?こういうテーマは,結局何人死んだかではないと思うし,誰がそれを言い出したとか誰が助かったかでもないと思う。とどのつまりは「何故助けるのか」ということが大事で,そういう意味では「バーティカル~」より「プライベート~」のほうが,理由が希薄というか馬鹿馬鹿しいと私は思うのだが。 5点(2004-01-08 12:27:04) |
295. パーフェクト ストーム
5点(2004-01-08 12:26:43) |
296. ロボコップ2
5点(2004-01-08 12:25:09) |
297. 氷の微笑
5点(2004-01-08 12:24:46) |
298. 13日の金曜日(1980)
5点(2004-01-08 12:24:14) |
299. シン・レッド・ライン
原作は何と言うか,アメリカの田舎の若者が突然何万キロも離れた場所につれてこられ,殺し合いをさせられる生々しさみたいなものがあったのだが,それに比べこの映画は詩的すぎると感じた。もちろん原作と映画は別物だけど,だからといって,原作を超えるような何かがあるようには思えなかった。舞台があの「餓島」といわれたガダルカナルじゃなかったら,もっと素直に映像の美しさに共感できたかもしれないけれど。 5点(2004-01-08 12:20:29) |
300. トゥームレイダー
5点(2004-01-08 10:59:13) |