21. 風の谷のナウシカ
原作はもっと深かった。映画で表せたのは1割くらいか?それでも、この映画は名作だと思う。 9点(2003-02-27 22:31:18) |
22. COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉
いわゆるビバップの「世界」感が気持ちいい。サントラも出ているが、音楽との掛け合わせが見事。ストーリーは確かにありきたりな面もあるが、絵と音楽の気持ち良さは秀逸だと思う。アニメと思ってナメるなかれ。 9点(2003-02-27 22:20:34) |
23. 遥かなる大地へ
あのレースはものすごく爽快!そしてニコール・キッドマン強し! 8点(2003-07-15 23:18:42) |
24. アンナ・カレーニナ(1997)
ソフィーの美しさで持っているような映画。でもアンナのイメージには非常にぴったりだった。話のテンポはやや早く、もう少し丁寧な心理描写があってもいいかもしれない。 8点(2003-06-26 10:44:31) |
25. 隣人は静かに笑う
確かに謎は解けるのだが、超バッド・エンド。画面の前で「ちがうんだ!ちがうんだってば!!!」と叫んでしまった私。映画の流れも緊張感に満ちていて、本当に手のひらが汗だくになってしまった。 8点(2003-06-26 10:12:53) |
26. トゥルー・クライム(1999)
死刑囚の家族との別れは、何度見ても胸がしめつけられる。信仰を得たという彼の表情はとても穏やかで、「いつも傍にいるからね」と娘と離れてしまうシーンや、妻と離されるときに「神のご加護を!」と搾り出すように叫ぶシーンにぐっときてしまった。イーストウッド演じる記者の「鼻」はいくらなんでもすごすぎ、と思わなくもないが、映画としては半日の間に見落としていた事実が急ピッチで明らかになる(しかもその間に動物園に子どもを連れて行き、離婚騒ぎにまでなる)という恐ろしい一日があっても悪くはないかな、と思う。 8点(2003-06-05 20:58:25)(良:1票) |
27. ザ・シークレット・サービス
頑固な役をイーストウッドが演じているのを見て、「この人も年取ったなぁ」と実感。内容はよかった。仕掛ける方も、守る方も、徹底しているのに、周囲の人間が楽観しすぎで見ているほうがハラハラしてしまう。 8点(2003-06-05 20:55:04) |
28. アポロ13
すごかった。結末が分かっている話なのに、緊張感がずっと途切れないほど緻密に作ってあり、人間同士の話、技術の話、家族の話がうまくからみあっているのが良い。余談だが、ケビン・ベーコンと共演した人を「1ケビン・ベーコン」として、その人のさらなる知り合いを「2ケビン・ベーコン」とするという人間のネットワークの研究がアメリカでなされたと聞いていたのだけれど、初めて本人をこの映画で見た。 8点(2003-06-05 20:47:59) |
29. 千と千尋の神隠し
きらびやかな湯屋。この建物の造りは・・・吉原の建築物にそっくりだ!日本の、やや屈折したきらびやかさ。決して雅やかではない雰囲気を十分に持った場所で、千尋は働くことになる。名前を奪われること。働くということ。自分の中の可能性に気づくということ。幼少の頃から、牙を抜かれてしまった大人に向けてのメッセージだと受け取った。 8点(2003-05-19 16:01:40) |
30. 光の旅人 K-PAX
何が本当なのか。彼は宇宙人なのか、それとも精神を病んでしまった一人の人間なのか。正直、そんなことはどうでもいい。彼の慈愛に満ちたまなざし。それに癒されていく人々。信じても、信じなくても、彼がそこに存在する意味は確かにあった。残酷な回想が入り、「一人だけ」連れて行けるという予告のとおり、女性の患者が居なくなり、彼が一人抜け殻のように残る。最後まで、淡くやわらかな光に包まれているような映画だった。だから、あえて謎解きはしたくない。 8点(2003-05-19 15:57:26) |
31. 逃亡者(1993)
単に追う・追われるの関係から、互いにひとつのもの(真犯人)へ向かって走っていく展開が、この映画をあきさせない理由だと思う。ハリソン・フォードの頭と体を使った逃亡にくわえて、トミー・リー・ジョーンズの徹底した執念深さと思慮(最後のハリソンを狙う銃では、引き金に指をかけていない!)が非常に魅力的。 8点(2003-05-14 10:47:46) |
32. ことの終わり
見た直後よりも、あとになってからの方が印象が残った映画。強い独占を求める男と、自分の祈りによって離れることをもって愛とする女と。2つの誓いを自ら破ってしまい、そして死のときがやってくる。夫と愛人はそれぞれ、神と呼ばれるものに対して何を思ったのだろうか。 8点(2003-04-14 21:49:17) |
33. シコふんじゃった。
「女性は土俵に乗るべきではない!」という狭量なことをいう某女流作家の作品とは対照的で、ラストシーンで2人とも土俵に乗ってシコを踏むところが素敵。 8点(2003-04-14 21:27:41) |
34. 魔女の宅急便(1989)
宮崎作品の中で、いちばん「そのへんにありそうな」話だから、好きです。キキが、同じ町にいるかもしれない・・・って気になれるから。 8点(2003-04-14 21:17:18) |
35. ルパン三世 カリオストロの城
宮崎映画の中で妙に冷遇されてる気がするけれど、この作品、今観ても傑作だと思う! 8点(2003-04-14 20:58:01) |
36. 私は貝になりたい(1959)
子供のころに見ました。すべての善意が悪意として裁かれ、死をつきつけられる主人公が「そうだ・・私は貝になりたい」とつぶやくシーンが忘れられません。とても悲しい映画だと思いました。 8点(2003-04-14 20:34:13) |
37. 紳士協定
この映画をみたときには、反ユダヤ主義に対しての強いメッセージを感じたのだが、その後監督のエリア・サガンがハリウッドの赤狩りに際していわゆる「裏切り者」となったことにショックを受けた。作品と、監督と、そのメッセージとか違うものなのだろうか。 8点(2003-04-14 20:30:14) |
38. レベッカ(1940)
やっぱりヒッチコック。美しいラブロマンスかと思いきや、そして後妻や召使の嫉妬と思いきや、その裏には「レベッカ」にかかわる知られざる事実があって、後半では一気にそれらが明らかになっていく・・・。モノクロ画像ということもあり、スリルいっぱいの映画でした。しかし、あの女中の顔は、マジで怖い。 8点(2003-04-14 19:32:43) |
39. 嵐ケ丘(1939)
オリビエが演じるヒースクリフの似合うこと!これはモノクロの作品ですが、嵐が丘の物語の雰囲気を非常によく伝えていると感じました。嵐が丘はその後何度も映画化されていますが、もっとも古いこの作品が大好きです。 8点(2003-04-14 19:29:54) |
40. ザ・ダイバー
道具をばら撒かれて、それでも作業を続けるシーンでは、こちらまで息苦しくなってきた。 8点(2003-04-09 12:00:44) |