21. ディスタービア
《ネタバレ》 主人公の妄想というオチかと思ったんだが、なんのヒネリもなく「まんま」だったとは。ヒロインは結構魅力的かな。 [地上波(吹替)] 5点(2023-06-18 16:26:07) |
22. 石内尋常高等小学校 花は散れども
半自伝的作品のようだが、どこまで本当なんだか。役者が年齢的に色々とミスキャストなのと、演技も仰々しいというか不自然だし、なんと言ってもストーリーがつまらない。『二十四の瞳』的な反戦作品なのかと思ったが、そういうわけでもないし、何が言いたいのかよくわからない。そもそも「懐古的」なだけで言いたい事もないのかもしれないが。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-06-18 14:44:36) |
23. ブレイブ ワン
「正義」というのは快感なわけで、それが不安による防衛から徐々にエスカレートしてく様を上手く描いていた。ジョディ・フォスターはいい女優だということも再認識。オチも悪くない。 [地上波(吹替)] 7点(2023-06-14 20:39:49) |
24. ミスト
集団心理と個人の選択。自分的には合理的に判断したハズの不幸な結果。パニック時に冷静でいることの難しさ。冷静かつ合理的に判断したとしても未来はどうなるかもわからない。結局、人生は「確率(賭け)」と「意志」の関数で決まるのかと。あとは信仰の有無は別としても、人間は「希望」がないとダメなのかもね。 [地上波(吹替)] 7点(2023-06-08 13:35:03) |
25. インベージョン
追い詰められる美人には見応えはあるんだが、ボンドとは思えぬちょっとダサめなダニエル・クレイグがプルシェンコみたいで気になった。 [地上波(吹替)] 5点(2023-06-08 01:41:45) |
26. 転々
序盤の入り方は悪くないが、中盤以降はダレる。全体的な雰囲気も悪くはないんだが、主人公の成長が感じられないのが難点か。また、東京散歩とは言っても、歩いている場所が東西を行ったり来たりと滅茶苦茶なので所謂「ロードムービー」感もない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-06-05 11:46:59) |
27. パプリカ(2006)
「精神」の「最後の聖域」である夢に科学が介入することの是非という科学哲学・生命倫理的なものがテーマだと思うのだが、良くも悪くも「夢と現実」が交錯するという映像表現にインパクトがあり過ぎたため、せっかくの興味深い主題がボケてしまったというかズレてしまったように思える。そういった、難しいことは考えずに映像を楽しむ作品なのかもしれないが。 [地上波(邦画)] 7点(2023-05-31 12:52:24) |
28. 笑の大学
見始めて5分で展開とオチが想像できるという点ではサプライズが無いのだが、稲垣のどうしようもない演技(無難に唐沢でよかったんじゃないの?)を役所が何とかカバーしていて、他の三谷作品に比べるとまあまあ面白いのかな?と、脚本が完成する所までは思っていたのだが、最後に「やっちゃったな。」って感じ。 <追記>16年ぶりに再見。背景に戦前日本の体制批判があるところが、説教クサくて喜劇になってない。役所広司の演技はいいんだけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-31 00:32:36) |
29. 長い散歩
「巡礼ならひとりでやればいい」これに尽きるかな。役者の演技は良いんだけど、ストーリーがね。芦田愛菜のドラマ『Mother』に似てるけど、こっちが先なんだね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-22 01:21:14) |
30. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 主人公の心変わりがポイントなんだろうが、「犯罪者」に共感・連帯したという点で、これはある種のストックホルム症候群のようなものではないかと思った。だから、キッカケとか原因とかを追求しても中々わからないのかもしれない。でも疑問なのはこれまでも数多の盗聴をしてきたのに、なぜ今回そうなったのか、そこには何か理由があるハズだということになる。女優のファンだったとしても対象者の2人にそれほどの魅力があるようには見えない。今更、善や正義に目覚めるというのも変な話で、そもそも自由や民主主義が善や正義だとするのは西側の価値観でしかなく普遍性があるわけでもない(結果的には壁が崩壊して西側が勝利したことにはなったので、自由や民主主義の礼賛というオチに見えなくもないが・・・)。なら「生(性)の情動」なのか。「芸術家はスグに性行為をする」と茶化す場面があるので、これも見慣れた(聞きなれた)場面だろうし心が動くのも変だ(売春婦を呼んだのは初めてのようだが、この辺も不可解)。ピアノ演奏で涙を流すシーンがあるので、消去法で「芸術の力」ということになるだろうが、正直2人からは「芸術の力」も感じられないのが難点。とは言え、それなりの緊迫感もある見ごたえのある作品で、ある意味主人公の心変わりが不可解だからこそ色々と語りたく作品だと言えるのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-05-20 18:20:09) |
31. 風花(2000)
昭和のような古臭いストーリーと浅野忠信の演技の下手さがどうしようもない。小泉今日子は昔は悪くなかったんだけどね。その後色々と騒動起こしてオカシクなってしまったのが残念。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-05-20 16:07:00) |
32. 三文役者
殿山泰司はよく見る脇役という印象しかなかったが、こうやって生涯を辿る作品を見ると、生き様としてはいろいろと考えさせられるものがあるというか、「幸せとはなんなのか?」ということにまで思いは至る。実際にはもっといろんなことがあったんだろうが。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-07 16:50:35) |
33. ハンサム★スーツ
内容的には説教クサくて粗もあるが、谷原章介の演技は楽しめる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-17 00:55:30) |
34. ファイナル・デスティネーション
「ツカミ」はよかったのだが、パターンが決まっているのでだんだんとマンネリ化してくる。終わり方もスッキリしない。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-24 12:15:39) |
35. エリン・ブロコビッチ
悪徳企業から金をふんだくる系なら「レインメーカー」の方が断然上かな。主人公は品も礼儀もなく、はっきり言って見ていて不愉快。ヒッピーみたいなオッサンは存在が非常に中途半端。 <追記>20年ぶりに再見。実際のモデルになった人は「学」があるようで、こういう脚色の仕方には疑問。もうちょっとマジメな社会派作品として描けばそれなりに面白くなったように思う。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-03-07 13:04:17)(良:1票) |
36. GOEMON
荒唐無稽ながらも、映像・脚本・役者等々各々それなりに頑張ってはいたのかなと。期待しないで見ればそれほどヒドイということもない。ただし、広末はミスキャストかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-02-21 16:24:37) |
37. リード・マイ・リップス
刑務所上がりの男とモテない難聴者の女という設定を上手い具合に活かす形でストーリーが展開し、最後にピンチを切り抜けたところは中々の出来。ちなみにヒロインは倍賞美津子に見えました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-17 12:38:39) |
38. 猟奇的な彼女
「猟奇的」という題名から、男への復讐に燃える悪女が主役のサスペンス映画だと思っていたのだが、想像と全く違った。彼女の行為は単純に男の気を引きたいだけのワガママとしか思えない。通常とは逆のパターンでの異性へのアプローチだが、この手法は外見に相当自信がない限り使うべきではないでしょう。 <追記>18年ぶりに再見。内容は殆ど覚えていなかったが、前の感想と同じように単なるワガママ娘の話でしかく、たいした話でもない。終盤の展開も弱いし、オチもご都合主義的。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-02-10 11:10:35) |
39. イーグル・アイ
《ネタバレ》 オペレーション・ギロチンの発動をAIやらせたくないなら、始めからプログラムするなよってことと、いくら双子だからと言って生体認証が通過するってどんだけセキュリティーが甘いんだよという2点が最大のツッコミどころではあるんだが、緊張の連続と憲法に基づく政治絡みのAIの暴走という全体的な世界観は興味深いものがあり、結構楽しめる。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-02-08 12:48:29) |
40. ホワイトアウト(2009)
南極生活が華やかで過酷さが伝わってこない。サスペンスとしてもイマイチ。ケイト・ベッキンセイルはそれなりに美人だとは思うが、主役を張るには存在感がイマイチ。 [地上波(吹替)] 4点(2023-02-07 12:12:44) |