21. マザー・テレサ(2003)
《ネタバレ》 人が人を愛する事“LOVE”とは違うもっと深い愛、自分を犠牲にしてまで人を愛する事が出来る人、「自分は神が持つペンにしか過ぎない、文字を書くのは神です」と言ってのける。困難で有れば有るほど強く立ち向かい。弱い者には深い愛を捧げる。彼女は偉大です。そんなマザー・テレサでも「神の愛は押し寄せる波のようです。もう私は先へ進めません」と弱音を吐く場面にはホロリと来ます。 [映画館(字幕)] 9点(2005-09-07 10:17:49)(良:1票) |
22. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 スターウォーズというブランドはやはり偉大です。内容が良かろうが悪かろうが、悪い点数はつけられない。期待度は大きかったし裏切られた感じはしないが、大満足でもない。 スターウォーズの持つ映像の美しさやスピード感は十分堪能できた。ダースベーダがいかにして生まれたか?(アナキンが何故暗黒面に落ちたか?)も十分納得出来た。アナキンのパドメを思う気持ちがそうさせたのだし、ジェダイでも特に優秀な彼の思い上がりがそうさせた。ヨーダはこうなることを薄々感じていた。 しかし、何か物足りない、何故いとも簡単にシスの手に落ちたのか?オビ=ワンは自分が至らなかったと悔いていたが、結局アナキンにとどめを刺せない。「兄弟のように思っていた」といって、やはり甘い部分をさらけだしてしまう。見ているほうはじれったくなるが、これが師弟としての最後の別れだったのだと思うと少々悲しくなってくる。 流れはEPⅣにうまくつながるようになっていて成る程ねと思わせてくれるところは良かった。 いずれにしても、27年間も楽しませてくれたこのシリーズに大感謝です。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-26 08:29:02)(良:1票) |
23. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 神様はどうしてそこまでマギーに試練を与えたのだろうか?小さい頃からウェートレスをして働き自分自身を食べさせてきたマギー、やっとつかみかけた大きなチャンスを相手の反則によって、失ってしまったマギー、暗闇のジムでひたすらサンドバックをたたく健気な彼女を思うと涙が止まらない。生き続けるよりも、命を絶つ方が彼女の幸せだったのでしょう。信頼しているフランキーにそれをやってもらったのだから。残されたフランキーも恐らくは・・・それは見た人がそれぞれ考えればよい事ですね。 [映画館(字幕)] 9点(2005-05-29 16:55:20) |
24. シービスケット
《ネタバレ》 一度故障した馬が復活してレースを勝つと映画でなくても感動します。それはその馬にかける人間の期待や希望を背負って競走馬は走っているからです。競馬は単なるギャンブルでは無くある意味ドラマだと思います。この映画でも3人の期待を背負って走るシービスケットの姿が印象的です。挫折したものが復活する。小さい馬が大きな馬を破るという内容があり、これが実話だからたまりません。ただ残念なのは3人が出会うまでの展開がゴチャゴチャしすぎて分かりにくかったです。 相変わらずクリス・クーパーが男臭い役をやると雰囲気がいいです。 9点(2004-06-06 15:11:48)(良:2票) |
25. ターミネーター4
さすがにT-1000を主役に据える事はもはや難しいと思ったのか、一応、ジョン・コナー、カイル・リース+何故か新たなメインキャスト、マーカス・ライトとT1の前の世界を描く試みはまずまず成功だったと思う。それ程突っ込んだ見方をしなかったので単純にたのしめました。ただ、ターミネーターブランドを語った別物映画的な感覚は拭えずだが・・・ [映画館(吹替)] 8点(2009-08-07 16:45:39) |
26. マンマ・ミーア!
観ていて身体が自然と動き出すとても楽しい映画でした。ABBA世代にはたまらない楽曲が美しいシーンと共に聴けたのが良かった。しかし、メリル・ストリーブはともかくピアース・ブロスナンの歌唱力はどうなのよ? [DVD(字幕)] 8点(2009-07-02 14:47:22) |
27. インベージョン
自分的には最初から最後まで緊迫感が有って良かった。折りしもただ今、豚インフルエンザの影響で世界的にウィルスに敏感になっている時期なのでなおさら恐怖が沸いた。 [DVD(字幕)] 8点(2009-05-13 15:06:09) |
28. レッドクリフ Part I
赤壁の戦いに絞っているとはいえ、あれだけ壮大なドラマを良くぞ映像化してくれたと思う。また、各登場人物の描き方も忠実だし、物語も日本で紹介されている内容とそれ程違わないし、とても良かった。パート2にも期待してまっせ! [映画館(字幕)] 8点(2008-12-03 15:51:11) |
29. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 前作同様に懐かしさあり、しらじらしさありで、なかなか楽しめました。冒頭のゴジラが出てくるシーンは何事かと思いましたがそれ以後は、この映画らしい展開、ラストの東京タワーに登るシーンまで一気に引き込まれた感じです。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-28 12:39:53) |
30. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 題名からしてこれは有罪になるんだろうな~とおもっていたが、最後の砦、目撃者の女性が現れた時はもしや、形成逆転か!とも思ったが、結局最初から、有罪が確定していたがごとく主文を読み上げる裁判官がなぜか滑稽に思えた。「あなたは間違いを犯した。」そう裁判官は主人公の人生を目茶苦茶にするような判決を言い渡しているにも関わらず彼は罰せられない。『疑わしきは罰してはならない』などとうい言葉など無に等しく、『無罪を主張するには確定的な証拠が無ければならない』のである。いくら証人がいても人の記憶など当てにならないのだ!それなら、証拠など先ず出てくる訳がない痴漢など女性はいくらでも男性をはめる事が出来るではないか! ん?待てよ、男性が女性の手を掴んで、「この人僕のお尻触りました。」と訴えたらどうなるんだろ?女性が痴漢をしないという証拠も無い訳だし。う~んいろいろ考えさせられた映画だった。←考えがズレとる。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-13 15:41:13)(笑:1票) |
31. ディパーテッド
《ネタバレ》 初めてスコセッシの映画観て面白いと思いました。ついでにディカプリオがこんなに素晴らしい役者だったなんて、未だにアイドル色が抜けない俳優だと思っていましたけど、演技に危機迫るものを感じましたね。インファナル・アフェアのあの独特の雰囲気はありませんでしたけど、どちらかと言うとアメリカ版のこちらの方が好きです。 コリン・サリバンが生き残ったら嫌だったけど、殺されちゃったし、何だかみんないなくなってスッキリ終った感じがしました。インファナル・アフェアの時は「何でこいつ(ラウ)生き残ってんだよ!」と心に引っかかる物が有ったんですよね。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-10 01:09:29) |
32. ホリデイ
《ネタバレ》 くだらないラブコメと思っていましたが、好評価につられて観賞!キャメロン・ディアスが出てるだけで「どうなんだろ~」と思ってしまう私ですが、なかなか面白かったです。お家の交換って意外に面白いかも?と思いつつ、でもあんまり見てもらいたく無い場所もあったりする訳で現実的には難しいかもナ~等と現実的なことを考えてしまった。それにしてもアイリスの元彼は何者?下心見え々々じゃん。アイリスは何故にあんなのに惹かれたんだろ~ [映画館(字幕)] 8点(2007-04-14 22:44:43) |
33. ナイト ミュージアム
《ネタバレ》 子供はもちろん大人も楽しめるファンタジックな映画です。思わず“おもちゃのチャチャチャ”の歌詞を思い出しました。夜中に展示物が動き出すなんて恐ろしくもあり、楽しくもあります。ドタバタコメディーですが、ホネホネの恐竜が動いてるとこなんか大迫力だし、ルーズベルト大統領がアメリカ先住民の女性に恋するところなんか微笑ましいし、フン族を慰めるラリーには笑ってしまった。外へ飛び出した、動く展示が朝を迎える前に博物館に帰るところなんか哀愁を感じてしまった。も~大満足です。 [試写会(字幕)] 8点(2007-03-12 22:19:23) |
34. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 家族全員が問題を抱え、負け犬人生まっしぐら、最後にオリーヴがやってくれるのかと思ったら、なんと違う意味で“やってくれました”もう笑った笑った!オリーヴにあんなダンスを教えてるとは、じいさんあんたステキだったよ!教えてもらったダンスを素直に踊るオリーヴも健気で可愛いし、そのダンスを続けさせようと舞台で一緒に踊る家族みんなが良かったぁ~負け犬だっていいじゃない、家族がいれば。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-25 22:06:29) |
35. グッドナイト&グッドラック
観始めてから約30分位経ったところで観るのが苦痛になってしまった。マッカーシズムについて殆ど知識が無く、エド・マローという人物が何者なのか?という事前知識が無いと楽しめないと思います。よって一旦DVDを止め、知識の習得に入りました。そうするとこの作品は実に面白い、この作品はマッカーシズムを主体に扱っているのでは無く、エド・マローと言う人物をヒーロー化しようとしているのでも無いのです。これらは単なる材料なのです。その証拠に、マッカーシズムが行われている場面は殆どなく、当時の映像がそのまま使われていたり、番組スタッフの台詞のみでその背景が語られているのです。エド・マローの人物像に関しても、確かにカッコよく撮ろうとはしていますが、マッカーシズムに対する実情を訴えているのみで、自分がマッカーシズムを潰してやるとの意気込みまでは感じられない。この映画の主体はエド・マローという人物を使って報道メディアとはいかなるものなのかを訴えています。冒頭パーティーの席でエド・マローが壇上で言い放つ、テレビとは如何なるものか・・・どう有るべきか・・・との演説には日本の放送局にとって耳の痛いメッセージになったのではないでしょうか? [DVD(字幕)] 8点(2007-02-23 11:34:33) |
36. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 温かな映画ですね!普通ロードムービーともなると、1回や2回は危ない場面があるもんですが・・・例えば、中古車ディーラーのおっちゃんにだまされて有り金取られるとか、モーテルのオカマちゃんに荷物盗まれるとか、インディアン系のおじさんにいきなり斧を振りかざされるとか、途中立ち寄った民家のばあちゃんにライフルぶっ放されるとか、公道をあのバイクで走っていたとき警察につかまって留置所に入れられるとか、と、“ま~こんなことになるんじゃないかな~”と思っていたら、なんと逆に意表を突かれた感じ、実に温かい展開!みんな協力的だし、本番ではみんなの応援をいっせいに浴びてるし、心温まる作品でした。あのポンコツバイクもよく走りましたよね!走るじいさん“インディアン・スカウト”と操るじいさん“バート・マンロー”の意地の張り合いと信頼関係を表しているようで、どっちのじいさんも負けるな~みたいに応援してました。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-19 11:49:28) |
37. 16ブロック
《ネタバレ》 主人公の刑事ジャックが仕事に疲れ、人生に疲れ、酒びたりの日々、全く持ってブルース・ウィルスにぴったりな役ではありませんか。ド派手なアクションは無いが物語的に魅せてくれる。自分が過去に行った不誠実な行いを仕事のためとはいえ自分自身が許せないでいた、そこへ証人エディを裁判所へ送り届ける任務、かつての自分を葬る絶好の機会、「ウワ~最後はどうなるんだろう~」と思っていたが、うん、納得の結末でした。出所してきたジャックの顔が何となく嬉しそうに見えましたもん。もう一つのエンディングも悪くは無いんですが、チョット悲しすぎる感じがしましたね!それと、エディのナゾかけ、「あんたがバスの運転手だとして〈中略〉一人しか乗せられない・・・」とゆうやつ、見事な回答だったね! [DVD(字幕)] 8点(2007-02-06 13:30:01)(良:1票) |
38. 明日の記憶
《ネタバレ》 実際の認知症という病気は本人もさることながら、周りの介護する方もボロボロになるそうです。この作品はそこまで悲惨な状況は描かれていませんが、なかなかリアルに描かれているのではないでしょうか。現代医学では治しようが無い病気、死より恐ろしい病気、病気のせいだと判っていてもその患者に対し憎しみを抱くことが有るなんて、自分が発病したら、大切な人に苦しんで欲しくない、なんにも判らなくなる前に殺して欲しいと思うかもしれない。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 14:44:08) |
39. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 物語としては物凄く暗いですが、演出が物凄く明るい、このギャップが素晴らしいと思いました。最後、松子が死んでしまうところなんか余りにも救いがたいのに演出のおかげで落ち込まなくて済んだ。このような手法って、ちょっとT.バートンに似てるかな?と思いました。 それにしても中谷美紀が素晴らしいですね、今まで少し影の薄い女優さんだな~とおもっていましたが、この作品の彼女は凄く躍動感があって活き活きしてる感じをうけました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-11-21 10:37:18) |
40. ガール・ネクスト・ドア
《ネタバレ》 これ、おもろいです。ビジュアル的にもエリシャがかわいいし、あまりにもバカバカしくて嫌味が無い!気軽に楽しめました。 それにしてもあの三脚関係の友達のキャラが最高です。 でも、あんな性教育ビデオが売れるわけないよ! [DVD(字幕)] 8点(2006-10-23 23:08:38) |