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くろゆりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 442
性別 男性
年齢 52歳
自己紹介 このサイトのレビュー平均点をかなり信用して 見る映画の選考指標にしているので、いい映画に当たることが多く感謝しています。平均点の高い映画を観て 採点はバラけさせているので、私の評価点は若干辛くなっているかも知れません。(2021/7/31時点の評点平均は6.5点でした)
単純な勧善懲悪なんかは苦手です。以前はストーリー超重視だったんですが、最近は俳優陣がいい演技をしていると、少し満足度が上がっちゃう気がします。

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21.  グリーンブック
最初に based onではなく inspired byとあったので、製作者は「演出も加えていますよ」という意味を込めているのだと思う。制作年から50年以上前の話なので、当時を知る人も減り、記憶も鮮明では無くなっているということもある。それを「真実に基づく」と訳してしまうと誤解が生じると思う。「事実を元にしたフィクションである」ぐらいにしておいた方が、良いのではないか。 とはいえ、内容的にはとても良かった。直近でも Black lives matterが大きな社会現象になるぐらい、未だに人種差別問題が歴然と残るアメリカでは特に意義深い作品なのだろう。ドンが「暴力では何も勝ち取れない。威厳を持ち続けることだけが勝つための方法だ。」と言うが、それが用心棒兼ドライバーに向けられたものというのが、問題の複雑さを示している。最初は距離のあった二人がお互いから学んでいく姿は、見ていて微笑ましいものだし、見習いたいと思う。 実話モノ、人種を超えた友情モノとして「最強のふたり」を思い出した。あちらもいい映画。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-01 08:01:17)
22.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 
(バージョンの違いについては分かってません、たまたまTV放送を観ただけ) ストーリーは今や新しさを感じないものの「AI/アンドロイドの自我/意識」という普遍的な問いを扱っている。個人的にAIをいじっているせいで、この問いは「世界五分前仮説」にからめて たまに考えることがある。AIがどんどん性能を上げていった時に、人間との根源的な違いはどのようなものなのか。それが分かってくると、人間というものへの理解も更に深まるように思う。 とはいえ この映画の魅力はなんといっても、映像と世界観だろう。同じテーマで作っても、並の監督なら凡作になる可能性も高いと思う。人間が出演しているのに、人間臭さが無いというか 無機質さを感じさせるのはスゴイとしかいいようがない。 あとヴァンゲリスの音楽がまた映画の質を高めている。大好きなミュージシャンであり、仕事のBGMとしてよく聴いている。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-04 09:04:15)
23.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
パチーノの迫力を存分に活かした脚本だと思った。チャーリーも気の弱い優等生を演じられる上手い配役だと思う。 退役軍人の特殊な話かと言うと そういう訳でもなく、会社で第一線で働いてきた人が 引退後にどれだけ虚しくなるかという、結構普遍的な内容とも考えられる。 ただ題名がラブ・ロマンスっぽくて合っていないのではないかと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-14 09:52:20)
24.  暗くなるまで待って
非常に良くできた脚本。場面の変更が少なく、予算がかさんだのは役者のギャラぐらいではないだろうか。 制作当時に観ていたら10点満点だと思うけど、もっと手に汗握る映画を観てしまっているせいで、今観ると8点ぐらいにおさまるかな。それでも複数回の視聴に耐える名画に入ると思う。 タイトルはラブロマンス風にも聞こえるので、サスペンスだと予測しにくい面もあるかも。それを狙ったってことはないだろうが。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-03 17:19:51)
25.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 
いやー、予想外にすごく良かった。存じ上げませんでしたが、クレしんの監督さんなんですね。 犬のおっさんの最後の扱いだけがマイナス。あれは、犬飼ってる人の逆鱗に触れるの分かりそうなものなのに、スタッフに犬好きがいなかったのかなあ? あと河童は川遊びの怖さを子供に教える役割もあるので、かわい過ぎるクゥちゃんはその年代に見せると効果が薄れそう・・・ 人間の嫌な部分が描かれてるからこそ、リアリティがあって良い。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-07-23 21:37:25)
26.  インサイダー
内容からいって、展開は容易に読める「成功するか 失敗するか」の二択。直球勝負だから、ほぼ演技にかかってる。ラッセル・クロウって、演技うまいよなあ。告発者はこんな感じなんだろうなあっていうのが、きちんと伝わってくる。 私事だけど、JTの人と仕事したことがある。かなり理不尽なことをされてメンタルを削られたけど、麻薬の売人と一緒なんだなあと考えるようになった。関わらないほうがいいと、心から言える。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2021-05-31 20:10:31)
27.  ゾンビ/ディレクターズカット完全版
この後、それこそゾンビそのもののように湧き出てくるゾンビ映画の原点だと考えると、感慨深く観られる。 ストーリー展開は それほど洗練されてるようにも思えないが、やはり核となるプロットが天才的な発明だったと言わざるを得ない。逆に、この映画が完全ではなかったために、プロットだけもらって類似作品を作ろう という動機を多くの監督に与えた、と言えるのかも知れない。 絶対的多数がゾンビになった場合 残された人間はちょっと食われて彼らの仲間になった方が楽なのか、最後まで抵抗して彼らを大量駆逐しなければならないのか。後者が本当に当たり前のことなのか、ちょっと考えてしまった。 エンドロール曲の締まりの無さにも表れているように、観客を怖がらせようという意図はあまり感じられず、不条理な世界に陥った時の「もうどうでもいいや」感を出そうとしてたのかなあと思ったりも。 点数は歴史的価値・影響力込み。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-02-09 14:57:09)
28.  ムトゥ/踊るマハラジャ
ミュージカル映画にアレルギーがある私でも楽しく見られる理由は、テーマ性の無さ・バカバカしさなのかなあと思う。洋物のミュージカル映画を見ていると かっこよさとかスタイリッシュさを出そうとしているように見えるのだが、本題のテーマと関係ないじゃん と冷めてしまう。 対して、この映画はテーマなんて ほぼ無いに等しくて、ひたすら踊って、女を取り合って、喧嘩してるだけである。しいて言えば「かっこよくパワフルに生きていこうぜ」みたいなのがテーマのように思えるので、踊ることが理にかなっているように思われる。 「映画には2種類ある。インド映画とそれ以外だ」って言葉を思い出した・・・ってか本当にそんな言葉あるか?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-25 09:12:41)(良:1票)
29.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
現代を舞台にしたマッド・マックス的なものを感じた。二重人格だったと判明するまでの内容は9点。 でもオチにリアリティが無くて、ちょっと残念だった。裏人格になった時に あそこまでの統率力・計画性を持てるものなのか かなり疑問。そして片方の人格は もう一方を認識できないと思うので、二人が会話してしまうことに違和感が大きい。観客を驚かせようという意図が先走ってしまっていて、禁じ手的なミスリーディング脚本になっていると思われるのが惜しい。「セブン」での成功体験がそうさせてしまったのかな?  他の映画にはあるけど、人格が切り替わるタイミングで片方を映さないようにして 破綻のない描写にすべきだったと思う。それか 二重人格設定を隠し続けて 最後にかすかに匂わせるぐらいにする。 あるいはいっそのこと別人のままという設定にして、ブラピは突然姿を消し、ノートンのその後を描く。 全てがノートンの見た幻覚だったという設定もありえるが、それはいわゆる夢オチで つまらない。  厳しいコメントになってしまったが、それ以外の内容・雰囲気がとても良かったからこその指摘。少し設定が変わっていれば、9点クラスだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-24 21:49:11)
30.  バニー・レークは行方不明
出てくる登場人物全員が怪しいっていうか、言動がおかしい。謎解きをするって感じではなく、一体何がテーマになっているのか分からなくて 霧の中にいるような心境になる。 結末は今となっては それほど珍しいものでもなかったが、この物語展開は当時は斬新だったのかも知れない。色々後世の映画にも影響を与えていそう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-12 08:54:03)
31.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 
押し付け憲法だろうが何だろうが、第九条と日米同盟のおかげで戦争しなくて済んでるのが、いかに有り難いかってことが再認識される。一方でそれは、こういう戦争被害者を輸出していることになっていると言えるのかも知れない。  自らの意思で人を殺すのと、人に命じられて殺すのには、やはり大きな違いがある。正義感が強く、軍に理想を抱いて入隊した人間ほど、それが起こってしまってから 苦しむのだろう。アメリカ映画には こういう帰還軍人の苦悩を描く映画も多いが、それだけ苦しんでいる人が多く、社会問題となっているのが背景と思われる。日本は戦争が遠くなりすぎて、こういう映画は作りにくいよなあ。作ったとしても、反響にぶそう。  ギレンホールもマグワイヤも役に合っているし、いい演技だと思う。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-07 11:34:15)
32.  黄金(1948) 《ネタバレ》 
人の心理など普遍的なテーマを扱っていて、それがうまく描写されており、いわゆる名画という範囲に入っている作品だと思う。 ただドッブスの悪いところばかりが描かれ、それに比して残り二人の悪い側面はあまり描かれないところは、ちょっと不満。 山師なんて、大概は悪い部分を持ち合わせているはず。それを濃淡で描き分けていれば、もっと納得感があったかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-23 14:42:50)(良:1票)
33.  20センチュリー・ウーマン
群像劇というのは焦点が散漫になってしまって、結局全員中途半端に感じることが多い。(正確には群像劇には入らないかもしれないが)この映画は途中まで同居人の正体が明らかにされず、謎のまま展開するという仕掛けがうまくいっているようで、散漫さを感じない。 そして全員がきちんとキャラ付けされていて、雑に扱われていない。キラキラしたヒーロー・ヒロインは出てこず、全員がリアルな悩みを抱え 絡み合っていく。脚本が細部まで丁寧に書かれていると感じられ、非常に面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-19 22:35:04)(良:1票)
34.  ボーダーライン(2015)
とても臨場感のある映画だった。監督・撮影者が相当腕が立つんだろうと思う。 ストーリーも推理小説的な謎解きではなく、状況が把握できない謎にひきずられる感じで引き込まれた。終わってみれば よくある話ではあるんだが、そこまでの持って行き方がうまいと感じた。 メキシコって本当にやばいよなあ。どうやったら改善するんだろう・・・
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-06 22:28:58)
35.  ミッドナイト・イン・パリ
ストーリーはどうということは無いが、雰囲気がすてき。住んだら悪いところもたくさん見えてくるんだろうけど、訪れるには本当に花の都だと思う。そしてヒロインは、こちらまでうっとりさせる。 制作が米・スペインなところが面白い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-31 22:56:02)
36.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
ストーリーは特に面白くないけど、2DであれだけVRを表現出来るのには感心した。 特に映画「シャイニング」の中に入っちゃうってのは興味深かった。映画の中に入れるVRというのは、その内商品化されそう。ってか もうある? 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」とか出たら、バカ売れしそう。 (『世にも奇妙な物語』の一つである「ヴァーチャルメモリー」ってのも思い出した。あれは個人的なものなので、裏モノになっちゃうんだろうけど) 5人チームのはずが、残り2人がモブキャラなのが残念。今時の人種配慮で仕方なく入れたようになっちゃってる。 エンディングがクソみたいにつまらなかったけど、それまでは結構楽しめた。
[地上波(吹替)] 8点(2020-07-09 17:55:44)
37.  さびしんぼう
今観るからノスタルジックに感じるのではなく、公開当初から 観た人の中にはノスタルジーを感じたの人もいたのではないかと思われる。登場人物のそれぞれが幻影を持っているとして、それの集合体みたいなものが さびしんぼうということか。で、それは観客にも共有可能なものなのかも知れない。 尾道を昭和の日本風景として、きれいに残していただいたという事にプラス1点。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-06-29 22:26:56)(良:1票)
38.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 
途中までは9点を付けたいような内容。観ていて、感極まって泣きそうになってしまった。 一旦ソウルに帰りそうになることを含め、主人公・記者共にダメな部分も描かれているところが好感が持てる。(似た主題の映画には、主人公を英雄視して、美化しまくって作られるものも多い。) でも空港への逃走劇あたりから失速した印象。カーチェイスは演出し過ぎ(これまで半数以上のレビューが指摘)。 恥ずかしながら、光州事件について知らなかったので、大変勉強になった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-01 15:45:06)
39.  飢餓海峡
まあ長いとは思うけれど、ちゃんと最後まで観ていられるクオリティ。 恵まれない人々を描く水上文学は好きなので、きちんとした映画を作って頂いて感謝である。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-05-29 16:39:17)
40.  緋牡丹博徒 《ネタバレ》 
女博徒が主人公という、なかなかお目にかかれない内容。藤純子さんが熱演。 主人公がバッタバッタと敵をなぎ倒すって訳でもないのも良い感じ。 阿佐田哲也の小説でしか知らない手ホンビキを、映像で始めてみました。個人的にはもっとバクチの場面が見たかった。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-05-28 22:57:50)
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