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no oneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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441.  アモーレス・ペロス
奪い、奪われた者がさらに誰かから何かを奪う。そんな負の連鎖が描かれていると思いました。ほとんどのほとんどの登場人物が独りよがりの愛のために誰かを傷つけ、自らも大切なものを失う。殺しあう闘犬のように、自分がすることに何の疑いを持たない。事を起こした動機は愛情だったはずなのに、そのくせ他人を傷つけることに何の疑いも持たない。ぞっとする話です。最後の最後に初めて、無償の愛情を与えるエピソードになるかと思ったら、「愛してる」という言葉は届かない。一見確かにそこにあるように見えた愛が、結局は空虚なものしか残さない。彼らの人生は交錯しても、心が交錯していない。 それでいてラストシーンに希望があるのには驚きました。シビアな目を持ちながら、けっして希望は捨てない。こういう姿勢は大好きです。
7点(2005-01-14 22:05:48)(良:1票)
442.  深呼吸の必要
自分は単純作業が大嫌いなので、心理療法として単純作業が行われると聞いたときは理解できなかった。でも、これを見ると理解できた。あと、昔たまにテレビでやっていたむちゃくちゃ長いドミノ倒しを観て、「なんでこんなことであんなに一生懸命になれるんだ? 涙を流すほど感動することか?」と思っていた。それも、これを見るとわかるような気がした。だが、この映画の良さのほうはあまりわからなかった。悪くはないけど、ここでの評価の高さは過剰に感じる。なんくるない(どうってことない)映画に思えるんですが……単純作業が嫌いだからかな?
6点(2005-01-11 20:08:02)
443.  フォーン・ブース
何気ない日常から一転悪夢に陥る出だしから、地味ながらも終始崖っぷちにいるような緊迫に満ちたストーリーは素晴らしいと思う。ただ、これでオチさえ良ければ……と思わずにいられない。
5点(2005-01-11 19:46:47)
444.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
ある小説の一説にこんなのがあります。登場人物の子供の台詞で、「僕が神様ならもっと素敵な世界を作る。この世界と同じように僕とパパとママがいて、でも誰も年をとらなくて、永遠に幸せでいられる世界にするよ」なんてちょっと切ないことを言うんです。就職活動を間近に控えた大学生の僕自身も、いつまでも楽しい時間が続けばいいと願う気持ちはわかります。でも楽しいだけの理想郷は空虚で、たとえ辛いことがあるとしても現実の世界の方がいい。虚ろな理想世界と過酷な現実世界のどちらを選ぶか、というテーマは「エヴァ」や村上春樹の『海辺のカフカ』を先取りしています。この映画が公開された年は自分が生まれた次の年。そんな時代にこれだけ先鋭的な作品があったと知って驚きました。
8点(2004-12-26 06:42:31)(良:1票)
445.  ロスト・イン・トランスレーション
二人の姿をみていると、彼らがなじむことができないのは異国の文化に対してだけじゃないんだな、と思った。「家族から必要とされていない」と感じているボブと、理解のない夫との関係に疲れているシャーロット。子供は電話に出てくれない。妻は「忙しいのよ」とか「あなたの心配をするべき?」とかしか言わない。ボブの寂しさをわかってくれない。夫は妻が苦しんでいるのは知っているはずなのに、彼女の話を聞いているはずなのに、その気持ちが伝わらない。二人の言葉が届かないのは日本人だけじゃない。たまたま出会った二人の間にはたいしたドラマなんて起きないけれど、お互いの孤独への理解が、ほんの少しだけ二人の心を通わせる。タクシーを止めてシャーロットの元へ向かったとき、ボブは二人が結びついた時間がささやかではあるものの、かけがえのない価値のある時間だってことに気づいたんじゃないだろうか。たとえ日本じゃなくても、二人には安心できる場所、迎え入れてくれる人がいないのかもしれない。ラストに抱き合えたことはちっぽけな奇跡で、あんな瞬間があるからみんな寂しさに押しつぶされずにいられるんだと思う。人の心は外国よりもずっと遠いところにあるから。  (日本の描写が不公平なことはみなさんのおっしゃるとおりだと思いますが、自分には許容範囲でした。たまに日本のマンガに出てくるアメリカ人に、「ダジャレみたいな寒いジョークをとばして一人で笑っている」キャラクターがいますから、マシューの扱いも仕方ないかも、なんて。偏見もお互い様なとこがあります。)
7点(2004-12-26 06:20:50)(良:4票)
446.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 
『降霊』(黒沢清監督)と『リング』、そしてちょっとだけ『デッドコースター』と、いろいろな映画のテイストを混ぜ合わせたような印象。しかし、それでもなおよい作品。映像と演出の素晴らしさもあるが、常人とは異なる能力を持ってしまった人間の悲哀、という古典的なホラーのテーマが中心にあることが大きい。リンの悲哀を描くシーンの痛々しさは『リング』に似ているようで、明らかにそれを凌駕している。一見いろんな材料を使っているが、実は最終的にそのテーマに集約される。目が見えないことは障害だが、かといって普通の人よりも見えすぎてしまうことはさらに大きな障害になる。ラストで再び失明した彼女が、皮肉にも重荷を捨てたかのように笑っている姿が印象的だった。クローネンバーグの『デッドゾーン』に次ぐ良作では?
8点(2004-12-18 07:29:51)(良:1票)
447.  マッハ!!!!!!!!
K-1でも禁止される肘や膝の技を平然と使う。「今の、死んでないか?」と思ったシーンが何度も。スピードではカンフーほどじゃない気がしたけど、破壊力では圧倒的に勝っているような気がした。かなりの迫力で大満足。あと、この手の映画では細かいあら探しとかは放棄して観るんだけど、決め技直前に瞳の中に炎が燃えあがるシーンはさすがにどうかと思った。クライマックスなのに失笑。しかも敵、また起き上がってくるのかよ! そこはやられとけよ!
6点(2004-12-18 07:26:16)(笑:1票)
448.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
(突然変な話をしますが)自分の曽祖父はプロテスタントの牧師で、戦時中は慈善活動をしていました。皇国主義一色の当時は当然キリスト教は疎まれていたわけで、よく石を投げられて家のガラスを割られたと聞きます。でも彼は頓着せずに自分を非国民と罵る人たちにも食べ物を分け与え続けたそうです。自分を取り巻く世界のすべてが間違っているときに正しい行いをするのは簡単なことじゃありません。この映画のミケーレの状況もそうです。子供にとっての大人の存在は大きく、とくに両親は絶対的なものです。ミケーレは心から愛している父親ですら犯罪者であることを知りながら、あくまでもまっすぐに正しい道を行こうとします(辛い現実に向き合えず、短絡に犯罪に逃げた大人たちとは対照的に)。それでも「ぼくは怖くない」といえたのだとしたら、並大抵の勇気ではありません。そういう意味で、この映画は何よりもまず勇気の物語なのだと思います。
8点(2004-12-01 02:52:26)(良:2票)
449.  遠い空の向こうに
普遍的、悪く言えばありきたりのテーマなのに、素直に胸に染み入ってくる。我慢してたのに何度も泣いてしまった。独創的なアイディアや巧みな脚本で楽しませる作品もすごいけど、こういうシンプルかつストレートな話で感動させることができるのはもっとすごい。
9点(2004-11-05 01:49:52)
450.  トレマーズ4
このシリーズ、いつまで続くんでしょう? すごいのはいつまで続いても常に一定の水準はクリアしていること。第一作を超えることはなくても、そこそこ面白い。今回はガンマーの成長(というには年をとりすぎてますか)に焦点をあてた丁寧な作りで楽しめました。個人的にはモンスターとの頭脳戦を観られなかったのが残念。ただ、確かに楽しめる作品なのだけど、1を超えようとするくらいの気合の入った続編を観てみたい気持ちもあり……
4点(2004-11-05 01:29:04)
451.  ウェイクアップ!ネッド
ほのぼのすぎてあんまり笑えないか、ブラックすぎて笑うに笑えないかのどちらかでした。
3点(2004-11-03 15:35:00)(笑:1票)
452.  サイコ(1960)
退屈だった。歴史的に価値があることもわかるし、いろいろと素晴らしいところがあるのも皆さんのレビューを読んでわかったが、評価は変わらない。ただ、なんの予備知識もなく、リアルタイムで観ることのできた人たちがうらやましいとは思った。
4点(2004-10-18 06:04:36)
453.  ヴァイブレータ
空気は嫌いじゃない。だけどいちいち文章が入るのがうっとうしいし、ときには薄ら寒い(「好き好き好き」とか「愛して愛して愛して」とか)。寺島しのぶの気持ちが理解できないので最後までのめりこむことはできなかった。ただ男のほうが元ヤクザなのにありえないほどやさしいのがよかった。ゲロ吐かれてもヒステリー起こされても淡々とやさしい。得体は知れないがなぜかむちゃくちゃいい奴、というキャラクターが面白い。
4点(2004-10-13 15:29:56)
454.  暗くなるまで待って
犯罪者たちがなんでこんなに手の込んだ計画をたてて主人公を騙す必要があったのかがわからない。最初からオードリーを拘束、拷問して人形の場所を吐かせればすんだ話じゃないの? 共犯二人は最初から殺す予定だったって? 盲目の女性一人を殺さないためにあんなに入念に準備しといて、二重殺人の危険を平気で犯すわけ? 共犯を引き込まずに単独でオードリーを殺した方が楽だろう。ことを穏便に済ませようとしているわりには人を殺しすぎ。あと、他の方がおっしゃっているけど、犯行に気づいたオードリーはなんでその時点で人形を渡してしまわないのか。相手があんなにまわりくどい方法を取っているんだから、人形を渡してしまえば危害を加えずに立ち去るのはわかるはずでは? 頭いいんだからさ。よく練られた脚本だが、よく練られている割には納得がいかない。
4点(2004-08-30 22:58:28)
455.  レクイエム・フォー・ドリーム
麻薬で破滅していくストーリーの大きな流れ自体はほとんど陳腐なのに、映画は陳腐では片付けられない出来。孤独なサラのエピソードはとくに胸に迫って、忘れられそうにない。
6点(2004-08-25 00:52:02)
456.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
使い古された感のある多重人格ネタを、こういうふうに使うとは思わなかった。多重人格の精神世界としてはちょっと荒唐無稽な気もするが、それでも十分楽しめた。なによりきれいに騙されたので文句は言えない。大傑作ではないが、最近のサスペンスでは拾い物。
7点(2004-08-19 12:27:40)
457.  ミスター・ノーボディ
150人の敵と対決するというから、いったいどうするのかとわくわくしながら観ていたら、ダイナマイトで敵をかく乱して逃げただけ……? だいたいあんなにうまくいくものだろうか。見るからに目立つ鞍に爆薬入れて銃撃戦に行くバカがいるか? 話としてはまずまず上手くできていると思ったが、肝心の戦闘シーンで冷めてしまった。
5点(2004-08-10 04:08:31)
458.  ゴーストオーシャン 《ネタバレ》 
題名の意味が最後になってわかる、というのは好きです。でも面白いのは終盤だけかも。
4点(2004-07-31 17:46:38)
459.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 
複数の事件の捜査が同時並行しそれらが絡まりあいながら解決していく、という形式はミステリーでときどき使われる手法で、前作ではそれが功を奏していたし、その形式を採用しただけでも評価できると思っていた。しかし今回はありえない偶然で無理やりつなげたようにしか見えない。しょうもなかった。でも皆さんが批判している岡村の下りは自分にはちょっと面白かった。あの流れだと、メインの事件が終わって観客が安心した頃に出てきてちょっとしたクライマックスを作る、というのが普通なわけで、「展開がみえみえだよ」と思いながら観ていたら、あの結末。見事に脱力。拍子抜けには変わりないが、あの力の抜け具合は嫌いじゃない。
3点(2004-07-31 17:18:04)
460.  焼け石に水
話自体は地味で、狭い人間関係の範囲で終わるし、短い。だけど、すごく面白い。ずば抜けたセンスが光る、コンパクトでシャープな切れ味の佳品。サニエの裸に目が釘付けなのは皆さんと同じです。登場人物全員がお尻を振るダンスシーンのインパクトも絶対忘れられそうにない。
7点(2004-07-30 19:22:57)
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