461. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
《ネタバレ》 ストーリーそのものはそんなに大したことないと思いますが、演出やカメラワークなどが素晴らしいと感じられるシーンがたくさんありました。音楽の選曲センスは最高でしたね。音楽の効果で、面白さが何倍にも膨れ上がっていました。2人の車を追跡するパトカーが、赤信号ではきちんと停止するシーン、あれはドイツの真面目気質を皮肉っているのでしょうか? [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-14 16:18:22) |
462. 犬神家の一族(2006)
《ネタバレ》 この作品を面白くないと感じている人は、自分も含めて「旧作に比べて」面白くないという人が多いと思います。犬神家はこれが初めて、という人なら、そこそこ面白いと感じるのでは?脚本もほとんど同じですが、ニセ佐清(静馬)が仮面をはがされて倒れている(自作自演)シーン、旧作ではなんの説明もありませんでしたが、この作品で、このシーンの意味を説明してくれていました。観てよかったと思ったのはそこだけです。 [映画館(邦画)] 4点(2011-10-14 01:22:48) |
463. 団塊ボーイズ
《ネタバレ》 いいトシしたオヤジが「青春してるぜっ!」という内容を勝手に想像していただけに、ちょっとイメージと違って、入り込めませんでした。でも相手のリーダーのパパはカッコ良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-13 19:15:26) |
464. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
《ネタバレ》 この作品のトリック、IQの高い人が考えたという設定通り、子供の頃、初めて見た時は「わー、すごいトリックだっ!」とワクワクしながら見ていました。話そのものは、ちょっとピントがボケたようなところはありましたが、でもラストの「違う!こうやったんだ!」と犯人に言わせるシーンは最高に面白かったです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-10-13 19:09:38) |
465. エースをねらえ!
どうせテレビ版の総集編のようなものだろうと、まったく期待していませんでしたが、いやいや、その高い完成度に驚かされました。原作に沿ったストーリーですが、脚本のセンスが良く、立派な映画作品に仕上がっていました。テレビ版の雰囲気はそのまま生かしつつ、よりレベルアップした内容で、いま観ても古臭さをまったく感じませんでした。すごいです! [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-11 00:37:52) |
466. 刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM>
《ネタバレ》 悪い意味でヒューマンドラマになってしまいました。こういう内容の話なら、コロンボで制作する必要はないのでは?一応、美容院のシーンなど笑いを誘う場面もありましたが、全体的に印象が薄かったです。ミラー刑事も、ウイルソンに比べるとキャラ弱いし・・・。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-10-05 12:46:28) |
467. ダンシング・ハバナ
この作品は、映画としての面白さはほとんどゼロですが、ラテンダンスシーンやサルサなどの音楽がいいですね。そういうのが好きな人はもちろん、普段は興味がない人でもダンスや音楽は楽しめると思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-05 00:40:43) |
468. なくもんか
《ネタバレ》 秘伝40年のソースより給食のソースの方が美味しくて、それでお店がまた評判になるシーンなど、クドカンらしい笑いのシーンもたくさんありましたが、全体的にいまひとつでした。ヘタに悲劇や感動シーンを盛り込もうとせず、喜劇に徹して作れば、もっと面白くなったはず。阿部サダヲと瑛太のお母さんが事故で死ぬシーンなんて本当に笑えました。あの調子で最後まで突っ走ってほしかったです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-10-02 19:07:20) |
469. ぼくとママの黄色い自転車
《ネタバレ》 作り手のセンスを疑う、ひどい映画でした。シーンや設定など、すべて「どこかで見たような・・・」という内容ばかりで、ツギハギだらけの印象。また、犬の使い方の目的がみえみえで、でも全然ハマっていなくて、単に邪魔な存在に感じました。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-10-02 01:07:37) |
470. THE CODE/暗号
面白そうかも、と期待して見始めましたが、話が進むにしたがって、どんどんつまらなくなっていきました。暗号を解いて話が進展していく、というワクワク感が全然なくて、後半などはしょーもないメロドロマになってましたね。美蘭が歌う「早春賦」は上手かったです。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-10-02 00:51:01) |
471. ラヂオの時間
《ネタバレ》 映画館に観に行った時、館内は始めから終わりまで大爆笑でした。海外でも同じ現象が起きたとか。まさに三谷ワールド炸裂といった作品で、面白過ぎますね。この作品あたりから、鈴木京香の演技力が伸び始めたような気がします。印象深いシーンはいろいろありましたが、西村雅彦がキーボードに触ってしまって自動的に演奏してしまうシーン、五円玉が必要な時に布施明が「よかったらこれ使って」と一万円札を差し出すシーンなどは、腹の底から笑いました。最後の、布施明が歌うエンディング曲も、大爆笑でした。 [映画館(邦画)] 8点(2011-09-29 20:54:28) |
472. 刑事コロンボ/逆転の構図<TVM>
《ネタバレ》 教会の救済所でのシスターとのやりとり、教習所の教官など、ストーリーそのものよりも、笑いを誘うシーンのセンスが抜群です。この作品の被害者も、白鳥の歌同様、「こんなおばはん、そら殺したくなるわな」タイプですが、ダシュラーを利用して殺してしまう犯人に同情できません。「君、今の行動目撃したね」というラストは印象的でした。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-29 20:42:07) |
473. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
《ネタバレ》 数あるコロンボ作品の中で、自分の中では№1の作品です。子供の頃、父親と一緒に観ていたとき、父が「こんなおばはん、そら殺してしまうわな」と言ってました。まったく同感。身勝手な犯人が多い中、この犯人には同情の余地大いにアリ、です。それにこの奥さんの言動、脅迫罪に当たるのでは?ただ、メアリー・アンまで殺してしまってはいけませんね。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2011-09-29 20:31:06) |
474. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
《ネタバレ》 「人気の高い警部役」なんていっても所詮シロート、本物の刑事に比べると、こうも差があるものかと痛感されられますね。作品全体の中身も薄いような気がするし、あまり面白くありませんでした。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2011-09-29 20:24:22) |
475. ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌
《ネタバレ》 かなりいいですね!最高に素晴らしいと思ったのは、チャンプルDKIの「ダンドゥッド・レゲエ」と笠置シヅ子の「買物ブギ」が映像化されていたこと。あのセンスは、この映画でしか観られない傑作です!結婚式のシーンでは号泣でしたね。また、めんこい仔馬の替え歌、大笑いしました♪ [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-26 10:22:25) |
476. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
《ネタバレ》 悪い作品ではないと思いますが、なんといっても最後が弱すぎると思います。決定的な証拠を突きつけて観念させるのではなく、犯人のプライドを操作して自白っていうのはちょっとねぇ・・・。それまではかなり面白かったのに、ラストがああいう内容だなんて、脚本、前半はジムのような人が、ラストはケン・フランクリン先生のような人が書いたのかな? [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-25 00:31:24) |
477. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
《ネタバレ》 床についたこげ茶の靴の跡で事故ではないと判断し、カーペットのコーヒーをこぼした跡とマイロの火傷で、犯人はこの人だと目星をつけるコロンボ。あとは証拠を集めるだけ。コロンボシリーズのオーソドックスなパターンの作品ですが、ストーリーそのものが面白く、ラストシーンも良かったです。コロンボシリーズの中でかなり好きな作品です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-25 00:17:37) |
478. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
《ネタバレ》 式典の大砲を撃つのを、被害者に「僕がやる!」と言わせて、見事に殺害した時は、「完璧な犯罪だ。どうやって犯人を捕まえるんだ?」と思いました。コロンボ作品には時々、コロンボが「こういう状況だったんじゃないか」と、証拠もない推理をもとに捜査を進めることがありますが、この作品は、コロンボがわずかな手がかりから、ひとつひとつていねいに捜査し、最後には理詰めで犯人を追い詰めていく、見応えある作品でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-24 00:12:37) |
479. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 初めて観た時は、最後の「だって俺の部屋じゃねぇぜ!」に、おぉーっ!と感心させられました。ストーリーそのものも面白さはあるし、コロンボワールド全開という作品ですが、ひとつ、致命的に気に入らなかったことが・・・。次長の吹き替えの声が北村和夫で、あの昭和の中年オヤジの顔がチラついて・・・。次長役のダンディーな俳優さんとまったく合っておらず、ガッカリでした。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-23 23:57:59) |
480. 空気人形
《ネタバレ》 心を持った空気人形の喜び、哀しみ、そしてラストシーン・・・。カメラワークも素晴らしく、素敵な映像でした。主演のペ・ドゥナ、これまで名前も聞いたことがなく、この作品で初めて見ましたが、抜群にいいですね!空気人形が心を持ったという設定、取扱いを間違えれば、ただの「世にも奇妙な物語」になってしまうところですが、最初から最後まで、そんな心配は一切ありませんでした。ヘタな現実感を排除して、独特の雰囲気を作り上げていました。素晴らしい作品だと思います。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-09-23 23:43:41) |