561. めぐり逢えたら
《ネタバレ》 分かりきってるとはいえ、引っ張りに引っ張った甲斐あってか、めぐり逢えた瞬間は嬉しかった。やはりメグ・ライアンはラブコメの女王です。6.5点。「めぐり逢い」もそのうち観てみたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-01 18:31:41) |
562. 太陽を盗んだ男
《ネタバレ》 突然のバスジャックで早くもクライマックス状態… しかし原爆作りはさらなる緊張感と狂気によって異様な凄みを感じた。全体通して突っ込み所は多いし、原爆を完成させてからは尻すぼみ。西部警察もどきになったり、終盤はグダグダだったり、いろいろ残念なところはあるけど、この映画が持つパワーにねじ伏せられてしまった。山下警部のしぶとさはもはや人間じゃない! [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-01 18:31:31) |
563. クレアモントホテル
《ネタバレ》 現代の映画に白馬の王子様を登場させちゃダメじゃないか!…とは言わないけど、ルードヴィックが好青年すぎて、「何か裏がある?」と疑うレベルだった。そんな考えを裏切ってくれてありがたく思う。友情に年齢差は関係ないし、人との出会いは大切にしていきたい。そう思わせてくれるまっすぐで温かい映画だった。「逢びき」もいずれ観てみたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-30 17:32:14)(良:2票) |
564. ブラック・スワン
《ネタバレ》 不感症と揶揄されるほど自分の殻を破れないでいるニナ。その日々が精神を蝕み、やがて狂気をまとう事でブラック・スワンへと変貌を遂げる…。子供に見せたら泣き出しちゃうだろうな~。映画は脚本が命だけど、この映画が高い評価を得たのはナタリー・ポートマンの演技がすべてじゃないかと思うわけで、アカデミー主演女優賞も納得。6.5点。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-22 18:34:04) |
565. X-MEN:ファイナル ディシジョン
《ネタバレ》 いよいよ3部作の最後。キュアの開発によりローグが救われる道が出来た。一方、マグニートーはキュア潰しの戦いを始める。これは力を奪われるという表面的な問題ではなく、尊厳の問題であったと思う。さらに前作で死んだと思われたジーンが生きていて、別人格だのクラス5だの大変な事に…。ここまで圧倒的だと無双状態だから面白くはないけど、そこに至るまでの雑魚たち(ごめんなさい)の戦いは相変わらず楽しめる。エレン・ペイジも活躍したしな~。総括すれば面白い3部作だった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-20 12:30:20)(良:1票) |
566. X-MEN2
《ネタバレ》 あちゃ~ ストライカーとか出てくるんだ。無印→ZERO→2の順で鑑賞したが、やはり映画は製作年順に見るのがベストだと反省。原作を読んでる人にはどうでもいい問題なんだろうけど…。ともあれ「2」の感想としては「面白い」。プロフェッサーX陣営vsマグニートー陣営だった前作から、ストライカー陣営が加わり、より見応えあるストーリーに。それぞれの思惑が交差する戦いの中で、一時でもマグニートーらと共闘する形が見られたのは良かった。ウルヴァリンvs同じような能力を持つデスストライク?は痛い、痛い。でも妙に刺激的でもあった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-20 12:30:17)(良:2票) |
567. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
《ネタバレ》 ウルヴァリン誕生の物語だが、驚いたのはローガンがプロフェッサーやマグニートーよりもうんと年上だったという事実。若々しい肉体を維持してるだけで、人生経験は豊富って主人公として大丈夫なのかな? ある意味、記憶を消してくれたストライカーには感謝だな。それはそうと、X-MENシリーズの代名詞とも言えそうな、個性的な能力のぶつかり合いはとても面白かった。最後の戦いはそれらの能力を結集させたウェポンXIを相手に兄弟が協力して戦う訳だけど、ドラゴンボール世代はこういうの大好き。…なはず。しびれた。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-05-20 12:30:14)(良:1票) |
568. フェイク
《ネタバレ》 潜入捜査の緊張感はもちろん、1970年代という少し古いマフィアの世界の掟や義理人情が描かれていて面白い。そしてその世界で上に立てないだけでなく、金にも困っているようなちょっと気の毒な男をアル・パチーノが見事に演じているんだけど、最後にはカッコイイと思わせてくれるのが良かった。なかなか面白い作品。他人に薦められなくもない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-07 19:41:03) |
569. ザ・タウン
《ネタバレ》 主人公とその仲間は犯罪者、しかも凶悪な強盗なんだけど、やっぱりダグはクレアと幸せになってほしいし、ジェムも足を洗ってまともに生きてほしいわけです。でも、この映画がハッピーエンドにならないのは嫌でも予想がつくし、ダグは多分死ぬんだろうなと思いながら観ていた。そこは違っていたけど、終始切なく、悲しい映画と言える。ただ、その中でクレアの一言にこれほど救われるとは思わなかった。伏線回収のお手本みたい。まあ最後の最後で「お金はレッドソックスに返せよ」とつっこまざるを得ないのはマイナス点だけど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-01 23:31:33)(良:1票) |
570. スリーピー・ホロウ
《ネタバレ》 黒幕は誰だ!?なんて事より、もっと首なし騎士を見ていたいなぁと思った。もともと剣の腕が立つうえ、死んでるから不死身みたいなものでかなりの強敵。教会には足を踏み入れられないみたいだけど、なんと外から…。これはインパクト大、ちょっと惚れた。その首なし騎士にびびりながらも立ち向かうジョニー・デップも面白い。ティム・バートンとの黄金コンビで独特の雰囲気を作り出している。楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-29 11:07:09) |
571. 男たちの挽歌II
《ネタバレ》 1も面白かったけど、2はさらにパワーアップ。香港だけでなくアメリカでも派手なアクションが繰り広げられる。しかし何といってもこの映画は最後に尽きるようだ。キットの復讐に燃える3人、いや4人の壮絶な戦い。凄かった~。人間の体ってこんなに丈夫に出来てるものなのかな… まさかの日本刀登場とか楽しませてくれる。切れ味良好! [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-17 18:01:07) |
572. 小説家を見つけたら
ストーリーの粗も感じなくはないが、非常に美しく撮れている映画で好印象。「雰囲気映画」と言ってしまうとあまりいい意味には解釈されないかもしれないが、映画においてはそれも重要な要素であるし…。ジャマールとウィリアムの友情、そして16歳なりの精一杯の戦いに胸が熱くなった。自転車に乗るショーン・コネリー、カワイイなあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-13 17:36:48) |
573. マルサの女
《ネタバレ》 脱税者とそれを取り締まる側の攻防を娯楽作にしちゃう伊丹十三監督の発想が面白い。家政婦さんがゴミを出すタイミングで一気に駆け込み「国税局の者だ!ちょっと旦那さんに用がある!」と津川雅彦。ここから雪崩を打って各所にガサが入る流れは実に爽快だった。宮本信子演じる板倉亮子も小さな商店に指導をしている時は冷血な人に見えたが、ヤクザにびびりながら調査を進めたり、ゴミ収集車について行き、ゴミ袋をあさって証拠を見つけたりと、努力を惜しまない姿には敬服の念を抱く。その他キャストも豪華で飽きさせない。山崎努は素晴らしいし、小林桂樹も作品をピリッと引き締める名脇役ぶり。「埼玉のホテル屋」芝居、好きだな~。少しだけ出演している小沢栄太郎も、翌年亡くなる人とは思えないしっかりとした演技で安心した。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-11 18:03:22) |
574. 小早川家の秋
《ネタバレ》 小津安二郎監督晩年の作品という事で円熟の味わいだけれど、正直ちょっと難しさもある。しかし、この映画は豪華な俳優陣を見ているだけで楽しい。今で言う友情出演みたいな感じの笠智衆はともかく、宝田明がチョイ役だったり、森繁久彌がほとんど絡んでこなかったり、贅沢の極みだ。京都が舞台になっているため関西弁が多いが、驚いたのは新珠三千代。標準語より、関西弁の方が良さが出ている気がする。調べてみると奈良県出身らしいから、やはりやりやすかったのかな。その新珠三千代と中村鴈治郎による親子喧嘩のシーンは最高に面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-09 23:03:52) |
575. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 あらゆるものがコンピューターで管理された現代ならではのテロが起きる。考えさせられる内容だから前半は「これ『ダイ・ハード』シリーズなのか?」とも思ってしまったが、後半はジョン・マクレーンが暴れまくって凄い。本当に強いし、タフ。敵ではマイって女がしぶとくて良かった。ターミネーター3のT-Xなんかよりよっぽど頑張ってる印象だな。1~3までと違ってCG全盛の時代に作られた映画だから、とにかく派手にやってて呆れるような楽しさ(?)がイイ。やはり1は別格としても、2、3は超えたんじゃないかと思っている。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-09 17:03:24) |
576. 幕末太陽傳
《ネタバレ》 <デジタル修復版>愉快、愉快。佐平次のような男は現代にもいるのだけど、こういう奴はどこに行ってもだいたい成功してしまいそうだ。無銭飲食しておいて居残るから「居残り佐平次」、ここから「お前さんにはずっと居てもらいたい」と言われるまで価値を高めていくんだから痛快だ。「墓を教えろ」とうるさい旦那が出てきてからは観てるこっちまで面倒くさくなっちゃうけど、それがあるから最後の全力疾走が気持ち良い。テキトー男が立派な訳ではないけど、人生を重く考えすぎず生きていけたら素晴らしい。「地獄も極楽もあるもんけえ、俺はまだまだ生きるんでえ」 フランキー堺はもちろん、左幸子、南田洋子の好演も光る。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-04 18:10:09)(良:1票) |
577. ウォーリー
《ネタバレ》 「2001年宇宙の旅」へオマージュを捧げたアニメ。静かな序盤は秀逸。中盤からよくある感じの騒がしい米製アニメになってしまうが、それなりに笑えたんでまあまあ良かったかな(修復室のロボットたちがツボ)。ツッコミどころや違和感もあるが、最後は安定の感動で締めくくっている。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-25 08:34:36) |
578. ワン・モア・タイム(1989)
《ネタバレ》 死んじゃったルイがアレックスとして生まれ変わる…。が、ルイは前世の記憶を消す注射を打っていないため、コリンヌと再会したアレックスは前世の記憶が蘇り…というロマンティック・コメディ。当たり前だけど80年代だな~。この感じが好き。コリンヌとアレックスは幸せになってほしいけど、ミランダやフィリップが泣く展開も観たくない。この希望を叶えてくれる落とし所が見事でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-13 22:34:37) |
579. ドキンちゃんのドキドキカレンダー
《ネタバレ》 タイトルの通り、月別にドキンちゃん&ばいきんまんの想い出などが語られ、簡単なキャラクター紹介も兼ねている。自分はアンパンマンを見て育った世代である。だから登場するキャラクターの2~3割くらいは覚えていて、とても懐かしい気分に浸れた。普段は悪役のドキンちゃん、でも本当は寂しさもある。本当はみんなと仲良くしたい(特にしょくぱんまんとは…)。そんなドキンちゃんに待っていたサプライズ。これはもう心が温かくなること間違いなしでしょう~。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-11 23:33:02) |
580. 孤高のメス
《ネタバレ》 <原作未読>真面目な社会派映画。法整備を促す意味でリアルタイムに作られていればもっと価値があったと思うが、困難にも信念を貫く医師の姿に感動はある。手術シーンは気持ち悪くならないギリギリのところで作られていて上手いと思った。生瀬勝久演じる嫌な医師がリアル性を欠いているのが残念なところ。こういうのは役者より監督の問題なんだろうけど…。6.5点。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-11 13:00:51) |