601. 未知との遭遇
劇場の大スクリーンで見れば、あの巨大な宇宙船の迫力にもっと感激したかも知れない。いかんせんTVの吹き替え版では本当のところが分からない。UFO、宇宙人とのコンタクト・・スピルバーグ特有のファンタジーの具体的表現がこうなったんでしょう。どこがいいといって「ここ」と言えない、自分でも消化不良の感があるのでこんな所です。 7点(2003-05-23 21:33:30) |
602. ミザリー
「こわい、恐い!」って評判の作品だったから、気の小さい私は長らく見られなかった。(ハンニバルだって私より恐がりが先に見て、大丈夫だって確認して見たのだ!)で、映画より先に市村さんの舞台で見て、恐いけど覚悟!があったのと、予備知識があったので見られた。でも何も知らずに見たらどうなってたか想像できない。誰も助けに来ない、動けない状況で、異常人格の世話になるっていう設定自体が恐い。ふくよかで童顔のキャシーが怒り狂って斧を振り下ろす・・やっぱり恐い!でも現実に小学生殺人とか、福岡の殺人とか現実の事件のほうがもっと恐い。 7点(2003-05-23 18:34:53) |
603. マスク(1994)
ジムが好きな人には大受け、彼やギャグコメが好きじゃない人にはさほどでないという2パターンみたいね。私はジムは苦手な方ですが、この作品はノリノリでハチャメチャさをCGでうまく表現してるので、結構おもしろくて笑えました。 7点(2003-05-23 17:05:12) |
604. ポネット
なんと言ってもビィクトワールちゃん、可愛い! あのくらいの年齢で突然お母さんが居なくなっちゃえばああいう感じかも・・と思わせる。演技なのか素なのか分からないような名演技の愛らしさが涙を誘いました。 7点(2003-05-23 15:36:18) |
605. 冷たい月を抱く女
こわ~い女をニコールが熱演してます。前半の可愛い妻から後半、本性むき出しでお金に執着するワルを、表情や歩きっぷりで現してる。若々しいけどうまいです。これ、結構豪華なキャストですね。アレック、ビルの他にもアン・バンクロフト、J・C・スッコト、ちょい役の殺されちゃう女子学生でG・パルトロウも・・お金の為に自分の卵巣や命まで賭けるか?とも思うが、最後までスリルがある。伏線の人形、目撃者の少年の設定でラスト、愕然・・というオチまであって結構楽しめます。 7点(2003-05-22 23:59:42) |
606. ヒポクラテスたち
《ネタバレ》 優等生のランちゃんが自殺してしまったのはショックだった。そして現実に古尾谷さんが・・再びショック! 7点(2003-05-21 21:43:35) |
607. 日の名残り
見る前に原作を読んでたからねぇ。これが二人の心理描写など素晴らしくよく書けていて良かった。謹厳な執事とメイドの大人の恋、心に秘めて言葉に出せない。切ない・・映画はその感動に比べるとどうしても物足りなさがある。「マディソン郡の橋」でもそうだが、原作がいいとそのイメージが大きく残るし、小説で細やかに描かれる二人の心情を演技力と演出で現すのは至難の技に思える。(心理劇だからね)エマもホプキンスも抑えた大人の演技で原作をよく表現していたと思うが、やはり原作の感動には至らなかった。 7点(2003-05-21 21:40:08) |
608. ピースメーカー
アクション映画としてスリル、緊張感があって楽しめる。最後までだれずに引き込まれる。他にあまたあるアクションものに比べればずっと出来はいい。クルーニーとキッドマンの共演というのも目の保養です。 7点(2003-05-21 13:25:27) |
609. 裸足で散歩
デビュー間もない頃のとっても美しいR・レッドフォードとこれまた美しいJ・フォンダの共演。これだけでも今となっては見る価値有り。新婚の二人が引っ越したアパートの部屋は、とっても奇妙で不便な作りになっている。大恋愛で結ばれたのに、なんだかんだとあってけんかになる。妻に堅苦しくてハメをはずせない男と言われ、夫は酔っぱらった勢いで「裸足で散歩」してみせる。キュートであま~いお話。 7点(2003-05-20 21:41:57) |
610. 幕末太陽傳
時代劇でありながら、現代喜劇のような雰囲気のある映画。フランキー堺が佐平次というお調子者を演じ、その軽妙さがぴったりの演技で、幕末の志士たち(高杉晋作=石原裕次郎)とのからみが軽快に描かれている。斬新な作りの時代劇。 7点(2003-05-20 21:32:54) |
611. バーバー
この映画はストーリー展開が読めない。これからどうなるの?って思いながら見てると、トンデモナイ展開になったりするという意外性がある。コーエン兄弟の映画はその意外性でイロイロ楽しませてくれる。これはモノトーンで、無口な主人公の心の中の独り言がナレーションみたいになってる。退屈な毎日にあきあきしている床屋が、ちょっとした「うまい話」に気をそそられたために、トンデモナイ結果になっていく、という話。最後まで興味津々で見てしまった。ソートンは渋い! 7点(2003-05-20 21:05:19) |
612. オリエント急行殺人事件(1974)
すごい豪華キャストですねぇ、オールドファンにはたまりません。バーグマンがオドオドした役だったりして、でもそれぞれ年取ってしみじみ懐かしい。ミステリーですから、その謎解きのおもしろさも良かった。 7点(2003-05-18 18:44:53) |
613. エイリアン
怖くて気持ち悪いのに見始めると目が離せなくなる。よくぞこんな化け物を創造したとびっくり。体を破って突然出てきたのはホントにびっくりで怖かった。 7点(2003-05-18 16:28:16) |
614. 浮草
中村鴈治郎のひょうひょうとした自然体の演技が良かった。浮き草暮らしの旅役者がようやく腰を落ち着けて家族と暮らそうと思っても長年の空白は埋められない。突然の父の出現に息子は拒絶反応をし母はあきらめたように寂しく見送るしかない。寂しい気持ちでまた旅の生活に戻っていく。若いときはともかく年をとってくると浮き草暮らしは辛くなり、どこかで落ち着いて暮らしたいという気持ちはよく分かる。この父の気持ちも母子の気持ちもまっとうなんだけど交わらないのが切ない。相棒の京マチ子が再び旅の道連れになったのはまだ救いがあった。一座での彼女の赤城山など見られるのも面白い。 7点(2003-05-18 15:16:48) |
615. アパートメント(1996)
作り方もなかなか凝ってるし、女心も複雑怪奇。ついつい引き込まれて見てしまう。それにしてもあの偽善女、いやな女!友達のふりしてだますなんて・・モニカが可哀想です。 7点(2003-05-17 14:33:54) |
616. あなただけ今晩は
ビリー・ワイルダーの作品はおしゃれで楽しい。マクレーンとレモンのコンビは最高。マクレーンは可愛くてきれいで輝いてる。登場する人物像も会話もユーモラスだが、他の作品に比べると印象はやや薄い。 7点(2003-05-16 18:55:07) |
617. アウトブレイク
目に見えないこわーい死に神、ウィルス!スリルと緊張感で最後まで引き込まれるが、レネ・ルッソが間一髪助かってしまったりとやや安直な所もある。汚染を防ぐために住民共々殲滅させるなんてのも無謀な話。エボラとか今のSARSとか、未知の病原菌に対する警告にはなった。 7点(2003-05-15 21:20:58) |
618. 愛を乞うひと
原田美枝子の虐待母ぶりがすごくて衝撃的だった。重いテーマを取り上げ作品にした監督もえらいが、それをインパクトのある演技力で表現した原田美枝子がすごい。老いた母との再会シーンは緊張感がいっぱいだった。 7点(2003-05-15 21:07:06) |
619. 愛は静けさの中に
深山の渓流のほとりでひっそりと咲く、一輪の百合の花のようなマトリン。素人にして女優最高の栄誉を受けながら、「あのひとはいま?」状態で消えてしまった。やはり聾唖では役が限られたためか・・ 7点(2003-05-15 20:36:44) |
620. ジュラシック・パークIII
恐竜はいっぱい出てきてしかも一番凶暴になってる。バーッサ、バッサ飛ぶ翼竜?なんて迫力があった。で~もお話がねぇ~、あんな恐竜だらけのジャングルで少年が一人、生き延びてる、なんてご都合主義すぎて嘘っぽい。この点数は恐竜さん達の大活躍に進呈します。 7点(2003-05-12 22:18:08) |