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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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761.  タイタニック(1997)
服脱いだら意外と細いなー、おかしいなー、腹もそんな出てないなー、と思ってたら、ケイト・ウィンスレットの体、CG処理してたんですね。最近TVで知りました。プチ衝撃でした。
8点(2004-05-15 20:56:55)(笑:1票)
762.  サンドロット/僕らがいた夏
少年野球もので、完全に小粒な作品だけれど、どこか「スタンド・バイ・ミー」を思い起こさせる。監督の、少年時代へのノスタルジー、失われたものや過ぎ去った時代に対する温かい畏敬の念を感じる作品。少年時代というのはやはり特別で、その特別な瞬間を何でもなく生きている少年たちも、やっぱり特別。原っぱですら冒険に満ちていて、そこにはいつも仲間がいて、1つの「生きる場所」があった、そんなノスタルジーに浸る一作。「狂犬」とのバトルなどは、本当にキングの作品のよう(チョッパーとかクジョーとか)。分かる。噂が噂を呼んで、どんどんモンスター化していくんだよね。あのシーン、大好き。思わず笑ってしまう。
8点(2004-05-15 20:56:18)(良:1票)
763.  マトリックス
私は、プチパラノイアな人間なので、今でもたまにこういうことは考える。昔から、風呂に入る前に脱衣所で服を脱いでいる時などに、《今、私は風呂に入る気満々で思いっきりまっぱでいるけれど、それは私だけが勝手に作り出した現実で、実はここは学校の教室で、しかも授業中で、みんなはいきなり脱ぎだした私を唖然として見ているのかも…》とか。あは…はは…はは…。まあ、色んなバージョンがあります。それが中学校の時、某ギャグ漫画で似たようなことが描かれていて、そのコミックが友人間で流行った時、「ああ…あたしも思ったことある…」と静かにつぶやく友人が続出し、「なんだ…私だけじゃなかったんだ…」と密かに安心した。この映画はそういう妄想を、莫大な制作費を費やして、思いっきり実も蓋もなく堂々と提起した、サイコ映画な訳です。それを、先端的な技術やアクションを馬鹿みたいに惜しみなくぶち込むことにより、オブラートに包んで、大衆性を持たせた。ウォシャウスキー兄弟が、自身の引き出しの中に持っていたあらゆるオタク要素を詰め込み、作り上げたバーチャル・リアリティ。究極の夢オチ映画。根本を見ると、もともと人間がどこかで考えていたことを素直に表現しただけのごくごく素直な映画。ただ、今までそれを表現する手腕を持つ人が現れなかった。ウォシャウスキー兄弟は、凄い。オタクの力は、怖い。
8点(2004-05-15 20:55:50)(良:2票)
764.  いまを生きる
机に立たなかった生徒もいる。それがこの映画が名作と言われる所以かな、と思う。全員立ったら金八になる。
8点(2004-05-15 20:55:40)(良:2票)
765.  2001年宇宙の旅
未来と過去は表裏一体で、相対的に機能する。人間の本質など、その黎明期から1mmも変わってはいない。ある文化人はこう言った、「何千年経っても、人間が問題を解決する手段が『戦争』であることは全く変わらない」。ある科学者はこう言った、「もし第3次世界大戦が起これば使われる武器は核爆弾、そしてもし第4次世界大戦が起これば、使われる武器は棒と石だろう(これは本当に恐ろしい言葉)」。猿が人となり、また更に新世代の生物となろうとも、結局は何も変わらない。過去も未来も同時混在し、混然一体となり、絶対的なカオスの中に全ては存在する。世界は本当の意味で何も変容していない。しかしその根底には、何か得体の知れない究極の原理物質、モノリスを人類に与えた者により企まれた、究極の原理がある。それこそが絶対性であり、人知の及ばない畏怖すべき領域。抗えない1つのプログラム。キューブリックはそれをただ、人間に提示しただけであり、少なくともこの作品においてはキューブリックは「神」ではなく、「預言者」であったのだと思う。それらの者から「言を預かる者」として選ばれた人であったのだと思う。本当の意味では、キューブリックですら、この作品には属していない。誰も属せない。翻弄されるだけだ。そしてこの映画を必死に熟考し、どう解釈するのも、人間が卑小であるがゆえの特権だ。キューブリックは1999年に逝去した。新世代に突入することなく、20世紀の終わりに、自らを過去の遺産とするかのように潔く消えて行った。彼にとって「2001年」は、永遠に汚されることのない未踏の聖域となった。偶然にせよ、それは彼が貫いた究極の美学であったかのように思える。
9点(2004-05-15 20:51:43)(良:7票)
766.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
相変わらず、イライジャ・ウッドの深爪が非常に気になります。
9点(2004-05-15 20:51:31)(笑:2票)
767.  息子の部屋
例えば感動的な映画を観て、例えば学校の卒業式で、例えば近しかった誰かの葬式で、みんなが泣いている中、1人泣いていない人がいる。そういう時にその人を指して、「どうして泣かないの、何て冷たい人」と平気で言える短絡的な人間を、私は全面的に信用しない。私は、あまりにも近しい人が突然亡くなった時、極限の悲しみと絶望の中、涙1つ零さなかった人を知っている。後にも先にも私は、あんなに壮絶な悲哀と絶望を見たことがない。この作品は、よくある泣きの描写を強制的に見せ付けて涙を誘う、観る側を受動一本姿勢に追い込む、あざとい作品ではない。観る側が賢くなり、能動的に行間を読み取るべき作品。行間を読み取れた時、そこには強烈な感動がある。いい作品ですよ。リアルです。非常に。本当は私は、こういう映画をもっと観たいのです。
9点(2004-05-15 20:50:35)(良:2票)
768.  ゴーストワールド
頭が切れるけどひねくれていて、人と違う格好にこだわるイーニド。大勢の中に埋没したくないけど同時に世の中から浮くことや疎外されることに焦燥感を抱くイーニド。難なく世の中と折り合いを付けられる親友を蔑みながらも嫉妬するイーニド。「私は人とは違う」という優越感を持ちつつも周りから浮く自分に劣等感も感じるイーニド。自分の居場所が欲しい、かといって今更世の中と折り合いを付ける術なんて知らないイーニド。そんな彼女の強烈な自意識と動揺と葛藤の先に見えるゴーストワールド。青春の幻影。認めるのは恥ずかしいけれど、イー二ドは10代の頃の私にひどく似ている。
9点(2004-05-15 20:50:21)(良:2票)
769.  ANA+OTTO/アナとオットー
映画自体がまるで青銀色の月の光のように静かに絶え間なく発光している。内省的な月の光のような、冷えた美しい詩の羅列のような、そんな情感に溢れた映画。まるでずっと北極線の上にいるような、一本ぴんと張った線の上で進行するような、危うく切なく美しいラブストーリーでした。私にとって、ずっと食わず嫌いだった恋愛映画もいいなあ…と思う契機になった作品。
9点(2004-05-15 20:50:01)(良:1票)
770.  HERO(2002)
中国の色彩というのはともすればエグくなってしまう程に鮮美だが、どこか抑制が効いている。残酷なまでの鮮烈さを悠久の大地の砂の色で中和し、目に痛くないぎりぎりの色彩を放っている。とにかく美しい。凄い映像スケールだった。考えてみたら、日本人が石オノを持って獣を追いかけ回していた頃に、中国ではすでに幾つかの国が栄枯盛衰を繰り返していた訳だから、それはそれは恐ろしい国ですよ(笑)。そういう「悠久の精神性」を描かせたら中国に及ぶ国はどう考えたって存在しない。こういう奥行きのある映像もいっぱいいっぱいじゃなく、軽々と表現してしまう。この「英雄たち」の物語ですら歴史の一端、歴史の藻屑なのだ、と言い切ってしまう。そして「大局を見て己を捨てる」、そういう歴史の塵芥の姿に英雄を見る。それは東洋思想の極限の形で、西洋主導の現代的な英雄像に対する強烈なアンチテーゼだ。目立つこと名声を得ること歴史に名を残すことが英雄の条件ではない、そう私も常々思っているので、この作品のメッセージ性には素直に賛同したい。ストーリーに関しては、何度もの繰り返しがくどい、という見方が大半だけれど、私はこれで構わないと思う。きっと中国という国には、何度歴史を繰り返しても余りある程の時間とキャパシティーがあるのでしょう。
9点(2004-05-15 20:49:39)(良:1票)
771.  ショーシャンクの空に
だいぶ前、原作の「刑務所のリタ・ヘイワース」の方を先に読んでから観ました。この映画は、完全に原作を凌駕している数少ない映画の1つ です。と言っても、原作がつまらないわけでは決してないのですよ。原作を読んでない方の為に付け加えますが、さほど長くない中篇の原作を、原作に忠実になぞりながら、こんなに長い映画にする訳ですから、この映画では、より設定やエピソードが濃くなっているんです。例えば、原作の刑務所側の人間は、映画ほど極悪に悪い奴ではありません。相当悪いは悪いんですが。人物描写が、より精緻になっているような気がします。個人的なエピソードですが、私がレンタルビデオで借りて来て観た数日後、いつもは友人と外に遊びに行って、家に1人でいることなどほとんどない弟が、部屋にビデオを持って行き、3時間も1人で部屋にこもって、観終わった後、出て来て一言、「凄く感動した」と言っていたのが印象的でした。スティーブン・キングは、自身の小説の映画化作品で成功したものの1つとしてこの作品をあげています。その他は、「スタンド・バイ・ミー」「黙秘」「グリーン・マイル」「ドリームキャッチャー」だそうです…え……「ドリームキャッチャー」?それはなあ…。
9点(2004-05-15 20:48:15)(良:2票)
772.  Dolls ドールズ(2002)
日本の四季のうつろいというものは、ただそれだけで残酷性がある。どの季節にも、あの夏にすら、静かに、深深と迫るものがある。日本人にとって、季節というものは特別だ。日本には、何十と言う季節が在るのだから。それをフィルムに焼き付けた映画を、いつか誰かに撮って欲しかった。北野武なら、なおさら良かった。イタリア人は、こんな映画は分からない、と言った。分かる訳がない。これは、日本人の為の映画だ。だから、日本人がこの映画を分かり、感じなくてどうするんだ、と思う。くさす所もある。映画自体のテンポの悪さや、所詮、過去の映画の焼き直しだろう、という部分も。そういう部分を差し引いても、私は、日本人のDNAに語りかけるような、この映画が好きだ。
10点(2004-05-15 20:47:42)(良:3票)
773.  いつか晴れた日に
何だろう、この映画の繊細で美しい雰囲気は。貞淑という殻に押し込められていた時代の女性の、分別のコルセットに縛られた多感。そしてラストの控えめな情熱の発露。エマ・トンプソンが泣き出すシーンは、大好き。女優として、彼女は少し鼻に付く硬質でお高い雰囲気があり、それ程好きでもないのだけれど、この映画の演技は素晴らしい。認めなければ嘘。ケイト・ウィンスレットもいい。奔放で自分に正直な女性を好演。原題の「分別と多感」は、貞淑な姉と奔放な妹のこととも取れるし、姉の揺れる心の内のことでもある。ダブル・ミーニングの良い題です(もちろん、邦題も良いよ)。あと、ヒュー・グラントのバランスの悪さは、世界中の人々が気付いている。気付いてないのは本人だけです。
9点(2004-05-15 20:47:27)(良:1票)
774.  極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)<OV>
映画革命です。素晴らしいです。「リンチがヤクザ映画を撮ったような感じ」とよく言われているけれど、まさにそんな感じ。参りました。何というか、脱力系で戸惑い系でシュールで俗世を超越したある意味高尚な笑い。違う世界を垣間見れます。主人公と一体化して奇妙な世界に迷い込んでしまう。リンチ好きには是非観てほしい。これを逃す手はないです。ただ、リンチよりもある意味過激でエグいです(笑)。フランス人にも受けたという話ですが、どうしたって日本人程にはこの作品を笑えないでしょう。笑いのツボを挙げたらキリがないですが、私は名古屋の警察の、自分の出身地についての一言が笑えました。そして、吉野きみ佳の女優魂溢れる捨て身の怪演には賛辞を送りたいと思います(笑)。そして、三池監督は観客に最後まで油断を許さない。エンドロールの奇奇怪怪な歌詞のシャンソン曲には大爆笑。
10点(2004-05-15 20:46:59)(良:1票)
775.  バッファロー'66
この映画を観るちょっと前に偶然、赤いスクエアトゥのブーツを買った。この映画を観て、銀のストラップシューズが欲しくなった。ああー、なるほどなー、これじゃあ、若い人(自分も含めて)が食いつくよなー、と思った。この映画を包む雰囲気が好きだ。ギャロが自分の趣味で作った映画だとは分かっていても、そのナルシストぶりが、この映画ではそんなに嫌じゃない。なんでだろう。でも、いいんです。これで。
10点(2004-05-15 20:46:45)(良:2票)
776.  となりのトトロ
トトロに逢いたい、猫バス乗りたい、まっくろくろすけ出て来て欲しい…もうそれ以上言えない。毛がびっしり生えた丸っこい生き物フェチな私には、トトロや猫バスはたまらん。あまりのかわゆいらしさによだれが出る…。あの質感…。もし出会えたらいやらしい位体中触りまくりそうだ…。ちなみにさっき「ととろ」と打って変換したら、「トトロ」にならずに「と吐露」になった。やんわり笑えた。
10点(2004-05-15 20:46:13)(笑:1票) (良:1票)
777.  セブン
非常に完成度の高い作品。このタイトル自体がラストの伏線になっているということにも感服する。あのラストでなければこのタイトルは生きて来ない。タイトル自体が作品世界を内包し、予め全てが決定している、そういう意味では非常に排他性のある作品。観客は考える余地も口出しする権利も与えられず、事物の目撃者としての世界の外からの傍観しか許されない。非常に排他的。そして孤高の美学を無感情に見せ付けて終わる。観客は衝撃を受け、ひたすら茫然とする。脚本、キャスティング、カメラワーク、演出、その全てが計算され尽くされた傑作。自らは観客を拒絶しながらも、観客には自らを拒絶させないひどく残酷な作品。
10点(2004-05-15 20:44:40)(良:2票)
778.  ニュー・シネマ・パラダイス
この映画自体が、全ての映画とそれらを輩出した映画史全体に対する1つのラブレターであり、トリビュートなのだと思います。何を言っても蛇足になってしまうけれど、善良なノスタルジーと映画に対する愛情に満ちた、珠玉の1篇だと思います。
10点(2004-05-15 20:42:43)(良:2票)
779.  HANA-BI 《ネタバレ》 
ラストなんて始めから分かっていた。ラストの数カットの運びは予想すら出来た。それでも魅せてしまう。予定調和的に終始する緩慢な自殺の物語、その一瞬のあだ花の姿に見とれた。夜空を染める一瞬の苛烈と、その後の清廉。浄化。昇華。
10点(2004-05-15 20:42:05)(良:3票)
780.  コックと泥棒、その妻と愛人
極上のグロテスク。胃がでんぐり返りそうな程の満腹感。お腹いっぱいのエログロを堪能。芸術であり賞賛の対象たり得る料理も、人間の体を通って汚物となり、嫌悪の対象となってしまう。人間とは美と醜を平然と傲慢に繋げる媒介であり、本質的に尊大でグロテスクであるということを再認識させてくれる作品。観る者をかなり選ぶ作品だけれど、私としては人間の腐敗と暗部をこれでもかと見せてくれる潔い開き直りが好きです。ゴルチエの衣装、ナイマンの音楽、そんな調味料をふんだんに使ったグリーナウェイのフルコース料理。贅沢な総合芸術。ちなみに有名な話だけれど、椎名林檎がこの監督をかなりリスペクトしてます。観れば物凄く納得出来ます。
10点(2004-05-15 20:40:49)(良:1票)
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