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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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61.  天国からのエール 《ネタバレ》 
TVドラマ界では有名な尾崎将也&阿部寛の黄金コンビだが、映画化という点においては汎用で失敗作だとは思う(3日で7kg減量したという阿部ちゃんの熱演はよかったし彼の代表作にしてもいいくらいだが)。これでもかなり脚色されてるだろうし、実話では抑揚がないので無理やり感動作にしようとベタな脚色をしてしまったように思う。でも、この程度の事もできない大人は自分も含めてゴマンといるわけで、「大人の責任とは何か?」という問題提起をするには十分な素材ではあり、見る価値はあると思う(ドキュメンタリーもあるようだしそちらで十分なのかもしれないが)。夢を安易に語り、煽るのは好きではないし、それも含めて大人の責任の難しさはあると思う。モデルとなったメジャーデビューしたHearts Growというバンドもデビュー後活動期間3年で解散したようだし、その後の現実の厳しさについてもエンドロールでクレジットしてもよかったのかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-10 08:37:42)
62.  わが母の記 《ネタバレ》 
井上靖については殆ど何も知らないのと、認知症介護の体験もないので、多少バックボーンが弱いのですが、母息子に留まらず家族の物語としてテンコ盛で消化不良になりそうなぐらい(さすがに作中に『東京物語』を引用するのはやりすぎかと)。作家というのはもっと頑固で偏屈なハズだし、家族も善人ばかりなので、この辺は映画化でかなり美化されてるのかな?という気もしましたが、名家でかつ経済的余裕のある上流階級ってホンキの善人が多かったりもするので、原作未読だし、どこまでホントなのかはわかりません。母息子の物語は総じてマザコン系になりやすいのでその点を懸念していましたが、幼少期からの確執や姥捨て山もベースにもあり、安易なマザコン話にならなかったのは自分の家族を題材に小説を書く作家の冷徹な視線が寄与したのかなと。長いスパンでの家族の成長と共に相互理解していく脚本はキレイに収斂していくし、各役者はそれを上手く演じていたと思います(特に宮崎あおいはスバラシイ)。古きよき昭和の大家族でしかも金持ちの話で現代ではリアリティーがなく感情移入し難い所はありますが、実話がベースになっているのでそういうモノとして見るしかないのかと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-09 13:41:35)
63.  ジョバンニの島
こちらも実話がベースのようだが、同じ島の占領をテーマにした少年物語でも『瀬戸内少年野球団』とは全く異なる内容。恥ずかしながらこういう歴史的事実があった事は何も知らなかった。子供向けらしいが内容的には結構重く、問題は現在も解決していないし、鑑賞後はちょっと凹むな。
[地上波(邦画)] 7点(2015-04-28 11:58:14)
64.  最強のふたり 《ネタバレ》 
下の方が書いておられるように、これは常識破壊者がやってきて上流・インテリの固定観念を揺るがすという点においては『男はつらいよ』そっくりだとは思います。寅次郎との違いは「粋」か否かですが、これは簡単に真似できるものではないし、仕方ないでしょう。但し、他の方が書いているように「足に熱湯」は仏ではわからないが、日本では受け入れられない感覚だし、笑えない部分もある(寅次郎はこういう事は絶対にしないだろうけど、寅次郎はKYだという理由で昨今の若者には毛嫌いされているという話もありますし、他の言動にも笑えなくなっている時代なのかもしれません)。 各々のエピソードがどこまで実話なのかはわかりませんが、実際には10年の付き合いだそうで、いろいろあったのだろうと想像します。映画として面白オカシク脚色して、負の部分は見せずにエンタテイメントとしてそれなりの綺麗な感動作品には仕上げているとはとは思います。「誕生日なんだから踊ろう!」という、車椅子の人の前で軽やかにステップを踏むある種の究極のKYシーンには心動かされるものがありました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2015-04-20 12:59:24)(良:1票)
65.  横道世之介
原作にあった青春の葛藤や痛みみたいなものが感じられず(法政・水泳・長崎等々著者の自伝的要素も含まれているような)、田舎から上京してきた世間知らずの人のいい大学生のように描かれてしまった事には違和感があった。が、さすがに映像の力というかバブル時代のノスタルジー感は満載で、『三丁目の夕日』に感動する団塊世代を揶揄できないなと。(遠景のシーンでは近代的マンションが映りこんでしまって、やや粗もあるのが難点。) オチを知った上での台詞や展開を楽しむ事の有意義を感じながら見ていたら中盤でマサカのネタバレで、過去と未来が行ったり来たり。でも、こういう製作手法もこれはこれでよかったのかなという気もする。 横道世之介に対する関係者の想いもそれぞれで、存在すら忘れたり、存在だけは覚えていたり、存在が忘れられなかったり。出会いがあって関係を構築しても、それを維持できなければ死ですら影響を与えられないのだなあと思うと、何とも切ない気持ちになる。 初見のインパクトは弱いが、こういう映画ってあとからジワジワくるんだよね。自分の過去も彷彿とさせるし、夢に何度も出たりして。 中年にはそれなりに響く作品なのかと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-11 23:13:09)(良:1票)
66.  武士道シックスティーン 《ネタバレ》 
「見つけてくれてありがとう」の台詞に感動。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-24 12:20:57)
67.  ツレがうつになりまして。
うつ病に関する説明とその対処がうまく描かれており、ある種の啓蒙的作品になっているし、夫婦愛も嫌味なく表現されているのは2人の演技の力だろう。作中ではあまり主張していなかったが、2人の関係・夫婦の相互理解には宗教的な要因も大きいのかなという気はする。本作品では家族間での解決がメインであったが、実際には頼れる家族がいない人も多いだろうし、公的なサポートも必要なんだろうと思う。気をつけなければならないのは、会社を辞めてしまうのは明らかな間違いであるという事。まずは休職で様子を見るべき。ここはエンドロールでハッキリさせておくべきだろう。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-04 10:14:31)
68.  アントキノイノチ
前半の重くて、暗くて、痛々しい雰囲気はよかったんだが・・・。人を傷つける事の罪深さ、傷つけられた人の辛さ、周囲の無関心と無神経、そして破壊された心。主演の男女は難しい役どころを好演していたと思う。「生きるという事は恥ずかしい事だ」という原田の台詞も印象的。 死んだ人間は元には戻らないし、時間も元には戻らないが、死んでいった人がいて、今があり、そして生きているという事の無常観というか人生の儚さみたいなものは伝わってきたので、(映画なので後半はこうなってしまうのは仕方ないのかなという気もするが、それを割り引いても)全体としてはよかったと思う。原作も読んでみたい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-04 00:30:41)
69.  小さいおうち
その時代に生きる人々の様々な想いが戦争によって破壊されていく。「過去を美化するな」という戦後教育を受けた若者の叫びに2重の意味を込めた、山田監督の反戦映画なんだろうと思う。(原作未読なので小説のテイストは違うのかもしれないが)
[地上波(邦画)] 7点(2015-03-03 21:13:30)
70.  そして父になる 《ネタバレ》 
最終部分で福山が子供に迎合し、家庭内キャンプをやるシーンは、人間が壊れていくようで見ていて痛々しかった。このまま行ったら福山の心が持たないだろう。結局福山は父親にはなれなかった。そもそも父親に向いていないという事に気づかされた。そしてこの作品はそういう事に薄々気がついていても、惰性で父親をやり、自分を誤魔化して生きている観客達への強烈なメッセージとなっている。是枝は相変わらず救いのない作品を作るなあと思う。 あと作品には関係ないですが、福山の腹が出ている中年太りが気になったな。これは役作り?
[地上波(邦画)] 7点(2015-02-14 13:03:16)(良:1票)
71.  森崎書店の日々 《ネタバレ》 
映画ばかり見てないで、本を読めって事かな。本をテーマに映画を作るってある意味ライバル関係でもあり、補完関係でもあるから難しさも感じる。神保町で古本屋のオヤジやって生きていけるなんていい人生だよ。憧れるな。 ストーリーはどうって事ないんだが、神保町の雰囲気と、本がテーマという事と、主役の娘の存在感だけで低予算ながら良作に仕上がってる。原作未読だが、千代田区の地域文学賞作品らしいので、町おこし的なこういう作品になるんだろうけど。神保町は近隣に高層ビルが建ち始めているものの、古き良き東京が残っている街。いつまでもこのまま温存して欲しいが。 ※ここから壮絶なネタバレですが、調べたところ、値段をつけた本はどうやら『愛についてのデッサン――佐古啓介の旅』のようです。
[地上波(邦画)] 7点(2015-01-02 11:18:18)
72.  ツナグ
「罪と罰」というか「罪と赦し」というか、女子高生のパートはロシア文学のよう。同時並行の「桜の園」でさらに重厚感が増してる印象(1990年版の映画を彷彿とさせる)。ギャルソン話でツナグくんがミスを犯しているところも何とも言えない余韻が。 が、その他の話が綺麗過ぎるというか甘ったるいのが残念。遺された側には色んな思いがあるのは当然だろうが、死者の無念さみたいなものが伝わってこない(女子高生のところは意味深ではある)。原作未読なので推測だが、映画用にわかりやすい話に改変したのかも。辻村深月は救いのない作品を書くというイメージなんだが。
[地上波(邦画)] 7点(2014-02-24 12:51:43)
73.  東京家族 《ネタバレ》 
上手い具合に現代風リメイクしているとは思うが、気になる点もいくつか。 まず、橋爪の演技だが、元教師の頑固さやふがいない息子への怒りの演技と笠智衆を意識した鷹揚とした演技にギャップがあり、人物像に統一感が感じられない。また、居酒屋のシーンでの説教臭さは山田洋次の怒りなのだろうが、これは余計。製作当時の感覚では311は無視できない要素ではあったのだろうが、3年経つと無理に入れなくてもという気もした(この辺の感覚がある種の風化なのかもしれないが、50年後の人が見たら別の感想を持つのかも)。蒼井優の人物像もイマイチよくわからない。接客中にケータイイジルとか、年配者にタメ口きくとかちょっとダメ系女に描きつつ、最後にオイオイ泣いちゃうってのはどうなのかと。そもそも形見の時計を渡されちゃうってちょっと重いんじゃ。そういうのがわからない田舎の老人とのギャップも感じられなかったし。 母親の死以降は、父息子の確執がどう和解していくのか?という点に注目していたが、「婚約者を通じて」というのはどうなのだろう?「あの、親父がねえ」という台詞・演技では息子の気持ちの表現として不十分というかちょっと消化不良。まあ、男同士の照れと言ってしまえばそれまでなんだが、もっとストレートにやってもよかったような。
[地上波(邦画)] 7点(2014-02-02 16:29:07)
74.  モテキ 《ネタバレ》 
太宰治はこう言った「恋愛とは何か。私は言う。それは非常に恥かしいものである。」 中盤まではリズム・テンポもよく現代的な恋愛・青春映画だなと思ったが、麻生久美子が良くも悪くもそれをぶち壊し、その後はありがちで古典的な話へと展開し、ラストは時間切れで強引に畳んでしまった印象。 結局こういう作品は時代によってテイストは違えども、根底には普遍的に同じものが流れているのかもしれないとも言えるのだろうが。
[地上波(邦画)] 7点(2014-01-07 11:08:57)
75.  のだめカンタービレ最終楽章 後編
後編は千秋の話が殆どないのが残念。上野樹里の演技力・存在感は素晴らしい。 演奏後の拍手シーンを無音にした演出は中々よかった。 このような同じ世界に生きる男女の才能と成長の恋愛ドラマってありそうでなかったような。もっと心情表現を丁寧に作れば重厚なドラマになるはずだが・・・。
[DVD(邦画)] 7点(2013-12-31 13:52:45)
76.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語 《ネタバレ》 
パラレルワールドに転換する所は一瞬意味がわからなくなったが、なんとかついていけた。が、この繰り返しはちょっとダレる感じはある。一種の救世主ものなのだろうけど、前半で展開した宗教的・哲学的テーマに広がりを持たす事が出来ずに、時間・友情的なものにテーマ移行して強引に収束してしまったのはちょっと尻すぼみ感もあって惜しいような気もするが、まあでもよく出来てるとは思う。
[地上波(邦画)] 7点(2013-12-26 12:53:35)
77.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
想像以上に壮大な話。よく考えたなあと思う。ある意味人間の根源的テーマではあるんだろうけど。魔女との戦いのシーンは、不思議感があって、ちょっとオズの魔法使い的世界のような。
[地上波(邦画)] 7点(2013-12-26 12:46:46)
78.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
50歳前後の事務系サラリーマンで好きな仕事してる人の方が少ないでしょう。でも、ダラダラと続けてしまう人が殆どなのでは。という意味では、本作はある種のファンタジーです。確かに話に起伏はなく、かなりベタですがいい映画だと思います。主人公の変わり身の早さには違和感がありましたけど。もうちょっと葛藤があってもよかったような。島根の原風景がちょっと「男はつらいよ」を彷彿とさせて、なんともいい気持ちにさせてもらいました。
[地上波(邦画)] 7点(2013-07-14 16:24:52)
79.  ソラニン
これが「絶望の国の幸福な若者たち」というやつか?昔の自分と今の自分をオーバーラップさせながら見た。「本当にそれでいいの?」という問いはいくつになってもあるものだし、中年以降の方が切実だったりもする。が、「絶望の国の不幸な中年たち」ではシャレにならんけど。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-01-03 02:42:09)
80.  聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― 《ネタバレ》 
山本五十六という人物像に焦点をあてつつ、リーダーシップ、組織論や意思決定、あとはマスコミ批判等々を織り込んで、ステレオタイプではあるが、まあそれなりに上手くまとまっているという印象。戦争には詳しくないが、大まかなアラスジはもう周知の事実なので、細かな台詞が史実としてどうなのかな?とやや疑問もあるが。印象に残ったのは、新聞記者とのやりとりで「世論がどうであろうとこの国を守る」というような台詞かな。マスコミが作るものかどうかはわからないが、世論はムードに流されるし、間違える。今の政治家は選挙が怖くて、世論を気にしすぎ。当落に関係なく、空気に流されず、信念を持って行動して欲しいと思った。
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-05 20:57:19)
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