1021. チ・ン・ピ・ラ(1984)
デパートの屋上で道夫を見つけ「どうしてすぐ逃げなかったんだ?」と問う洋一に道夫から返ってきた言葉… これにやられた。最後はどちらとも取れるような作りになっている。シンプルに、車から降りると二人が見つめ合って大笑い!… という感じだと思ったから意外だったな~。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-10 16:05:48)(良:1票) |
1022. 亀は意外と速く泳ぐ
肩透かしストーリーだが、シュールな笑いとゆるさを楽しむ映画だと思うので一応満足。とはいえ90分ほぼ同じ調子だと徐々に笑えなくなってくることに気づいた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-10 16:03:46) |
1023. パーフェクト・ワールド
ブッチは極悪人ではないが、善人でもない。だからこそフィリップの発砲と木の下での泣ける友情に矛盾は無く、自然と感動できる。全体的にやや長いと感じるのが難。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-10 16:02:11) |
1024. 斬る(1968)
どっちつかず…。もっと笑える作品かと思っていたがそこまでじゃなかった。逆に山で篭城のような形になった時は激しい戦いを期待したが、これもそこまでじゃなかった。キャラクターとしては面白いのが多かったから、惜しいのだけど。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-08 19:40:06) |
1025. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
UNIVERSALのロゴの時点からBGMが最高、街並みや主演のマイケル・J・フォックス含め80年代の空気が伝わってくるようで魅せられた。内容も楽しくて、特にパーティー後のみんながコソコソ部屋を行き来するシーンは大笑い。でもニューヨークに出てきたばかりの頃のちょっと壁にぶつかってる感じも好き。大都会の夕焼けが切なくてたまらない。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-01-08 19:37:24) |
1026. 奇跡(1955)
《ネタバレ》 宗派の違いから結婚に反対していたオヤジが相手の親(ペーター)も同じ理由で反対している事を知ると息子かわいさに相手の家まで乗り込んでいって… という辺りまではなかなか面白い話だったが、インガが死産し、さらにインガ自身の命も危ないという話になってからはペーターの主張が勝利したような感じで、いや~な気分になった。また奇跡にもいろいろあるが、この奇跡はいただけない…。神の存在を信じる、信じないはともかく、起きる奇跡に現実的にはありえないものをチョイスするセンスが理解できない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-08 19:33:50) |
1027. 青い山脈(1949)
当時の価値観を知る上ではなかなか貴重に思えるが、映画として面白いかと言われれば首をかしげてしまう。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-01-05 18:49:37) |
1028. ATOM
《ネタバレ》 手塚先生が描いた可愛らしいアトムに比べ、生々しくて若干気持ち悪いとすら感じるのはどうかと思うが、ストーリーはまずまず楽しめるものだった。使えなくなったロボットの廃棄場でロボット同士の友情物語が始まるのかと思いきや、孤児たちと出会い、アトムは仲良くなりたいために自分がロボットである事を秘密にする。これが結果として人間を騙した形になり、アトムとコーラたちの距離は離れていく。(いくらなんでもハム・エッグの豹変ぶりはおかしいし、悲しい) 本家アトムの内容はほぼ知らないが、こちらも自分がロボットであるがゆえに悩んだりしているようなので、時代や作り手が変わっても、テーマは受け継がれていることに嬉しさを感じる。また富士山みたいな山を登場させたり、桜の花びらを散らしたり、日本への敬意が感じられる点も見逃せない。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-01-05 18:41:12) |
1029. ウルルの森の物語
少年少女の成長という意味ではまずまず。基本的にはファンタジーであり、かなり都合良く話が進んでいくのに加え、光る湖の過剰な表現、まるで神様でも現れたかのような親狼の登場シーンなど笑える演出も多い。出演者の演技もちょっと変だったな~。橋から落ちそうになったり(と言うか落ちた)、土砂が崩れたり、あの手この手で盛り上げようとしているが、「子供なら楽しめるのかな?」ってレベル。「スタンド・バイ・ミー」へのオマージュ的な場面があるが、大人が懐かしさに浸る映画ではない、あくまで子供向け映画なのだろう。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-03 17:19:07) |
1030. マイマイ新子と千年の魔法
ノスタルジーを売りにするのは結構だが、そこに頼りすぎてる印象。約90分の映画で60分くらい特に何が起きるわけでもない少女の日常を見せられる。この部分を楽しめなかったのがすべてでした。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-01-01 21:52:00) |
1031. バウンティフルへの旅
あ~ なるほど、気が済んだというより成長したと言うべきか。古き良きアメリカの雰囲気が心地良い秀作でありました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-28 22:42:28) |
1032. インビクタス/負けざる者たち
国が一つになっていく感動とスポーツ物の感動とが一体となって押し寄せてくる。4300万人の南アフリカ国民が応援しているという事を表現しようとするとき、家族みんながテレビの前に集まってるとか、スポーツバーで騒いでるとか、そういう画は当然だけど、あの飛行機のくだりですべてを感じられるってのが巧い。サッカーワールドカップの決勝はだいたい頭に入ってるからダメだけど、ラグビーワールドカップの結果等は全然知らなかったので決勝はドキドキ、でも「負けざる者たち」というサブタイトルは結果ばらしてるみたいだからあまり良くないかな・・・。それにしてもクリント・イーストウッド監督の安定感は凄まじい。素晴らしい時間を頂いた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-28 22:40:32)(良:2票) |
1033. いのち・ぼうにふろう
《ネタバレ》 ならず者たちが人生で初めて他人の為に命を懸ける。そういう心意気が気持ち良い。ただし、捨てずに済んだ命は多々あるし、要領の悪さに目が行ってしまうというのは大きな問題だ。また逃げている間は「富次郎だけは助かってくれ」とも思ったが、逃げ切った後、急に虚しさが湧いてきた・・・ 人命の犠牲によって得られた幸せも存在するが、このケースでは誰も喜べない・・・。幸せを背負うという表現はおかしいかも知れないが、若い二人にはあまりにも重い物を背負う結果となった。ところで勝新太郎の使い方にはちょっとびっくり。剣豪のイメージが付いているスターを起用し、観る側に勝手な期待をさせておいて、それを逆手に取るような…。いや、なかなか面白いものです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-28 22:35:17) |
1034. 雪国(1957)
岸さん、お綺麗なんだけど、どうにも駒子が面白すぎる。特に酔ってる場面は相当面白い。これは必ずしも褒め言葉ではなく、本当はもっとじっくり見る映画だと思うのだが、笑えた印象の方が強くなってしまった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-12-22 23:02:00) |
1035. 96時間
リーアム・ニーソン超強い。テンポが良くて楽しめたけど、安心感もあるのでハラハラドキドキは少なめだったかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-22 23:00:16) |
1036. 絆 -きずな-
現代日本映画界の2トップと言っていい俳優の共演。当時はそれほどじゃなかったにせよ一応期待して拝見。がしかし、まるでVシネマのような低予算臭が終始付きまとう・・・。話が面白ければいいけど、そうとも思えないし、長く記憶にとどめておける映画ではないと思った。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-21 18:03:03) |
1037. ONE PIECE FILM STRONG WORLD
ワンピースブームに乗り遅れた者(マンガもTVアニメ版も未見)として、これを見てもいいのか?、見たとしても楽しめるだろうか?、と迷ったけど、その点はあまり問題なかったと思う。最初に感じたのは作画の美しさ。さすがに劇場版、お金がかかってる。レギュラー声優陣からゲストの竹中直人まで全体の演技レベルも高く、中でも田中真弓の熱の入った演技は特筆すべきことであろう。ストーリーに関していえば敵陣に乗り込んだ時が絶頂だった気もするが、脇役の見せ場も用意されているし、バトルアニメとして無難なものだと思う。和、洋、その他もろもろが混在した世界観が素晴らしい。 [地上波(邦画)] 6点(2010-12-19 14:22:35) |
1038. めまい(1958)
《ネタバレ》 トリックはまずまず。その後、取りつかれたかのようにマデリンを求めていくジョンの姿に本当の恐ろしさを感じさせるという二段の作りが面白かった。でもジョンの立場で考えた場合、怒りより喜びが上回る気がするんだけどな~。まあいいか。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-17 22:31:33) |
1039. ボディガード(1992)
アカデミー賞の授賞式が舞台になっているのに、どちらかといえばゴールデンラズベリー賞にご縁があったという本作。でもそんなに嫌いではないな~。三十郎(三船)や日本刀など日本人には嬉しい演出あり。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-15 21:05:52) |
1040. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 なぜカーテン等で隠さないのかという事は置いておいて、後半の展開には息を呑んだ。足の怪我は覗きを始めるきっかけであると同時に、行動を制約させるものだ。リザが危険にさらされても助けに行く事ができない、ラースが乗り込んできたときにも戦うことができない・・・ このもどかしさが観る側にも緊張感を与えていたのだと思う。俳優陣も文句なし。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-15 21:03:07) |