101. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
《ネタバレ》 前2作と同様に、安心して見られる作品。薬師丸ひろ子と堀北真希はいい演技してるなあ。それに比べると、堤真一は相変わらず時代劇がかったわざとらしい演技だし、吉岡秀隆は相変わらずへにょへにょしてるし、この男優陣の演技が感動のボルテージを下げている。小雪は出産という大仕事をするわりに影が薄い。須賀健太くんは子役時代からずっと淳之介を演じ続けたのが立派です。前述のように、堀北真希はうまいが、上京して何年も経つのにいまだになまっているのは不自然に感じた。 [地上波(邦画)] 7点(2015-05-06 15:28:10) |
102. 映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記
《ネタバレ》 ドラえもん大好きの8歳の息子が見終わって一言「疲れた...」。ストーリーが薄っぺらく、8歳児ですら苦痛なぐらい子どもだましです。ドラえもん映画には、大人ですら感動する作品もありますが、この映画は完全に子ども向け、しかもかなり幼い子ども向けです。大人はあまりの退屈さに何度も睡魔に襲われました。ギャグシーンが少なく、大笑いできるシーンは皆無です。あやとりや早戻しの伏線も「絶対あとで使うんだな」というのが見え見えです。しずかちゃんの入浴シーンも、まるで水戸黄門のお銀の入浴シーンのようにパターン化されすぎている。目くじら立てるような問題ではないが、若いお母さん方には毎度毎度の入浴シーンを不快に思うのでは。 [映画館(邦画)] 5点(2015-03-25 18:22:09) |
103. かぐや姫の物語
普通でした。映像がきれいかもしれないけど、別に映画で見なくてもいいです。 [地上波(邦画)] 5点(2015-03-25 17:22:14) |
104. 小さいおうち
《ネタバレ》 映画の内容については皆さんが書きつくしているので、書きません。黒木華の演技力と存在感がすごいですね。てっきり東北出身かと思ったら、違ったのでびっくりしました。黒木華がいなかったら、この映画は安っぽい不倫劇になっていたのではないか、この人がいたから、この作品に芸術の香りが加えられたとすら感じられます。妻夫木聡は自然体の演技でしたが、好感が持てました。吉岡秀隆は、あのへにょへにょした感じがもとから好きでないので、何でこんな人と不倫をする気になったのかと思いました。 [地上波(邦画)] 6点(2015-03-06 19:38:36) |
105. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 映像はとてもすばらしい。ストーリーは単純ですが、登場人物の人生に思いを馳せると、余韻の残る映画です。娘を亡くして生きる意味を見失っていた博士でしたが、今後は新しい人生を生きてゆくことでしょう。ジョージ・クルーニーがかっこよすぎです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-23 13:23:46) |
106. STAND BY ME ドラえもん
原作と異なる展開もあり、原作ファンとしては抵抗を感じましたが、それなりに楽しめました。私は息子と一緒にドラえもんのアニメ映画を毎年映画館で見ていますが、今作はアニメ映画より観客の大人率が高かったです。見てみると、やはりドラえもん大好きで育った大人が楽しめるストーリーと映像でした。ドラえもんをよく知らない人がこの映画を楽しむには、少なくともこの映画で使われているエピソードを知っておいたほうがよいと思います。CGのドラえもんはとてもかわいいけど、CGののび太は異様な感じ。マンガののび太は、ほのぼのした感じがするけど、CGののび太は単なるダメなやつに見えました。乗り物酔いしやすい私は、3D CGでときどき酔いそうになりました。7歳の息子は全然平気だったみたいです。 [映画館(邦画)] 7点(2014-08-28 14:58:37)(良:1票) |
107. 借りぐらしのアリエッティ
ジブリの映画はなぜかどれを見ても「これは嫌いだ。こんなののどこが人気なのだろう」と感じるのだが、この映画は一切そう感じなかった。好感の持てるストーリー、好感の持てる絵柄、好感の持てる登場人物。どれをとっても気持ちがよいのだが、これってアニメ映画にするほどの話かなとも思う。 [地上波(邦画)] 7点(2014-07-23 21:37:40) |
108. 八日目の蝉
《ネタバレ》 とてもよかったです。原作未読なので、原作に比べての評価はできません。テレビドラマを見たとき、ドロドロしすぎてるし、登場人物がみんな自分勝手なのが不快で、1回目でギブアップしました。この映画も、最初は「登場人物がみんな自分が不幸だと思っていて、その不幸が誰か他人のせいだと信じ込んでいて、過去を乗り越えれば幸せになれるのに、いつまでも誰かを恨み続けて自分をもっと不幸にしている」ので、不快感を感じていました。でも、ドラマでは野々宮希和子の怨念みたいなものをドロドロと描いていたのに対し、この映画では永作博美がドロドロを内に秘めながらも、清純で一生懸命生きている印象を与え、いつの間にか、希和子と薫の幸せがずっと続くよう、観衆を引き込んでいきます。私は息子とこんなに深い愛情で結ばれているだろうかと自分が恥ずかしくなるくらいでした。井上真央の演技もよかったですね。恵理菜の両親は死ぬまで過去を呪いながら生きていくかもしれませんが、恵理菜は過去をいい思い出に置き換えて、新しい一歩を踏み出せたところで終わっていたのがよかったです。現在の希和子が最後まで出て来なかったのが意外でした。千草は小池栄子だと存在感ありすぎなので、もっと貧相な感じが出せる小柄な女優にやってほしかったです。テレビ放送はオリジナルより短かったので、どこがカットされていたのかなと思いました。 [地上波(邦画)] 8点(2012-06-24 00:20:59)(良:2票) |
109. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 大人ですが号泣してしまいました。おもちゃを手ばなすことになったけど、アンディにとってすべてのおもちゃが今でも宝物であることが最後に確認できてよかったですね。子ども向けの映画の中には、子どもには見せたくないシーンがあるものも多いですが、この「トイ・ストーリー」シリーズは子どもにも安心して見せることができ、大人も心から楽しめる、とても良い作品です。まだ見ていない方には自信を持っておすすめできます。 [DVD(吹替)] 9点(2012-05-21 12:51:46) |
110. 毎日かあさん
《ネタバレ》 毎日新聞で連載を読んでいたので、西原さん一家の事情は知った上で見ましたが、いや~~、重たかったです。痛快で楽しい母親ぶりを描いた映画と思って見ましたが、実際は、アル中の夫を持った一家の物語でした。間違っても、子どもと一緒に見るほのぼの映画ではありません。吐血と嘔吐と暴力が見たくない人は見ないでください。また、毎日新聞を読んでいると、西原さんは忙しい仕事の合間でも子育てを楽しんでいる様子が感じられますが、この映画からはそれが感じられません。小泉今日子と永瀬正敏は、この皮肉なキャスティングをよく受けたなと思いますが、こう言っては失礼かもしれませんが、2人の間には子どもがいなかったから、子どもへの愛情を演じきれていないように思えます。 [地上波(邦画)] 6点(2012-04-27 12:48:16) |
111. 映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ 天使たち
丁寧に作られているとは思いますが、前作よりもさらに過激で暴力的で、子どもと見ながら、「こんな映画、見せてよかったのだろうか」と思いました。 [地上波(邦画)] 4点(2012-03-20 18:35:42) |