121. 銀河鉄道999
私の小学校時代のNO.1はこの映画かな。1つの旅の中で人との出会いや別れから少年から大人へと成長してゆく鉄郎がかっこよく、ゴダイゴの音楽もサイコーです。 9点(2003-10-28 01:10:29) |
122. マルコヴィッチの穴
設定を聞いた段階で映画を見る前からハマル予感。あっと言う間に引き込まれ一気にラストまで。私的には文句の付けようもないが、好き嫌いではなく、合うか合わないかの映画かな。 9点(2003-10-27 17:49:38) |
123. キル・ビル Vol.1(日本版)
やられた~ッ、タランティーノってホントにアホやねえ。邦画だよコレ、特に昭和40、50年代東映の薫り満載。せこいセット、飛行機の刀立てとか千葉のジャパニーズイングリッシュなど確信犯的なものばかりでそこのサジ加減が絶妙でニクイです。青葉屋では誰でも階段落ち期待しますし、下手糞な殺陣も100人斬り等アンチ・マトリックスなアクションも痛快でヴァーサス、座頭市と並びネオチャンバラの代表作ではないでしょうか。章立てのストーリー展開は北村監督のALIVEのパクリ???ゴーゴーはバトロワというより麻宮サキを彷彿としてました。 ジュリードレフュス嬢の才女ッぷりを久々に見られたのも感激。気に入らなかったのは蚊の羽音がハエの羽音だった事、刀の安っぽい音(これも確信犯か?)と國村隼が何しゃべってるか解らない事くらいかな。「怨み節」で締められ完敗でした。 9点(2003-10-27 13:40:46) |
124. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
バートンワールド全開でダークさとかわいらしさの匙加減が絶妙です。骸骨でありながら表情が実にゆたかで人間らしい二面性がありすばらしい役者さんたちでした。 9点(2003-10-18 23:37:15) |
125. 木曜組曲
とてもよく出来たサスペンスで、ストーリー、雰囲気、キャスト、五角形のテーブルなど今までの座り位置を考えるし、それぞれの人間関係など抜群です。ただ惜しいのは家の外に出ているシーンが・・・全てあの家だけに収めて欲しかった。 9点(2003-10-18 19:46:44) |
126. 七人の侍
「勝ったのはあの百姓達だ。俺達ではない。百姓は土と共に何時までも生きる」この名セリフに尽きます。 9点(2003-09-27 14:46:23) |
127. キリング・ゾーイ
3人の微妙な関係、死を目前としながら死を最も恐れる男、生きがいを見つけられずにいる男、修羅場の中で運命的な出会いを感じる女、いやーッいい映画です。 9点(2003-09-25 01:22:29) |
128. ツィゴイネルワイゼン
清順監督の大傑作、映像や音楽のかもし出す妖しさ、まるで先の読めない展開、不条理的でありながら筋を外しておらず、すっかり引き込まれてしまう。生死を隔てていたのは切り通しだったのでしょうか。この不条理感デビットリンチすらかすんでしまう。 9点(2003-09-15 17:52:54) |
129. マルサの女
伊丹監督一の大ヒット映画でしょうか、その後の「~女」シリーズの元となる映画。依然勤めてた会社がマルサ入った時は緊張したね。朝9:00きっかりに(お役人だから)「国税です。みなさんそのまま動かないでッ」ってな感じでした。それまで犯罪者を追う=刑事という認識を変え、様々な脱税テクニックには感心させられました。 9点(2003-09-15 00:31:41) |
130. タンポポ
ウェスタンを下敷きにラーメンに本気で取り組む面々。バブリーなグルメをB級でありながら国民食のラーメンで対比させ、現在のラーメンブームを予測したかのようで改めて感心します。お葬式のブランコに続き、この映画もHシーンの小道具が凝ってます。※追記:久しぶりに見たけれどやっぱり面白い、私のラーメン食べ歩きの原点ですね。何気にSAYURIのワールドコンビ、謙さんと役所が共演してたのね。 [映画館(字幕)] 9点(2003-09-14 23:54:46) |
131. オープン・ユア・アイズ
バニラは子供向け、オープン~は大人向けという位、同じでストーリーでありながら、印象がまるで違います。アメナバール監督の練りに練った脚本の面白さ、いったい真実はなんなのか、頭を揺さぶる感覚を楽しめるオリジナルの方が断然面白い。 9点(2003-09-13 23:55:08) |
132. エイリアン3
フィンチャーカラーとでも云うべきトーンで独自の宗教性を出しつつフィンチャーエイリアンを作る。坊主頭で鍛えられたニューリプリーもハマッテルがニュートがいきなり死んでたのはこの映画最大のショックでした。ラストはキャメロン監督へのオマージュでT2オチでした。 9点(2003-09-13 21:40:56) |
133. エイリアン2
エイリアンシリーズは1話完結で楽しめ、2は特にNo.1作品。キャメロン監督らしく戦う女性リプリーに変身させ、主役はエイリアンからリプリーに代わった。また卵を産む母エイリアンとニュートを守るリプリーの母性という母性対母性の激しい闘いの映画。 9点(2003-09-13 21:23:56) |
134. 刑務所の中
憧れますねえ、私は入るなら断然独房がいいです。あまりお金掛けなくとも、奇をてらったシナリオでなくても、受刑者の日常を真面目に描く事が塀の外の私たちには非日常で笑ってしまう。ある意味ショーシャンクなんかより好きですね。 9点(2003-09-13 18:19:34)(良:1票) |
135. アレックス
ギャスパーノエってホント大丈夫?という不審感が吹っ飛ぶ怪作・快作です。基本的には逆回転メメント方式でしたが、カルネ&カノン親父の登場、懺悔でまたこの親父かよと引き込まれ、ホモにバイオレンスにレイプと立て続けに見せられダウン寸前。しかし逆回転していくうちに重苦しさから解放され、ラストは何故か清々しさすら感じるほど。日常に潜む狂気をキューブリックに敬意を表しながら描いている。なんと言ってもアレックスですから… 9点(2003-09-09 23:24:31) |
136. 座頭市(2003)
勝新・座頭市を知らないですから先入観無く見られましたし、全篇に渡り黒澤監督へのオマージュを感じさせる映画で、ベネチアの審査員は北野監督を通して黒澤監督に捧げたのではと思ってしまった。市、浪人、姉妹をもっと複雑に絡めるようなヒネリがあったほうが好きなんで、ちょっと物足りなかった。だが笑撃のラストはメクラが観客に対する言葉としてはシニカルで風刺が効いている名ゼリフでした。また芝居、歌、音楽、踊り、女形、笑いなどのごちゃ混ぜパロディこそが演芸場の面白さ、それを北野監督のフィルターを通して出来上がった映画。 9点(2003-09-09 00:04:34) |
137. シュリ
初めて見た韓国映画でハマッタ作品です。アクションとラブストーリーとのバランスがよく、クライマックスは哀しく涙しそうになった。がラストがもう一つです。 9点(2003-09-07 14:15:44) |
138. 12人の優しい日本人
舞台さながらの密室性と12人の個性的な人々が実にユニークです。三谷らしさがテンコ盛りで、三谷物の中でもかなりの面白い作品です。 9点(2003-09-07 13:46:57) |
139. 高校大パニック(1978)
高校時代に夜中TVでやってるのを見ましたが、強烈なインパクトでした。受験戦争なかで日常化している異常さにおいて、教師・生徒・犯人、何が正常であるかを考えさせられる。若かりし浅野温子がよい。 9点(2003-09-01 16:20:20) |
140. 月光の囁き
原作は知りませんでしたが非常に面白い純愛映画でした。屈折した愛情表現しか出来ない少年、徐々に目覚めていく少女の深い愛情、青少年の思い通りにならない愛の苦しさを上手く現している。 9点(2003-08-29 21:38:44) |